シーバスタックルの予算で悩んでいる方リールで予算削減は合理的

シーバス

こんにちは釣具マニアです。

シーバスを始めたいと人がいたのでおすすめロッドは何かと聞かれたから、割と高いロッドを薦めたら、合わせて高価なリールを購入したらしい。

「釣具マニアさん、おすすめのシーバスロッド買いましたよ」

「買ったの、それで釣りに行った?」

「ええ行きましたよ、初めて行って2匹も釣れました」

「おお、凄いじゃないか」

「おすすめのポイントに指定された時間に入ったら釣れましたよ、ありがとうございます」

「俺なんかな~ 初シーバス釣るのに1年半も掛かったんだぞ」

「いや、いや、そんな貴重な場所教えてもらって感謝です、もう、完全にはまりました。

ただ意外と高い買い物だったので、予算オーバーになっちゃって、今月の生活苦しいですよ」

「落ちてる物、拾って食うか?」

「犬猫じゃあるまいし・・・・袋麺ばっかりです」

「I君、釣りの為だ、袋麺生活も致し方なし、釣り道を究めよ」

「趣味でそんなストイックな生き方できませんよ、でも袋麺作るのが面倒くさくて・・・・」

「袋麺如きで面倒くさいか、それじゃあ、固い麺かじってろよ、胃に収まれば同じだ」

「そんなあ~」

「更に言えば、高いものくっても、袋麺食って出てくるのは同じウンコだ」

「話が極端すぎませんかね、11万もタックルに継ぎ込んだのは釣具マニアさんのせいですよ」

「じゅ、11万!」

「ええ、だっておすすめロッド高かったです」

「ロッドの値段はそんなにしないぞ、リールは何を買った」

「4万のリールです」

「・・・・・」

「えっ。違うんですか!」

「いや、シーバスはロッド高くてもリール安くてもいいんじゃないかと・・・」

「はあ?」

なんか険悪な雰囲気になってきました、ロッドの事を聞かれたので、ロッドだけの事しか話してなかったのが裏目に出たみたいです、

タックルを購入した経緯を聞いてみると、釣り道具屋でタックルバランス的なことを言われたらしい、タックルバランスと言っても値段のバランスみたいでリールを取り付けた時の重量配分じゃないのがアホ臭いのだが・・・

「だから、釣り道具屋さんに一緒に付いて来てくれないから、こんな事になったんじゃないですか!」

「リールはどのくらいの値段で買える物がよかったんですか?」

「5000円位のリールで十分」

「ええっ、カップラーメン食えたのに!」

「いや、大してステップアップしてないだろうが、根本的に食生活変えろよ! 」

シーバスリールに求めるものは完全並行巻きと、適正ライン量をオーバーしないスプール形状。

青物と比べればシーバスかなり引きは弱い、80cmでもドラグはそんなに滑らないくらいです

だからドラグ力の大きいリールは必要ない

ほとんどのルアーがただ巻きなのでジギングのよう重いルアーをシャクル事も少ないので負荷に対して耐久性のある強度の高いメインギア、ねじ込み式ハンドル、剛性の高いボディもそれほど必要ではない。

ショア前提で話しますが、オフショアと違い海水は大して被らない、ましてや湾岸エリアなどなら海水が浸入するのはラインローラ部分位です。

だからといって、ノーメンテで大丈夫なわけではありませんが、ソルトウオーターでリールを使ったなら、スプール外して、後は水をジャ場じゃ場とぶっ掛けながらハンドル回して、後はリールを振って水きりして乾かせばOK、たまにラインローラーを分解してベアリングをクリーナーで洗浄、オイルを指したり、ローターの隙間からグリスを入れたりするだけ、釣具マニアはこれでシマノのスピニングリールを10年リール使って何の不具合も発生していない。

海水をシールドするコアシールド、マグシールドはあればいいが、是非物ではない・

シーバスのスピニングリール

それほどシーバスのスピニングがリールに品質を求めなくてもいいと・・・

と言っても

基本的には抑えておきたい所はあります。

抑えたいのは 3つ

  • ライントラブルが少ない
  • 飛距離はスプールのフロント形状で大きく変わる
  • スピニングリールの品質と精度の証明は完全並行巻き

ライントラブルが少ない

スピニングリールはベイトキャスティングリールと違い

構造状高額なブレーキシステムは必要ない。

というかブレーキシステムさえ存在しない。



スピニングリールはワゴンの激安品でさえ、

品質の良いラインを使えばある程度トラブルは抑えられます。

もう一ついえるのがスプールに巻かれているラインは適正量か?です。



スプールに巻かれているラインは少なくないですか、それとも多すぎませんか?

