ベイトリールのフォールレバーが飾りとの噂 不要論は本当か?

ソルトウォーター
出典 シマノ

こんにちは釣具マニアです。



最近ベイトリールに付いているフォールレバーですが・・・



使う意味があるのか?

とか

フォールレバーが商業的な意味でしかないから単なる飾りだ

とか

という事がささやかれています・・・。



このようなフォールレバーの不要論は本当なのでしょうか?



結論から言えば

スロージギングではフォールレバーは有った方が釣れます。

そして他の釣り物に関しては未知数です。



でも

おかしいですね?



スロージギングではスローフォールは釣る為の重要なメソッドです。

フォールレバーを使って実績を残されてる方もいます。



それなのに

不要論がささやかされるのは何ででしょうか?



妙に言いがかり的な事を話されてる方がいらっしゃいました・・・。



たとえば

1、所詮メカニカルブレーキ。

2、ダイワにないから・・・効果が無い説。

3、シマノはフォールレバーを流行らせようとして、
  やたら他の釣り物専用リールにつけたがる。

理由としては浅すぎると思いませんか?



でも本当の所はスロージギングで上手く使えてないから。

上手く使えないから、釣れない責任を転嫁しているように思えます。



フォールレバーは飾りじゃあないのですよ。



スロージギングで人より釣りれて

尊敬のまなざしで・・・

師匠!



と言われたいのであれば

フォールレバー付きのリールを使い込めばこむ事をおすすめします。



それではフォールレバーを皆さんは、どのような感じで使い込んでいるのでしょう?

フォールレバーを使って

真剣にスロージギングに取り組んでる方々を取材してみましたので

見て見ましょう。



私たちはメタルジグフォール部隊

ソロジギ第一大隊 第3センターバランス降下小隊

小隊長は ダイナソーヒャク炎 小隊長が指揮をとっている。



我々降下部隊は部隊名が長いと面倒なので

ニックネームで呼ぶことになっている。



我らの降下小隊の別名は・・・

おっかさん降下部隊。



おっかさん 降下部隊は

敵の拠点を真上から攻撃することを任務としている。



本日の降下先は飯岡沖 55m。



外房の海である。

空には鉛色の雲がどんよりとして重く垂れこんでいる。

風もあり波も高い・・・。



「降下!」
ダイナソーヒャク炎 隊長の掛け声が響き渡る。

「降下します おっかさ~~ん」
メタルジグが海中に降下して行った。



「降下しました」
副官が復唱した。

「よし! 7秒後にフォールレバーON! ( ̄  ̄)

「7秒経過 フォールレバーON」

「フォール速度4で降下しろ ( ̄  ̄)

「フォール速度4で降下します」



「状況を報告しろ! ( ̄  ̄)

「はっ! 何の反応もありません」

「よし、フォールレバー解除 アゲアゲで回収しろ! ( ̄  ̄)

「はっ! フォールレバー解除します ワンピッチ、アゲアゲで回収」

「反応ありません ( ̄▼ ̄)

「・・・・もう一度同じことを繰り返せ」

「了解」
このパターンを何回か繰り返しましたが魚の反応はないようだ・・・。



「今日は通常パターンではないようだな・・・ ( ̄  ̄)

「そうですね・・・魚探には反応が出ていますが、活性が悪いのでしょうか」

「よし、新型のスライディングジグを投入しろ ( ̄  ̄)

「分かりました、連れてきます」



ボックスから取り出されたおニューのスライディングジグ

強引にパッケージがはがされます・・・。

「何をするんですか、僕はまだ落とされたくありません (/д\*))((*/Д\)
パッケージを強引に剥がされても抵抗するスライディングジグ。

「何を聞き分けのない、降下して魚を連れてこい」

「やだ~~ おっかさん! ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ

「ええ~い 面倒な奴だ!スナップを取り付けて落としてしまえ」



強引に抑え込まれてスナップをはめると・・・

「たすけて~ 暗い海に落ちるのは嫌だ~」

とわめき散らかしています・・・。



「落とせ! 5秒後にフォール速度2で岩礁帯にぶち込んでやれ」

「了解しました! クラッチ解除降下」

「カウンター作動!」

「ぎゃ~~~おっかさん ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ



別名おっかさん降下部隊は降下する時におっかさん!

