こんにちは釣具マニアです。
キャンプでメスティン、クッカーでの炊飯をよく目にします。
野外で炊飯が最初は楽しいのですが・・・
何回かそんな事をしていますと次第に飽きてきます。
飽きて面倒だと思えば思うほど炊飯は失敗するようになります。
短気な釣り好きな親父にもなりますと
そんな面倒な事はしません。
そのくせ
釣り場では美味い熱々のご飯は食いたいのです。
そんな事ができるのかというと・・・
実は簡単で、レトルトのごはんを湯箭すればいいだけです。
見た目が良くなくインスタ映えはしませんが
簡単で失敗することなくメチャクチャ美味しいのです。
この方法ですが
ただ温めるだけのように思いますが
湯煎するコッヘルをシビアに選びます。
深く考えないで 相性の悪いコッヘル持ッて行くと。
湯煎とはいえ ご飯が上手くない・・・。
何処をシビアに選ぶかというと
コッヘルの形と口径サイズをシビアに確認して選びます。
この湯煎に相性が良いのがラージメスティン。
ご飯を１号ちょっと食べるのに普通のメスティンではなく
ラージメスティンとは・・・
面白いと思いませんか？
ああそうだ、
親父がラージメスティンを愛用するまでの顛末を話しておかなくては・・・。
私は親父だ・・・。
いつ親父になっか分からないが そんな事はどうでもいい。
親父の食事はご飯が基本。
パスタやパンでは体に力が入らない
だから ご飯が必要。
昔はコンビニ弁当、おにぎり等を買いこんでほおばったていたが・・・
テレビ番組のソロキャンプ特集に感化されて
流行のコッヘルを買って炊飯をして食べてみた。
蓋を開けると湯気が出ている熱々の飯。
やっぱり炊きたての飯に敵う物ではないと思った。
自分の作ったごはんに感激も一入だ。
おかずは 缶詰、レトルト、総菜、何でも合う～～。
そんな感動も束の間・・・。
調子に乗って 次も炊飯をしてみたら 芯が残っているし、焦げている！
「貴様、コッヘル！ 儂を愚弄するつもりか！
親父が短気なのを知らないな！」
とコッヘルに八つ当たりをしたりして・・・。
手に持ってるコッヘルのへこみを見ながら
そんな事を思い出している・・・。
そんな短期な親父の所に 現れたのが・・・
「こんにちは あなたが 短気なクソ爺ですか？ (ｏ・_・)ノ」
「なんだ！ 貴様！ その言いようは生意気だぞ！ Σ(ﾟДﾟ|||)」
若造の失礼な言い方に憤慨すると
「まあ、まあ 短気なのか試させていただいたのです。
先ほどの失礼な言いようには重々謝ります m(_ _)m 」
「えっ ああ・・・まあそうすか・・・」
「実はですね 私こういう者でして」
「そそう？」
差し出された名刺の苗字に少し驚くと・・・。
「私 レトルトご飯の雄 ソソウのご飯を販売しております
ソソウ営業部 ４課の２代目
阻喪 漏助（そそう もれすけ）３８才 いい大人！で ございます」
「はあ・・・」
「それで ですね、短気な親父向けに販売しているのが
ソソウのごはん 菌シャリ ２００グラム 感染爆発というものでして」
「帰ってくれ、そんなもの食べたくない」
「大丈夫です、１５分湯煎すると細菌も完全消滅して安全に食べられます」
「湯煎しなくても安全食べられるものを作ってくれ」
「まあ・・・今の話は冗談ですけどね、このほど
ミルコ黒カッパ社のラージメスティンと提携しまして
ラージメスティンによるおいしいごはんの食べ方
（野外で温め親父もごはん！）
というキャンペーン企画を始めました」
「はあ・・・ (￣■￣)」
「ソソウのごはんとラージメスティンのコラボで販売活動をしてるのですよ」
「失敗しそうな キャンペーンだな・・・ ｜￣ω￣A；」
「それでですね、アウトドアが好きで炊飯経験がある
短気そうな釣り好き親父を探して
ソソウのごはんをメスティンで湯煎すると
喜ぶのか、ブチ切れるのか調べて参れ！
という上からのお達しがありまして
今 調査中なのですよ」
「随分と制約が多い親父探しではないか ｜￣ω￣A；」
「ええ・・・大変なんですよバカの思い付きで・・・
もとい！
そのような人を探して
ソソウのごはん を湯煎して食べてもらいたいのですよ (￣∇￣;)ハッハッハ」
「へえ～～ そうなんだ大変だね」
「貴方が 短気なクソ親父に選ばれました」
「何だと！ みるからに温厚そうな、若人を捕まえて貴様～～～ (｀ε´♯) 」
パンチ！
短気なオヤジで間違いないようです・・・。
とにかく騒ぐ親父をなんとか なだめすかして
ソソウのごはんを食べてもらう事に・・・。
「おお！ 簡単だな～ お湯にぶち込むだけか～ ヾ(￣∇￣=」
美味そうに湯気をたてているご飯を見てご機嫌な親父
もう先ほどの事は忘れてしまったようです・・・。
