ダイナキング、レンゼッティに迫るティムコのタイイングバイス

フライ
出典 Amazon

こんにちは釣具マニアです。

フライタイイングを始めて、躓いてしまうのが

タイイングのツールセットを買ってしまうことなんです。



それはセットのタイイングバイスの耐久性と精度が劣るからです。

海外製の有名なタイイングバイス 

ダイナキング、レンゼッティは6万から16万と高額です。

ここで皆さん安いセットを買ってしまうんですが・・・。

セットのバイスを使うとフライを巻く気力が無くなってしまいます。



理由は、フライフックが安定して固定できない、テンション掛けるとすぐに動く。

バイス自体も耐久性がなくすぐに壊れます。

これで、なんかタイイングなんかもういいやと言う気持ちになってしまうんです。



それなら、海外の高額なタイイングバイスを買わなければいけないの!!

初めて買うのにそんな金額出せないということになりますよね・・・。



結論から言えば海外製のタイイングバイスを買わなくても大丈夫です。

ティムコのタイイングバイスはダイナキング、レンゼッティと比べても引けはとりません。

予算は2万円でお釣りがきます。

耐久性、ジョーの精度も良く、使って満足してもらえるタイイングバイスだと思っています。

これから詳細に話していきますのでお付き合い下さい。



アメリカ人のボブがフライを巻くのにタイイングセットを買ったみたいだ。

今までは完成品のフライを買っていたボブ。

完成品だとお金が掛かってしまうらしくフライタイイングをする気になったみたいだ。

「ヘ~イ 釣具バカ」

「釣具バカじゃねえよ 釣具マニアでしょ!」

「Ohソーリー、釣具ママ~」

「・・・・(_ _|||)
もういいや。

「フライタイイングのやり方教えるね」

「あんたの国が本場でしょうが!」

「Oh~日本人器用ね~ だから~ タイイング得意でしょ~ なんでもツール使わなくて巻ける人がいるとか、いないとか~ ワンダフル!!グレート、そんな貴方にフォーリンラブ
Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

「はあ・・・・( ̄ー ̄;

「そして~ 私のタイイングセット使ったら、さぞ素晴らしいフライが巻けるでしょう!」
なんだ、この外人・・・ツール使ったら、さぞ凄いフライが巻ける的なプレッシャーが半端無い・・・。

「ヘイヘイ、ルックこれタイイングセットね~(¬з¬)σ

「見れば分かるよ!Σ( ̄ロ ̄lll)

なんだかムカついてきました・・・。



「早く巻くね~」

「分かったよ、先ずはバイスをセットしてと・・・」

しかし、 セットのバイスは作りが貧相だな・・・。

「ボブ!フライフックは?」

「Ohこれね!」

「・・・おい| ̄ω ̄A;

「なんだす~( ̄~ ̄)

「なんだすじゃないよ、風大左衛門か! 22番の極小フライフックなんか出すなよ!」

「私の国ではミッジなんて巻きません、ジャパングレートなフライを試したいです」

「はあ~ 分かった、じゃあフライフックをセット!」

「イヘエ~~イ♪」

「・・・・フライフックにスレッドを巻いてファンデーションをします」

「イヘエ~~イ♪」

「そして・・・、そして、あれ??( ̄■ ̄)」

「どうしました、小器用なモンキー?」

不必要に突っ掛てきます。



「誰が小器用だ!フックがズレるぞ、あれ?」

「ジャパニーズの癖にフライフック一つ止められんと!」
コイツ日本語何処で覚えたんだか・・・。

「くそう、うるさい奴だな、ジョーの調節をしてと・・・」

「早くするね~。改善 改善トヨタ方式~ヾ( ̄∇ ̄=

「うるさいな!今スレッドを・・・あれ・・・( ̄■ ̄)」

「どうした?」

「このタイイングバイスはフライフックを挟むジョーの精度がおかしくてフックがガッチリ止めないんだよ」

「ジャパニーズは言い訳が多いねそして力が無いね、フライフック一つ止められないね
( ̄Д)=3

「それなら、ボブが止めてみてよ」

「コックの閉め方が悪いのでジョーが挟めないね」

「レバーだよ」

「はん、こんな短くて細い貧弱なコックはガツッと閉めてやります~」

「貧相なコック言うな!!」

「お前のと お~な~じ♪( ̄▼ ̄)

ムカつくアメリカ人です・・・・。



「やかましい、デカイだけの役立たず!!」

「ふん!!」

指立てんじゃねえよ、リメンバー パール ハーバー 

何で俺の周りはこんなバカしかいないんだろう・・・。



「見ろ 日本人 我がコックの偉大さを!!」

「人の話を聞けよ!」

「いでよ! 我が黒龍!!」



「ズボンを下ろすんじゃねえ!!」



「ゲエ~~気持ち悪いしばらく ベロニアソーセージがもう食えねえ・・・」

「いいですか貧相な日本人!私の偉大さを確認した所でコックをガツンと閉めまする~」

大木の根っこのような腕がくの字に曲がると・・・血管が浮き上がり、
そして気合を入れるボブ・・・。

「へアッ!!」

ボキッ!