と叫ばなければいけない決まりがあるのだ・・・。



海中 フォール速度2でボトム付近。

「少しジャークを入れてみろ」

「分かりましたジャーク入ります」

ただいまジャーク中・・・。



グン!

「ヒットしました、ホール速度3です、 カウンター50mボトムまで3mの所です」

「何! ヒットしたか巻き上げろ ヾ( ̄∇ ̄=



ヒラマサを連れてきたスライディングジグ・・・。

「もういいですよね・・・交代させてください」

「馬鹿め!今日はお前が釣れるのだ、使い倒すに決まっているではないか」

「ええ~ もう傷だらけですよ (ー△ー;)

「落とせ!」

「やめて~~ C≡(/゚Д゚)/



「降下」

「おっかさ~~ん!! ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ

「水深50mまでフォールレバーを使うな」

「はっ! ノーテンションで急速降下します」

「激突!  =͟͟͞͞=͟͟͞͞三❆)’дº);,’:

「・・・・ (꒪ཫ꒪; )ヤバイ

「何をしてるんだ、ボトム付近でゆっくり落とせんか」



「うっかりしてました・・・
申し訳ありません、ジグは岩礁に激突しました」

「もったいないではないか、回収して被害状況を報告しろ」

回収されたスライディングジグ・・・。

「痛い~痛い~鉛が見えてますよ鉛が~」

「副官、状態はどうだ?」

「塗装が剥げています」

「塗装ぐらいなら大丈夫だ落とせ」

「ぎゃあ~~~」

「降下!」

「おっかさ~~ん ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ



スロージギングでフォールレバーを使って

ブラック企業のように死ぬまでこき使われるメタルジグたちでした。



フォールレバーは無用の長物説は本当?

「フォールレバーは必要なの?」

このような事が囁かれています。



このような噂がたつのは

フォールレバーでおいしい(釣れない)

思いをしていないからではないでしょうか?



皆さんが釣れないと思われているのは

幾つか理由があります。

  • あなたの意識がフォールで釣れると思っていない。
  • 釣り物があっていない。
  • スロージギングのアゲアゲしかやらない。

なのではないかと考えています。

フォールを意識して釣りをしている人が少ない。

人がフォールで釣れましたという話をしているのに

そのような話は無かった事にしてしまう人がいます。



ここまで、極端な人は少ないにしても・・・



巻き上げたり、シャクリ上げで魚が釣れると思っているけど

フォールで釣れると思っている人は少ない。



巻きあげたり、引いたりしてアーを動かさないと釣れないと思っているのは

何でなのでしょうか?



簡単です

フォールで釣れた事が圧倒的に少ないからです。



実はフォールのアタリは分かり辛い。

どんな感じかと言うと・・・。

スッ・・・とテンションが抜けるような感じになる。
カリカリと何かを引っ掻くような・・・微かなアタリしかない。


フォールにはリールを巻いた時におきる

という

明確なアタリが無いのです。



分からないからフォールは意識しないし、

釣れると思っていないのです・・・。



でも、スロージギングジグ

そもそもフォールを意識したジグだという事を皆さんは知っていますか?

フォールレバーを使う釣り物があっていない?

そもそもスロージギングで使うために作られたのがフォールレバーです。



落とせばどんなメソッドでも魚が反応するいう事ではありません。



シマノがフォールレバーを

ベイトリールに片っ端から取り付けているのは

可能性です。



今は効果が見えないようでも、

仕掛けとか・・・ほんのちょっとした工夫で魚が釣れるのは

過去の歴史を見ても明らかです。



ですから、この先何が起きるか分からない

ということで付けている事もあります。



実はフォールレバーかメカニカルブレーキのノブが発達したもの

そしてあっても邪魔になりません。

フォールレバーの使い方は未知数です。

ベイトリールに付いている

メカニカルブレーキのノブを発展させたものですから

形を変えてレバーのままにして置いておくのもアリだとお思いませんか?

