ラージアーバーフライリールの失敗しない選び方とおすすめリール

フライ

こんにちは釣り具マニアです。



今回はお求めやすいラージアーバーフライリールが欲しい方

ラージアーバーフライリールを買って失敗したくない方向けの記事になります。



もはやフライリールの主役となった観があるラージアーバータイプのフライリール。



ラージアーバーフライリーは何故かメーカーさんも、種類も多いんですよ。



傾向として

5000円程度のものと3万円欧州製の物と価格が2極化しています。



例えばイギリスで生まれたオービスのフライリール

中国で作られたフライリール。

高い物を買えば間違いなように思えますが・・・・。



両方の外観を比べてみても質の良し悪しがわからないし。

そして値段の差がこれだけある理由もわからないでしょう?

問題ないなら安い方を選びたいのだけで・・・。



結論から言えば5000円のフライリールを買っても大丈夫です。

イメージでいうなら洋服を選ぶのと同じ。



例えると

あなたはユニクロとバーバリーはどちらを選ぶかに近いですよ?

ユニクロの品質はバーバリーに比べれば落ちるでしょうが

洋服としての実用性はありますよね。

フライリールの世界でも同じなんですよ。



ブランドを重視するなら欧州。

実用的なら中国です。



えっそんな事ないだろ! 信じられない!

マシンカットのフライリールだよ・・・。

昔から作られてきた伝統あるメーカーと何でそれほど差が無いのさ・・・と思いますよね。



まあ、何選んでも大丈夫という事はありません。



中国製にフライリールには良いものと中にはあまりよくない物も確かにあります。

でもしっかり見抜けば本当にお買い得なフライリールがゴロゴロ転がっている状態です。

えっ・・・どうやって見抜けばいいのかって・・・。



しょうがないですね~

噛み砕きまくりの解説をしますので、少しお付き合いください。



今日はパンツを買いにきた、釣具マニアです。

同行するのはエゲレス製品が大好きなワトソン君です。



釣具マニアは最近太りましてデカイパンツを買いに来たんです。

さて、釣具マニアが愛用しているのはトランクスのデカイパンツす。

サイズはわりと余裕があるのが好き。

だってそうじゃないですか?

ゆったりしていた方が楽ですから・・・。



それに比べて、まあ、よくあのような小さいパンティをはく人がいますよね。

パンティの跡が付いちゃうじゃないですか・・・。

やっぱりパンツはデカいパンツですよ、ゆったりしてるのでパンツの跡が付きません。



さて、同行したていたワトスン君です。

衣料品店のパンツコーナーで、あるパンツを発見しました。



「むむ、釣具マニア教授・・・タータンチェックのデカイパンツのブランドですけど・・・」

「何々」

「激安の物があるみたいですよ」

「まさか・・・ (°◇°;)

「見た目は同じで、違うのはこのパンツに付いているタグだけみたいです ( ̄~ ̄)

「じゃあもしかしたら・・・こちらのラージパンツは安いものでも同じなのか・・・
(# ゚Д゚)つ

反対側の棚に置いてあるタータンチェックのデカイパンツを握りしめてしげしげと眺める釣り具マニア教授。



「そういう事になりますね・・・ | ̄ω ̄A;

「ワトスン君」

「なんですか」

「私は大きな発見をしたかもしれない ( ̄ー ̄)



「釣具マニア教授どういう事でしょう・・・。」

「これは・・・・仮説だが・・・
もしかしたらラージアーバーフライリールと同じ事が言えるかもしれない!」

「・・・・何かまたなんか訳の分からないことを言い出してますね、基地外じみた思い付きはやめていただきたいですね、周りの人間が迷惑します。」

「なんだと!! ワトソン君、私の偉大な思い付きを愚弄するのかね」

「偉大なんですかね~じゃあその思い付きを話してみてください」



「そうか、では、ゴホン! このデカいパンツも、ラージアーバーフライリールもおんなじ理屈で片付けられるんだ (¬з¬)σ



「・・・馬鹿なの ( ̄■ ̄)」

「馬鹿とはなんだ!! (# ゚Д゚)つ



「噛み砕くと・・・イギリス王室でご用達のパンツもただの釣り道具馬鹿の下半身覆うパンツも 所詮同じパンツ、そして」

「そして・・・」

「そしてイギリス王室ご用達のオービスのフライリールも中国で作られたフライリールも釣り道具馬鹿が使ってみれば、これまた同じ (*’へ’*)

