ミニボートで使い易いラバーランディングネットについての一考察。

船釣り

こんにちは釣具マニアです。



ミニボートで魚をキャッチするための

ランディングネットですが

魚を掬うだけなんだからと

適当に選んではいけません!

後悔する事になりますよ。



ミニボート用として確り選んだランディングは

魚がメチャクチャ掬い易く

取り込みの失敗が無くなります。



特に大型魚ほど

ランディングネットの違いでキャッチ率が変わるので

気を使って選んでください。



くれぐれも

大型量販店の釣り道具屋で

激安で売っていタモ網を選んではダメです。



ザリガニとか小魚を掬う訳では無いのですから・・・。



ぶっちゃけ

ミニボートで使うラバーランディングネットは。

大型の口径フレーム

網の深さ

シリコンラバー

柄の長さ

この4つのポイントを押さえて選びましょう。



そのポイントについての話を

深ーく 

もしかしたら浅ーく

切り込んでいきたいと思うのですが・・・



その前に

激安だからと言う理由で

ランディングネットを選んでしまった男の

悲惨な末路について先に話しておきたいと思います。



ミニボートに乗って釣りをするので

釣具の量販店 長州屋で 

さかな取り網なる物を買ってきた。



ちょっと名前からしてチープな作りだけど

魚を掬うのなんて

こんなので十分だと思ったからだ。



「えっへへ ボート本体と船外機、魚探で
出費がかさんだから節約、節約」

と、さかな取り網を振り回す男がいた。



この男の名前は

左 痔力無九郎(ひだり じりきなくろう)

という。



利き腕が右手のごく普通の男だ。



左は長州屋で

ちょっとお高いと値段が付いていた

ランディングネットを選ばずに

安いからという理由で

さかな取り網を選んでしまった。



左はこのネットを選んでしまった事で

大変な事が起きてしまうとは

今はまだ知らない・・・。



そして

その、さかな取り網を買ってからミニボートを出せたのは

1か月後の7月初旬。



左はやっとミニボートの初出航をすことが出来たのだ。



出航してからしばらく魚探を見ていた左だったが

やっと魚探に魚の反応がでたので

竿を出すことにした。



「さあ、さあ オカッパリから 卒業しての
ミニボートで沖釣りですよ
釣れますよね、釣れるよね、釣れなければならないでしょう(≧∇≦)ノ彡

と一人で騒いでいる・・・。



そんなこんな期待とチンポを膨らませて(*’へ’*)

釣りをしていると

急にガツンという手ごたえがあった。



「おお~ささささあ さあ!
早速きましたよ 流石に沖に出ると
釣れ具合が尋常じゃありません!ヾ( ̄∇ ̄=



うるさい男です・・・。

静かに釣れないのでしょうか。



「見えた!! これは 白甘鯛か? 金目鯛かキャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

と鼻の穴をおっ広げて興奮した左の見た物は

20cm程度のゴマサバでした・・・。



釣れる魚の期待がアドバルーンの様に膨れ上がっただけに

「はああ~~ 」

と落胆の声をあげる左は

しぶしぶ激安タモ網でゴマサバを掬いました。



取り合えず最初の魚なので

キープする事に。



しかし

20cmのゴマサバ君

そう簡単にキープさせてはくれませんでした。



必至の抵抗をするゴマサバ君は

ビチビチ サバノビッチ!

と暴れまわり。



ルアーのトレブルルフックが

目の細かいタモ網に絡むものだから

中々、タモ網から取り出せないで悪戦苦闘しています。ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ



予想外のゴマサバの抵抗にあった左は

ゴマサバに向かって

「こ、このゴマサバ風情が手間を掛けさせやがって!」

と 悪態をついているので

捨てるのかろ思いきや・・・



最初の1匹だからと

持ち帰ろうとする所は

匹夫の所業と言うべきか・・・。( ꒪Д꒪)ノ



さて

ゴマサバに対して憤懣やる方ない左であったが

その原因はゴマサバではなくて

さかな取り網だという事に

今だ気がつかないことで

更に事態は深刻度を増していくことになっていくのです。



それから 暫くは

ゴマサバが暫く釣れ続く状況がつづいた。



面倒臭くなった左は

もう、さかな散り網では掬う事なく

手荒く抜き上げてはフックを外す事を繰り返していた。



「はあ~~~ 今日はゴマサバの強襲で
ビックな高級魚が釣れないかも・・・」

そう落胆の声をあげた時

ガッツン

と今までに無い激しいアタリが!