と言うだけの事。

未知数の釣りが工夫次第で自分のシークレットになる

雑誌に画期的な釣れ釣れのやり方がポツンと掲載されてたとします。



執筆者は大盤振る舞いのシークレットを発表したつもりでしょうが

誰も無向きもしない・・・。



雑誌の記事は玉石混合で話半分以下と思っているからです・・・。

世の中の釣りの認識なんてそんなもの。



ところが機が熟したときに影響力がある人が紹介すると

爆発的に流行る事がある。

ネコリグ・ワッキーリグとかがそうです。

流行る7年前・・・。

遡る事15年前



Dリグといって

スライダーのワームの刻印されったDの部分に

フックさせばメチャクチャ釣れまっせと紹介したされました。



本当に釣れ釣れのメソッドでしたが

誰も見向きもしなかった・・・。



ワームの真ん中にフックを指すリグで当時は変わり物リグでしたが

北米では釣れるリグとして噂になってたのです。



このリグメッチャ釣れました。

そもそも釣れるワッキーリグ、ネコリグの原型みたいなリグでしたので

今まで見た事のないバスはイチコロ。



この話をして何が言いたいかと言えば・・・。



フォールレバーを使った画期的な釣り方(組み合わせ?)を発見した場合

あなた一人だけが釣れまくりという事が

平気で起きるのです。



メッチャ シークレットです

ほんの些細なことに気が付いただけで釣りは激変します。



もしかしたら・・・ 

シマノもシークレットなメソッドを握ってる可能性があります。



利益を最大化する場合、小出しにする事はよくあります。



今回はこのレベル

そしてしばらくたってこのくらいと・・・



こんな事があるから釣りは止められないのですよ。

スロージギングでアゲアゲしか知らいないならフォールレバーはあった方が良い

スロージギングでは実際に釣果を上げている人もいるのに

何故 不必要なのと噂されるのか不思議です。



他の釣りで使うならいざ知らず

スロージギングではフォールレバーは必要です。



そもそもスロージギングのジグはフォールでバックスライドしたり

ひらひら蝶のようにフォールしたり

全体を通してフォール時間が長い物が多いのジグです。



巻き上げているように見えてフォールでのアクションがメインなのです。



と言うのは

ワンピッチジャークはジグにフォールする間を与えながら巻き上げてくるのですら

フォールで釣れるのは当然と言えます。



そのフォールスピードを調整できる

フォールレバーは必要に決まってるではありませんか。



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フォールレバーの使い所を工夫してみよう。

フォールレバーがあると色々な事が出来ます。



単純にジグのフォールスピードを落とすだけではなくて

使い所を工夫すればもっと魚は釣れるはず。



たとえば

潮が速い時に、メッチャジグを重くして(ここまでは普通ですけど)



ボトム付近でフォールレバーでゆっくり落とすとか。
それを中層でするとか。


たとえば

フォールスピードを変えるとジグは動き方が変わるので

フォールスピードを変えながら釣れるアクションを探すとか。


波が高い時はよりフォールレバーを活用もありです。

波が高い時にテンションを強くすると

波が上下運動で自動的にスローピッチジャークでシャクリながら
サゲサゲな感じで落として行く。
フォールしながら自動的にアクション。

カウンターとフォールレバーの組み合わせは未知数だけど

スロージギングの1ピッチスロージャークでは

シャクりの周期が決まっているので

シャクリの選択肢は一つしかありません。



変化を付けるのはフォールの方が付けやすいですね。



フォールには色々な選択肢がある

落とすフォールスピードでジグの動きが変わるからだ。



ジグによっても違いはあるが

Aのメタルジグでアタリがあった フォールスピードが3
カウンターは60mのボトム付近

これで魚が釣れた。



もう一度同じ条件でジグをフォールしたら魚が釣れた。

更にもう一度 魚が釣れた。

魚を釣れるパターンを見つけましたね。



パターンは再現してこそ価値がある。

釣れた時のフォールスピード、水深を再現できるのは

カウンターが付いているからです。



カウンターの詳しい記事は



カウンターとフォールレバーを組み合わせると

もっとフォールで釣れるようになると思います。



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まとめると

フォールレバーは スロージギングで使う物である。

メカニカルブレーキよりフォールレバーの方が良い。

フォールレバーの運用方法は未知数で発見すれば一人勝ち。

スロージギングでフォールレバーの使い方を工夫してみよう。



釣具マニアの報告でした。

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