誤差表示で信用できないカウンター付きリールが使われ始めた・・・何故?

船釣り

こんにちは釣具マニアです。



カウンター付きのリールがあります。

もちろんスピニングリールではなく手巻きの両軸受けリール。



船釣りでは水深を把握する事は意味がある事ですが・・・

リールに付いてるカウンターは昔から水深表示に誤差があると言われていて

船長とベテラン船釣り師からは信用されていません。



ところがどういう事なのか・・・

最近

手巻きのカウンター付きリールのラインアップが充実しています。



わざわざ信用されてない物を付けて

意味があるのでしょうか?



気になりますよね・・・。



もしかして最近汚カウンターは誤差が無く信用できるようになったとか!?

ではありませんよ・・・。

昔ほどではありませんが相変わらす水深表示には誤差があります。



それでは何で

メーカーがカウンター付きリールのラインナップを増やしたかと言うと・・・



タイラバ、イカメタル テンヤタチウオ、テンビンタチオウ

巻き上げる釣りには

釣れた時の再現性が高くて便利だからです。



再現性?

ちょっとこれだけでは雲を掴む感じでまるで意味が分からと思います。



なので

ある人物の行動を元に再現性があるとか

はたまた ないとか・・・。



カウンターが有るとこのような釣り物では

有益なことが起きるよと身に染みて感じる話をしてみたいと思います。



自分で言うのもなんだが・・・

私は几帳面だ。

だから、すべての行動に対してマーキングをしないと気が済まない。

このような行動をするのは

私は早急追跡管理大学 監視学部 記録学科を卒業しているからなのだ。



すべてを監視下の元に管理して

すべてを同じように再現するという理念の元

明痔 3年 当時の大蔵大臣

渋柿 苦杉太郎(しぶがき にがすぎだろう)により作られた大学である。



そのよう大学を卒業した私。

孟秋 漬毛太郎(もうしゅう つけたろう)は記録して

そして行動したいのである。



こんな記録好きの私・・・。

最近はあるアプリにはまっている。



このアプリを使う前は非常に面倒くさかった。



例えば

私がある目的地が行くとしようではないか・・・。

そうすると、そこに至るまでの詳しい経路等を記録に残す為に

地図上に書き記さなければならない。



どのような事を記入するかというと・・・

その時に起きた不利益な事、有益な事だ。



マッピルという地図に

このような事を詳細に書き込んだものだが・・・。

今は違う!



スマホのアプリに

「マッピーの上から下までどうぞ」

という地図 記録ソフトがあるのだ。



例えば

A地点からB地点までのJスポットで・・・

間違ってデカいウンコを踏んでしまった!



となったら

「ちょっと待ってください山本さん! (# ゚Д゚)つ

ここはウンコが非常に多い地帯だ! めっちゃ注意しよう。

と記録に残して管理することが出来る。



もし次に間違って近づいてしまった場合・・・。



「ちょっと待ってください山本さん!

ここであなたは6月5日と7月14日、7月23日と

すでに3回もウンコを踏みつけた危ない所 ヾ(◎o◎,,;)ノ

とアラートが表示するのだ。



そして・・・

一番よいと判断された回避行動も提示してくれる。



「そうなんですか 山本さん それなら

A地点からB地点は止めてA地点からC地点に回避行動を取りつつ

ウンコ地帯を避けてみます。 (¬з¬)σ

とかなのである・・・。



これで、もうウンコを踏まなくてもいい。



もう一つの例を出そう

D地点からE地点は新興住宅地で成り上がりの金持ちがたくさん住んでいる経路だ。

実はここでは ある所に高確率でお金が落ちている所があるのだ。



当然このような有益な所だからマーキングします。

このような所はゴールデンスポットといい (☆▽☆)

スマホアプリ

 「マッピーの上から下までどうぞ」は

出来るだけ多く通る様に誘導する。



なぜなら高確率でお金を拾う事ができるからだ!



私のような記録好きで管理したい男には「マッピーの上から下までどうぞ」

は非常に有効なアプリだと思う。



ピピピピピ~ちゃん

あっ! アラートがなった。・.。*・.。*(〃´∀`)☆・.。*・.。*



ここでは前にどんなイベントがあったのかな?

あれ・・・?



「てめえ! 今日は忙しんだよ! 起動するんじゃね!早く切れ (#`皿´)

と表示に出ている・・・。 (꒪꒪)

非常に余裕がなくて、短気なアプリである。



ちょっと変なアプリでしたが

カウンター付きのリールはこのような失礼な表示は出ません。



カウンターはキッパリ、さっぱり数字の水深だけですが

釣れた時の水深表示があるのと、無いのとではえらく違います。



なぜなら巻き上げる釣りで

釣れた水深と同じなら、また魚が釣れる可能性があるからです。



誤差があろうとなかろうと数値としてみれば

カウンターに表示が出る事は

釣れる水深を再現しているという事です。



昔は信用無かったカウンター付きリール

新しい釣りのメソッドでは結構便利なのです。

期待して買った両軸受けリールのカウンター表示に誤りが・・・

出典 Amazon

両軸受けリールにカウンターが付いているものがあります。



電動リールではありませんよ・・・

手巻きのリールです。



カウンターに表示されるのは水深ですが・・・

実際の水深と誤差があります。



如何わしい、C国のリールではありません。

有名メーカーのシマノ・ダイワの手巻き両軸受けリールなのです。

船長が勧めない、カウンター付き両軸受けリールが何故?

