石鯛竿はロッド・コムがお勧めなのはダイコーロッドだからです。

New ロッド

こんにちは釣具マニアです。



もう・・・

大分前の話しになりますが

真面目な竿づくりでマニアには

超ハイクオリテー ロッドと知られていた

ダイコーロッドというのがありました。



そして

第2次バスブームが去って暫くたつと

安いロッドが溢れかえりました。



下請け的な所もあって

ブランド力が劣ったダイコーは

悪貨が良貨を駆逐するという言葉どおり

ダイコーロッドは次第に売れなくなってしまったのです。



そして

2014年 惜しまれつつも

ダイコーは釣具事業から撤退してしまいました。



何故、このような良質の竿を作るメーカーが

消えてしまったのでしょう・・・。



原因として3つの事が挙げられます。



  • 宣伝が下手だったこと。
  • ミーハーには目に留まらない地味な装飾。
  • コストのかかる真面目な竿づくり。


この3つの理由から

見た目が良い

安いロッドに駆逐されてしまったのです。



特にコストのかかる真面目な竿づくり。

が利益を大きく圧迫したのだと思います。



そんなダイコーですが

2015年

ダイコーの元従業員が集まって立ち上げた

ロッドメーカーはあります。



その名は

ロッド・コム。



ダイコーのクオリティーはそのままです

実直で耐久性のある竿を造っていますよ。

石鯛竿がメクアクチャおすすめのメーカーです。



現在あるロッドメーカーがやりたがらない

耐久性の高い竿作りこそが

ダイコー=ロッドコムなのです。



という事で

初心者の女子がロッドコムの石鯛竿に出会うまでの

話をしてみたいと思います。



私は女子

女子なのに釣りを始めたくなって

今日はロッドを買いに来ましたの。



昨今のアウトドアブームで

釣りにも興味を持ち始めた私。



取り合えず、初心者なので

何でもできそうなルアーロッド兼

チョイ投げ竿がよろしい

という事前情報があったので

そのようなロッドを選んでみようかな・・・。



出来れば

専用ロッドではなく

幅広い対象魚のロッドを選ぶつもりなの。



だって まだ私は初心者なんだもん!



という事で 

釣り道具屋にイザ!出撃よ!ヾ(°∇°*)



到着したのは

郊外にある量販店の釣り道具屋。



入ってみれば

棚に陳列されている数々のロッドを見て

数の多さに戸惑っていた・・・。



「こ、こんなに種類がある中から ロッドを選ぶの!(((゜Д゜;)))

とちょっとパニック気味の私。



取り合えず・・・

ロッドを見て回って

手にしたロッドを片っ端から見る事に・・・。



先ずは手始めに直に手にできる

ワゴンで売っているロッドを手にしてみた。



竿を少し振って見る・・・

ちょいちょい。

「安物の気配をかんじてるかも・・・n(ー_ー?)ン?



次に棚に立てかけられていた

ランクの高いロッドを

プラスチックのケースから出してみた。



勝手にケースからだして大丈夫かしら?

そうドキドキしながら

竿を少し振ってミルミル

ヤクルト ミルミル。へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ



「高級品の気配が感じるかも・・・n(ー_ー?)ン?