「Oh~折れた!」

「・・・・( ̄■ ̄)」

何がしたいんでしょうか・・・この外国人。



「もうこのバイスは男じゃないよ~、コック折れたよ~オカマね~」

「・・・・( ̄■ ̄)」

「本当に貧相なのはダメね~」

「お前が買ってきたバイスだろう!!」

「やっぱりダイナキングね~」

お国自慢がしたいのね・・・。



タイイングセットのバイスはお薦めしません。

ただ外国製の有名なタイイングバイスは品質が良いですが、価格が高額なのがネックですね。

安くて良いバイスは無いのでしょうか?



日本では古くからフライフィッシングを紹介しているティムコというメーカーがあります。

フライタイイングの知識もあります、そんなメーカーが作ったのがTMCバイス。



タイイングバイスはフライを巻く高機能の作業台みたいな物です。

フライ黎明期では高価な輸入品でフライを巻いていましたが

ティムコが外国製のタイイングバイスを

追い越せ追いぬけで作り上げたTMCバイスは本当に良いものです。



セットではなくTMCバイスをお試してみてください。



フライタイイングのツール

フライタイイングのツールは手先の器用さを補完するものです。

熟練した人ではなくツールがある事で誰でもフライが巻ける様になる。

これがフライタイイングのツールです。



このフライタイイングのツールの中で最も高いツールがタイイングバイス

タイイングバイスの役割はフライを巻く為の高機能の作業台です。

その為、まともなタイイングバイスの値段は驚くほど高い。

タイイングバイスの価格

現在の有名なタイイングバイスですが驚くほど高くなっています。

フライショップを覗いて有名なバイスが並んでいますが価格を見ると

タイイングバイスの値段は10年で2倍から3倍まで値上がりしているのです。

価格は6万から14万円ぐらいまでと

初めてタイイングする人にとっては敷居が高いのではないでしょうか?

