ステンレスナイフが赤錆で困惑 それならサビナイフ 白い刃っていいね! 

アクセサリー

こんにちは釣具マニアです。



ステンレスだからと購入した釣り用のナイフ。



釣れた魚の活〆に使うのが一番多い使い方だと思います。



このナイフですが

使おうとしたら赤錆が浮いていて

切れないナイフになっていた・・・

なんて事はありませんでしょうか!



よく聞くのは

ステンレスなので錆びないと思っていたのに・・・。



ステンレスは錆びるのです。



特に海釣りで付着する海水は腐食性が高く

普段使いなら錆びないステンレスも錆びてしまう事です。



という事で

知っていただきたいのは

ステンレスにも錆びにくいステンレスと

錆びやすいステンレスがあるという事。



「ステンレスはみんな一緒じゃ無いの!」

と思っている人もいるでしょうが

一言でステンレスと言っても

配合する成分で色々なステンレスが出来上がります。



どんなステンレスでも錆びにくい物ですが

配合次第で得意不得意と言う物が出来てきます。



特に海で使った場合

ステンレスの防錆性というのが顕著に現れます。



使用後に再度使ったおうとして

赤錆が出まくるナイフがあれば

驚くことに

まったく錆などが出ないナイフまであります。



たとえば釣具店でも安いステンレスナイフ

ホームセンターで安く売っている物は 

ステンレスでもメッチャ錆びやすいです。



それに比べて

全く錆びないと言っても過言でない

圧倒的に錆びに強いナイフも存在します。



今回はこの錆びないないナイフ

Gサカイのサビナイフ

海釣りではどれほど頼りになるかについて話していきたいと思います。



特に海釣りで釣った魚を〆て食べる方には

是非とも使っていただきたいナイフなので

興味のある方は隅から隅まで丹念に読むことをおすすめします。



それでは 

赤錆が直に浮いてしまうナイフのせいで

ひどい目にあった男の話をしてみましょう。



私はジェネリック医薬品を多く扱う製薬会社に勤める

サラリーマンです。



昔はプロパーなどと蔑まれていたが

今ではMR(メディカル・リプレゼンタティブ)と

ちょっとカッコ良く呼ばれるようになった。



しかし呼び方が変ったからといって

やる事は変わらない。

売ってなんぼの

ジェネリック医薬品の営業である事に代わりわないのである。(´∩`。)



そもそもプロパー・・・

失礼。

MRのノルマは中々に厳しいのだ。(´∩`。)



ジェネリックのような性能、値段も

ドングリの背比べな薬を採用してもらうには

普通に営業していては中々納入させてはくれないのである。()´д`()



だから私は大手病院で納入担当者に呼ばれれば

太鼓持ちのように

身を低くする事に徹している。( ̄^ ̄)ゞ



「お~~い太鼓持ち」

と医者に呼ばれれば

「ハイハイのハイです」

両手を揉みしだきながら

身を低くして卑屈な表情を浮かべてすり寄る事も辞さないのである。



結果

相当のストレスをかかえこむ事になる。



そのストレス解消として

週末には自然とふれあい

狩猟本能を満喫して

尚且つ 新鮮な魚喰らいまくる 

フィッシング&イートが私のマイフェイバリットなのだ。ヾ( ̄∇ ̄=



先週は病院の納入担当が

海外の研究発表に同行して

ブロンド美人娘とチョメチョメしたいから

オリビアとかイザベラとかの

手配しろと女衒のような事までやらされた。



まったくせっかくのフィッシング&イートの週末を

下半身の世話で潰されるとは!



ちくしょう~

あの病院 内科部長のやろ~~

僕の下半身のナイフはドロップポイントで鋭いから

金髪の姉ちゃんもヒイヒイだぞと息まいていたくせに!ヾ(◎o◎,,;)ノ



いざ 始まったら緊張のあまり

寒天みたいになりやがって!へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ



「俺のナイフがオリビアとイザベラの前で寒天だったのは
すべてお前がすべて悪い!」

といわれのない事まで言われ

罵られて ストレスがたまりにたまってしまった。



そんな訳で寒天ナイフのせいで

先週は釣りが出来なかったのだ。()´д`()



そんな事があっての2週間。

たまりに溜まったストレスを発散する

フィッシングだ。



エブリウィーク フィッシング&イートを心がける私としては

非常に心が重い2週間であったが・・・

釣りをして

フレッシュな魚を喰らえばそんな事は(๑´ڡ`๑)

雲散霧消してしまうで有ろう。



さてそんな、ウキウキ、ワクワクの中始まったテンヤ真鯛。



仕掛けを下ろしてから30分もしないうちに

3kgの非常に食べごろサイズの真鯛が釣れた。



これはしっかり〆て旨い魚を喰らおうと思い

先々週降ろしたばかりの ステンレスナイフを

取り出し シースから抜いてみると・・・。



ザラザラ~~~(꒪ཫ꒪; )ヤバイ



シースからナイフを抜く時に

不愉快な音がするではないか!

