(敷居が高い)冬の船釣りの服装がワークマンのイージスで劇的に変った件

ウェア

こんにちは釣具マニアです。



冬の船釣りは夏と比べて

万全な装備で挑まないひどい目にあいます。



ぶっちゃけ

夏場は普段散歩するような服を着てもOKです。



短パンにビーサン

日焼けさえ気にしなければ

別に釣りに支障はありません。



これも 

日焼け止めぐらいいで十分いけると思っています。



観光地をプラプラする感じですかね。



つまり

夏場の船釣りの服装には金がかかりません。



始めて船釣りをする人は

夏から始める事をお勧めします。



では

冬の船釣りの服装はどうでしょうか?



しっかり対策を立てた装備をしなければ

釣りどころではなくなります。



冬の船釣りの服装は

1.防寒対策

2.防水対策

3.魚汁、コマセ対策

お防ぐことが必要です。



では何をどう揃えれば

これらの要件を満たすことが出来るようになるのでしょう・・・。



それには優秀なアウターの防寒着が絶対必要です。



しかし防寒、防水、

しかも蒸れない様に透湿性まで持ち合わせた防寒着となると

メチャクチャ高額です。



その為、多くの人は

透湿性を犠牲にして

安い防寒着でお茶を濁します。



実はワークマンのイージスが販売されるまでは

服装に金が掛かるので

冬の船釣りはなかなか敷居の高い物でした。



透湿どころか

防水性まで適当な安い防寒着で済ます人も・・・。



まずは そういう人が

安いアウターと

ありわせの装備で冬の船釣りに挑んだらどうなるかを

まず知っていただきましょう。



冬の船釣り・・・。



夏の船釣りと違って

防寒対策に金が掛かるようだ・・・。



夏は今ある物でもなんとかなったのだが

冬はそうはいかないようだ・・・。



周囲からは冬の船釣りの服装は

舐めない方が良いよと忠告されたが

金もない私には馬の耳に念仏である。



私 第34ヵ月 歩兵延滞所属の

里伊保 多十 曹長(りいぼ たじゅう そうちょう)は

安い防寒着で冬の船釣りに突撃する事にした。



季節は1月15日 厳寒期の早朝の事である。



私は冬のライトタックルアジに参加する事になった。



装備は自前である。



さて

当日のライトタックルアジの服装だが

冬とはいえ 所詮ライトタックル如きと考えた私は

冬の普段着で参加する事になった。



乗船したのは

船宿 八甲田屋の第一シロアリ丸

かなりくたびれた 船だ・・・。



出船して船が走り出してみると

体に風が当たってメッチャ寒い事に気がついた。



慌ててキャビンに入ろうとしたが

ボロ船だけに狭いキャビンは満杯。(꒪ཫ꒪; )ヤバイ



仕方なく体を丸めて寒さに耐え忍ぶしかない。



それでも

始めの内の15分は何とか耐えれたが

30分も風に当たっていると

体中の体温が奪われた感じで体が震えてしょうがなった。



そんな苦痛の時間もやっと終わる時がきたのだ!



船はポイントについて止まったくれたからだ。



ようし!

寒さに耐え忍んでやっとできる船釣りだ!

と意気込んで竿を出したのだが・・・。



ぴゅう~~

冬の冷たい風が体の中を走り抜ける。

「はあ~~~寒い(꒪꒪)



里伊保曹長は防寒着らしきものを着ていたのだが

フードが付いていなかったので

背中から 冷たい風が侵入して

体を冷やしまくるのである。



「ううう・・・何でこんな事に。:゚(。ノω\。)゚・。



しかし 冬の船釣りを軽視した

里伊保曹長の不幸はこれだけでは済まなかった。



釣れた魚を生かしておくために

ポンプでデッキに汲みあげた海水が

里伊保曹長の足元を無情にも濡らす。



ホースから流れる冷たい水が

容赦なくスニーカーを濡らすのだ。

「わ、わ、なんだ 冬でもホースから水を出ているぞ!!」

当たり前だ・・・。



夏にはサンダル履きで 

冷たく心地よい足元を濡らす海水も

冬の今では地獄でしかなかった・・・。



足元から・・・

首から・・・

忍び寄る冷気で指先の感覚が無くなってくる。へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ



そして

「ポイントを移動しますので仕掛けをあげて下さい」

と船長からポイント移動のアナウンス・・・。

ガクガク、ブルブル、体中のバイブレーションが止まりません。



これが更なる地獄になるとは知らない里伊保曹長



「ぼうっ、どこにじごくのか、わがっりまじぇん~~~」

まともに口が回らないので

何を喋っているのか分りません。



高くなった波。

吹き出し始めた風。

突き進む乗合船の舳先。

波を蹴立てた舳先が巻き上げる水飛沫。



その海水の飛沫が容赦なく

里伊保曹長の体に降りかかるのである。



ザブン!!

