こんにちは釣具マニアです。
堤防釣りと言えば雑魚釣り。
また釣れるは雑魚は不味い。
と思ってませんか?
もしそう思っていたら間違っていますよ。
堤防で釣れる雑魚は所詮雑魚・・・美味い魚はありはしない。
と諦めてる方
何か見逃していませんか?
今までの雑魚として逃がしていた魚の中に高級魚が混じっていたかもしれませんよ。
それはクロムツ。
深海に生息する高級魚
ところが
深海魚も20cm以下程度なら日本沿岸の堤防で良く釣れます。
そうなの・・・と思っている人は逃がしているかも・・・。
実は見た目がとってもグロい魚・・・。
それで不味そうと言って皆さん逃がしてるんですよ。
小さいからと言って侮るなかれ!
クロムツは小さくても絶品の味
煮つけ、塩焼きで食べてみてください。
今回は堤防で釣れるクロムツを見直して貰おうと
そして今度は狙ってクロムツを釣って貰うために記事を書きました。
クロムツを狙うために今回は手軽で卑怯な釣りを推奨させていただきます。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/d75f8223fb01cb1c3e53962e1ea0d1e4_s.jpg)
卑怯な!と呼ばれるほどチートな釣りのため自主規制されてきた釣りの全貌が今ここに!
・・・・です。
道具立ては簡単。
虫ヘッドと呼ばれるエサ専用のジグヘッドに青イソメを付ける物。
これが・・・クロムツがよく釣れるんですよね。
それでは
クロムツの美味しと卑怯な釣り方が広まってしまったために
動き出した組織の話を少しを・・・。
なんだそれ? と聞きましたか
それなら話しましょう。
先週 SNSで堤防で釣れるグロい魚の事が話題になった。
見た目に似合わず美味すぎる!
という噂が立ってしまったのだ。
しかも、掟破りの卑怯な釣り方まで解説してある。
不味い、これは非常にまずい・・・。
クロムツを虫ヘッドで釣る事が広く知れ渡るのは非常にまずいのだ・・・。
沖の深海で釣れるクロムツはキロ5000円
でも、小さいのは堤防で簡単に釣れる。
そして小さくても濃厚な味は変わらない。
この真実は隠さなければならない!!
このクロムツ情報の隠蔽活動をしなければならない。
という事で私が急遽派遣されることになった。
私は情報活動機関 ヒッキョン 釣り調査室のエージェント。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/1408267-750x1024.jpg)
コードネーム3419696
(みよいくろぐろ) だ!
卑怯な釣りの調査と隠蔽活動をおこなっている。
今回指令を受けたのは堤防で釣れる高級魚クロムツの件。
堤防で釣れるクロムツが美味しいという事に気が付いた釣り人がいたら
クロムツが不味いと思うように工作活動をしなければならない。
そのため釣れたら逃がす様にさせるのだ。
もっと重要な任務は虫ヘッドを使った釣りが広まらない様に阻止することだ。
釣れすぎてクロムツが美味いことが世間に広まってしまうではないか!
クロムツは貴重な資源だ! 守らなければならないのだ。
それで釣り調査室でも
釣れすぎて危険な虫ヘッドを検証してみることになった。
私は組織の研究部門から渡された試供用虫ヘッドが入っている特殊ケースを開けると
何種類か重さが分かれる虫ヘッドの中から
重量12グレーン(grain)の1gのジグヘッドを取り出した。
あっ、すいません、 ヒッキョン釣り情報調査室では
ジグヘッドの重量の単位はグレーンに直す決まりなんです。
話を戻します。
実は虫ヘッドだけではクロムツは釣れない。
通常アジングではジグヘッドにワームを取り付けることが当たり前。
しか~~し
虫ヘッドは高度なバイオテクノロジーにより作られた
ラグワームを取り付けることで危険なまでに釣れるジグヘッドにグレードアップするのだ。
えっ!ラグワームがなんだか分からない・・・。
そうですか・・・。
ではお見せしよう。
コードネーム3419696は冷凍保存された
ケースから透明な樹脂製のパックを取り出した。
なんと!そこには青グレーにヌメヌメとした多毛類がうごめいているではないか。
えっ・・・普通に青イソメじゃないか! だって・・・。
何を言う 我が組織ではラグワームというんですよ!!
