こんにちは釣具マニアです。
皆さんは釣り場でどんな食事を取られていますか？
コンビ二の弁当、おにぎり、ペットボトルのお茶ですか？
こんな食事では味気ないなんて思ったことはありませんか？
釣具マニアはコンビ二のご飯では勿体無いと思いますよ、釣り場のご飯はちょっと工夫しただけで凄く良い物になります、良い食事に綺麗な景色は心を豊かにしてくれますよ。
今日は清流でテナガエビ釣り、非常に手軽でお気楽な釣り、ガツガツ釣りをするというよりも、まったりと自然を楽しみたいなんて時におすすめです。
テナガエビ釣りは釣り場で食べるご飯を少し工夫するだけで、合わせ技で非常に心が豊かになり癒されます。
つまりですね、釣り場をカフェテラス化することです。
「お～い、飯作るから手伝え」
「おっ、釣具マニア、コンビ二弁当いらないと、言うから何も買ってきてないぞ」
変態A少し不安そうな表情で釣具マニアの用意した食材を確認すると
「えっ、なんだそれ、テナガエビの餌じゃないか！」
「テナガエビの餌言うな！ これはバナメイエビと言うれっきとしたスーパーで売られている人が食べる食材だ」
「だって、それで、テナガエビを釣ってたじゃないか！」
「お前、イシダイ釣りではサザエ、トコブシ、ウニを餌として使ってるけど、そんな事は言わないだろうが」
「サザエか～、 ところで床ずれとは何だ。床ずれは俺の爺さんがなってるけど、餌になるのか？」
「トコブシだよ！爺さんの床ずれが餌になるか！いいから、このエビのクソをこの竹串で取れよ」
「ヘイ、ヘイ」
「・・・・」
「なんだよ！」
「お前、エビのクソのとり方、上手いな」
「何隠そう、わたくし、生まれも、育ちも築地の高級料亭です。」
「はあ・・・？」
「高級料亭で産湯を使い、性は車、名はエビ次郎と申します」
「・・・・」
「人と呼んでフーテンのエビ次郎と申します」
「昔の日本映画の話はいいから早くクソ抜けよ」
「それでは、クソの抜き方ですが、凄く丁寧、まあまあ丁寧、適当、松竹梅となっておりますが、どういたしますでしょうか？」
「・・・しょ、松竹でお願いします」
「松竹梅の中の一つをご指名下さい」
「２つしか選べません」
「その心は？」
「配給元だからです」
「結構、結構、結構毛だらけ。エビ灰だらけ、エビの周りはクソだらけ！」
「お後がよろしいようで」
「テケテケテンテン♪」
そんなこんな料理の下ごしらえをしていると、今まで釣りもしないで寝ていたI君が起きてきた。
「何やってるんですか、おやじ同士が つまらない漫才なんかして」
「うるさいな！」
「ちょっと、何、作ってるんですか、そんな事より、コンビ二の弁当食べましょうよ！」
「コンビ二の弁当は買ってきていない」
「ええっ！！ が、餓死しちゃうじゃないですか！」
「うるさいな、今作ってるから待てよ」
「今食べたいんですよ～、腹が減りましたよ～、死にそうですよ」
「・・・・」
「何ですか、ここに置いてあるの、マッシュルームじゃないですか！こんなの食えませんてっ！ 肉が食いたいです、肉～、１ポンドぐらい食いたいですよ～」
なんかや喧しい。
「肉無いんですか、肉は～、自分シャトーブリオンとか食いたいですよ～」
「・・・・・」
「肉～」
ボカッ！
「いてえ！」
「お前、めし、御預けな！」
「えええ、っ！」
I君いじけて車の中でまた、寝てしまいました・・・。
「ところでさ、釣具マニアいったい何を作ろうとしてんだよ」
「アヒージョ」
「・・・できるの？」
「簡単なんだよね」
シングルバーナの上にダイソーで買ったスキレットを乗せて中にオリーブオイルを入れて、ニンニクの微塵切りと高の爪を入れます、香りがたってきてから、エビとマッシュルームを入れて塩を少々加えてから、オリーブオイルをタップリぶち込んで、弱火でグツグツと煮込むと・・・・。
「いい匂いがするな～」
「でしょう」
バックからゴソゴソと食材を取り出して・・・
「じゃんじゃじゃーん」
「何それ、フランスパンにワインじゃないか」
「フフッ、釣り場をカフェテラスにしてやるぜ！そして、これだけだと足りないから、アヒージョを食べた後のスキレットに、この太いソーセージをぶち込でこんがりと焼くからな！」
「いいね～所でワインなんか飲んで運転どうする？」
「あそこに寝ているポチに運転させる、あいつは酒飲まないからな」
「なんか、凄い飯になってきたな」
「何、シングルバーナーさえあれば、意外と大した事無いんだよ、簡単に食事は作れる」
「おっ煮えたようだぞ」
「食べるか？」
「食べよう」
ふて腐れて寝ていたI君をたたき起こすと・・・というか飯！の一声に脱兎のごとく起き上がると。
