釣具業界騒然、脅威の素材ナノアロイとトレカの正体?マルっと解説

バス

こんにちは釣具マニアです。

最近釣具業界で話題の東レのナノアロイトレカ

取り道具屋さんに聞いても凄い。
展示会場会でも聞いても凄い。
業界関係者も凄い。

と言います。

何処が凄いのと聞くと、今までのカーボンのブランクス抱えていた欠点を根本的に解決する素材だとしか言いません。

ロッドの破断強度を50%以上げるロッドが作れるとか、説明自体に何か煙に巻かれたような気がします。



結論から先に言ってしまいますが。

東レ ナノアロイの正体はカーボン繊維を取りまとめる強烈な接着剤です。

トレカは新開発のカーボン繊維をナノアロイでまとめたカーボンプレプリグです。



ナノアロイという接着剤が含まれたカーボンプリプレグを使ったロッドの事を釣り道具メーカーさんはナノカーボンロッドと呼んでいます。

さらに釣り道具業界ではトレカが入っているロッドはもっと凄いなんて言い出しています。

たぶんこれだけでは大半の人はピンとこないのですよね・・・・



ナノカーボン、トレカ正体を解明すべく変態Aと釣具マニアが釣り道具屋に突撃した話があったので、そのことを含めてマルっと解説していきます。

「釣具マニア~、俺、遠投両軸受けの竿が欲しいんだよね~」

「フーン遠投両軸受けの竿って高い竿しかないんだよね~」

「やっぱりないのか?」

「ないな~」

「大丈夫だ!お金はバッチリ用意している!」

「それなら、最近はナノアロイを使った竿が凄いというぞ!」

「ナノアロイ? そんなに凄いのか!!」

「お前、安物の遠投両軸竿が折れるという話を聞いた事があるだろう?」

「聞いたというか、見たぞ俺、真ん中からバキッと!折れたのを」

「ナノアロイは折れないとか今言われてるぞ」

「そうなのか?ナノアロイとは何だ、釣具マニア」

「知らん!」

「知らんのか、無責任だな!」

「無責任だ」

「なら釣り道具屋に言って聞こう」

「そうだな 釣り道具屋に行こう」

「行こう」

という話になりまして、釣り道具屋さんに行く事に・・・

某有名チェーン店の釣り道具屋。

変態A

釣り道具屋さんに入るなり、いきなり店員さんを捕まえて。

「ナノアロイとは何ぞよ」

店員さん・・・
(°◇°;)

「もう一度問う、ナノアロイとは何ぞよ」

「・・・・」

釣り道具屋さん(新人店員さん)

「あの・・・お客様少しお待ち下さい」

と言うとベテランの男性店員さんの所に行ってしまいました。

「おい」

「なんですか?」

「いきなり新人店員に聞いても判らんのじゃないか?」

「むう、女性だったので本能がおもむくままに聴いてしまった」

「この後、釣り道具屋で本能がおもむくまま行動するなよ」

「ダメか」

「ダメだ」

と変態Aに釘を刺していると

ベテラン店員さん登場してまいりました。

「あの、ナノアロイの事を聞きたいいそうで・・・?」

「ナノアロイの事を知っているのか?」

「ええ」

「それでは説明をお願いする」

「はあ・・・ナノアロイはナノ技術でしてこれがあることで、カーボンロッドは飛躍的な強度を持ち得ることができます」

「ふむ」
「・・・・・(ー△ー;)

「特にナノアロイのロッドは破断強度が強い事から折れないロッドを作る事ができまして、ナノメートルオーダーで微分散させたカーボンロッドでございます」

「ふむふむ」
「・・・・・(ー△ー;)

「このカーボン技術は軽量化したカーボンロッドにある弱点を解決する事ができます、軽いロッドは折れやすいという従来の法則を打ち破り軽いのに高強度なロッドを実現しました」

「ふ~む、ウンウン」
「・・・・(ー△ー;)

「更にすごいのが東レのトレカでございます」

「そんなに凄いのか」

「それは従来のロッドを作る技術を根底から覆すような素材でありまして

高強度、または耐衝撃性、柔軟性を全て持ち合わせたような素材でございます」

「ふ~ん、そうか」

「お分かりいただけたでしょうか?」

「全然・・・Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
「・・・・ 」

「そ、それでは・・ナノアロイのロッドをお持ちしますので実感していただきます」

「何! ナノアロイをもって来るのか (☆▽☆)