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/31qs2a8pxKL._AC_.jpg)
という事で
12グレインの虫ヘッドにラグワームを取り付けて釣れるか調査することに・・・。
このバイオテクノロジーと金属工学が融合した画期的で卑怯な仕掛けをキャストしてみた。
ガッツン!!
キャストして1投目からの生物反応!
さすが秘密兵器虫ヘッズ&青イソメン!
釣れたのは・・・・
グ、グロイ・・・
もしかしてこれがクロムツ・・・。
「あっ おじさん それ僕も釣れたよ」
声がしたので振り向くと子供がクロムツを持ってるありませんか
何・・・・!?
もう・・・こ、子供でも釣ってしまっているのか? げげげ~
「僕はど、どこで、この卑怯な釣りを知ったんだい!」
「えっ・・・JSYだけど・・」
子供が持っている青イソメのパックには JSY のマークが!!
水は地球の命です~~~。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/36efdc0b6622bab7fb16412e93044c60_s.jpg)
「己! JSYめ! ヒッキョン釣り情報調査室の邪魔ばかりしよって」
「ねえ、ねえ オジサンは卑怯なの」
「何~~~」
何故我が機関の名前まで知っているのだ。
「あのねみんな言ってるよ、堤防で釣れなかった人が坊主のがれの釣りだって・・・
これって卑怯なのかな~」
「何が卑怯だ、ジグヘッドに青イソメは決して卑怯じゃないよ!
誇ってもいい、胸を張って釣れ」
「うん」
「クロムツは美味いんだって、いっぱい釣ろう」
なんか展開がおかしくなってきました・・・。
またしても情報操作活動が失敗したようだ
報告書でどのように弁解しよう・・・。
クロムツのおいしい煮つけの作り方でも書いておくか・・・。
ノドグロと味が似ているクロムツ
クロムツと言う魚を知っていますか?
アカムツ(ノドクロ)に似てるのですが
同じように高級魚です。
味も似ていて美味しく濃厚な味がします。
高級魚で取引されるクロムツはキロ5000円
ただし 大きなクロムツだけです。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/2b2d7af84e3f00baa9eb24470310a302_l-1024x683.jpg)
この深海で釣れるクロムツですが
日本沿岸の堤防で、全シーズン釣れるのです。
クロムツは手軽に釣れる小魚
クロムツは日本の沿岸にある堤防で簡単に釣れます。
アジングでよくかかる魚ですが
狙っても割と釣れます。
深海にいそうなクロムツですが、
小さいうちは群れており、堤防周りで盛んに餌を捕食します。
見た目がグロいというのもあるのですが・・・。
皆さん釣れても逃がしてしまうんですよ。
この小さいクロムツですが
実は小さくても凄く美味なんです。
クロムツは小さくても美味
さすがに刺身にはできませんが、クロムツは小さく手も
身が濃厚な味わいは変わりません。
煮つけ、塩焼きにするととてもおいしい魚なので
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/148a9673345b5a77b5f8fe6282019376_s.jpg)
一旦味を知ってしまうと
アジよりクロムツを釣りたくなります。
ただ・・・
俺さ~ アジング苦手なんだよね~
そういう方には簡単に釣れる卑怯な釣り方があります。
まあ・・・卑怯と言っても人に指さされるほど悪辣な物じゃありません。
簡単に言ってしまえば
ルアーと餌の融合と言うべきもの。
堤防でアジ狙いでもクロムツ狙いでも
数釣れば混ざってクロムツも釣れます。(下手な鉄砲数うちゃ当たる)・・・。
堤防で簡単に数を釣る虫ヘッド
基本的にはアジングタックルを流用します。
クロムツはフィッシューイーターなので
アジングのジグヘッドとワームには非常に相性がいいのです。
ただし今回はクロムツは釣る楽しみより
食べる楽しみを主においておりますので捕獲優先です。
食べる喜びを優先して、卑怯と呼ばれる釣りを紹介しましょう。
アジングのジグ単より釣れる虫ヘッド
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/04/71wnWhpW3FL._AC_SL1300_-593x1024.jpg)
アジングで使うジグ単のチートルアーと言うのでしょうか。
ジグヘッドに青イソメの組み合わせです。
![](http://kakuture.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
ジグヘッドに青イソメセットしただけで、本当に釣れるのかな~。
それでは質問です。
質問1
魚のクロムツは下記の どちらを好みますか?
1、ゴム製のワーム
2.生きてる青イソメ
質問2
フィッシュイーターでもあるクロムツは下記の どちらを好みますか?
