こんにちは釣具マニアです。
最近 ソリッドティップのエギングロッドが増えてきましたが・・・
あえて、穂先をチューブラからソリッドにする理由とは
何のなのでしょうか?
理由は
イカのアタリを分かり易くする事です。
それ以外にも驚くべく事実があります。
イカのアタリが判るのはもちろんですが
イカがエギを抱く回数が多くなっているから
アタリが判るという事もあるんです。
もし、あなたがエギングを始めて
イカのアタリが分らない・・・。
ボトムがとれない・・・。
イカが釣れない・・・。
このような状況なら
お手持ちのチューブラトップの穂先をやめて
ソリッドティップのエギングロッドにしては如何でしょうか?
このような状況がスッキリ、サッパリ解消されると思います。
といわれても・・・まだ疑心暗鬼でいるでしょうから
疑惑を解消する話をいたしましょう。
私はある有名メーカーのエギなの・・・。
そのメーカーの名前はヤマピー
エギのトップブランドでなのウフフフ。(*/∇\*) キャ
そのトップブランドのエギのシリーズの中で
最も有名でベーシックなエギが私なの。( ̄▼ ̄)
名前はエギ摂政関白太政大臣なの。
通称エギ大臣とは私の事。(*/∇\*) キャ
さて某 堤防での出来事。
使い主様の扱いがこの日は違ったの・・・。
というのは
いつもは激しく激しくシャクっくて
私を跳ね上げるるようにしてから
急に真っ逆さまに落とすのに
今日の主様の扱いは少し違った・・・。
その日は
何時ものようにシャクられなかった私。
気のせいか跳ね上がりが少しソフトに・・・。n(ー_ー?)ン?
そして
その後がいつもとは全く違うの・・・。
何時もだったら
激しく突き落とされるのに・・・。
今日はユックリ、ユックリと確かめる様に落とされる私・・・。へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ
そして何時もは、とっくに落とされて下の方で待機しているのに
まだ落ち切らない私がここにいる・・・。( ̄~ ̄)
なにより、この日はイカの眼つきも違った・・・。
普段だったら落ちてる私に見向きもしなかったイカが
先を争って私を抱きに来るの。キャッ(/д\*))((*/Д\)キャッ
「もう! いい加減にして! 私を開放して!C≡(/゚Д゚)/タスケテェー!!」
といっても
お構いなしに私を慮辱くしていくイカたち・・・。()´д`()
きっと・・・落とし方が肝なのね
ああ!! ヤマピーのGスポット!Gスポット!へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ
そんな時間が長い間続いて
私の体には何杯ものイカに噛まれてそして
汚されてしまったの。
何でこんな事になるのだろうか・・・
私を見るイカのが欲望に渇いた眼差し(☆▽☆)
昔の方が抱いてくるイカが少なくて私は楽だった・・・。
しかし主様は
汚れて、そして傷つけられた私の体を見て
にやにやと笑い
よしよしと喜こんでいるの・・・。。:゚(。ノω\。)゚・。
チューブラからソリッドに代わったせいで
私はひどい目にあっているは!
イカが釣れるは、アタリが分るはで言う事なしなのは
主様だけ・・・。
しかも
ボロボロになった私をみて
アッハッハッと笑い
代わりのエギ大臣はいくらでもあるから大丈夫と言うのよ!ヾ(◎o◎,,;)ノ
おのれ! ソリッドティップ!( ꒪Д꒪)ノ
お前のお陰で私の体はボロボロよ!
エギに対して愛はないの!
いずれは謝罪と賠償を請求してやる。
このエギ大臣の独り言はフィクションです。
ソリッドティップにしたらアタリが増えるという事を表現してみました。
ソリッドティップのエギングロッドは何でイカのアタリが分る?
ルアーロッドは一般的に
ソリッドティップよりチューブラティップの方がアタリが分かり易い
といわれています。
ところがエギングロッドでは
ソリッドティップの方がイカのアタリが判るというのです・・・。
これはいったいどういう事でしょう?
高感度ロッドでも分らないイカのアタリ。
高感度ロッドと謳われていても
魚のアタリが分らない時は判りません。
そもそもロッドを振動(アタリ)させるような
ガツン!