「めし～、何ですかこれ？」
「アヒージョだよ」
「腹減った～」
と言うやいなや、フランスパンをちぎってほうばり、アヒージョをガツガツと食べるのでした。
「フランスパンにアヒージョのオリーブオイルを浸して食べると、また、格別だぞ」
「本当ですか～ ！！！！ (☆▽☆) うめええ～」
猿の鳴き声みたいな雄叫びを上げると、またガツガツとフランスパンをほうばるのでした・・・。
アヒージョを食べた後のスキレットにソーセージをぶち込んでこんがり焼いたソーセージにケチャップとHeinzのマスタードをタップリぶち込んで食べると肉汁が口の中に溢れてくる。
熱々のソーセージを食べて熱くなった口の中に冷たいワインを流し込む。
晴れた日に心地よい風がサラサラと吹き渡り、アオサギとムクドリの鳴き声を運んできます。
食後はドリップで入れたコーヒーの香りを楽しみながら、すするのでした。
「あれ？ A I君はどうした？」
「ああ、食い終わったからまた寝たぞ・・・」
地面に大の字になってスピスピと寝息を立てて寝ております
「せっかくの景色もこいつの食い気には台無しだな、飯食って寝にきたんだろうか・・・」
「まあ、何時もの通りの展開だな・・・」
「ああ・・・」
「・・・！」
「A・・・マジックを買てくるか！」
「ムヒヒヒ・・・何を思いついた」
「いいから買いに行こうぜ」
「おう！」
変態Aこういう時は、はりきります。
マジックを買ってきて、I君を除き見ると、ぐうすか寝ていて、まったく起きる気配を見せません！
I君を囲んでマジックを持った釣具マニアと変態A
「釣具マニア何を書く・・・」
「先ずはおでこにブラウンマッシュルームでしょ」
「じゅあ、俺は唇を赤で塗って、唐辛子を咥えたように書こう」
「おっ！いいじゃん、じゃあ俺は額から汗のように流れるオリーブオイルね」
「開いた皿のように、目を書こう！」
「うーん、釣り場飯みたいな顔になったな」
「もっと格調高くいくぜ」
「頬っぺたにイタリアンて書くなよ」
「じゃあ俺も」
「ププププ、吹き出し入りでボーノは傑作だな！ヾ(≧ー≦)ゞ」
「おい！」
「なんだよ！」
「周りを見ろよ、釣りしてる人が笑ってるぜ！」
「和やかだな～」
「カフェテラスだからな」
「じゃあ、寝ているこいつは？」
「カフェテラスに飾ってあるピカソの画だ」
「これがねえ・・・」
「所でこの、ピカソが運転するのか？(_ _|||)」
「捕まるかな・・・(_ _|||)」
「・・・・・」
「・・・・・」
釣り場 ご飯
釣り場には景色と言う抜群の薬味があります。
例えば、都会のビルが乱立してるような中で釣りはしたくないでしょう？
釣りに行く人はロケーションを求めてきてるんですね。
豊かな景色の中に身をおきたいという、心の中にある根源的な懐かしさを求める心象風景を求めてくるんですよ。
コンビ二ご飯という発想を変えてみる
釣り場のロケーションを楽しみながら食事を取るのは楽しい物です。
外食でレストランなんかで外の風景を楽しみながら食事を取るのがカフェテラスじゃないですか。
せっかく太陽が光り溢れて、海が光り輝くような所でコンビ二の弁当は味気ないですよね。
釣具マニア何かひどく損をしたような気がします。
景色を眺めながらの釣り場ご飯
こんな景色のなかで少し気取った食事をしてみたらどうですか。
海、川、湖
海の風景
川の風景
湖の風景
釣り場には必ずこのような絵になるロケーションがあります。
スープ１杯をシェルカップで飲む。
ドリップコーヒーの香りを楽しみながら景色を眺める。
たったスープ１杯、コーヒー１杯だけ、少しシチュエーションを変えるだけで釣りがプラスαとなり凄く豊かな気持ちになります。
釣り場でご飯は視点を変えればカフェテラス
釣り場でこった料理なんかできるかよ！
こった料理は必要ありません、今はソロキャンプ用品が発達して、軽量、コンパクトな道具で焼くだけ、煮るだけです。
調味料も工夫されていて、食材にかけるだけでも、おいしいご飯が出来上がります。
今まで行った釣り場の風景を思い出してください、どんなカフェテラスより素晴らしい風景が広がってるじゃないですか。
釣り場でシングルバーナーを活用
昔はコールマンの２バーナーとか大きくて手間がかかったキャンプ道具でしたが、今ではコンパクトで超軽量なシングルバーナーが格安で発売されてます。
大きさは小型スピニングリール一個分。
本格的なアウトドア用のシングルバーナーは火力が強く、低温時、高山のような極端に気圧が低いような所でも火力がありますが高価です。