「もう食べてもいい？」
「どうぞ」
「やっぱり 熱々のごはんには 生卵かな～」
と嬉しそうに生卵をかけて醤油を回しかけると 口の中にかきこむ
「ハフハフ ズズズル」
「・・・」
「うめえ、マジ うめえ 何もしてなくてもマジうめえ～～ ( 〇□〇）ﾊｧﾊｧ」
「どうでしょうか、当社のごはんは (ΦωΦ)ﾌﾌﾌ… 」
「いや～ 失敗しないし、おいしいし、
湯煎するのメスティンの大きさが 合いすぎるぞ！」
「いや～ 気に入って何より」
すると・・・
ぷっぴ～～ 変な音が聞こえてきました・・・。
「今の音は・・・ ｜￣ω￣A；」
「いや～ 昨日飲みすぎちゃってさあ、少し出ちゃた (❁´ω`❁) 」
「・・・ (꒪ཀ꒪)」
「粗相のごはんだけに・・・ ( *´艸｀) 」
「・・・ (꒪ཀ꒪)」
「これって 使えるかな？ ｷｬｯ(/д＼*))((*/Д＼)ｷｬｯ 」
「使えねえよ！ ( ꒪Д꒪)ノ 」
釣りが気になって悠長にご飯を炊く余裕がない。
釣り人は短気な方が向いているなんて言われています。
親父にもなりますと、さらに気が短くなって
釣り場では魚の事が気になって悠長にご飯なんて炊いていられません。
炊飯に時間をかけた所で 釣果に影響がある訳でもなし・・・
とはいえ 美味しいご飯だけは食べたい訳です。
コッヘル等で炊飯した事が無い人が読んでいるかもしれないので
言っておきますが・・・。
ご飯を炊くのはかなり面倒な事なのです。
メスティン・コッヘルの炊飯は手間暇がかかる
ご家庭の電気炊飯器と違い
野外でご飯を炊くといのは簡単な事ではありません。
４つ５つぐらいは有りますよ。
- 米は３０分以上は水につけないと美味いご飯が炊けないし。
- 水の量も間違えたら上手く炊けない。
- 火加減だって メスティン・コッヘルは調整しないと焦げたり 米に芯が残ってしまう。
- 準備から始まって最後に蒸らすところまで気を遣わないといけない。
そして
固形燃料で自動炊飯と言うのもあるけど
実は思ったほど上手く炊けない・・・。
春夏秋冬 気温が違う 自動炊飯はよく失敗する。
トランギアのメスティンで有名なのが自動炊飯。
（エスビットに固形燃料を一つ置いて、
固形燃料が無くなるまで、ほっといたら丁度ご飯が炊けている。）
自動炊飯と言いますが・・・。
冬のような外気温が低い時とか風が強い時とか条件が違うだけで
自動炊飯は失敗する。
初秋の穏やかな日に自動炊飯で上手く炊けたので気をよくして
厳冬期に自動炊飯で飯を炊いたら
不味すぎて食え無かったのです・・・。
こんな事なら
冷たくてもコンビニおにぎりの方がましだったと後悔しました。
何かにくるんで蒸らしたりとか・・・全然自動炊飯じゃないですか！
ですので
なんとか 面倒くさくなく
熱々のご飯が食べられないのだろうかと悩むのです。
何度も言いますが！
釣り親父は飯を炊くより
魚を釣る事で精一杯になり余裕がないです。
作る楽しみより釣り優先する釣り親父達
釣り親父たちは食事よりも釣りを優先したい。
ただ腹が減っては戦ができず
尚且つ 美味しくなければしょうがない
と図々しい事を考えています。
そこで
思いついたのがレトルトご飯を湯煎する方法だったのです。
絶対失敗しない炊飯はレトルトご飯
みなさんはレトルトご飯を一度くらいは食べたことありませんか？
ご家庭では電子レンジ温めるレトルトご飯は
湯銭して温めても美味しく食べられるのです。
もう分かりましたね！
面倒くさく、失敗して、焦げたり、芯が残る様な炊飯より
短気な釣り親父は 失敗しないレトルトご飯が最高の炊飯なのです。
この事を思いついた時は狂喜乱舞しました。
（普通は思いつくだろう・・・）
だって レトルトごはんの湯煎なんて
レトルトカレーと同じで失敗しないでしょ？
それにレンジ チンして食べた事があるので
レトルトご飯が美味しいのは分かっていました。
早速、家にあったコッヘルで湯煎しようと釣り場に持ち込んだのでした。
所がこの企みは見事に 失敗したのでした。
失敗の原因はコッヘルの形と口径サイズが合わなかったこと
性格が適当ですから・・・
レトルトカレーが湯煎できるのだから何処か浸かっていれば
温められるだろうと思っていました・・・。
しかし！ レトルトご飯は全身確り浸かってないと美味しく炊けません。
どのような コッヘルなら
レトルトご飯確り浸かるのでしょうか？
レトルトご飯で有名なサトウのごはんとトランギアのラージメスティンで検証
サトウのご飯 一般的な銀シャリ 内容量２００ｇを例にとります。
サトウのご飯のサイズは
縦１５．３ｃｍ×横１２．１ｃｍ×深さ３．３ｃｍ