というアタリというのは
魚が餌を、ルアーを咥えて反転した時に伝わる物です。
こういうアタリに敏感なロッドが手感度が良いロッドと呼ばれ
感度の良いルアーロッドはこの手の事を指します。
ところが水中で止まる(ホバーリング)様な魚が相手だと
このようなアタリは中々出ません。
代表的な魚で
カワハギ
フグ
アカイカ
そしてアオリイカ等がそうなのです。
このような魚のアタリを感じるには
手元にくるアタリではななく
穂先の変化でアタリを取る
目感度に優れたソリッドティップのロッドでアタリで捕えます。
チューブラ・ソリッド エギングロッドにアタリが出るのは・・・
チューブラ、ソリッドの穂先の違いだけで
エギングのやり方が変ってしまいます。
特に違うのが フォールの方法です。
エギの動かし方を含めてフォールの違いを分けて説明しましょう。
チューブラトップのエギングロッドの場合
はっきり言えば
③のエギがステイした時しかイカが抱きつきません。
極論かもしれませんが
③の時しか釣れるチャンスがない言ってもいいでしょう。
しかもラインが張ったこの時しか
手元にアタリ感じる事が出来ないので
アタリも掛けるチャンスもステイの短い時間しかないのです
ソリッドティップのエギングロッドの場合
ソリッドティップのエギングロッドはチューブラとは
違う誘い方をします。
②テンションフォールから③ステイまでの間に
イカがエギを抱き付きます。
チューブラトップと比べると物凄くチャンスがあるのが分かると思います。
フリーフォールとテンションフォールのエギの動き
チューブラトップでエギをシャクった場合
フリーフォールです。
フリーで落とされたエギは
イカがエギを抱けない速い沈下速度で落ちるので
落ち切って
ステイの時しかエギを抱くチャンスがりません。
ところが
ソリッドティップでエギをシャクッた場合は
テンションをかけつつ
ユックリとエギを落として行けます。
ユックリと落ちるエギにはイカが抱きつける間があるので
落ち切ってステイした時と合わして
更にテンションフォール中に
リールを巻きながらの巻き落としを行えば
斜めに落ちて行くのでさらに長時間、広くイカにエギを見せる事が出来るので
もっとチャンスが増えて行くことになります。
そんなにチャンスがあるなら
チューブラトップのエギングロッドでテンションフォールをすれば良いじゃないか!
という事になりますが・・・。
チューブラではテンションフォール中のアタリが判らないのです。
テンションフォール中のアタリは目感度に頼れ
目感度・手感度ですが
要は魚、またはイカが仕掛けに掛かった時の信号の違いです。
例えば
信号機は光が変わる事で、視覚に渡るタイミングを知らせてくれます。
目感度の場合
ソリッドティップのエギングロッドは穂先が動くことで
あなたの視覚にイカを掛けるタイミングを知らせます。
例えば
携帯電話のマナーモードでは
振動を送る事で電話が掛かってきた事を知らせます。
チューブラトップのエギングロッドでは手元に振動が伝わる事で
イカがエギを抱いた事を知らせます。
このように振動が出ればいいのですが
フォール中のアタリはなかなか振動と言う物が発生しません。
イカはフォバーリングする事が出来からです。
その対策として
テンションフォール中の動きを異なった信号で伝えるのが
穂先の動きである目感度なのです。
その為ソリッドティップは
穂先は細く、そして柔らくして穂先が動くように作られたのです。
実際ソリッドテイップを使って見ると
目感度だけじゃない事がわかります。
テンションフォール中のエギの重みも感じ易いこの穂先は
イカがエギを抱いた時の重みという手感度を持っているのです。
ソリッドティップのエギングロッドは
テンションフォールをする為に
必要なエギングロッドだといえます。
ソリッドティップに出る目感度のアタリとは?
船釣りでは
ソリッドティップを使った目感度でアタリを取るロッドが多くあります。
湾フグ、アカイカ・・・
そして一番似ているのがティプランエギング。
これらの釣りで
ティップに出るアタリはどんなアタリかと言うと・・・。
- ティップが揺れる。
- ティップが少し入る。
- ティップが戻る(戻りのアタリ)。
穂先の動きは3つのパターンで現れます。
複合的なアタリもあります。
例えば
ティップが揺れたかな?
と思ったら
曲がっていたティップ少し戻る。
というような複合的なアタリもあります。
おかっぱりのソリッドティップロッドのアタリは
テイップが揺れて
それから少し入るアタリが多い。
また少し重くなった感じがする
というのもあります。
今までノー感じで
捕えられなかったイカのアタリが分るので
エギング中の集中力が増すのはもちろん
エギングがすごく楽しく感じます。
当然ですが
イカの釣果も良好になります。
今までのエギングロッドは何故フリーフォールがお約束だったのか
エギングの一般的なシャクリ方は
シャクリの後ラインを弛ませるフリーフォールがお約束です。
ラインが弛む分、イカのアタリは吸収される
そして
エギもイカに抱かせる間もなく速く落ちてしまいます。
なぜこんな事をしなければならなかったのでしょうか?