遊漁船で水深を指示するのは船長です。

この船長がリールのカウンターを信じていません。



たまに船宿のHPにも

正確なタナを取るために、誤差の出やすいリールのカウンター(水深計)に頼らず、リールに巻いてある糸の色とマーキングを見るように!!

などと掲載しています。



誤差があるのが当然という認識なのです。



カウンターは電動リールにも付いていますが手巻き・電動ともに

誤差があるのが当たり前と昔から言われています。

そんな信用できないカウンターを付けた手巻き両軸受けリール

メーカーのラインアップが充実しているのです・・・。



カウンターの誤差表示の水深を見て何をしろと言うのでしょうか?



少しぐらい誤差があっても・・・大丈夫じゃないの?

という事でしょうか・・・。



ここで、船釣りをしたことがない人に説明しますが

カウンターが無い場合はどのようにして

指示棚に仕掛けを入れるのかと 思いますよね。

船長が指示棚を指示する時は

ほとんどの遊漁船では乗船客が仕掛けを降ろす場合、

船長がマイクで水深(指示棚)を言います。



マイクで

「え~ 水深30mです、底から3mでやって下さい」

とか



「上から4m落として下さい」

とかです。



水深は上から下から数mですよ と 魚がいる水深を指示します。



後は

範囲を指定する釣り物もあります。



例えば

「底から5mからやって15mの範囲でやってください」

と範囲を指示するときもあります。

後で説明しますがこのような時にカウンターがあると便利なのです。



どちらにしても到達点が速い方から水深を指示するのが普通です。

カウンターなしで正確に指示棚に入れるやり方は

中小物の場合

使うのはスピニングリールか、手巻きの両軸受けリールを使います。



ほとんどのリールにはカウンターは付いていませんが

指示棚に仕掛けを入れる事は簡単です。



カウントは船専用のPEラインを使えばいいからです。



船専用PEラインのマーキングパターンは

10m毎にラインカラーを変更

5m毎にマーカー

1m毎にマーカー

となっています。



このマーキングを使ってカウントして

指示棚に仕掛けを入れる事ができます。



例えば水深23m。

底から5mでやってください。

と言われた場合は仕掛けを落としせば2色と3mです。



紫、赤そして緑1mマーカーを3箇所目の所なら23mですが・・・。



実際は2色と5mマーカーを過ぎて

1mのマーカー1か所目でラインが出るのが止まったりします。



潮の流れで斜めに仕掛けが入るので水深と26mで3mの誤差が出ている訳ですが

この誤差で潮の速さも推し測れる訳ですね。



ですから

まず水深の事は無視して

底立ちから5mをカウントします。



底立ちを取った後、1mのマーキングを5一つ数えて

潮の流れで斜めに入った分

少し補正を加えて目安で30cmとか足してあげます。

これで指示棚に仕掛けが正確に入ります。



しかし

カウンター付きのリールは

潮の流れでだけではなくカウンターでも誤差が生じます。



PEラインのマーカーで十分なのに

わざわざカウンター付きのリールを使う必要性はありませんよね。

カウンター付リールメーカー推奨の設定で大狂い

シマノ場合のカウンター設定

1.下巻き無し+ラインの長さが分かっている。

2.下巻き無し+ラインの長さが不明。

3.下巻き有り+ラインの長さが分かっている。

4.下巻き有り+ラインの長さが不明。



実際巻いた時のリールの回転数と

実際使うPEラインの太さを勘案してリールに学習させます。

賢い!と思ってるあなた・・・

設定方法を忠実に守ったとしても 実際の水深とは誤差があるですよ。



潮の流れで誤差が出たのではありませんよ



実際リールから出たラインマーカーのカウントに対して誤差が発生してます。

ダイワにしても、ABUにしても変わりはありません。



それなら何でカウンター付きのリールがあるの?

と思いますよね。

カウンター付きのリールの使い所

カウンター付きの手巻きリールは昔からあります。



昔はもっと誤差がひどい代物で

「遊漁船の船長からカウンターの水深は信用するな!」

といわれたものです。



今のカウンターはその頃より優秀ですがやっぱり誤差が出ます。

船専用のPEラインを使えば正確に指示棚に仕掛けを入れる事が出来ます。

なのに、最近はカウンター付きリールのラインナップが豊富。

何故でしょうか?



普通ユーザーから三下り半をつき付けられたなら製品は売れません。



わざわざ、高いお金を払って。

デメリットばかりでメリットが無いように思えます・・・。



実は有益な使い所が出てきたからなんです。

巻き上げる釣りはカウンターリールの再現性(パターン)が必用

リールにカウンターが付いてると楽な釣り物があります。

イカメタル、タイラバ、テンヤタチウオ、テンビンタチウオです。



これらの釣りでは何でカウンターがあると楽なのでしょうか?



