ダイワ ライトホルダーとメタルの違い

優良釣具販売評価術
出典 Amazon

釣具マニアです。

最近の船釣りはライトタックルが主流となり
竿置きにチョイと竿を乗せて釣りをする人が多いですね。

小物釣りなら手持ちで通すならいいのですが・・・

カゴ、オモリが重い物を1日手持ちにするとなると
非常に厳しいものがあります。

そのため

タックルをガッチリ固定できる
竿掛けが必要になってくるわけです。

船釣りで竿掛けは竿の延長線上にある
重要な釣り道具。

それゆえに

竿が固定できれば好いと言うものではありません。

魚を釣り上げる一連の動作を素早く、的確にするには
竿掛けも使い易くなくてはいけないのです。

つまり!

釣果を左右する重要なアイテムなのです。

安物の竿掛けなどは論外です!

と言っても竿掛けを販売しているのは
3社だけなのですが・・・。

いづれも竿掛けも実績もあり安心して使えます。

釣具マニアの仲間内ではその内の1社

ダイワの竿掛けを選択する人が増えています。

ダイワの竿掛けを選ぶような出来事がありましたので
その事象を交えて説明いたします。

ダイワの竿掛けに鞍替えしたN氏とD君。

ダイワの竿掛けに鞍替えした理由を語り尽くそうと思います。

理由1

D君が竿掛けを購入するに至ったのは
酒が飲みたいからです。

特に穏やかに晴れ渡った海での飲酒は
何者にも代えがたいものがあります。

さらにD君は釣りが好きですが・・・
道具に余りこだわりません。

釣りは好き、道具も大切にしますが
必要性が高い物しか評価しません。

クーラーだって
最初は保冷力のない発泡スチロールのような
小さいクーラーを使ってたくらいです。

さすがに、
それじゃ釣れた新鮮な魚が台無しになる事が分かったのか
直ぐにまともな釣り用のクーラーに買い直しましたが・・・。

そのD君が竿掛けを買った出来事とは。

D君と、LTアジに同船した時のことです。

周りがすべて竿掛けで

D君が竿置きでの釣りとなりました。

竿置きは1日手持ちです。

40号のビシぶら下げて
たまにコマセしゃくって延々手持ちです。

さて釣具マニアはといいますと・・・。

その日は空が高く爽やか秋風が心地よい晴れた日です。

ビシにコマセを入れて投入底立ちを取ってから
少しあげてしゃくってコマセを振り竿を竿掛けに固定します。

もう両手はフリー。

バケツでコマセに汚れた手を洗い
タオルで手を拭いてからバックから柿ピーを取り出し口に放り込む。

ピーナツの香ばしい香りと
柿の種の辛さが心地よい。

気温が上昇し始めた。

さやかに晴れた青い海を眺めつつ
柿ピーと共に乾いた喉を潤そうと
クーラーから冷えた缶ビールを取り出す。

プルリングを開けると。

プシュ
という音と共に僅かに泡が湧き上がってきた。

結露した缶が冷たそうだ。

一気に喉を鳴らしてビールを流し込む。

炭酸のピリピリした感触と
麦芽のコクと香りが鼻腔を突き抜ける。

「グハーッ、美味い~
海を眺めつつ飲むビールは最高!!」

「美味そうに飲みますな釣具マニアさん
僕も柿ピーでビール飲もう!」

とバックから、かなり四苦八苦して片手で柿ピーを取り出す。

「くそ~巧く取れないや」
と独り言を言いつつ
柿ピーの袋を持って口で切ろうとしている。

「あっ!」
なんと柿ピーが大きく裂けた袋から大量にこぼれ落ちたではないか!

「くそ~何なんだよ!!💢」

手持ちの弊害、両手を確保するために
魚が掛かっていないのに仕掛けを巻き上げるD君。

落ちた柿ピーを片付けてから
やっと柿ピーを口にすることができました。

序でに念願のビールも痛飲です。

「ゴクゴクッ プハー美味い!」

するとなんと言うことでしょう!