暫くそんな事をしていたが

「安いロッド、高いロッド・・・
う~~ん 違いが分からないゴールドブレンド・・・」



竿を引張り出しては

こんな事を繰り返して見たのですが

手に竿を持って見ても

何がどうなのかまったく分からない・・・。



その内

私の目に飛び込んできたのは

1本のショアジギングロッド。



女子の私は

見た目のデザインで判断する。



ゴージャスな見た目が気に入ってしまった。

「これにしようかしら💛」



すると

「お待ちください!!! お客さま!( ꒪Д꒪)ノ

と言って変な男が現れた。



「はあ・・・あんた誰」

「私ですか?
私は良心の釣り道具屋店員
蒼穹の狙撃手 ワインディングイ K 立岡と言う物です」

「・・・( ̄■ ̄)」



と言うと

腰に手を腰に当て

右手を突き出し

会心の決めポーズをする変な男が現れた・・・。



明らかに不審な人物です。



「あ、用事を思い出した さようなら」

関わり合わないように

この場を立ち去ろうとすると・・・



「お待ちくださいお客様 
私は正義の釣リ道具屋の店員なのですヾ(◎o◎,,;)ノ

「釣り道具屋に正義とかあるのものなの?」

「ございます」

「はあ・・・( ̄■ ̄)」



「よろしいですか、
今お客様が 興味を持って危うく買ってしまいそうになった
カラフルな塗装で
ゴージャスな装飾のロッドに問題アリです」

「このロッドの何が問題なの」

「そのロッドは中々のお値段のロッドでござますよ」

「それは そうでしょう 見て
グリップからして装飾がゴージャスじゃない
私、一目見て気に入ってしまったの」

「なるほど、ワインディングチェックを含めて
ロッドの装飾が気に入られたのですな」

「ワ、ワキガが臭い?(゜ロ゜)ギョェ

「いやいや、ワインディングチェックですよ
あの、ロッドのグリップを中心として
見た目がゴージャスな奴です。

特に派手派手なワインディングチェックを入れると
ロッドがゴージャスに見えます」

「はあ・・・( ̄■ ̄)」



「所で客様、貴方はその見た目のロッド選びは間違っていますよ」

「そうなんですか」

「ロッドなんて 持っただけじゃ分りません
使い込まないと!!
それを見た目のゴージャスさで選ぶとは
あっ! 愚の~~~骨頂~~~へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ

とまた決めポーズをする正義の釣り道具屋店員 立岡。



「店員さん決めポーズ取らなくていいですから
使い込まないと分からないなら
とにかく買って使い込まないと分からないじゃないでか!」

「そうなんです、ですから見映えで騙そうとする悪いロッドがあるのです」

「そうなの!早く言って下さいよ
それでは おすすめの評判の良いメーカーとはどれ?」

「ダイコーです」

「ダイコー?」



「見た目は地味ですが 手を抜かない竿作りで
玄人筋では評価の高いロッドメーカーです」

「もう 早く言って下さいよ
そのメーカーのロッドを買いますから」

「いえ、ダイコーの釣具事業からは撤退しており
今はありません」

「舐めてんのか!クソ店員(# ゚Д゚)つ

と女子らしくない悪態をついてしまった私。



少し反省して

「もっと何とかならないのかしら」

と淑やかな口調に変えると



「そうでしょう、そうでしょう、
実ですね、あるんですよ
今は無きダイコーの従業員が集まって立ち上げたロッドメーカーが」

「ほんとう!」



「ロッドコムと言うのです
まあ見てください、この石鯛竿を
竿作りは ダイコーの伝統を引き継いでいます。
使い込めば分かりますよ」

「なんで初心者の私が石鯛竿なんか買わないといけないのよ(# ゚Д゚)つ

「やりなされ、やりなされ 石鯛を釣りやりなされ」

「だから私は 初心者なのよ(# ゚Д゚)つ

「そんな事を言わないで」

「いやよ(# ゚Д゚)つ

「いいではないか、いいではないか~
今宵 ほんの少しだけでも」

何処が正義の釣り道具屋のなのでしょうか・・・。



「あんた! 本当に正義の釣り道具屋なの!」

「まあ、まあ、そう言わずに
私の地味だけれども熱い竿も握ってみなされ(☆▽☆)

「キャー変態! 何、変な竿を出してるのよ!」



という事で

ダイコーロッド=ロッド・コム

なのです・・・。



竿作りは手作業が多くマンパワーが重要です。



他の工業製品と違い

機械を使えば誰でもブランクスが巻ける訳ではありません。



ロッド・コムは

ダイコーの元従業員さん達で立ち上げた会社なので

クオリティはダイコーと同じ。



あまり聞いた事がない会社名ですが

安心して買って良い竿です。



何故 ダイコーロッドが良いのか

釣り歴が長い人が

何故ダイコーロッドが気に入いっているかというと

積層数の多いブランクスの巻き方です。



ぶっちゃけ

ダイコーのフラッグシップモデルは

カーボンシートを6層も積層していました。



弾性数の違う物。

繊維の角度が違う物。

平織の物。

と種類の違う物を6層も積層して作っていたんですよ。



なんて贅沢な竿でしょうか!