高さに驚く

フライタイイング初心者から見たら、これからマテリアルだのツールだのを揃えなければならない。

その上、高額なタイイングバイスに手をだす事は中々難しいと思います。

それで行き着くところフライのタイイングセット

フライタイイングのセット

タイイングバイス、フィニシャー、スタッカー、などの数点のツールがセットになったのが

1万円以下で売っています。

最近では低価格、高品質が当たり前の世界になっています。

安くても使えるはずだと思うのも当然でしょう。



ただこのセットを買うのはちょっと待ってください。

初めてフライタイイングに入りやすいのがタイイングセットなのですが・・・。

入り口で終わらしてしまうのもタイイングセットなんです。

タイイングセットは安物買いの銭失い

フライタイイングセットを買って自分もフライタイイングを始めました。

このタイイングセットツールの中で

フライを巻く為に生き残っているのはスタッカー唯一つです。



特にタイイングバイスは速攻買いなおしました。

タイイングバイスを買いなおした結果は快適でした。

有名なタイイングバイスはやっぱり違うんですね。

外国製の有名タイイングバイス

有名なタイイングバイスといえばダイナキング、レンゼッティです。

この二つのメーカーのタイイングバイス

10年前の価格より2倍から3倍も価格が上昇してしまいました。



フライを巻くならやっぱりこの二つのメーカーに行き着いてしまうんですね。

ダイナキング、レンゼッティのタイイングバイス

出典 Amazon

ダイナキング

アメリカのタイイングバイスメーカーとして30年以上

タイイングバイスの王者として君臨し続けています。

理由はフックを挟んだ時のホールド感、各可動部のスムーズさ、耐久性があり

使用していて安心できます。

レンゼッティ

水平ロータリーバイスならレンゼッティでしょう。

精密機械のようなバイスでプロタイアーが愛用するバイスです。

精密なコマーシャルフライを巻くのは

よくできたバイスでかなり複雑なフライを巻くのに非常に適しています。

高額バイスは何処が違う

上記のようなタイイングバイスは何が違うかといえば

フックのホールド感

フックのホールド感がまるきり違います。

前述でタイイングバイスはフライタイイングの作業台と申しました。

安いタイイングバイスによくあることですが、

フライを巻いてる途中にフックが動いてしまうんですね。

これが最悪で動いた途端に初めからやり直しなんて事になります。



一度でもフックが動いてしまうようなバイスを使うと 

その後常に動いてしまうんじゃないかと疑心暗鬼に捉われ。



スレッドを巻くときのテンションがかけ難かったりと 

ストレスと戦いながらフライを巻く事になります。



上記の高額タイインバイスはそれが無いためフライを巻くことに集中できるため

効率的にフライを量産できます。

耐久性

安いタイイングバイスは上記メーカーと比べて非常に耐久性が劣ります。

レバーが曲がったり各可動部がぎこちなかったりと・・・。



簡単に壊れてしまう脆さがあるので本当にフライタイイングをしたい人は

結局ダイナキングかレンゼッティを手にする事になります。

タイイングバイスで違うのはジョーの精度

まず注目して欲しいのはフライフックを挟むジョーと呼ばれる部分です。

タイイングバイスの中で最も重要で精度が必要なところ。



良いタイインバイスはミッジのような小さいフックから

ストリーマーのような大きなフックまで安定してホールドしてくれるので

フックがずれる心配はないのです。

水平ロータリー、ロータリー、固定3種類のタイイングバイス

タイイングバイスはロータリー機能の違いで価格が大きく変わります。

水平ロータリー式

代表的なのがダイナキングのバラクーダ、レンゼッティのマスターバイス

出典 Amazon

何れもフラッグシップモデルなので高額です値段は9万から14万と始めてタイイングバイスを買う人にとっては高嶺の花。

ただ今後どのようなフライフィッシングをするにしても、このタイイングバイスを使って不足感は無い。

ジョーが空中に浮かぶような作りなので、

ロータリーを回す事で360度あらゆる角度からフライの外観が俯瞰できて精緻なフライも快適に巻くことができます。

ロータリー式

一番おすすめなのが水平に回転はできないのですがロータリー機能が付いてる物。

出典 Amazon

フライのフックのシャンクの角度は変わってしまいますが

360度回転できるので隅々までフライの状態を確認しながらフライを巻くことができます。

水平ロータリーに比べれば劣るものの価格もかなり安くなり、その割には殆どのフライを巻くことが可能です

回転しない固定式

最も安いのが固定式のタイイングバイス

昔は優秀なものもありました。

アキスコなど・・・。

今ではタイイングセットのバイスまたは激安バイスにあるのみです。

可動部が少なく単純な作りなので重量が軽いのがメリット。

価格は安いですがジョーの精度がイマイチで耐久性もありません。

海外のフィッシングツールを長い間培ったティムコ

今までダイナキング、レンゼッティタイイングバスの話をしましたが。

海外の釣り、特にフライフィッシング、ルアーフィッシングの輸入代理店として

日本に海外の釣りを根付かせたのがティムコです。



特にフライフィッシングに関しては一番力を入れてきたメーカーといっていいイでしょう。



このメーカーが扱うフライ用品は非常にクオリティの高いものばかりでを扱います。

そして代理店として培った知識を元に

日本の釣りにマッチするようカスタマイズした釣り道具で信頼と実績もあります。

ティムコのタイイングバイス

日本の有名タイアーがサポートするタイイングバイスです。

ティムコの商品開発、特にタイイングバイスでは

日本の有名な多くのタイアーの意見を聞いて作られたタイイングバイス。



自社のバイスを使ったタイイング教室などを開き

タイイングバイスに非常に力を入れています。

ダイナキング、レンゼッティに並ぶティムコのタイイングバイス

ティムコのタイイングバイスですが輸入代理店だけあって

ダイナキング、レンゼッティなどのバイスに関して相当研究しています。



上記の有名なバイスのいい所を取り入れにて作られたタイイングバイスは

フライタイイングを知っているからこそ作れる物です。

その為ティムコのTMCバイスは

ダイナキング、レンゼッティと肩を並べるほど素晴らしいバイスに成っていると言っていいでしょう。

ダイナキングのプロフェッショナルと比べる

ダイナキングプロフェッショナルはタイイングバイスとして最も基本的で

フライフィッシャーに愛されている標準的なバイスです。

TMCソリッドバイスはこのバイスを元に

肩を並べるレベルまでになったタイイングバイスだと思います。



60、000円のダイナキングプロフェッショナルと比べて

TMCソリッドバイスHDは25、000円で手に入ります。



フライタイイングの初心者からベテランまで

快適なフライタイイングが楽しめるタイイングバイスです。

TMCソリッドバイス

TMCソリッドバイス、フックのホールド感がよく、

安物タイイングバイスにありがちなフックのズレがありません。

このホールド感はダイナキングそっくりです。



またロータリー機能を備え

スムーズな可動部、耐久性は 

ほぼダイナキングのプロフェッショナルといっていいでしょう。

TMCソリッドバイスには2種あります。

TMCソリッドバイスとTMCソリッドバイスHD

TMCソリッドバイスHDフルサイズのフックを挟む事ができ、

ダイナキングのプロフェッショナルとほぼ同じです。



TMCソリッドバイスはやや小ぶりで、

フックも#4から#22の制限がありダイナキングのシュープリーム意識した作りです。



どちらを選ぶかはフライフィッシングの今後の展開にもよりますが、

ソルトを含めた大型フライ、シラメ狙いの#24、#26ミッジなどを視野に入れるならHD



TMCソリッドバイスHD

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一般的なフライパターンならTMCソリッドバイスで十分巻ききれるはずです。



TMCソリッドバイス

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釣具マニアの報告でした。

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