バジャン!!

「ひゃあ~~~冷たい~~o(゚д゚o≡o゚д゚)o

「し、潮水で体が濡れる~~ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ

「が、神は我を見放しだのが~~~」

と喚き散らす。



体中がガクガク ブルブル。(((゜Д゜;)))



それでも 卑しい里伊保曹長

アジ釣りを止めようとはしません。



震える手でイワシミンチをコマセカゴに入れようとするも

寒さでかじかんだだ手は痺れて

下〇便のようなイワシミンチが零れ落ちて

容赦なく里伊保曹長の下半身を汚していく~~~。

ブリブリ!



「わああ~ 汚されれる 濡れる~~~ 寒い~~」

しかし こんなに騒ぐのは里伊保曹長だけ。



他の人はと言うと

鼻歌気分でアジ釣りを楽しんでいるのではありませんか!



あまりの苦しみ様に隣の釣り人さんが

「大丈夫ですか! ちょっと防寒着があってないようですね(⌒_⌒; タラタラ

と聞かれて



「だ、だって釣り道具メーカーとか
アウトドアメーカーの防寒着はメチャクチャ高いんだもん」

「確かに・・・しかし( ̄^ ̄)ゞ」

と言葉を濁すと



「知らないのですか(ー ー;)

「な、なにが?」

「イージスの事を(ー ー;)

「イージス?」

「お安い防寒着なんですよ、しかも防水、透湿まで兼ね備えています」

「なんですと、あなたの防寒着はおいくら万円?」

「いえいえ6800円です」

「ええ!どこの防寒着でしょうかヾ(◎o◎,,;)ノ

「ワークマン♪( *´艸`)

「知らんかった~~~o(*≧д≦)o

しかし 今、知ったた所ですでに遅し!



第34ヵ月歩兵延滞所属の

里伊保 多十 曹長(りいぼ たじゅう そうちょう)

この出来事により39度の発熱を伴う風邪で撃沈。



肺炎を併発して

冷たいイワシミンチが降り注ぐ悪夢にうなされるのでありました。Oo。。( ̄¬ ̄*)



(教えて~~~下さい~~

船釣りで 体が冷え事を~

水で濡れま~~すか~~

風が吹きますか~~

飛沫が被ります~~

凍死しそうです~~~)