曲げ強度がメチャクチャ強くなく贅沢な方法です。



これが、ダイコー以外の違うメーカーだったら

倍の値段がついていた事でしょう。

有名ロッドメーカーのサプライヤー

ダイコーロッドは数々の有名メーカーにロッドを供給していました。



有名な所では

エバグリーンのコンバットスティック。



バスブームの時

予約して1年たって手に入らない人気ロッドです。



このコンバットスティックは

ダイコーが作っていました。



某有名ショップでダイコーの箱に

コンバットスティックが入っていたので

間違いの無い所です。

ダイコーロッドはサプライヤーなので実は安い

ダイコーロッドに

有名メーカーのロッドロゴが入ると

値段が倍になると思います。



つまり

有名メーカー5万円の竿なら

ダイコーなら2万5千円で同じクオリティの竿が手に入るという事です。



本当かよ!

と思うでしょうが・・・

使い込めば使い込むほど

ダイコーロッド良さが分かります。



ダイコーロッドは

曲げ強度強さが半端なかったからです。

見た目じゃわからないダイコーロッドの強さ

ロッドと言うのは円柱のパイプです。



竿は曲げられるのが当たり前。

しかし曲げれば曲げる程

丸いパイプが潰れていき

最後には破断して折れてしまいます。



カーボンロッドはこれを防ぐために

色々なカーボンシートを積層します。



巻き数も多く、積層する種類が多いほど

ロッドの曲げ強度が強くなるのですが

これは 見た目じゃわかりません。



それ故に

ラッピング、グリップ周りの装飾をド派手にする事で

さも、高級ロッドの雰囲気を醸し出して

高く売っていたロッドもあります。



なにしろ

外観だけではロッドがどれほど積層してるかなんて分りませんからね

ダイコーロッドは宣伝と見た目の装飾が地味・・・。

ぶっちゃけ

ダイコーロッドの見た目は

メッチャ地味でした。



広告もミーハールアーマンに刺さる

キャッチコピーも無かったです。



ボロンコンポジットとか

超高弾性 ○○○○マテリアル採用で驚異の強さ!

素材で惹きつける事とか・・・

ユーザーに刺さるような事が無かったのです。



言ってしまえば

こんな物はロッドの品質を決める物ではありません。



ロッドは作り方です。

そして、それが分かるのは

使い倒さないと分かりません。

ロッドは使って見ないと分からない

釣り道具屋さんに飾ってあるロッド・・・。



皆さん、思い思いに手に持って軽く振ってみたり

店員さんの許可をもらって

天上に穂先を押し付けて見たり・・・。



でも こんな事をしても

残念ながらロッドの実力なんて分からないのです。



  • 魚を掛けてみて。
  • ルアーを動かして見て。
  • ルアー、仕掛けを投げてみて。

これでも真価が分からない時があります。



そのロッドのポテンシャルを引き出せて

再評価したのが1年後なんてこともあります。



で じゃあロッド選びはどうするか?

というと・・・



そのメーカーの信用力に頼るしかありません。



ああ、このメーカーならチャンと作ってるよね

だからお金を払ってみよう

みたいな。



ダイコーのロッドは

そう思う数少ないロッドメーカでした・・・。



しかし 真面目なだけの竿作りは

目立たなかったのです。



何しろ ロッドを評価するには時間もかかるし

釣り手側にも

それなりの釣りスキルが必用だったからです・・・。

ロッドはブランド(信用力)で選べ

ロッドは使って見ないと

分からないのですから

ブランド(信用力)で選ぶのが一番良いと思っています。



ブランド(信用力)を見つけるのは難しいですが

ダイコーロッドは信用力があるロッドです。



試しに中古で買って使って見てください。



特に曲げ強度が必要な竿とか

ルアーロッド

クラックさえ無かったら

古くても使える事が分るでしょう

ロッド・コムはかつて のダイコーロッド

ロッドコムの竿?

と言われるとピンと来ないかもしれません。



しかし このメーカーのロッドは

ダイコーその物です。



他のメーカーが嫌うような

ブランクスを積層するような作り方に拘っています。



だから

強度が欲しい竿は

ロッド・コムの竿は候補に入れて欲しいと思います。



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まとめると

ロッド・コムは旧ダイコーのロッドと考えてよい。

ダイコーロッドは信頼性の高いロッドの作り方をしていた。

ロッド性能は見ても分からない。
少し触ったくらいでも分からない。

残念ながらロッドは使い込まないと分からない。

宣伝が上手いメーカよりサプライヤーの方が信頼できる。

サプライヤーで旧ダイコー=ロッド・コムなら間違いない。

強度が必要な石鯛竿は特に信用力が大事。

ロッド・コムの石鯛竿がおすすめ。



釣具マニアの報告でした。

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