「もちろんです」

「遠投両軸受けの竿もナノアロイか?」

「遠投両軸の竿ですか? ええ、ナノアロイですよ」

「その、ナノアロイの竿をいじくらせてくれ!」

「それでは少しお待ちを・・・」

店員さん両軸遠投竿を探しに行ってしまいました・・・。

「A ナノアロイの説明全然分からなかったな・・・」

「うむ、なんか凄いらしいのという意思は伝わってきたが・・・」

そんな話をしていると・・・。

「お客様、これがナノアロイの両軸遠投竿でございます」

「おおっ!これがそうか」

「ハイ」

「これの何処がナノアロイなのか?」

「・・・・ええと見て判らないかと・・・」

「そうか、がっかりだな・・・」

「お客様にはこのナノアロイの竿の強さを実感していただきます」

「どうするのだ」

「少しお待ち下さい」

店員さん、両軸遠投竿を伸ばすと・・

「お客様この竿をお持ち下さい」

「そうか持てばいいのか、では持ったぞ」

「今から穂先を持ちますので竿を起こしてください」

「こうか?」

「お客様マダ、マダでございます、もう少し力を入れてください、魚が引いてますよ!」

「こうか!」

「もっとです、もっと、もっと引いてるように!!」

「こうか、こうか、どうだ!これでいいか?o(>皿<)

「まだまだです、もっともっと引いて!」

「何、もっとか!どうだ、これでどうだo(>皿<)

「まだ、まだ、もつと強く引いて!」

「うし、うぬぬ、引くぞ、引くぞo(>皿<)

「まだです!まだ足りません、もっと竿を立てるように!!」

「こうか、はあ、はあ、もうこれ以上は限界だ!( 〇□〇)ハァハァ

店員と変態A、肩で息をしながら二人ともぜえぜえ言ってます・・・・。



釣り道具屋さん穂先を離してから

「お客様ナノアロイのパワーが分かっていただきました」

「ふうふう・・・ナ、ナノアロイとは凄いな」

「そうです、ナノアロイは凄いです」

「ぜえ、ぜえ・・・ナノアロイが気に入った!これをくれ」

「毎度ありがとうございます」

こんな事で5万円を超える竿を購入していいのだろうか・・・。



変態に確認してみよう。

「おい変態!」

「なんだ」

「竿の買い方が変だろう」

「だって、ナノアロイが引く引くなんだぞ!」

「お前の話しがグダグダで訳がわからんぞ」

「ナノアロイの本質はひくひくで、凄い竿なんだ」

だめだ、コイツ・・・

「もう一人のお客様もナノアロイを引いてみますか?」

「いえ・・・・(_ _|||)

この店員は気持ちが悪い・・・。

脳みそが破断してるいのではないでしょうか?

ナノアロイ謎がますます深まってまいりました。



「釣具マニア、そう言えばトレカのことを聞いてなかっぞ、店員に聞くか」

「余計な事をブッコンでくるんじゃない!」

「お客様トレカでございますか、それなら、また竿をお持ちしましょう! (^―^)

「お前も竿なんか持ってくるな! (#`皿´)

「お客さま~ (´∩`。)

ナノアロイとトレカ、余計謎が深まりました。



従来の高級ロッド

高級ロッドは高弾性のカーボン繊維が使われる事が多い。

軽く作れて、なおかつ、弾性率が高い為 強い反発力が得られるからだ。

ただ硬くて軽い竿ほど実は曲がりに弱い。

えっと思うかも知れないが本当なのである。



竿は曲がるものだ。

その為、軽くて固い素材意外にいくつかの素材を重ね合わせる事で折れない強い竿を作ってきた。



特に高級な竿ほど素材の重ねあわせが多い。

通常は3層ぐらいだが中には5層以上違う素材を重ねていた。

重ねれば重ねるほどロッドは重く軽快感がなくなる。

だから今度は繊維同士をくっつけるレジンと呼ばれる樹脂を少なくしようとする。

レジンは繊維同士を束ねる接着材。

カーボン繊維が竿としての形を保つのはこのレジンと呼ばれる接着剤が欠かせない。



ナノアロイの正体は接着剤

レジンがカーボン繊維を束ねる接着剤だという話をしたと思う。

このレジンがナノアロイの正体。

カーボン繊維を取りまとめる強い樹脂ということだ。

ナノアロイは従来のレジンに比べて強く、柔軟に束ねるために、ロッドの曲がりには強い新開発の東レのレジンだ。



カーボンプレプリグの概念は洋服の生地

釣り道具メーカーのロッドの作り方はカーボン繊維の状態から作るわけではない。

素材メーカーからカーボンプリプレグと呼ばれる状態でロッドメーカに納められる。



洋服の生地なら、皆さん目にした事があるだろうか?