この釣り物、釣り方には共通点かあります。

巻き上げてくる釣り なのです。



この釣り方にはすべてのカウンター付きリールが役に立ちます。

どういう事かというと

釣れた時の再現性です。


例えば

二人の釣り人がいるとします。

両方ともカウンターの付きのリールを使っている。

一人はAさん、もう一人はBさん。



水深は30mの所で釣りをはじめました。



底まで落とした時のカウンターはAさんは32m、Bさんは28mです。



Aさんは底から巻き上げてカウンターの表示が22mの所でアタリがあり真鯛が釣れました。

Bさんは底から巻き上げてカウンターの表示が18mの所でアタリがあり真鯛が釣れました。



実際、魚が居たのは底から10mの同じ所で釣れましたが

二人とも本当の値を知る必要はありません。

このポイントでは

Aさんは22mのカウンター表示付近で同じように魚が釣れると分かりました。



タイラバにしてもイカメタルにしても

この水深で集中して釣りをすれば魚が居るので 釣れる確率が高まります。



先ほど釣った層を再現してるからですね。



もちろんカウンターが違ったBさんも

同じく18mで釣れると分かったので

ここで何らかのアクションを入れればいいのです。



お互いカウンターには誤差がありますが

誤差があるうえで先ほど釣れたカウンターの数値を基準としてとらえる事で

釣れた状況を再現できるのです。

カウンター付きリールが優位な所と使い方

使い方のメリット整理しましょう。



イカメタル、タイラバ、テンヤタチウオ、テンビンタチウオ のように

レンジで幅がある場合

魚が釣れる 幅の上限下限知る事で

これ以上は巻かなくてもいい
これ以下は落とさなくていい

限界を知ることができますね。



余計な所に時間を掛けずに釣れる所だけを探るので

非常に楽をして効率的に魚が釣れますよね



レンジがすぐに変わる

タチウオ、イカなどはカウンターを駆使しながら

集中的にアタリがあるところでアクションを入れ続けたりすると

釣果が伸びたりするので有効です。



カウンター付きリールに汎用性が高いリールだった

このようなゲーム性が高い釣り物では

釣れたパターンを明確にしておくことが大事です。



ほんのちょっと!



の違いで釣果が変わるというのはよくある事ですね

イカメタルの場合水深 50cmで釣果が違うので

何でもできる汎用的な両軸受けリールは

使い所が結構多くて楽な カウンター付きなのでは?

と思ってしまうのですよ。



竿にめっちゃ金をかけるより

少し値段を払ってもカウンター付きリールを使ったほうが

釣果としてリターンが大きい思ってしまいますね。

カウンターは釣れるパターンの数値化

カウンターの表示が実際の水深と違っても

指標として使い方が間違ってなければいいのです。



つまり

釣れた時の事を切り取る再現性がカウンターにはあります。

特にタイラバの専用リールは再現性が高く

カウンター付きなら

タイラバ専用リールにしたいと思うような要素がいっぱい詰まっいています

再現性の権化タイラバの両軸受けリール。

タイラバ用の両軸受けリールに水深カウンター以外にも

巻きスピード表示が付いています。



魚が釣れる水深 魚が釣れた巻きスピードの再現性にすぐれ

+α大きな魚が掛かったとき ラインが引き出される

ドラグ音(ここ大事)が



めちゃくちゃエキサイティングで楽しい。

釣りは何が楽しくてやってるか想像してください。

魚にラインが引き出されてドラグが鳴る、心臓がドキドキしてきませんか?

だから手巻き派はタイラバリールを使うのですよ。



電動リールでもない小型両軸受けリールのカウンター付き

このぐらい付かないと意味がありません。



シマノ 炎月 CT 

巻き上げどころかフォールスピードまで表示するタイラバリール。

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ダイワ キャタリナ IC

イカメタル、タチウオ、中型青物、スーパーライトジギングも幅広さではこのリール。

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アブガルシア MAX DLC

カウンター付きのリールの中で最高のコスパモデル 

パワーハンドルモデルまであります!

上の2モデルよりは劣る所はあるが、この価格でバックライトのカウンター表示

ドラグが鳴る所は買いです。

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カウンター付きリールの電池交換が自分でできる様になった

カウンターを表示するのですからリールには電池が入っています。

古い物や今でも安いカウンター付きリールは

メーカーにださないといけなかったのですが・・・。



上記で紹介した3機種は

自分で交換にできる様になっています!



という事で

手巻きのカウンター付きリールどんどん進化しています。

ラインアップ増える訳だ・・・。

まとめると

タイラバ、イカメタル、テンヤタチオウ、テンビンタチオウなどの
巻き上げる釣りにはカウンターがあると便利(小型電動リールも含む)。

カウンターに現れる水深という値は指標ぐらいの認識でいい。

巻き上げない釣りにはカウンターより船専用のPEラインの方が信用しよう。



釣具マニアの報告でした。

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