こんにちは釣具マニアです。
釣れる事で有名なヤマセンコー。
皆さんお使いなのではないかと思います。
このヤマセンコーをフックにセットするのが釣具マニアは無茶苦茶、苦手です。
それで・・・苦手なのが釣具マニアだけかと、思ったら、やっぱりいるんですね、苦手な奴が。
本日は某一級河川にてバスフィッシング、参加メンバーは変態AとバッタマンY君。
「おいY今日はお互いヤマセンコーで釣り対決をしようぜ!」
「Aさん、無理ですよ、俺ヤマセンコー持ってないから」
「何!ヤマセンコーを持ってないだって、お前、バス釣れないぞ!すでにリングから降りているようなもんだな」
「また、大げさな・・・」
「大げさなもんか!お前はすでに死んでいる」
「ハイハイ、ヤマセンコー高いから似たようなワームなら持ってますよ」
「やっぱりな~、お前はバッタマンと呼ばれるだけの事はある、ドレドレ、みしてみろ」
「これですけど・・・」
「どれどれ・・・ヤマセンコーにクリソツじゃないか、これ本当にヤマセンコーじゃないのか?」
「はい、こっちの方が凄く安いでんすよ」
「ハン、そう言うのを安物買いの銭失いて言うんだよ!」
「でも釣れますよ」
「有名なオリジナルに勝てると思ってるのか?」
「だって~釣れますよ、これ、そうですよね釣具マニアさん」
「A釣れるんだよな、これが」
「釣具マニア、お前も持ってるのか!」
「持ってるも、薦めたのが俺なんだ」
「類ともか!」
「ちょっと語彙が違ってるぞ・・・」
そんなこんなで、オリジナルVS似た物対決となったのですが・・・
勝気満々の変態A、 我先にとヤマセンコーをノーシンカーでリグるとオーバーハングにキャスト!
目測を誤り、キャスト失敗・・・。
入れるポイントより手前に着水・・・。
再チャレンジ!今度はオーバーハングにスキッピング!
今度はオーバーハングした中にルアーを送り込めたようですが・・・
釣れません!
回収・・・
しかしヤマセンコーはフックからズレ曲がった状態で戻ってきます。
ヤマセンコーだけではなくワームは真直ぐフックセットするのが基本です。
根性が曲がってる変体A、ワームだけは真直ぐにするという似つかわしくない行為を丁寧にすると、もう一度スキッピング!!
ミス!
水面を激しく叩いた衝撃で曲がった状態になったのが、目視で確認できます!
たぶんこのヤマセンコーはもう使えません。
「ふえ~釣れる前にヤマセンコーダメになっちゃったよ」
ウエストバックからヤマセンコーを取り出すと、再度ヤマセンコーをフックセット・・・
と
「釣れた!」
Y君の叫び声
「へっ、釣れただって・・・偽者なのに!」
変態A驚愕。
変態A、焦りなのかヤマセンコーのフックセットを急ぎすぎて フックセット ミス。
キャストする前にヤマセンコーが曲がっています。
「あで !曲がっちゃった!」
再度ヤマセンコーを付け直して、キャスト!
オーバーハングした枝に引っ掛ってしまいました。
シェイクして、外そうと試みてみますが、いつの間にかヤマセンコー
フックからズレてチョン掛けになってぶら下がっています。
「なんで!真直ぐにフックセットできないんだ!俺!」
「イヤイヤ、キャストをミスするなよ、ヤマセンコーはフックがズレ易いんだから」
「うるさい!」
「Aさんは最初にヤマセンコーのフックセットをモタモタしてるから、すぐにズレるんですよ」
「うるさい!それはヤマセンコーが悪いんだ!」
「Yさん、ヤマセンコーは悪くないですよ、Yさんの根性が曲がってるからヤマセンーが曲がるんですよ、心根の真直ぐな僕のワームは偽者なのに曲がりませんからね」
「いや~根性より変態だからでしょ!」
「えらい言われようだな・・・」
もういい!と怒り変態A、顔を真っ赤にしてヤマセンコーを地面に叩きつけてしまいました。
「お前ヤマセンコーを地面に捨てるな、見てみろ、猫のウンチみたいじゃないか」
「うるさい!!釣具マニア、釣り道具の収集オタク、釣れないからって釣り道具集めんな」
「なんだと~」
ムカついたので変態Aの頭の上に茶色の7インチヤマセンコーを乗せちゃいました・・・
「あらあら、いつの間にか、どうしたんでしょう? 猫のミーちゃんがこんな所に大きなウンコ」
「人の頭の上に7インチの特大ヤマセンコーを乗せるんじゃない!」
「いいじゃん」
「良くない、7インチのヤマセンーは高いんだぞ、しかも俺のウエストバックから勝手に出して乗せるな!」
「わかっよ」
「分かればよろしい」
「確かにヤマセンコーはもったいなかったな」
それではと、釣具マニア、割り箸で地面に落ちている本物の猫のミーちゃんの物を摘んでと・・・
「あ、あれ? 釣具マニア、そこに落ちてる何を割り箸で摘んでるのかな・・・」
「何って、本物の猫のミーちゃんの物だぞ、少しか芳しい臭いがする、間違いなく本物だ」
「本物を乗せるな!」
「分かったよう、じゃあこれで」
地面に捨ててあった違う物を摘むと変態Aの頭の上に乗せようとします。
「ま、まて、まて、釣具マニア、また本物じゃないかΣ( ̄ロ ̄lll)」
「偽物だよ」
「何処がだよ、しかも、だいぶフレッシュじゃないか、凄く、かぐわしい臭いが、漂ってるだろうが!!」
「猫のミーちゃんの偽物だ( ̄ー ̄)」
「はあ~?」
「これは猫のミーちゃんの偽物、タマのウンコだ!ヾ(°∇°*)」
「偽物なら、Yの頭に乗せてくれ」
「あんたら、いい年ぶっこいて何やってるんですか!」
「何だと!」
「この若造が偉そうに!」
「釣具マニアあいつ、生意気だからタマの物をオーバヘッドキャストで投げつけてやれ」
「無理だA、材質が柔らかくて投げられん!」
「いい加減にやめんかい!o(*≧д≦)o」
変態Aは不器用な訳ではありません、どちらかと言えば、Y君の方が手先は不器用です。
なのに、何故、Y君はワームのフックセットはズレないようにできたのでしょうか。
結論から言えば変態Aがバカにしていたワーム、ディンガーはフックのセットがミスをしないワームなんですね。
ヤマセンコーのフックがズレル
ヤマセンコーはフックをセットしようとして針先の刺す位置をちょっと間違えると曲がったりしませんか?