驚いてナイフの刃に目を落とした私が見た物は・・・。



「ゲゲゲげ~~~」

新調して間もないステンレスナイフが!!



銀色の眩いばかりの輝きが消え失せて

悪い風土病に掛かった人間の様に

びっしりと赤錆がこびり付いているのです。



そんなバカな!ステンレス製のナイフなのに!



刃先にびっしり錆がこびり付いたナイフは

購入時の切れ味が消え失せ鈍らになったいたのである。



そう・・・

あの大学病院の内科部長のナイフのように

使い物にならない代物に変わり果てていたのであった。



「ちくしょう!

肝心な時に役立たず!!

真鯛が〆られないじゃない!。:゚(。ノω\。)゚・。

と喚いていると・・・



隣で魚を〆ている御仁のナイフは

太陽に輝き眩いばかりの光を放っているではないか。



「もしもし」

「はいはい 何ですな」

「貴方のお使いのナイフですが
一点の曇りもなく
マジでスッキリ曇り無しなのは何でですかな?ヾ(◎o◎,,;)ノ

「これですか?」

「そうです
私のナイフは2週間前に卸したばかりのステンレスナイフ」

「ふむふむ」

「なのにです! 2週間ぶりに使おうとシースから抜いて見ると
風土病にかかった人間の様に
ブレード一面に汚らしい赤錆が浮いているではありませんか!(`ε´♯)



「なるほど~ それはH-1鋼のナイフですかな」

「エッチ~?(*/∇\*) キャ

「鋼の話じゃ!
勘違いしないでくだされよ
ステンレスといっても
錆びないという訳ではないのです。」

「俺の切れ味鋭いビンビンに硬いナイフとかの
話ではないので?」

「・・・(꒪꒪)



{いいですか H-1鋼の話にもどりますが
切れ味鋭いステンレスに限って切れ味を優先して耐腐食性能は劣る物」

「まどろっこしわねえ~~それで 
エッチなナイフとはどこが違うの~~キャッ(/д\*))((*/Д\)キャッ

「鋼の話に戻れよ!
私の持っているのナイフは
H-1鋼のブレードを持つGサカイのサビナイフ
海釣りで海水が付きマクリで手入れ無しで
まったくと言っていいほど錆びないのです」