A、泳いでいる青イソメ
B、海中で止まっている青イソメ
答え : 2.生きてる青イソメ A、泳いでいる青イソメ
多分皆さんも同じ答えではないでしょうか?
ここからさらにもう少し強欲になりましょう!
通常のジグヘッドにワームの代わりに青イソメ使う事でも十分釣れますが・・・。
虫ヘッドならなおさら釣れるようになります。
ジグ単と同じように扱う事から
アジ、メバル、クロムツに非常に相性がいい釣り方なんですよ。
ワームに使うジグヘッドと餌で使う虫ヘッドの違い
アジングのジグヘッドと虫ヘッドの違いは何なのか気になるところですよね
同じならアジングで使ってるジグヘッドでもいいのですから・・・。
大きな 違いは2つ
- ジグヘッドのヘッド形状が太鼓型なので親指と人差し指でつかみやすい
- 柔らかい餌がズレない様に確りキープできる。
実際にこの違いがあると、どう変わるのでしょうか
ジグヘッドのヘッド形状が太鼓型なので親指と人差し指でつかみやすい。
皆さん青イソメを掴んで針に掛けるとき
青イソメが蠕動して針に付けるの苦労したことがありませんか?
※蠕動運動(ぜんどううんどう):ミミズみたいに収縮を繰り返す動き方。
青イソメも手で持つと蠕動運動をします。
気持ち悪いですよね・・・。
ヌメヌメ+蠕動運動で指が滑って中々針に刺さりにくい。
これは
エサで釣りをされた方なら実感できますよね。
この蠕動運動で青イソメがただでさえ安定しないのに
親指と人差し指で摘まんだ時 不安定なラウンドヘッドだと
針先のポイントが安定しません。
指で摘まみ易いため針先が常に安定している太鼓型のヘッドだと
動く青イソメも針に刺しやすくなります。
柔らかい餌がズレない様に確りキープできる。
虫ヘッドはズレない様に餌用のキーパーが付いています。
虫ヘッドのキーパーは柔らかいエサ用に開発されたもので
エサをつけてもフックからズレません。
通常のジグヘッドではズレてしまう生エサも
虫ヘッドだとキャストしてエサがズレません。
虫ヘッド1gの水中スイミングで釣れ易い魚は
虫ヘッドのスイミングで拾える魚は下記の3魚種
クロムツ、アジ、メバル
釣り方はアジングと同じ
堤防周りなら1gの虫ヘッド
水平スイミング、リフト&フォール、シエィクと動かし方も同じで
アジングの標準的な釣り方です。
当然タックルもアジングタックルでOK
アジングで使えるコスパ最強のスピニングリール レブロスLT2000S、LT2000S-XH
これからアジングを始めたい人はおすすめのリールです。
メバリングタックルでもそのまま使えるので
持っているのなら、虫ヘッドと青イソメを買うだけで始められます。
クロムツは狙って釣れるの?
クロムツがいるなら狙って釣れます。
いないなら何をしても釣れません。
たた、アジとクロムツが混在しているようならクロムツは狙って釣れます。
少し場所を変える。
アジが釣れるレンジを外す。
これだけです。
クロムツのレンジは決まっていないので
例えば表層付近で釣れる時もあればボトム付近で釣れる時もあります。
その日の状況に合わして
虫ヘッドをカウントダウンをしてレンジを刻んでください。
基本的にはジグ単ですから、他の釣り比べてにレンジを変えるのは簡単ですよね。
堤防で色々な釣り方ができる虫ヘッド
虫ヘッドはジグ単のような使い方もできますが
他の釣り方も得意です。
テンヤ真鯛のテンヤのようにオキアミ、小エビを使ってリフト&フォール。
魚の切り身などでボトムパンピングで根魚狙い
重量のバリエーションを変えることで
堤防から様々な釣り方がアジングタックル一つでできます。
虫ヘッド 楽天市場はこちら虫ヘッド Amazonはこちら
まとめると
高級魚なクロムツは小さくても美味しい。
クロムツは堤防で簡単に釣れる。
アジングタックルと虫ヘッドを使って手軽に高確率でクロムツを狙える。
クロムツがいない時でも虫ヘッドなら合間の場繋ぎで色々な魚が狙える。
虫ヘッドはお手軽で魚が釣れる。
釣具マニアの報告でした。
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