オフセットフックはワームの頭を少し刺してからクランク上状に曲がった所までフックを通したら、180℃フックを、ひっくり返してワームの刺すフックポイントを探してワームを曲げるように刺し貫いて真直ぐつけます。
上記の動画のようにフックポイントを探す時にワームを激しく曲げてますよね?
通常のワーム素材ならこの曲げてワームを刺す事に、何の問題もない。
ヤマセンコーはフックセットの際、動かせば動かすほどマテリアルのゴムが白くなり、柔らかくなって崩れていきます。
ヤマセンコーのフックがずれる理由
食パンは皆さん知ってますよね?
食パンの耳は硬く身が詰まってます。
じゃあ、食パンの中はどうでしょうか?
柔らかく、スポンジみたいでスッカスカです。
例えるなら通常使われるワームの材質はパンの耳みたいな物です。
ヤマセンコーの材質は一度崩れるとスッカスカのパンの白い部分になりやすい性質を持っています。
ヤマセンコーの最大の特徴はゴムの材質の中に大量の塩を含んでる事です。
これはヤマセンコーの比重を重くすることに寄与してるのですが、何かの衝撃を与えると塩が入ってる為、スッカスカなパンの白い部分みみたいなってしまいます。
ヤマセンコーを指先で揉んで見る
白くゴムが変質しますよね、これって、含まれた塩が出てきてゴムが崩れた状態になってるんです。
こうなるとヤマセンコーはパンの白い部分みたいになってワームフックを確り包み込むことができずに、キャストした衝撃で簡単にフックからズレてしまいます。
全般に言えることですがヤマセンコーは真直ぐにフックセットしないと釣れない
ヤマセンコーだけではなく、ワームの基本は真直ぐセットする事です。
もちろん、ヤマセンコーも真直ぐにフックをセットしないとバスは釣れません。
ヤマセンコーのフックセットに二度目はない。
ヤマセンコーはフックセットをミスして真直ぐ取り付けられない場合、もう一度やり直し取り付けようとする事は、フックが何度の通って動かすということですね。
このような事をすると、ヤマセンコーは材質が崩れてしまいます。
つまりですね、一発目のフックセットをミスった、ヤマセンコーの再度の取り付けで材質が崩れて、スキッピングなど水面を滑らせるような衝撃で簡単にフックがずれてしまうんです。
フックセットが誰でも簡単にできる。
ヤマセンコーのフックポイントのセンターにスリットを入れるとワームが刺しやすくなるので、ワームを曲げた際、クランク状の( 「 こんな感じに曲がってる所)フックのチモトのゴムが崩れなくなります。
ただ一々スリットをナイフとかカッターを入れるのが面倒くさいですよね最初から入っていればいいのにと思います。
このスリットが最初から入ってるのがディンガー
YUMのディンガーなら簡単
ヤマセンコーとYUMのディッガーの外見、比重比べても変わりはありません、違いはフックポイントに最初からスリットを設けた事。
YUMのディッガーでスキッピングしてみました。
YUM ディッガーをフックセットしてみると1回目で間違いなく取り付けられました。
もう一つワザやり直してフックセットしたティンガーの2種類をスキッピングしてどうなるか試してます。
釣具マニアはあまりスキッピングが得意でありませんが、下手糞の方が耐久性が分かり易いとですからね。
結果は最初からフックセットした物はズレませんが、2度刺、した方は簡単にズレてしまいました。
材質も形状も同じなのだから当然です。
フックセットをミスしないようにスリットをディッガーが設けてるのはこの様な理由なんですね。
ヤマセンコーVSディンガー
ヤマセンコーとディンガーを比べると飛距離は変わりません、動きも同じなので、あたりの数も同じように思えますが、ディッガーの方はバスが咥えてる時間が長い。
フィッシュフォーミュラー(魚の好きな成分:集魚効果はないが、食い渋りの時に凄いパホーマンスを発揮します)含んだ方がバスはワームを長く咥えます。
ショートバイト連発の時は特に実感しますよ。
ディンガー F2
ディンガーをまとめると
ヤマセンコーより少しお値段は安いです。
ディンガーはスリットの効果でフックセットが容易です
(F2と表示のディンガー)フォーミュラー入りなのでショートバイト多い食い渋り時のストライク率はディンガーが上です。
釣具マニアの報告でした。
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