「手入れ無しで曇りなしですか!
なんと!
それは 何処の秘密組織から手に入れられたのでしょうか?」

「いや、あんた 勘違いが多いし蔵之介だね
普通に売っているでしょう」

「げげげ~ 知らなかった
すご購入しようぞ
これで明日からは何時もギンギンで触れればキレる
切れ味鋭いナイフに変身だ」

「あんた 頭が錆びてるね~
サビナイフの前にそっちの方を何とかしないと・・・」



という事で

サビナイフを手に入れた私。



ナイフのお手入れを忘れても

いるでも20代のように反り返る若々しいナイフを振り回して

釣れたての新鮮な魚を〆まくるのでした。

おわり。



海水に触れればステンレスは錆びる

刃物として使われるステンレスは

だいたいマンデルサイト系のステンレスです。



強度も硬度もあって高い摩耗性を持っているので

刃物に向いています



ただし

他のステンレスと比べて一番錆びやすいステンレス材です。



刃物として広く流通しているのがこのステンレス材は

焼き入れ、焼き戻しなど

鋼包丁と同じ工程を踏んで

粘りと硬度を手入れます。



海で使って

手入れしないと錆びだらけでなっているナイフは

このようなステンレスのナイフです。



ステンレスと言っても錆びるのです。

錆びやすい安物ステンレス刃物

激安のステンレス包丁を研いでみると分かりますが

メチャクチャ研ぎやすい。

研ぎやすいから良いと思うでしょう

柔らかいステンレスなので刃物の切れ味が直に鈍ります。



このような刃物はマンデルサイト系のステンレスなのですが

焼き入れ炊き戻しの工程が省かれていたりするので

柔らかいのです。

つまり 手抜きですね。



このような刃物を海釣りで使うと

長切れしない

錆びやすいという

2重苦に陥ります。



まあ、ダメなら捨てればいいのですが・・・。



安すいとはいえ

毎度毎度購入するのも面倒ですし。

小まめなメンテナンスも面倒です。



つまり面倒だらけなんです。

まさに激安ステンレスナイフは安さの代償として面倒なステンレスナイフなのです。



特に仕事から

釣りから疲れて帰った来たあなたは

この面倒なナイフに心底ゲンナリとする事になるでしょう。



そう考えると

海釣りで使っても

長切れして全く錆びないナイフがあったら

メチャクチャ楽になるだろうなと想像が付きますよね・・・。



長切れして、まったく錆びないナイフと言うのは本当にあるのでしょうか?

錆びにくいステンレスの鋼材は

ステンレスの種類は

大きく分けて3つの種類に分かられます。



その中でも一番錆びにくいのは

オーステンナイト系ステンレス。



キッチンのシンクなどに使われるステンレスですが

とても刃物に使う硬度などはあんりません。



この3種類のステンレスですが

飛びぬけて錆びない 

長切れする

(耐腐食性が強くて、刃物に使う程硬度)

を両立するステンレスはありません。

硬度があって全く錆びないステンレスはムリゲーなのか?

海に使うから錆びないとはいえ

鋼材が柔らかくては使い物になりません。



なぜなら すぐに切れなくなってしまうからです



すぐに鈍らになったしょっちゅう研ぎ直しをしていたら

面倒くさくてしょうがないじゃないですか!



3種類のステンレスでは切れるのか、錆びないのかどちらを取るの

2律背反するなかで

両方持ち合わしているナイフがあるのです。



サビナイフと言うナイフですが

海釣りで一度でも使うと手放せないと言われています。

みなさん聞いた事がありますか?

サビナイフに使われているH-1鋼

H-1鋼と呼ばれる金属素材ですが

窒素を配合したステンレ材みたいです。



このH-1鋼はそのままで刃物にすると

錆びない代わりに家庭用の牛刀より柔らかい金属素材です。



研いだり、使ったりして分かる事だが

GサカイのサビナイフはH-1鋼は違うようで

そんなに柔らかい鋼材だとは思えない。



まともな牛刀の割り込み包丁以上の切れ味をぐらいは確り実感できます。



他のステンレス刃物に比べて
全く錆びないし、刃先の硬度もあるという 
突出した性能ですから

海に釣った魚を〆るのにこれほど素晴らしいナイフはないと思うのです。


ではなぜGサカイのサビナイフで使われているH-1鋼だけが

このようにすぐれた特長を持つのでしょうか?

どうやらGサカイでは

特別な加工処理をしているらしいのです。

本当に錆びない サビナイフ

錆びナイフは海水に1週間程度付けた所でまったく錆びない。



ちょっと驚きじゃありませんか。



海釣りをしている人なら分かりますが

特別な表面処理していても

1週間海水ドブ付けしたら

赤い錆が出ようと言う物です。



因みにサビナイフを始めて使った人の感想は

一様に

マジで錆びねえ・・・

なのです。



それくらいサビナイフは錆びません。



サビナイフは一言でいうと

釣れた魚を近くのキャンプ場で捌いて喰らうのに向いています。

この点に関して

もう少し詳しく説明してまいりましょう。

サビナイフが海釣りで魚を捌く事に特化している最大の理由

海釣りで使うという事は

海水をべちょべちょに被るという事です。



真水と違って海水はメチャクチャ金属を錆びさせます。



釣り終わりに直に真水で洗って拭うくらいの事はしないと

赤い錆が浮き始めます。

これは 錆びに強いステンレスの話ですよ。


鋼のナイフになるとこんな物で済みません!

付着して20,30分後には黄色く変色していくので

急速に錆が浮き始めます。



とてもじゃありませんが

海釣りには使えません。



鋼ではなくてもステンレスでも油断すると錆びるのですから

先に上げたように

釣り終わりには確りメンテナンスしないと

錆が浮くのが分かったと思います。



しかしですね・・・

そうか~ すぐメンテナンスか頑張らなとな~

と思った所で

釣りから疲れて帰って

釣れた魚の下処理と道具の手入れを

その日の内に出来るのでしょうか?



出来れば苦労はしません!