この洋服の生地はナイロンとか綿とかの繊維でできています。

カーボンプリプレグも同じような物でカーボンの繊維でできた洋服の生地みたいな物。

出典 Amazon カーボンプリプレグ


違うのは生地に樹脂が含まれていることです。

この樹脂がレジンと呼ばれる接着剤。

この接着剤は低温時では流動性のある粘性のある樹脂なのだが、熱を加えることで硬貨する特殊な樹脂。



一部の人は聞いているかも知れませんが、竿は釜に入れて焼くという工程を経て竿という形になります。

カーボンプリプレグはパイプ状に巻かれてレジンはこの工程で加熱されて固まります。

通常の接着剤は常温で置くだけで溶剤が揮発して硬貨するのと同じですね。



このパイプをブランクス、またはブランクと呼びますが。

このブランクにガイド、リールシートを取り付けることで皆さんが釣り道具屋で目にする竿が出来上がるわけです。



ナノアロイを使うとロッドはどう変わる?

ナノアロイは強力な接着剤ゆえにいくつか有利な事ができます。



一つはレジンコントロール

強力な接着性能なためレジンの量を少なくしてもカーボン繊維を束ねる事ができます。

レジン量は各釣り道具メーカーがレジンの量を調整しますが調整して少なくするほど筋肉質で軽い竿ができるのです。

ナノアロイは強力な接着剤ゆえにさらにレジンの量を少なくしてもロッドが破断することがなく軽くて筋肉質な竿が作れます。



もう一つは脆い高弾性素材に柔軟性を与えること。

ナノアロイは柔軟性を持つ樹脂なので、

硬い高弾性繊維でも脆くない反発の強い竿が作れます。

これらの事から、ナノアロイは従来のレジンを使ったロッドに比べて、衝撃に強く、軽く、高反発で、脆くないロッドを作る事ができます。



今まで合い反することがナノアロイで束ねる事で

全てを整えてしまう画期的なレジンなんですね。



大手メーカーはナノアロイをなんと呼んでいるのか

日本の大手メーカーと言えばシマノとダイワがあります

このメーカがレジンを少なくしたブランクを今までは

シマノはマッスルカーボン

ダイワはHVF・SVF

メーカー独自の名称です、ブランク自体は両社とも同じような物

これが今までの2社の高級ブランク。



この2社がナノアロイを使用してレジンを少なくしたブランクは

シマノがスパイラルXコア

ダイワはSVFナノプラス・HVFナノプラスという呼び方をしております



上位互換

ナノアロイはこれらの低レジンロッドの上位互換品と思っていただければよいと思います


トレカの正体は?

トレカを新素材みたいな言い方をする釣り道具屋さんがありますが間違いです。

トレカは東レが作るカーボンプリプレグ総称です。

それじゃあ、今釣り道具屋さんが言う凄いトレカとはなんでしょうか?



T11000というカーボン繊維にナノアロイと呼ばれるレジンを合わせたカーボンプリプレグが凄いトレカの正体



全て解決するのがナノアロイ

基本的には高級ロッドの作り方はそんなに変わらないだろう思っています。

じゃあ、ナノアロイを使うとどのようなロッドになるかもう少し詳しくはなします。

ザックリと言えば全てのスペックが上回ります。



もう少し説明すると。

反発を重視した竿なら、より高反発で強度の高い竿



軽さを重視した竿はより軽く



しなやかさと、曲げ強度を重視した竿はより曲がり、粘る



ナノアロイの更に上をいくのがトレカ

ナノアロイ以上に全てを上回るのが東レのトレカ

ナノアロイの上位バージョンです。



欠点は素材価格が超が付くほど高い事。

この素材は高くて一部分にしか使えない事

カーボン繊維T1100G+ナノアロイのカーボンプレプリグを指します。



T1100Gは高弾性カーボン繊維特有の脆さがなく高い弾性率を持つ素材です。

カーボン繊維の能力だけでも反発力が強く曲げ強度が強い素材なのにプラス強度を上げるナノ

アロイ(レジン)を含んだカーボンプレプリグなのでナノアロイだけの竿より全てのスペック

を上回る夢のような素材ですね。



ただ素材価格が高い為にバット側に一部使われてくらいで、トレカのロッドはまだ普及していません、数年後に期待と言う事ですかね。



ナノアロイを使うと竿がどのように変わってしまうのでしょうか?

実例を挙げてみましょう。



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コマセ入りの重い仕掛けを従来より遠くに飛ばすことができます、また振りヌケも良くなります。



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根に潜ろうとするメジナを圧倒的な粘りで、ためてとる事ができるので従来取れない魚が取れるようになります。



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ルアーウエイトの幅が広くなり、狙った所に飛ぶキャスト性能が高い、また飛距離UP、強い青物の引きでも強引に取り込む事が出きる。



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軽くて操作感がいい、手が延長したようにルアーの動きをコントロールできる。また僅かなバイトも手元に感じる事ができる



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2ピースをフラグシップレベルまで押し上げたロッド、
携帯性の高い2ピースの最高峰。



2ピース ナノアロイのバスロッドブラックレーベルの記事は下記に



ナノアロイを使った竿は使用量にもよりますが、曲げ強度は従来に比べて

30%~50%まで強くなるみたいですね。

確かに凄いです

釣具マニアの報告でした。

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