by さだまさし 防人の歌風の替え歌。



ガックシ・・・。



皆さん 船釣りの装備が確りしていれば

ホースから流れデッキを濡らす海水も

冷たい風邪も

水飛沫も

下〇便のようなイワシミンチも何も怖くありません。



最近はワークマンのイージス等で

冬の船釣り装備は身近に揃えられるようになりました。



という事で

冬の船釣り装備の詳しい話

本編の始まりです。



冬の船釣りの服装で最も需要なアウターとは

冬の船釣りは何も遮蔽物がない海上で釣りをします。



それ故に

きちんとした防寒対策をしないと

風でも吹いた日に

メチャクチャ寒くて釣りをするどころではありません。



その為

しっか防寒できる

上下のアウターが必ず必要です。



そのアウターですが

風を通さない

水も通さない

防寒・防水は兼ねておきたい所です。



しかし安い防寒着には防水能力がない物がほとんどです。



雨が降らない日に釣りをすればいい

と言いますが

船釣りは晴れの日でも水を被ります



船釣りでは

船が移動する場合

舳先からのに飛沫をかなり被る可能性があるからです。



夏場であれば何も問題ないような事でも

冬では問題です。



防水性がなく濡れてしまった服は

簡単に体温を奪ってしいます。



ですから防寒だけでなく

防水能力も必要なのです。



では 船釣りでは

どのくらいの防水能力が必要ななのでしょうか。



というのは防水能力と言っても

全て同じではありますせん。



レインウエアには耐水圧の数値が示されていて

それぞれ能力が違います。

耐水圧が高ければ高いほど防水能力が高くなります。

船釣りのレインスーツはどのくらいの耐水圧が必用か

水飛沫だけではなく

船釣りで使う冬防水能力ですが

万が一雨が降った時の事を想定しておくべきです。



①水飛沫だけなら耐水圧 5000mm


②海上のような遮蔽物無いような所では
雨・風を防ぐために耐水圧は 10000mm


③登山のように過酷な環境で
命を守る必要がある場合の耐水圧は 20000mm


水飛沫だけなら①の5000mmでも良さそうですが



船釣りは野外の事ですし

風が吹いたり雨水飛沫で濡れた服で

座席に座ったりもします。



体重にもよりますが
座る事でお尻の部分の圧力は
1000mm近くの圧力がかかります。


という事は船釣りで使う場合

耐水圧は10000mmの物が必要になると思います。



さて

防寒、そして耐水圧が10000mmの防寒着ぐらいなら

最近は手には入り易くなってきました。



所がこれに透湿性が有るとなると

防寒着のグレードはドカンと上がって

メチャクチャ高額なアウターとなります。



透湿性がある防寒着は必要か?

汗をかいて

少しぐらいは服の中が蒸れた所で問題ないように思えます。



本当にそうでしょうか?