このタイミングで周りで竿が曲がり始めたではないですか!

アジの群れが回ってきたようです。

その時、唯一仕掛けを降ろしてなかったのがD君。

20cmから24cmぐらいの良形サイズ群れのようで
船中が歓声に包まれるなか一人、蚊帳の外のD君。

急いでビシにミンチをぶち込むと
慌てて仕掛けを降ろします。

しかし
D君の竿はなかなか曲がってくれません。

「なんで、俺の竿だけ曲がらんの~😖」

焦りは、人の冷静さを奪い大きな失敗を生む。

いらいらしながら、先ほどの飲みかけのビールを取って口に運ぶと
竿がギュギュギューと

竿が曲がり

待望のアジの魚信を伝えてきたではないですか!!

「来た~」

するとミンチ汁で滑りやすくなったD君の手
竿と持ち替えようとした瞬間。

なんとツルッと滑り

3分の2を残した缶ビールが
海の藻屑となり消えてしまったではありませんか!

「あ~~お~~、おでの、おでのスーパードライが~~」

「・・・お前いった何やってるんだよ😵」

「あああ~アジのアジの引きもなくなった😞」

「・・・バレた見たいね💧」

「くそ~ビールは諦めた!」

「だから竿掛け買ったほうがいいよって言っただろうが~」

「う~~」

それから、手持ちに切り替えてアジをゲットしたD君ですが・・・。

私が竿を持たずに
フリーの両手でビールを飲む姿横目で妬ましく眺めていましたが
堪らなくなったのでしょう・・・・。

「あの~釣具マニアさん
僕のビールを口に添えて飲まして頂ける訳にはいかなでしょうか?」

「はぁぁ~?お前は要介護老人か!」

「・・・・クソーやっぱ無理か
釣具マニアさんの竿掛け何て言うんですか」

「えっこれ?
ダイワのライトホルダー90CHだけど・・・」

「船長!」
「あっハイ」
「ダイワのライトホルダー90CH下さい!」

ボカッ👊
「イテッ!😖」
「釣り道具屋じゃないんだ竿掛けなんか売ってる訳ないだろうが!!」

「ビールがハイボールが~~😖」
という事でD君は竿掛けを買いました。

理由2
N氏がダイワの竿掛けに鞍替えした理由。

船バックに入れる量は無尽蔵ではありません。

N氏は船に乗り込むとギュウギュウに詰め込んだ船バックから
竿掛けを取り出します。

「え~と竿掛け、竿掛けと」
船バックをかき回すにしたがって色々な物が
(主につまみ類と酒)バックから転がり落ちる。

特に小物入れのケースが落ちたときは最悪で・・・。

「あ~落ちた小物入れの蓋が開いちゃった!」

「あ~あ、ギュウギュウにバックに詰め込むからですよ」

「そんな事いったって結構ガサがかさむんだよ
特に竿掛けなんてスペース取るの!」

「そうですか?
僕のはスペース取らないけどな~?」

「あれ、何だそのコンパクトに折たたまれた竿掛けは」

「ダイワのライトホルダーですが?」

「それって、そんなにコンパクトに折りたためるのかよ」

「そうなんですよ、スペース取らなくて良いですよこれ」

「ほほ~」

「Nさんのは折りたためないのでスペース取りますよね~」

「それいいな~」

「それ以外にも見てください」
と船べりに竿掛けを取り付けて見せます。

「何、何~なんで一瞬で取り付けられるのさ」

「ワンタッチボルトストッパーて言うんです。」

「むむむ・・・」

「締め付け部のボルトを最初から最後まで回す必要がないのです」

「ほほう~」

「船ベリに当たるまでスライドさせて
最後の締め付けのみボルトをクリッとすれば」

「おおおお」

「ほ~らガッチリホールド」

「楽チンそうだね」

「これ、ダイワの竿掛けの最大の売りなんです」

「むむ、確かに、確かに~」

「確かに万力締まるまでボルトレバー回すのは面倒くさいよな」

「でしょ!この便利さが分かりますよね」

「あとはコンパクトクランクヘッド!」

「確かに小さいね~」

「メーカーの話では手持ちにした時軽いって事なんですけど