これが お湯に水平に浸かればその時点で ほぼ勝利確定です。
レトルトご飯は形が長方形ですね。
長方形の形をしたコッヘルと言えばメステインです。
１合炊きの普通のメスティンは
サイズが小さくてレトルトご飯が水平に確り浸かりませんので
サイズの大きいラージメスティンを使います。
トランギアのラージメスティンのサイズは
縦２０．７ｃｍ×横１３．５ｃｍ×深さ７ｃｍ
サトウのごはんのサイズは縦１５．３ｃｍ×横１２．１ｃｍですから
ラージメスティンに水平にすっぽり治まります。
少し話が逸れますが湯煎について確認します。
サトウのごはんのホームページでは湯箭する時は
火が直接あたっている 底に触れない様にしてください。
となっています。
水平に浸かったとしても２ｃｍぐらいの余裕は必要です。
また沸騰するのでお湯が噴きこぼれるない様に多少の余裕が必要なので
５．３ｃｍ以上、深さ７ｃｍのラージメスティンなら湯煎はやり易い。
サトウのごはん以外のレトルトご飯
サトウのごはんを例にとりましたが
他社のレトルトごはんは長方形でもサイズが少し違ってきます。
レトルトご飯のほとんどが長方形ですが
縦横のサイズはそれぞれ少しずつ違います。
サトウのごはんに比べると
縦長だったり 横長だったりと・・・
内容量が大盛になるとサイズも大きくなります。
大盛まで想定するとラージメスティンでは対応できそうにありません。
なのでレトルトご飯で一般的な内容量の
１８０ｇから２００ｇのレトルトご飯に絞らせてもらいます。
幾つかのレトルトご飯をサンプリングした結果
縦は１５ｃｍ～１８ｃｍ
横は１１．５ｃｍ～１３．３
このような範囲で縦横のサイズが違っていました。
縦横の最大サイズを拾ったとして
良い訳です。
ラージメスティンのサイズは
なので
他社の色々なレトルトご飯でも大丈夫
トランギアのラージメスティンならスッポリと収まります。
適当な私でも失敗しないでご飯が食べられました。
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このような話をしたところ
湯煎の時間が１５分とは長すぎじゃないかという
私以外の短気な釣り親父がいたので
１５分と言う湯煎時間について見解を述べさせていただきます。
レトルトごはんの煎時間１５分は長いか短いか
メスティン・コッヘルで火加減気にしながら
常に気を配る炊飯と違って
湯煎は沸騰したお湯に１５分間ただ浸けておく だけで
何も気を使う事がない。
つまり
レトルトご飯は 少しぐらい時間が過ぎても
失敗せづに美味しくいただけるのです。
そういう安心感があるので
他の事をしてても大丈夫です。
１５分という時間ははあっという間に過ぎてしまいます。
スマホでタイマーを入れ湯煎時間を管理してもいいですが
時間をそれほど気にせずアバウトで美味しくご飯が炊けるので
釣り場で長いと感じません。
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トランギア メスティンの欠点
なんかいい事ばかりのトランギアのラージメスティンですが
気になるデメリットが二つほどあります。
一つめは トランギアのメスティンの値段が高い。
アルミ製のコッヘルなのに
トランギアのメスティンは高い。
他社のメスティンはどうかというと
メスティンの人気があるせいか全体的に引っ張られて高いのです。
二つめはお湯の注ぎ口が無い事
円筒形のコッヘルと違い
ラージメスティンは四角なので角があります。
普通のコッヘルより角が注ぎ口の代わりにはなるが
ケトルと比べるとお湯がこぼれ易い。
飯よりも他の食べ物
たとえば
釣り親父はドリップコーヒーガー好きで
カップ麺も好きな人が多い。
なので ヤカンでいい！ と言う人もいますが・・・。
とはいえ ヤカンと親父の組み合わせでは
ホームレス臭があるので
ケトルクッカーぐらいで落ち着きたい。
ケルトクッカーはメスティンと違いステンレス製でも安い物が多いのだ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ケットルクッカー 14cm 1.3L
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まとめると
炊飯は面倒くさくなったら湯煎のレトルトご飯。
湯煎するのに丁度良いサイズはトランギアのラージメスティン。
レトルトご飯は失敗がなく、誰でも釣り場で熱々のご飯が食べれる。
釣具マニアの報告でした。
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