魚の鮮度はまってくれないので

魚の下処理を優先して

あと道具の手入れという事になります。



もう・・・

明日以降に持ち越したいですよね。



このように道具の手入れを次の日に・・・

それを逃すと次の週にと・・・

次ぎ次ぎと延長して

べっちょりと赤錆だらけになるのが普通のステンレスナイフ。



でもサビナイフはこのような状況下でも全く錆びる事がありません。

これでサビナイフが海釣りに向いていることが分かったと思いますが

実はこのサビナイフ

海釣りキャンプに最も向いているのですよ。



向いているいくつかかあります



サビナイフシリーズの中で、特にサバキ3寸、4.5寸は

5つの特長があります。



サビナイフは薄刃
サビナイフはドロップポイント
サビナイフはフルタング
シース・グリップが樹脂製
グリップがねじ止め

これが何故海釣りキャンプに最適なのか

詳しく説明していきましょう。

サビナイフは通常のナイフより薄刃の理由

ナイフが厚さが薄いとナイフのブレードが脆くなったりしますが

それは魚を三枚に卸て

刺身まで作るには切れ味が必要になるからです。



その為には刃先を鋭角したいので

サビナイフは普通のナイフより若干薄めのブレードにしています。

サビナイフの薄さは牛刀、柳刃包丁より厚い

ある程度の大きさの魚になりますと

捌くのに複数の包丁を使ったりします。



海釣りの後魚を捌くというのは

1本の刃物で魚を刺身までもって逝かなければなりません。



魚の頭を落としたり

硬い腹骨を割ったりするには

切れ味が鋭くても鋭角過ぎる薄刃ではすぐに歯が欠けてしまいます。



なので中途半端なように思えますね・・・

でモそれにはちゃんとした理由があるのです。

サビナイフの刃の厚さは

魚の頭を落としたり、三枚に卸した後

魚の皮を引いたり、組織を潰さない様に魚の身を引いて刺身を作る。



サビナイフの薄さは丁度そのような事を1本でする為の厚さなのです。

料理人さんは1匹の魚を捌くのに



2本または3本の刃物を使い分けますがサビナイフは

どちらも1本で出来るように丁度良いバランスの刃の厚さ。



サバイバルナイフの厚さ

薪割から料理まで、何でもこなすヘビービューティーな使い方のナイフですが

魚を捌く出刃包丁の役割に似ています。

刀身厚は3mmぐらいの厚い物になります。



牛刀、三徳包丁の刃の厚さ

食材を切るための牛刀、三徳包丁ですが

包丁の長さにもよりますは

ブレードの背幅は1.8mmから2mm前後の厚さになります。



サビナイフの刃の厚さ

サビナイフの刃の厚さ

マキリスポーツ、サバキ3寸2mmから2.5mm

サバイバルナイフと牛刀の中間的な厚さのナイフ。

薄くもなく厚くもないサビナイフは

ブレードが薄ければ薄いほど刃先が鋭角になるので

切れ味が鋭い刃物になる。

欠点は刃先が欠けて脆い事



ブレードが厚ければ厚いほど

欠けにくい丈夫な刃物になる。

欠点は切れ味が鈍い事



海釣りでは牛刀の切れ味も、

サバイバルナイフの頑丈さも必要無いので

丁度中間的な刃厚のサビナイフが使い易いのです。



厚さの話はこのくらいにして

今度はナイフの先端の話をしてみたいと思います。



サビナイフの先端の形状はドロップポイントですが

これはどんな意味があるのでしょう。

サビナイフの刃先はドロップポイント

ナイフの先端の形状は

大体2種類の形に大別されます。



先端が反っているグリップポイント



先端が下がっているドロップポイント

〆るには先端が尖っているグリップポイントだが

皮を引いたり切ったりするには使い難い。



特に反って鋭くなったところは誤って手を切ったりする。



サビナイフはドロップポイントだが

刃元から緩やかにカーブを描くドロップポイントなので

先端が鋭く魚を刺して〆る事など雑作も無くできるのだ。

出典 Amazon

サビナイフは〆て

そして 魚の皮を引いて 切って御作りまで1本のナイフで出来てしまう

海キャンでは常備しておきたい有能なナイフなのです。 

サビナイフはフルタング

フルタングナイフとはグリップの先までブレードが通っている事を言います。



釣りに必要なのかと言うと

フルタングにするメリットと言うのはありません。



ですが キャンプという事になると

話が違います。



キャンプの華は焚火です。



キャンプに来る人は非日常を求めます。

非日常は焚火に当たる事なので

それを楽しみにしてキャンプをする方も多いのです。



サビナイフが活躍するのは

海近くのキャンプ場で釣れた魚を捌きつつ

