こんにちは釣具マニアです。
釣り用のバッグ選びですが色々なタイプの物があります。
それぞれにメリットがあって
何を買っていいのか分からなくなりますよね。
用途は人によって違う物です
ですからAの人が気に入ったとしても
Bの人が気に入るとは限りません。
そもそも人によって釣り物が違うのです。
魚種の数だけ釣り方も違うのですから
誰でもストライクな釣りバッグなどない様に思えます・・・・。
ところが、そんな釣りバッグが実はある。
初心者さんはけっこう気が付かないバックなんです。
なぜなら釣りバッグとして売っていないから。
何だと思います・・・。
釣り道具屋さんでウキフカセで使うコマセバッカンが釣りバックなんです。
以外ですかね・・・。
でも最近では使い易さから多くの釣り好きが愛用しているのです。
なぜなら パッカンを釣りバックに使ったとしても
その後でも色々な使い方ができるからです。
バッカンは海釣りならどんな釣りにでも合わせられるし
釣りバッグとして、めちゃくちゃ有益という事で締めくくりました。
しかし
抽象的すぎて、今一ピンとこないのではないでしょうか?
そうです 一言では話し切れないのがバッカンの奥の深さ・・・。
ですから
バッカンの奥の深さに触れるある話を
していきたいと思います・・・。
大きな体の男が大通りを歩いている。
歩く男の歩調に合わして肩に掛かっているベルトの先には
大きな箱のような物も揺れている。
この大きな箱はビニール製の箱
世間ではバッカンと呼ばれるものだ。
この大きなビニール製の箱
実は釣り道具なのだ。
思い起こせば・・・海釣りではよく見かけるのですが
なぜか大きな割に目立たない存在でもある。
これだけ大きくても実は非常に軽いもので
ビニール製だけあって完全防水という素晴らしい箱だ。
彼は今までバッカン釣りバッグとして長年頑張ってきたが
お役御免となろうとしている。
この釣りバッカン
薄いも厚いも噛分けたバッカンの苦労人
塗花弁四辺 一旦門出(ぬりかべよへん いったんもめん)。
の話を聞いて欲しい。
「あ~~ 一反木綿君! (o・_・)ノ」
「ハイハイのハイです (~ ̄▽ ̄)~ 」
体は大きい割にはフットワークが良い一反木綿君。
軽さを活かして、呼ばれた上司のもとに揉み手をしつつすっ飛んでいった。
「実はだな・・・」
「ハイハイのハイです (~ ̄▽ ̄)~ 」
「君は出向する事になった」
きょとんと・・・。 ( ̄■ ̄)
とした顔で上司を見つめる一反木綿・・・。
しばらくして・・・
「ふへええ~~~ (꒪ཀ꒪)」
と驚きの声を上げた。
更に上司からとんでもない発言が・・・。
「実は出向と言うのは表向きで、しばらくたってから転籍扱いに変わることになる」
「げええ~~~ (꒪ཫ꒪; )ヤバイ 」
更に上司は追い打ちをかける様に・・・
「我がバッカン株式会社から
子会社のバッカン臭いコマセ産廃(株)へ転籍の片道切符だ ( ̄~ ̄)」
「・・・そんな、いきなり臭いコマセを混ぜる所に行けって言われても (((゜Д゜;))) 」
「しょうがないんだ」
苦渋の表情を浮かべる上司・・・。
「子会社なら、
せめて活かしバッカン株式会社とかにならないでしょうか? (⌒_⌒; タラタラ」
「それがな~~~コマセ産業は臭すぎるから、
辞める物が多くてな~慢性的な人で不足なのだ y( ̄Д ̄)。oO」
「そんな~~」
「一旦コマセの業務に染まった物は臭すぎて
使い物にならなくなるから元に戻る事はないのだ諦めてくれ y( ̄Д ̄)。oO」
「なぜ急にこのような話になったんですか・・・」
「実は・・・今期
我が社はロッドスタンド付きのハードバッカンの採用を多くしていてな y( ̄Д ̄)。oO」
「はあ・・・」
「付属物が少なく・・・・まあ・・・
拡張性がないバッカンはコマセ産業にと・・・・ ()´д`()」
「そんなあ・・・コマセ混ぜたことないですよ (꒪ཀ꒪)」
愕然とする一反木綿・・・。
ここで
バッカン業界の概要について少し説明しよう。
バッカン株式会社の中心事業は釣りバッグだ。
主な収益は釣り道具を入れる釣りバッグとしてバッカン事業。
釣りバッカンは主にソフトなバッカンとハードなバッカンに分けられる。
どいう事かと言うと
ハードなバッカンはホワイトカラーで
ソフトなバッカンはブルーカラーなのだ。
なぜなら
ソフトなバッカンほど付属物が少なく拡張性がない・・・
つまり つぶしが利かないという事だ。
バッカン株式会社はコマセを混ぜる事業から始まった。
なにせ臭いコマセを混ぜる3S産業とも言われ
嫌がる物が多い為に慢性的な人出不足だ。
戦後の混乱期や仕事がない時、ベビーブームで人余りの時はそれでも何とかなった。
しかし世の中が好景気に沸くと
コマセを混ぜる会社に就職するものなど滅多にいないのだ。
それで考えたのが
最初はバッカンを釣りバッグとして仕事をさせるが
臭いコマセ産業で欠員が出た場合 転籍させる方法だ。
表向きは釣りバックとして働くのだが
実際は臭いコマセ混ぜるための補欠要員なのだ。
釣りバックをバッカンをフロントにして覆い隠すことで
コマセ産業で働かせる奴隷集めが本来の目的。
この拡張性のないソフトバッカンの中から 片道切符で送り込むというスキームが
めちゃくちゃ有効でこの業界では横行しているのです。
一反木綿君のように
使い古されたものから合法的にコマセを混ぜる物として送り込まれるのです。
一粒で2度おいしい
リストラの費用の掛からなくってよかったね
というこの業界で定番のスキームでした。
さあ皆さん バッカンを釣りバックとして使いまくった後に
活かしバッカン
最終的には・・・
コマセバッカンとして使こき使いましょう。
色々な用途に対応出来るバッカン
釣りバックに迷っているなら如何でしょうか?