実はこのラインを少し弛ませる
という行為はルアーフィッシングにおいて肝になる所・・・。
当然エギングでも肝になる所だと思ってました・・・。
バスでも、トラウトでもルアーを引いているときに
弛みを作る事で
魚の反応が違うからイカも同じだろう
と思ってたんです。
でもこれは少し自分の解釈が違っていた。
と最近は思うようになっています。
というのは
バスでもトラウトでもルアーをフォールするようにバーチカルに動かすのではなく
横にしか動かしてはいなかったのです。
つまり
フォール中にラインをタルませるのと・・・
ルアーを横に引いているときにラインをタルませるののでは・・・
タルませる意味合いが違う。
フォール中にラインを緩める事は有効どころか害でしかない。
反対に
テンション(ラインを張る)を与えながらエギを落とすと
イカが抱きつける間ができる様になるのです。
それならそれが分かるようにしようという事で
目感度でアタリを捕える
ソリッドティップのエギングロッドが作られてきたと言う訳です。
まだまだあるぞソリッドティップのメリット
ソリッドティップの有効性は他にもあります。
いくつか挙げると
- ティップが繊細な分、小さいエギも扱えます。
つまりルアーウエイトの幅が広くなる。
- ソリッドティップは重さを感じやすいので底取りがやり易い。
- ボトムをチョコチョコ攻めるのに向いている。
夜のボトム攻め
春の産卵シーズンのボトム攻め
特定パターにも有効です。
ソリッドテイップエギングロッドの補足
ソリッドティップのエギングロッドはエギを跳ね上げるのが不得意です。
シャクリ=ジャークなので
ティップに張りがある方が
エギは上に跳ね上がり易いのは間違いない。
反対にソリッドティップは繊細で柔らかい穂先なので
チューブラに比べたらやっぱりシャクリはやり難い。
とはいえ
穂持ち以降は確り張りがあるので
シャクリに入る段階で弛みを付ければ
エギは問題なく跳ね上がります。
慣れてしまえば、そんなに問題にはなりません。
エギング以外の対象魚に使いたい方は・・・
エギングロッドはルアーロッドの中で
最も万能ロッドとして適したルアーロッドです。
それはチューブラトップという条件の中でのこと。
テイップがソリッドティップになる事で
扱い方がちょっと違ってきます。
万能路ロッドの能力としては落ちてしまいますが
チューブラと違う使い方ができる様になります。
例えば穂先の繊細さを活かして
ヘチ竿のような使い方はアリだと思いますよ
何しろ両方ともフォールで釣る釣りですからね。
ソリッドティップのエギングロッドのメリット・デメリットの整理。
色々書きましたがソリッドティップエギングロッドの
メリット・デメリットを整理してみます。
デメリット
- シャクリがやり難い。
- 穂先が折れ易い。
- キャスティングにコツがいる。
- 万能ロッドとしての能力が落ちる。
メリット
- 今まで取れないアタリが取れるのでエギングが楽しくなる。
- 扱えるエギのウエイト幅が広くなる。
- イカが釣れるチャンスが多くなる。
- 激シブの時に強い。
コスパが良すぎるエギングロッドにソリッドティップが!
最近エギングロッドは中級クラス以上のシリーズなら
ソリッドティップバージョンがいくつかあります。
ダイワ エギングロッドのベーシックモデルエメラルダス MX
このシリーズはハイエンドで採用された機能を
惜しげもなくぶち込んだ超お買い得モデル。
リールシートはフラッグシップモデルの
軽量エアーセンサーシート を採用していますし。
ブランクスは
強度・軽量の両立を図るHVFナノプラスです。
そのロッドのソリッドティップバージョンE 711LML-S・Eは
激シブ時の1.8号のエギから
3.5号のエギまでエギを幅広く扱えます。
幅広く扱えるのは
ソリッドティップとバット側のHVFナノプラスのお陰ですが。
このエギングロッドで目から鱗という事態がおきていまして。
釣れるんですね・・・このロッド。
エメラルダス MX・E 711LML-S・E
ロッドを換えてまでイカを釣りたいならE 711LML-S・Eです。
明らかにロッドを換えたら釣れました!
という人が続出のエギングロッド
在庫があったら即買いです。
ダイワ エメラルダス MX・E 711LML-S・E Amazonはこちらもう少し万能的な使い方をしたいという人は
エメラルダス MX 86ML-S・N
フォールから果て他の釣り物まで出来て
尚且、しっかりツツイカまで狙う守備範囲の広さなら これ!
ダイワ エメラルダス MX 86ML-S・N 楽天市場はこちらダイワ エメラルダス MX 86ML-S・N Amazonはこちら
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ティップ破損しやすいソリッドティップ アフターが確りしているメーカーは?
トリプルクロス エギング TCX-S862Eは
オカッパリでありながら
ティップランを意識したフォールモデル。
ティップランを意識しただけあって
穂先はすごく繊細なソリッドティップ。
フォールしながらの横移動する巻き下げなど
メチャクチャやり易いエギングロッドですが・・・。
繊細さ故に何かの拍子に穂先が破損する事が怖い・・・
という人には不安があると思います。
所でメジャークラフトいうメーカー。
数あるメーカの中で
一番アフターは良いといわれています。
何を評価してアフターが良いかというと・・・
破損時のロッド交換に最も応じてくれるメーカーだからです。
このような繊細なロッドが破損した場合。
使用者の使い方なのか
メーカーのロッドに瑕疵があったのか
という判別出来ない事態がおきた時
ほとんどの場合保証に応じないのが普通です。
何処まで対応してくれるか無責任な事は言えませんが
少なくても
ダイワ、シマノよりは良いと思います。
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まとめると
ソリッドティップのエギングロッドはテンションフォールの釣りの為に使う。
イカのアタリが分らない人はソリッドティップを使いましょう。
ソリッドティップはフォールトとステイ チャンスが多い分イカが釣れる。
ソリッドティップは穂先の動きでアタリを捕える。
釣具マニアの報告でした。
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