本格的なアウトドアのシングルバーナーは素晴らしいように思えますが、燃料のガスが高くて、アウトドアショップのような専門店に行かないと手に入りません。
通常、釣りで行くような所は低温、低気圧な過酷な環境ではないでしょう。
通常の自然環境ではあまり意味が無い道具ですよね。
コンパクトで燃料が安いシングルバーナー
拘らないで火力が出せるのならば良い物があります、最大の特長は燃料が安いこと、燃料の調達が簡単だということですね。
燃料はスーパー、ホームセンターで売ってるカセットコンロのガスボンベです。ガスボンベは一番高いイワタニのガスボンベでさえも１本２００円で売っています。
メーカーの拘らなければ１００円台で買えるうえ、ガスボンベの性能差はありません。
釣り場でイワタニ ジュニアバーナー 使ってみた
シングルバーナーはイワタニノジュニアバーナーを愛用しています。
もうイワタニの名前を聞くだけで分かるようなメーカーですよね。
ガスコンロのトップシェアのメーカーで、着火はボタンを押すだけで簡単に火がつきます、またダイヤル回すだけで簡単に火力の調整が行えます。
平地の厳冬期、風が吹いてるなかで１リットルのお湯を沸かしましたが、５分で沸くほどの火力は持っています。
ほとんどのジュニアバーナーに言える事ですが五徳が頭デッカチでバーナーを支える足が貧弱、これだと大きめのコッヘルとかスキレットは乗せられない。
このままだと料理の幅が狭くなってしまいます。
イワタニジュニアバーナーのデメリットは五徳で解消
ジュニアバーナーに丈夫な五徳を置くと。
なんと！
スキレットのような重たいフライパンでも鍋でも安定して倒れないように乗せることがます。
最近の五徳は安くて折りたたみ式で持ち運びが楽。
ジュニアバーナーのサイズに合うような五徳と組み合わせると料理の幅がグンと広がります。
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この五徳はイワタニジュニアバーナーに一番良いサイズ、バーナーの五徳を畳むとジュニアバーナーがスッポリ収まるような高さです。
釣り場で熱々、焼きたてご飯は誰でも簡単
釣具マニアはジュニアバーナーと五徳を使ってスキレットで料理してみました。
料理する物はアヒージョ。
なんか気取った料理に見えますが、ただのイタリアの家庭料理です。
ニンニク、塩、高の爪、冷凍のシーフード、マッシュルームにオリーブオイルを加えて低温でグツグツに込むだけですから簡単です。
残ったオリーブオイルはシーフードのうまみが詰まったマーガリンみたいでフランスパンを浸して食べると最高ですよ。
釣り場で お湯 沸かすだけで豊かな気分
食後にはお湯を沸かしましょう！
コッヘルでもダイソーで売ってるヤカンでもOK。
最期に釣り場でコーヒーを沸かす
さあ、最期の〆です、沸かしたお湯で香り立つ香ばしい匂いのコーヒーをドリップで出いれシェルカップで飲みましょう、シェルカップはダイソーの物で十分です。ただドリッパーは少しこだわった方が良いですよ。
ドリッパー
注意ドリッパーはカップの飲み口の大きさ（口径）に注意してくださいね。
カップの飲み口の口径がドリッパーより大きいとカップの中に入っちゃったりしますから。
シェルカップは大きさによって口径が変わりますが
だいたい１１０ｍｍから１４０ｍｍ。
これだと中に落ちてしまうドリッパーがあるんですよね。
野外ですから、持ち運びが簡単で折りたためる、コーヒーバネットを使うことをおすすめします。
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釣り場がカフェテラス
食事を用意ができましたか、食べながら周りを見回してください！
そして
香り立つコーヒーをすすりながら溢れるような太陽の光を浴びましょう。
輝く海を見つめましょう。
海から流れてくる潮風を体中浴びましょう。
風がおこす森の葉ずれの音を聞きましょう。
鳥の鳴き声を効きましょう。
花の匂いを、潮の香りを嗅ぎましょう。
食べ物のおいしそうな匂いを嗅ぎましょう。
体全体、五感を働かせて多くの事を感じましょう。
シングルバーナー、五徳、ドリッパー揃えれば、後はダイソーで十分ですよ。お金はそんなに掛かりません。
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釣り場をカフェテラスにしてしまいましょう、きっと貴方の心は豊かになります。
釣具マニアの報告でした。
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