話を戻すと・・・。
「すいません コマセに混ぜる集魚剤は
フローラルノート の香りになりませんか? ヾ(◎o◎,,;)ノ」
交渉する所が違うだろう・・・
と訳の分からない交渉をしている一反木綿君でした・・・。
釣りバックに迷ったらバッカンを選ぶ理由
釣りに使えるバックとは何でしょうか?
一般的に売ってるバックでも釣りには使えると思いますが・・・。
野外、または水辺で使う事を考えると防水性はあった方がいいと思います。
防水性という事ならバッカンは如何でしょうか?
バッカンはコマセを混ぜる物と思っている人も多いですが
コマセを混ぜる以外にも多くの使い道があります。
ラン&ガンのような動き回る釣りには向きませんが
収納量があり価格もリーズナブルです。
釣りバックとしてバッカンを見た場合。
しばらく使ったけど自分には合わないな~ と思ったら
他の使い方が山ほどあるんですね。
ですから バッカンは失敗の少ないバックでもあるんですよ。
会社で言えばいろんな職種で使える万能性があるのがバッカンです。
使い所が色々とある便利な人材です。
パッカンは使用用途が多くて後悔することはない
超激安の柔らかいPVCみたいなバッカンもありますが
今ではバッカンの素材はEVA(エチレン ビニル アセテート)一択です。
と言うのは この素材
比重も小さく軽量に作れて
風雨や紫外線に触れても劣化しないので
釣りバッグには最も適してる素材。
そしてEVC素材と言うだけあって完全防水。
見た目・・・でいうと
ファッション性といような風合いみたいなものはありませんが
釣りバックとして最強なのです。
更に失敗しない釣りバックとならしめているのが
使用用途の広さ。
もし あなたが釣りバックとして使わなくなったとしても
活かしバッカン
に使用することができます。
釣りの種類が変わったとして引き続き使える融通性があるんですね。
例えばバッカンの防水性。
堤防釣りに使っていた
今度は船釣り始めてもバッカンはそのまま使えます。
何しろ船釣りはそ船の操船中の水飛沫がスゴイですから
バッカンのような完全防水は船釣りでのタックルボックスとして適してるんです。
釣りバックとして買った後も
他に使える使用用途が山ほどあるのがバッカンという釣りバックなのですよ。
良いコトばっかり書きましたが悪い所はないのでしょうか
釣りバッカンのデメリット
バッカンにはデメリットはということなら
一つだけあると思います。
それは座れない事
座れるハードケースのタックルボックスが 持てはやされる昨今ですが・・・。
キャッチ&イートの釣りでは
そもそもクーラーボックスを持って来るのが当たり前
デメリットにもならないですよね・・・。
バッカンの種類は大きく分けて2種類
バッカンには多きく分けて2種類のバッカンがあります。
折りたたみバッカン(ソフトパッカン)
タックルバッカン(ハードパッカン)
この二つは硬いか 柔らかいかの違い。
折りたたみバッカン
折りたたみバッカンの特長はその名の通り折りたためる事。
- 柔らかい為 40cmと容積が大きなバッカンでも
- 折りたためるので何処に置いても邪魔にはならない。
- 電車、自転車、バイクなどを利用する場合 場所を取らない。
- 価格が安い
- 家に置いてデンと場所を占領することがありません。
- 折りたたんだ後 しわを戻すのが大変。
- 周りが柔らかいせいかコマセを混ぜにくい。
- 折りたたむ事を優先しているため付属機能がなく拡張性がない。
タックルバッカン
バッカンとして一番融通が聞くバッカンです。
- ボディが硬い為、コマセを混ぜやすい。
- ロッドスタンド、 エアポンプ取り付けポケットなど拡張機能がある。
- 使用用途が広く 色々と転用が利く。
- 素材が硬い為折りたためません。
- 価格が高い。
- 折りたためないので容積が大きく場所を占領する。
バッカンのサイズ
バッカンのサイズは色々とありますが
小さい物はおすすめしません。
何故なら小さくなると
ただの四角い水汲みバケツと大して変わりがないではありませんか。
普通バッカンとして売られてる物のサイズは 36cmと40cm。
後々コマセバッカン、活かしバッカンとして使用するなら
40cmをおすすめします。
もし釣りバック、またはタックルボックスだけでしか使わない
という事なら
サイズは36cmが扱い易いと思います。
バッカンの用途
バッカンの用途は色々です。
釣りバックとして不必要になっても使いかと方を変えれば
色々と使えます。
蓋があるものは防水性が高い
仕切りがなく長方形な分 汎用性があります。
色々な釣りのバックでも使えますがバック以外でも