「・・・・ ( ̄■ ̄)」

「同じなのだよワトソン君・・・深い話だろう ( ̄Д)=3

「深いのかよ!」



「ところでワトソン君、フライリールはなんで大きい方が好まれるかわかるか?」

「ラージアーバーフライリールのメリットという事でしょうか? それならフライラインに巻き癖が付かないという事でしょう?」

「うんうん、そうだろう、じゃあ、ぴっちり、ピッタリ、ぎゅうぎゅうの小さいパンティを履くと閉じ込められたモノが右に曲がったして癖が付くだろうが」

「パンティのせいで曲がってるとは思えませんが・・・」

「馬鹿モン!パンティが小さいからなだぞ」



「あの・・・質問していいですか」

「どうぞ」

「なんで、大きいのはパンツ、小さいとパンティと呼び方が変わるのは何ででしょうか?」

「気分だ」

「気分かよ!!」



「話し戻すと・・・ラージアーバーフライリールのドラグ調整幅が少ない物があるのだ
スプールが回りすぎたりとか・・・」

「そういう事があるのですか?」

「そうだ、それでだな、この前買った我がデカイパンツもゴムが弱いみたいなんだ」

「何でですか」

「パンツのゴムひもの縫製がむずかしいのだ、つまりドラグがユルユルのラージアーバーフライリールみたいなパンツなんだな ( ̄▼ ̄)

「釣具マニア教授、あなたは真正馬鹿確定です、アフォが移るので近寄らないでください」

「なんだとワトスン君!!」
興奮した釣り具マニア教授 プッチン切れて騒ぎ立てます・・・ o(>皿<)o

すると

なんとユルユル のパンツのゴムが ・・・。



「アッ・・・」

「パンツ脱げましたね」

「オッピロゲ~~~」

「釣具マニア教授・・・右に巻き癖が付いてますよ・・・」

「むうう~ デカイパンツなのに癖が付いているとは・・・やはりラージアーバーフライリールのようにはいかないな」

「・・・・」

話が少し脱線してしまいましたが・・・。

海外の有名ラージアーバーフライリールと中国ラージアーバーフライリールの品質とは!

そしてラージアーバーリールのメリットとは!

これでよくわかっていただけたと思います。

キッパリ!



えっ・・・何ですか例がおかしいですか・・・。

それでは毎度のごとく、これからちゃんと解説していきます。

「最初から話せよ!!」

マシンカットのラージアーバーフライリール

オジサンみたいな言い方ですいませんが・・・洋服も昔は高かったですよね。

フライリールも同じで、昔は全部高かったです。



マシンカットのフライリールなんて手が出ませんでした・・・。



特にバーストックなんて謳っている削りだしのフライリールなんて・・・

削り出し加工は職人さんが丹精込めたて旋盤で削りだしのフライリール。

という事で大変あこがれたものです。



所がですね、今は中国で作られた削り出しのフライリールは安いんですよ。

対して昔からの有名ブランドのフライリールは昔い高いままです。

何でですかね?



ラージアーバーフライリールの削り出し(これからはマシンカットと呼びます)は重量を軽

くするために複雑な肉抜き加工をする必要性があります。

通常のフライリールのマシンカットに比べて明らかに複雑です。



当然値段も上がると思うでしょう?



所が中国製マシンカットのラージアーバーフライリールは有名ブランドに比べてなんと

5分の1ぐらいの価格で売っています。

価格が二極化したラージアーバーフライリール

結局の所どちらを買えばいいんですかと問われそうですが・・・。



洋服と同じでブランドにお金を払いたければ海外の有名ブランドを。

そしてブランドを気にしないし使えればいいと思ってる人は

5000円程度のラージアーバーフライリールを買えばいいのです。



ここで皆さん気になるのは

安いマシンカットのラージアーバーフライリールはどのくらい使える物なのか 。

それと

この安さの秘密は何なのかですよね?



洋服の縫製とは違いまして・・・・。

手作業が無いのがラージアーバーフライリールの安さの秘密です。

人件費が安いからではありませんよ

外観を見れば良くできてるでしょう?



ラージアーバーフライリールは肉抜き加工が多いし

精度良く作られているじゃありませんか。

複雑なのに海外ブランドと差が無いのは機械で自動的にマシンカットするからなんです。



洋服の縫製は今でも手作業ですが

ラージアーバーフライリールは工作機械の自動制御で作ってしまうので差がないのです。

ラージアーバーフライリールが安くても使えるのは高精度CNC制御

あまり面倒くさい話は端折りますが少しだけ解説します。



マニシングセンタという工作機械があります。

5軸とか7軸とか軸数が多いほど優秀な工作機械と思ってください。



このマニシングセンタですが軸数が多いと

どうなると思います?

簡単にいうと軸数の多い機械なら、かなり複雑なものまで作れてしまう。



複雑で手でしか削れない所まで 工作機械が数値制御の元、削り出し加工をするという事なのです。

工作機械はコンピュータ数値制御され工具の移動量や移動速度などをコンピュータによって数値で制御しながら金属を削っていきます。

 Wikipedia

ラージアーバーフライリールは職人さんが旋盤と向き合って金属を削って作っていません。

つまり機械が削るからボタンを押せばあなたでも作れてしまいますよ

という事なんです。



だから外観がきれいじゃないですか。

ラージアーバーフライリール商標の横にご丁寧に高精度CNC加工なんて表記してます。

これはマニシングセンタを使って削り出し加工をしてますよ~

だから中国製でも品質いいですよ~

の証明なんですね。

これで安くても使える証明はできたと思います。



でも・・・なんで ラージアーバーフライリールが最近使われるようになったのでしょうか?それなりのメリットがあるからだと思いますが・・・。

ラージアーバーフライリールのメリット、デメリット

ラージアーバーフライリールを使うメリット は

口径が大きくなるのでフライラインの巻き癖が付かない

これが一番の理由です。



それだけ・・・

と思いますがフライラインの巻き癖は色々と支障をきたすのです。

フィーディングレーンから外れる、巻き癖がクッションになって

フッキングレスポンスが悪くなるetc…



逆にデメリットはあるのでしょうか?