ソロキャンプ、二人程度の少人数で焚火を楽しみたい方に

フルタングがありがたい仕様です。



何故、焚火を楽しむのにフルタングにする必要があるかですが



ナイフのブレードを叩いて薪などを割る(バトニング)時に

曲がり捻じれなどに強くするためです。

グリップの先までブレードが通っているのは

バトニングをするナイフには必要な構造なのです。



ブレードの厚さがサバイバルナイフと比べ薄いとはいえ

細めの薪程度ならバトニングで割ることができます。

小さい焚火台程度の薪なら

割れると思います。



これが海の近くのキャンプ場でソロキャンプを楽しむのに

丁度良いナイフと言った幾つかの理由の一つです。



さて サビナイフ特長をだいたい話したと思いますが

補足としてサビナイフの錆に強い理由が

ブレードだけではないという話を付け加えておきましょう。



他のナイフに比べて

見た目がちょっと映え無いデザインなのですが

これが万全な錆対策の為なのです。

シース、グリップに見えるサビナイフの錆対策

サビナイフの錆対策はブレードが錆びないと言うだけではありません。

圧倒的な錆びないブレード故に他の部分も

それに追随する必要があるのです。



どのような所が錆対策なのでしょう。

シース、グリップが樹脂製
グリップがねじ止め

とブレード以外にも錆対策を施しています。

この錆対策についてもう少し詳しく話してみましょう。

サビナイフのシーズ・グリップは樹脂製

シース(鞘)皮製の物が多いのは

見映えが良いからです。



しかしシースが皮製ですと

海水には弱く腐ったり、カビが生えたりして不潔です。



このような心配はシースを樹脂に変えると全くなくなります。

シースグリップがねじ止め

出典 Amazon

グリップが樹脂製といえども

グリップの先までブレードが貫通しているフルタングです。



いくら錆びないといえども

数年に1回ぐらいはグリップを外して清掃する事で

浸透・付着した塩などを綺麗に除く事が簡単にできます。



また魚は捌くと

からなず生臭いにおいがします。



新鮮な魚でも内臓は臭い物で

胃の内容物次第では

おえ~~

となる臭いを放つ個体もあります。



柄がウッドだったり

細かい凹凸などに入り込んで取れなくなると

染みついたり、汚物のカスが溜まったりと

不潔ですよね。



そんな時はグリップをブレードから分解して清掃すれば

綺麗サッパリ匂い無しです。



樹脂製のグリップにねじ止めする事で

メンテナンス性にも優れていて

海釣りで長期間使っても錆びなない綺麗なナイフのままでいられますね。

サビナイフの欠点

サビナイフの欠点ですが

実用上では欠点と言うのが見受けられなません。



唯一言える事は

錆対策が万全過ぎて

全くナイフとしては見映え良くない事。



見た目は使い手の気分をやる気にさせる物ですが

その点で心が浮き立ちません。

補足 何故サビナイフのH-1鋼が長切れするの

サビナイフに使われているH-1鋼の硬さを示す

ロックウエル硬度はそれほど高くない。



と言うことは長切れしないのですが

サビナイフはH-1鋼であるにも関わらず長切れするのです。



どうやら特殊加工が施されていて

刃の中心部にいくにしたがった硬度が高くなっているようなのです。



刃物は鋼材だけで決まる訳ではない

その鋼材の鍛え方しだいで

良い物になったり悪い物になったりする。



Gサカイでは サビナイフに特殊な加工を施して

H-1鋼の欠点をカバーして

海釣りで使うには最強のナイフを完成させたのです。



ユーザーがサビナイフは全く錆びない

切れ味も確り持続すると

信頼が篤いのも頷けると言うものです。



サビナイフ2 サバキ3寸
サビナイフ3 サバキ4.5寸

出典 Amazon

サビナイフシリーズの中でも

最も釣りに定評のあるシリーズです。

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まとめると

サビナイフは錆びにくいではなく全く錆びない。

サビナイフは錆びない上に長切れする。

サビナイフのサバキシリーズは薄刃、ドロップポイント
釣れた魚を〆たり捌いたりするのに丁度良い。

サビナイフはフルタングは小さい薪ならバトニングで割れる。

海釣りキャンプならサビナイフ1本で事足りる。

錆びないブレードを補完する樹脂グリップ・シース、ねじ止めグリップ。



釣具マニアの報告でした。

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