後で使い方を替える事ができる融通性があります。
収納ボックス
最終的にハードバッカンの行きつく先です・・・。
活かしパッカン
エアーポンプを使ったとしても
生餌を長時間元気よく保つには容積が必要です。
酸素が水に溶ける量には限りがあるのですから、
海水が入いるほど生き餌は酸欠にならずに済みます。
つまり大きければ大きいほど 良いのです。
たた、大きすぎる物は扱いが面倒くさくなるので
持ち運び等を考慮すると
40cmぐらいか丁度良いサイズです。
活かしパッカンとして使い易い物は
エアーポンプを収納できるポケットが付いてる物が良いですね。
コマセパッカン
バッカンの代表的な使い方です。
材質が硬めのハードバッカンの方が
コマセを混ぜるバッカンとしては使い易いのですが・・・
お値段もそこそこ高いのです。
また臭うコマセに使ったものを釣りバックに戻したくないでしょう?
それなら
価格が安い 柔らかいバッカンを使って如何でしょうか?
サイズはコマセが混ぜやすい40cm
36cmは オキアミと集魚剤を入れて混ぜるには小さく混ぜにくいからです。
タックルバッカン
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ハードなバッカンにロッドスタンドなどの
拡張性が高い付属物が取り付けてあります。
コマセ、生餌を活かすこともできますが
そもそも ソフトなタックルボックスという色合いが強いので
コマセ、活かしバッカンにする方は少ないと思います。
釣りバックバッカン
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バッカンはショルダーベルトさえ付いていれば
優秀な釣りバックになってしまいます。
なにしろ、素材がEVAの完全防水、軽量、仕切りなしなので大きなものも
ゴロっと入れられます。
ショルダーベルトが必用なのは
取っ手を持って移動するのは手が疲れるし
手を塞いでしまうので
ロッド等 他の物が持てなくなるからです。
バックとして使うなら最低限ショルダーベルトが付いたものを選びたいですね。
釣りバックとしては36cmが一番使い易いですが・・・
後々の事を考えると40cmサイズもありだと思います。
というのは
各社で発売している釣り道具類は40cm以下という長さの物も多く
収納的には40cmで収まりがいい物が多いのです。
バッカンは激安品が多いけど使えるか?
激安品といっても・・・
今は価格差がそんなにある訳ではありません。
値段なりと言うか・・・
大手の釣り道具メーカーのバッカンと比べて
細かい所の作り込みで差がでます。
もし釣りバッグとして2000円くらいを考えているなら
堤防でウキフカセを初めて挑戦するのでお試しにという方なら
激安バッカンも使い所があります。
激安バッカン フィッシュグリップ付き
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2年先までを考えると
もう少しプラスしてシマノ、ダイワ等の釣総合メーカーを使った方が
不安もなくしっくりきます。
最初に買う 釣りバックとしてはおすすめです。
水汲みバケツ程度でも使い心地では差が出る
1、2回しか使わないなら 水汲みバケツ程度で十分かもしれません。
EVA素材と言えども構造上は ビニール製バケツなので
作る側にとってはそれほど難しい訳ではありませんし・・・
ただ大手メーカーほど
取っ手等の細かい所は洗練されており扱いやすい。
安さだけで選んでもいいのですが
細かい所の気遣いというか
使い心地という事では差が出ます。
バッカンに関しては激安品も多数ラインナップされていますが
後々まで使う事を考えると
そんなに値段差がないので
有名メーカーの方がお得だと思っています。
シマノ フィッシュバッカンEV
エアーポンプのポケットが付いているバッカン
使用用途が広く活かしバッカン、コマセバッカンとして使えます。
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まとめると
バッカンは軽量、完全防水、丈夫、安い。
だから・・・ショルダーベルトが付いてだけで釣りでは完璧なバックだよ。
釣りバックとして飽きたとしても、活かしバッカン、コマセバッカンに使える
釣り総合メーカーのシマノ、ダイワのバッカンは激安バッカンと比べて価格差がない。
ダイワ、シマノのバッカンの方が使い心地が良い。
釣具マニアの報告でした。
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