次に竿先が海面に突っ込む強烈な引き込みが襲い掛かり

リールのドラグがジジジジジ と激しく滑り出す。



明らかにゴマサバと違う大物の引き込み。



左は気を引き締めて

慎重にやり取りを繰り返す事数十分・・・

見えてきたのは大きな青物らしきシルエット。



ボートの方に青物を寄せて見ると

頭に八の字の模様が見えるではありませんか!



「カ、カンパチ!(((゜Д゜;)))

そう 偶然にも左は大きなカンパチを掛けてしまったのです。



しかし

取り込もうとランディングネットを握った左腕は

緊張のあまり震えてしまって

上手く力がはいりません。



利き腕の右手は

激闘中のカンパチを掛けている

ロッドを持っているので使えない。



震える軟弱な左手で掬おうと試みるも

差しだしたのは みすぼらしい 魚とり網です。



さかな取り網の口径が小さく

掬おうとしましたが

何度もランディングを失敗してしまうのです。



これに追い打ちを掛けるのが

さかな取り網の網が浅い事でした。



さかな散り網に入れては網から

滑り落とし

又、入れると滑り落ちるという事を繰り返していたのです。



力の無い左腕に 欠陥だらけの さかな取り網。



幸運にもフックは最も外れにくいとされていた

かんぬきに刺さっいたため

こんな事を繰り返しても

バレる事はありませんでしたが・・・



ついに左の運命もこれにて尽きたのか

ルアーのフックが

さかな取り網の外側に引っ掛かってしまいました。



タモ網の外側で

カンパチがビッチ、ビッチ、サバノビッチ

と暴れると

フックが外れて逃てしまったのです。



真っ当なランディングネットさえあれば

間違いなく取れていたカンパチ。



逃げたカンパチの行方を茫然と見送った左は

ここで やっとさかな取り網が原因だという事に気が着いたのです。(꒪꒪)



「ああ、フレームが大きく
深さのあるシリコンラバーのランディングネットがさえあれば
巨大カンパチが取れていたのになあ。:゚(。ノω\。)゚・。

と後悔する事しきりです。



人間失敗はあるもの

その失敗を反省して成長ががあるのですが・・・



左の場合は

「おのれ! 長州屋め!
あんな さかな取り網を売りつけやがって!ヾ(◎o◎,,;)ノ

と長州屋に責任を押し付ける始末。



店員さんは ランディングラバーネットを勧めたのに

激安の さかな取り網をえらんだのは自分だったのです。



罰が当たったのか

その後は暫くは

エソとゴマサバぐらいしか釣れない日々が続きましたとさ・・・。



みなさん

チャンスはそんなにありませんよ!



限られたチャンスを物にする為に

ランディングネットは

ミニボートにあった物を選びましょう。



ミニボートのランディングは一人で行う

ミニボートで安全に航行する為には

積載量が少ない方が良い。



ミニボートに乗って釣りをするにはクーラーを始め

様々な釣り道具を乗せる必要があります。



例えば2人用となっていても

喫水船が下がってしまうのは危険です。



その為 釣りをする場合

搭乗員数は一人になる事が多く

ランディングも一人で行います。



一人の時のランディングですが 

利き腕は竿を持っているので

両手ではなく

利き腕でもない

力のない左で魚を掬う事を想定してください。



これを 補うために

ランディングネットに拘らないと

色々と不都合が起きてしまうのです。



拘るのは

  • シャフトの長さが出来るだけ短くする事
  • ランディングネットの口径を大きくする事
  • ランディングネットのネットの素材がシリコンラバーである事
  • ランディングネットの網が深い事