僕が気に入ってるのは違う理由なんですよ~」

「どんな理由よ」

「Nさんの竿掛けで
竿のグリップエンドの太さが細い場合どうしてます?」

「ああ、セパレートハンドルの事か・・・
今の竿ほとんどそうだな~」

「細いからクランプを通しても隙間が適合しない場合は
ゴム製のホルダーアダプターを取り付けるよね」

「そうですよね~クランプに合わない場合竿に合わして
一々アタッチメントで太くするのも面倒ですよね~」

「そうなんだよな~」

「ダイワのライトホルダーなんですけど
4種類のサイズ違いのクランプヘッドが標準装備されています」

「なんと!」

「この4つのヘッドがあると、その中から探せばほとんどの
セパレートハンドルに合うので、すこぶる便利なんすよ」

「ほ~便利だね~」

「ですよね~~」

「ところでさ~ 俺にもワンタッチボルトストッパー体験させてくれない」

「いいですよ~」

「どれ、どれ~」

ストッパーを外すと・・・
カチッという音がしました。
クランプがフリー状態になり一瞬でねじが上がります。

「秒でスライド~するね~
ああ! ここで、回せばもう留るわけね~」

「いいでしょ~」

「いいね~ではもう一度ほ~れほれほれ1タッチ!」

「ははっ随分と気に入ったみたいですね」

「うんいいね! いくぞ~
どりゃ~ワンタッチボルトストッパー

「・・・」

「オ~~ン!!」

「ははっ・・・・💧」

「空に~そびえる黒鉄の城~
スーパーロボット~マジンガーゼット🎵」

「・・・」

「いくぞ!パイルダーオン!!」

「NさんNさん!」

「なんだ!」

「それダイワの竿掛けでマジンガーゼットじゃないですよ」

「う~ん 結構似てるじゃないか」

「似るか!!💢」

さてダイワのライトホルダーには2種類あります。

材質で強度がちがいます。

万力部が樹脂製のライトホルダー。
樹脂製のライトホルダーはハリス6号まで 。

万力部が金属製のライトホルダーメタル。
金属製のライトホルダーメタルはハリス8号まで。

6号ハリスくらいだとヒラメぐらいでしょうか?

8号だとイナダ、ワラサくらいまでの強度があるということですが
遠征で離島の大物とか泳がせでビックサイズの青物狙うのでなければ
ほとんど、この竿掛けで済んでしまうと思います。

それで、この2つの違いは強度だけではありません。

ライトホルダーメタルの方はワンタッチボルトストッパー仕様ですが
ライトホルダーは倍速ネジ。

強度だけじゃなくて

簡単に手早く固定したい方は
お値段が張りますが
ライトホルダーメタル をお勧めします。

因みに
パイルダーじゃない・・・
ワンタッチボルトストッパーをオンにしたい方。

ライトホルダーメタルです。

酒好きなD君は万力止める時間なんか関係ないので
ライトホルダーを愛用しています。

最後に90CHと160CH。

これは万力の取り付けられる寸法幅ですが
160CHは取り付け幅が大きすぎて
添え木がないと取り付けられない事があります。

90CHは取り付け寸法が0~90mmである為
どんなに薄くても取り付けられるますが
90mm以上の場合固定できません。

多くの船は取り付ける船べりが90mm以下の場合が多いので
90CHの取り付け寸法で固定できるはずです。

添え木を足すのが面倒ということで
90CH選択する人の方が多いようですね。



樹脂製のライトホルダー

ダイワ ライトホルダー Amazonはこちら

ダイワ ライトホルダー 楽天市場はこちら

ダイワ ライトホルダー Yahooショッピングはこちら

金属製のライトホルダーメタル

出典 Amazon
ライトホルダーメタル 楽天市場はこちら

ライトホルダーメタル Amazonはこちら

ライトホルダーメタル Yahooショッピングはこちら

釣具マニアの報告ででした。

コメント