コマセ釣りのような動かない釣りの場合

船釣りで仕掛けを降ろして待っているだけでも
1時間で50gの汗を掻きます。
6時間釣りをすれば300gの汗が
服の中に留まる事になります。


食いが立ったり、ジギング、テンヤ真鯛、テンヤタチウオなど

良く動くような釣りになと
1時間500gの汗を掻きます。
6時間釣りをすれば3000gの汗が
服の中に留まる事になります。
 


防水性のお陰で密閉性があがるので

服の中はかなりベチョベチョです。



メッチャ蒸れてしまいますよね・・・。



蒸れて不快ならいいですが

冷たい風が吹けば

水分をたっぷり含んだ服は体を冷やしてしまいます。



これでは 防寒対策にはなりません。



野外、特に風を遮る事が出来ないフィールドでは

透湿性は重要になってくるのです。



所が透湿性があるアウターはメチャクチャ高額。



初心者が敬遠するのは

冬の船釣りで服装に金がかかるので

かなり負担になるからです。



所が

ワークマンのイージスの出現で

この様な状況は一変しました。



耐水圧10000mm

透湿性5,000g/㎡ 24h

上下合わして 6800円と安く

値段に対して破格の性能でした。

防寒・防水・透湿対策が出来るワークマンのイージス

ある時、ワークマンから

イージスというライダー向けの防寒着が突如としてあらわれました。



防寒・防水しかも耐水圧が10000mm

それでいて透湿性能まであって

上下で6800円という驚異の値段です。



防寒そして気持ちばかりの耐水圧の安いウェアと段違いの性能です。



しかも

高級アウトドアウェアの値段と比べて5分の1。



ライダーだけではなく

釣りのアウターとして使えると注目され

釣りの防寒着として

メチャクチャ売れました。



このイージスの成功が

今のワークマン躍進の始まりだったのです。

イージス並みの超絶コスパのアウターは今でも見つからない

普通人気が出ると

何処もかしこも類似品が出ます。



しかし今でも

6800円でイージスに並ぶ商品がありません。



それも、そのはず

イージスの防水性能を表す耐水圧10000mm

透湿性は5,000g/㎡ 24hのスペックなら

3,4万円してもおかしくありません。



驚くのはこれからです

これは出始めのころのイージスのスペック。



今年のイージスは進化して透湿性能は

20,000g/㎡/24hまでスペックが向上するというのだから驚きです。



このイージスの登場で

冬の船釣りかけるウェアの費用は著しく下がりました。



誰でも始めようと思えば

簡単に始める事が出来る様になったのです。

ワークマン イージス公式ストア



アウターの件かここまでですが

防寒対策としてもう少し付け足すことがあります。

もう少しお付き合いください。

補足1 防寒着には必ずフードを付ける

冬の船釣りの服装で

フードが無い物をアウターを着ている人を見たことがあります。



フードが無い防寒着は

どんなに完璧な防寒対策をしても台無しになります。



風が少しでも吹けば

背中から冷たい風が服の中に侵入して

メチャクチャ寒い思いをするからです。



激安でも

フードがある方がまし。

という事になるので

フードは絶対に外さないで下さい。

補足2 コマセや魚の血を防ぐレインサロペット

冬の船釣りで必要な防寒着ですが

釣りの宿命というか・・・

コマセと魚の血で汚れてしまいます。



これを防ぐことは

高級アウトドアメーカーでもイージスでもできません。



間違いなく自分の服はコマセと魚の血で汚れます。



船の座席は狭いので

コマセを溢したり

取り込んだ魚が暴れたりすれば必ず

汚い汁が付着します。



これが中々取れないのです・・・。



黒い暗色系の防寒着はコマセが着くと目立ち。



黄色、グリーンの明るい色は血が付着すると汚れが目立ちます。



イージスは安いとはいえ

汚れてしまうのは

ちょっともったいなさ過ぎですね。



でも絶えず船の中で魚まみれの人たちがいます。



漁師さんです。



彼らは何を着て漁をしてるのかと言うと

防水能力が高いサロペットです。

漁師さんが何故サロペットを履いている

漁師さんはサロペット姿なのは

魚の血やコマセが付着しても簡単に洗い流せるからです。



透湿性は失われますが

上はイージス

下はサロペットにすれば

下〇便のようなイワシミンチでも

血抜きで血を噴出しながら魚が暴れようとも

もう関係ありません。



洗い流せば良いだけですからね。

乗合船に数名、汚れるのが嫌いな人が

サロペットを着ている人をみうけたりします。



自分の場青

船釣り以外

例えば

エリアフィッシング、冬の堤防釣りではイージスの上下を着る。



冬の船釣りでは

下だけサロペットを組み込むみたいな使い方は如何でしょうか。

冬のほとんどの釣りで対応できるようになります。

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補足3 真冬の船釣りの靴下

余り重要視されないけど

厳冬期(1,2月)の靴下のセレクトは重要です。



なにしろ 

冬に朝は厳しく

水浸しの船内では足元から冷気が侵入してきます。



靴下一つ気に掛けるだけで

どれだけ快適なんよと思いますよ。



詳しい事はこちらに

春、秋 冬兼用出来る 服装

春夏秋冬、共用できる

船釣りに使う装備の紹介をします。

有ればオールシーズン船釣りに使えるので

揃えておいて欲し装備です。



船釣りのサングラス

無くても釣りはできますが

ラインのマーキング、穂先の動き等

逆光だと見えづらい物を

偏光レンズを掛ける事で非常に見えやすくなります。



釣果にも影響が出るので

サングラスは是非とも装備していきたい所です。



船釣りで必要なサングラスですが

それ程 高価な物は必要ありません。



安物でも大丈夫ですが

2たつの点だけを気にして下さい。



偏光サングラスである事
なるべく色が濃い暗いグレー系のサングラスであること


偏光率がどうのこうの・・・

レンズの質がどうのこうの・・・

という事は無視してもかまいません。



ポリカーボネイトの激安遺品でも

この2点さえ守って選べば

安い物でも問題なく使えます。

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船釣りの長靴

長靴は春、秋でも使用します。



船内に釣れた魚を活かすために

バケツにポンプで汲みあげた海水を入れるので

足元は常に水浸になります。



夏場は足元がサンダルで濡れても涼しいですが

冬は当然

春、秋も濡れないよう長靴を履きます。



ホムセンに売っている物でも大丈夫ですが

ちょっと 土木作業みたいな感じを嫌うなら

エーグルテースト ゴム長なんてどうでしょうか?



※靴下の所で話しましたが

厚手の靴下を履くのなら

長靴は1サイズ上のサイズを購入した方が良いでしょう。



因みに 自分は

厳冬期はホムセンの安物で大きなもの

春秋はエーグルテイストの長靴を使い分けたりしています。

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船釣りの帽子

船釣りで帽子が必要なのは

光が回ってしまい

眩しくて ラインが見辛くなることを防ぐためです。



つまり ですね

帽子の庇が有れば良いわけで

メーカー品に拘らなければ600円ぐらいのもので

十分に用は果たせます。



自分はこの安い帽子を色違いで3種類

洗いながら使っています。

無地で味気ないですが

安いのに確りした作りの帽子です。



夏はノーブランド ラッセルツイルキャップ メッシュ

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冬はNOBRAND(ノーブランド)クラブツイルキャップ

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まとめると

冬の船釣りの服装はアウターがメッチャ高く敷居の高い釣りだった。

冬の船釣りの防寒着が高いのは防寒、防水、透湿が必用だから。

たった6800円で
防寒、防水、透湿が対策できるイージスの登場で
冬の船釣りの服装はかなり揃え易い物になった。

コマセ、魚の血などによる汚れはサロペットを取り入れるのもあり。

足元だからと馬鹿にしてはいけない靴下一つで温かい

その他 偏光サングラス、長靴、帽子は冬の船釣りでも共用できる。



釣具マニアの報告でした。

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