ラージアーバーフライリールには デメリットと呼べるものはありません。



ただですね、お求めやすい中国製を選ぶ場合

製品に不具合がある場合があります。

不具合のないラージアーバーのフライリールを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?

安いラージアーバーフライリールの失敗しない選び方

安いラージアーバーフライリールにはあまりよくない物ががあります。

という事で

失敗しない選び方を解説します。

選ぶ手順は4つ

①肉抜きしすぎたフライリールは選ばない
②鋳造(ダイキャスト)は選ばない
③ディスクブレーキの調整が利かないものは選ばない
④ラージアーバーフライリールのラインキャパは1サイズ上を選ぶ


外観から選ぶ

①肉抜きしすぎたフライリールは選ばない

ラージアーバーフライリールは肉抜き加工をしています。



理由は口径を大きくしているで肉抜き加工をしないと

重量が重くなってしまうからなんです。



という事で

肉抜き加工するのはラージアーバーリールでは当たり前なのですが

世の中程度と言う物があるじゃないですか。

あまりにも削りまくたフレームは強度が弱くなるので、落としたり、ぶつけたりすると歪みやすくなります。

こういう事を言うとたまに・・・。



でも、落とし込みリールとか、へち釣りのリールは肉抜しすぎてスカスカじゃないですか!

こういう事をを言う人がいます。

これは、小さいガン玉を落としていく釣りの性格上どうしても必要だからです。

肉抜きして強度が弱くなっても、そうせざるを得ないんですね。

ここで考えてください。

フライフィッシングで小さいガン玉を落とす必要は無いんですよ、

だから強度を優先した方が良いと思いませんか。

②鋳造(ダイキャスト)は選ばない

中国で作られたラージアーバーフライリールですがマシンカットではなく

たまに鍛造(ダイキャスト)の物があります。



これはヘアラインなどがないので鋳造と判断できます。

また仕様説明にダイキャストとかかれています。



鋳造は型の中に溶けた金属を流し込むことでフレームを作ります、型に流し込むだけの金属材料で済むので素材価格は安いですが、誰でもできるCNCと違い今では技術的にこちらの方が全然難しいのです。

それゆえ、安いからと言って中国製の 鋳造は 何があるかわかりません。

また、精度も期待できません。



レビューから選ぶ

③ディスクブレーキの調整が利かないものは選ばない

レビューに次の事が書かれてないか注意してください。



ディスクブレーキが利き方が極端で段階的な調整ができない。



ディスクブレーキのワッシャーを閉めこむドラグノッチが荒いため

ドラグの微調整ができないものがあります。

レビューでドラグの聞き方がダメと書かれたものは選ばない様にしましょう。
サクラの多い記事があるので注意しましょう。


最近はサクラ記事のレビューがおうこうしていますが、レビュー記事を参照する前にサクラチェッカーで確認しましょう。



④ラージアーバーフライリールのラインキャパは1サイズ上を選ぶ

中国製のラージアーバーフライリールのラインキャパ表記は

WF(ウエイトフォワード)表記なので DT(ダブルテーパー)ラインだと

スプールのキャパを超える可能性があります。



※スプールに巻いた時のフライラインのボリュームはDTの方が大きいため

バッキングラインを巻く余裕がないので1サイズ上の物を選ぶ方が無難です。

3番ライン 3/4サイズ
4番ライン 5/6サイズ
5番ライン 5/6サイズ
6番ライン 7/8サイズ
7番ライン 7/8サイズ
8番ライン 9/10サイズ

と使うラインに対してやや大きめのサイズを選んだ方が安心ですよ。



手順をもう一度繰り返すと

外観から絞り込む

①肉抜きしすぎたフライリールは選ばない

②鋳造(ダイキャスト)は選ばない

サクラの少ないレビュー記事の商品からえらぶ

③ディスクブレーキが利き方が極端で段階的な調整ができない物は避ける

④ラインキャパにWF表記しかないラージアーバーフライリールは1ランクサイズを上げる



アマゾンで自分が選んだ、おすすめのラージアーバーフライリールです。

出典 Amazon

適度に肉抜きしたラージアーバーフライリール

CNC加工のマシンカットで作られラージアーバーフライリール

デイスクブレーキの利き方の評価はマアマア(サクラチェッカーでレビューの信頼性があるか確認)

ラインキャパがWF表記なので6番を選ぶ際には7/8サイズ

Gotureフライリール 楽天市場はこちら

Gotureフライリール/スプール CNC加工アルミ製 左右交換可能 Amazonはこちら

Goture Cyrax フライリール Yahooショッピングはこちら

こんな感じの手法で選んでみてください。

それでは

美しいマシンカットのラージアーバーフライリールで良いフライフィッシング生活を!

釣具マニアの報告でした。

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