ラインが少ないとスプールエッジが抵抗となって、ルアーはと飛びません。

また巻きすぎるとスピニングリールのバックラッシュ(スプールに巻かれたラインが重なりあって飛び出る)が起きます。

適正ライン量を視覚的に、また構造的に定めるリールそれが 、シマノのAR-Cスプールです。

適正ライン量を視覚的に、また構造的に定めるリールそれが 、シマノのAR-Cスプールです。

飛距離はスプールのフロント形状で大きく変わる

シマノのAR-C の逆カサのようになったスプールエッジですが

出典 シマノ

これにより放出したラインが整流されて飛距離がでるとメーカーはうたっています。

本当のところは適正ライン量を視覚的、構造的にも制御してることが一番大きい。



シマノAR-Cには2つの役割があって。



AR-Cスプールは適正糸巻き量以上にラインを巻こうとすると

フロントエッジの工夫により一定以上のはラインが巻けないようになっています。

この適正糸巻き量はスピニングリールの一番パホーマンスの高いところを

指し示すところであり、これが適正だと意外と飛距離は伸びるのです。



またスプールのフロント形状が逆カサにすることで、

ラインが暴れないで放出する整流効果も飛距を伸ばす要因です。

これが2たつ目。



完全並行巻き

このスプールを生かすのにもう一つ必用なことがあります。

スプールに巻かれたラインがフラットに巻かれる事が前提。

スプールを往復しながらラインを巻くことをオシュレーションと呼びます。



見た目、高級感のある外国製(聞いたこと無いようなブランド)は

オシュレーションの問題があるためラインがフラットに巻かれずに、

スプールの上下に2つの盛り上た山を形成します。



端までフラットに巻き上げられていないラインは崩れやすいので

後ろのラインが前のラインを拾って重なり合って放出してしまうので

バックラッシュが発生しやすくなります。



当然ながらこの糸巻き形状では放出時のラインの抵抗が大きくなり、

飛距離が出なくなるどころかライントラブルが多発するのです。



シマノのスピニングリールは安くても完全並行巻きです。

だからスプール形状がの意味があるんですよ。

完全並行巻きはスプールの上下の端に偏った山を形成しないので適正な糸巻き量の判別が明確になる。
スプールリングが及ぼす整流効果の邪魔をしない。
と言う事で完全並行巻きとAR-Cスプールはセットでないと機能しないのです。

安くてもシマノのスピニングリールはAR-C搭載 17セドナがおすすめ

出典 Amazon

巻物を使うシーバスゲームでは圧倒的にハイギアが有利

全く手元に伝わる感度が違うからです。



5000円の価格帯でハガネギア搭載。

正直、亜鉛の鋳物が当たり前の価格帯に高い強度を誇る冷間鍛造。

シマノ自慢のシルキーな巻き心地、もちろん完全並行巻き。

高級機と同じウオームシャフト方式のオシュレーションにAR-Cスプール搭載。

17セドナ C3000HG 8f~8.6fの短めのロッドにおすすめ



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腐っても鯛、安くてもシマノのスピニングリールを使って思う事

高級機のようにユーザーが所有欲を満足する物も必用だと思う。

実際道具を扱う上で使い心地は持っているユーザーを満足させるものであり。

趣味であるだけに、ディテールと感触は重要です。

ただ最近のシマノの低価格帯のリールには目を見張るものがある。



釣具マニアもフラッグシップモデルは保有しているが

性能のよいリールを使ったからと言って魚が釣れる訳でもない。



そこまで入れ込まない人、

または価格的に手が届かない人だって

シマノリールはそこそこ条件さえ整えば同じように魚は釣れてしまうのです。



言いたいのは釣りメソッドに対して

そこまでシビアな性能を要求しないものにまで無理してお金をかける必要がない。

という事です。



限られた予算で最高のパホーマンスをたたき出そうするなら

釣りに応じたタックルの価格配分は重要だと思います。



安くても、高くても釣りの楽しみ方は人それぞれで、好きにすればいい。

ただできるだけ裾野を広げて、

多くの人シーバスフィッシングを楽しんでいただきたいと思い

このような記事を書いてみました。



釣具マニアの報告でした

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