ミニボートで使うランディングネットのシャフトの長さ

ランディングネットはシャフト長いほど

届く範囲が広くて

有利に思えます。



しかし

力の無い左腕で魚を掬うので

大型魚だとかなり重いと感じるはずです。



そして重くなったランディングネット

起こせなくなるので

なかなか 取り込み難くなります。



シャフトが長い

てこの原理で更に魚は重くなるので

ランディングネットを起こすのは更に難しくなるでしょう。



ミニボートでは喫水船が低いので

ランディングネットのシャフトは

短くした方が

軽くなるので掬い易くなります。

※ゴムボートの場合
フックが刺さる事もあり得るので
やや長めの物を選ぶなどした方が良い。


ですから

堤防、磯釣り、足場が高いに使う振り出しのシャフト(柄)

もっての外です。

ランディングネットの口径が大きいほどランディングミスが無くなる

ネットサイズは大きければ大きい程

ランディングでミスする事は少なくなります。



余裕でずっぽリと魚が入るので

フレームに当たるような事がありません。



ネットの大きさに対して

魚が大きすぎる場合

掬い損ねる確率はかなり大きくなります。



それだけではなく

掬いそこなってしまうと

ネットの外側にルアーフックが引っ掛かる事が多く

ルアーを介してと

ネットと引っ張り合いになってしまいバレてしまいます。

これが一番多く魚をバラす原因です。



これを防ぐには

ランディングネットの口径を大きくする事と

ネットをラバーに変える事です。

何故 ネットの素材がシリコンラバーなのか

エリアフィッシングでは魚を傷つけたくないので

ラバーネットを使います。



しかし

ミニボートでラバーネットを使う理由は全く違います。



キャッチ&イートである自分にとって

ラバーネットを使うのは単純に

高級魚をバラしたくないからです。



シリコンラバーのネットは

太く張りがあります。



その為

フックがネットに絡まないので

掬い損ねて

ネットの外側で引っ掛かる事が少ないのです。



因みに

エリアフィッシングと共用したい方は

ネットの深さに注意してください。

ランディングネットは深い方がランディングミスが少ない

エリアフィッシンに使うラバーランディングネットには

浅いネットの物があります。



理由は手返しの為です



と言うのは

競技向けの仕様で

ネットに入れ瞬間とキャッチと認定されるので

ネットに入れてから

リリースまでの時間を短くするためにわざと浅くしています。



翻ってミニボートはキャッチ&イートの方がほとんどです。



カンパチが釣れてリリースをする人はいないでしょう。



ですから

逆にネットから滑り落ちない様に

深ーくする必要があるのです。



特に大型の魚を掬った場合

掬う手は力ない無い方の手でなので

ランディングネットを起こすことができません。

どうしたって垂れさがってしまいます。



極端な例ですが

金業掬いを思い出してください。



金魚を掬うには

掬い網を起こさなければ

金魚は滑り落ちるでしょう。



もし金魚が10kgなら

重くて掬い網を起こす事がが出来なくなります。



しかし掬い網がが深ければ

例え起こせなくても

網の中に入いってしまえば

金魚は滑り落ちることはありません。



重い大型魚。

力が出ない左手。



魚を確実にキャッチするために

ネットの角度が垂直になっても

滑り落ちない深い網が必用なのです。



ミニボートで使うランディングネットまで気が回らず
適当に選んでしまうと
大物が釣れた場合
取り逃がして後悔する事になるかもしれません。

そんなに高くない物なので
適切に選んで
キャッチ率をあげましょう。

ラバーランディングネット

プロックス(PROX) ラバーランディングネット

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楽々救える 内径51.5×39cmの大口径。

大物も片手で余裕の60cmネットの深さ。

破れても交換可能なラバーネットあり。



シャフトはコンパクトになるので持ち運びが楽



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まとめると

ミニボートのランディングは力の無い方の手で掬う事を想定しよう。

ランディングネットのシャフトは短い方が有利

ランディングネットの口径は大きいほど有利

ランディングネットのネットはシリコンラバー

ランディングネットは深さがあるほうが取り逃がさない



釣具マニアの報告でした。

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