こんにちは釣具マニアです。
え～ 最近は
どんな釣りにも必ず使われるのがPEラインです。
エリアトラウトでも御多分に漏れず
PEラインを使う人が増えてまいりました。
ナイロンライン一択だったころに比べて
フロロ、エステル、PEラインと
ラインの種類が３つも増えています。
それぞれ
得意不得意があるのですが
女子供（初心者）ならPEラインを使う事をお勧めします。
ちょっと差別的な表現ですが
それには理由があるので
怒らずに記事を読んでいただければ
幸いです。
先ずは あるエリアフィッシングで
女がPEラインを使い出す顛末をお読みください。
ここは元気の良いトラウトちゃんが
放流されている有名なエリアトラウト。
広さも、まあまあるポンドです。
釣れるサイズも
５０ｃｍＵＰの元気なレインボーちゃんが釣れるという事で
活況をていしてます。
さて このエリアフィッシングに現われた一組のカップルですが。
どうやら圧倒的に女性優位の様子・・・。
「ねえ、タンジー早くタックルを組んでよΣ(￣ロ￣lll)」
「わ、わかったよアンナ(´Д｀。)」
お互いに呼び合う名前はフランス人のような名前だが
１０００％日本人のバカップルだ。
タンジーと呼ばれた男の本当の名前は
田中 雲痔郎（たなか うんじろう）。
アンナはの本当の名前は
南出 穴子（なんでい あなこ）
本所深川住むバリバリの江戸っ子だ。
彼氏のタンジーがエリアフィッシングにハマって
アンナを誘ってフィッシングデートという寸法だ。
タンジーには思惑があって
アンナがエリアフィッシングを気に入ってもらえれば
デートと称して釣りができるので
必至にエスコートしてると言う訳だ。
「早くしてよね
私のレインボーちゃんが他の釣りバカに釣られちゃうじゃない(｀ε´♯)」
知ってか知らずか、高飛車のアンナ。
タンジーは慌てて
ロッドにリールを取り付けガイドにラインを通すと
先ずは１．８ｇ ウォブリングする赤金のスプーンを結んで
アンナに手渡した。
「さあ、タックルでございます」
お嬢にお仕えする下僕でしょうか・・・。
「ふん！ 遅いけどまあいいわ 許してあげる」
と言うと
ロッドをへヨ～～ン
と第一投。
へロ～～ン
と飛んだスプーンは
たいして飛ばなかったが
まあレインボーちゃんがスクールしている
ギリギリの所までなんとか飛んだのである。
そんな赤金のスプーンに
早朝で魚がスレていないためか
活性の高いレンボーちゃんが反応した。
ロッドティップがガッツン！とはいるアタリに
「きゃあ～～フィッシュ～ｷｬｯ(/д＼*))((*/Д＼)ｷｬｯ」
と嬌声をあげるアンナ。
そしてジュイン！ ジュイン！と
激しく鳴り響くリールのドラグ音。
メチャクチャ元気が良い大型レインボーちゃんのようで
ドラグが高速で引き出されてます。
「きゃあ～ 凄い突っ込み～～暴れて暴れ狂ってるは～～
タンジーのはへにゃへにゃで勢いがないけど・・・」
と余計な事を言っております。
しかしは激しい突っ込みをそれまででした。
急にプッんとラインが切れると
ドラグ音も鳴りやみ
激しく上下に動き回ったロッドティツプも
動くのよ止めてしまったのです。
「なに？これ」
「アンナ 惜しかったね、ラインブレイクだよ
大きなレインボーちゃんだったからね」
「ハア？もう終わりなの あんたと同じじゃないの( ꒪Д꒪)ノ」
とまた余計な事を言っております。
「・・・(꒪ཀ꒪)」
「ねえ、大きなレインボーちゃんでも
ラインブレイクしないようにして頂戴」
「そ、そんな～～」
「だって、あそこで釣りやってる女のラインは全然切れないじゃないの」
確かにポンドを跨いで
正面に見える女のロッドはさっきから激しく曲がっている。
しかもリールをゴリ巻きして強引に取り込んでも
ラインブレイクしていません。
小さいレインボーだと思いきや
無事ランディングネットでに取り込んだのは
５０ｃｍのレインボーちゃん。
「タンジー何でラインが切れないのかあの女の秘密を探って来るのよ」
「えっ！俺が」
「アタリ前田のクラッカーじゃないの！」
あんたの歳は何歳なのさ・・・。
しぶしぶ、女の元ヘ行って
秘密を聞き出すタンジー。
女性は気前よく
「ああ、PEラインを使ってるの だから切れないのよ」
と簡単に秘密を打ち明けてくれました。
「アンナ、PEラインを使ってるんだって」
「それで、今使ってるラインは何なのよ」
「ナイロン、ショップオリジナルの激安の奴ヾ(￣∇￣=」
アンナに手渡されたタックルの
スピニングリールはメーカー品とはいえ
ドラグ調整が大雑把なエントリーモデル。
ラインはエリア専用とはいえ
ショップオリジナルのボビン巻き激安ラインである。
しかも数回か使った物・・・。
樹脂加工もしていないナイロンラインなので
吸水して劣化してるので２回目からは
よく切れます・・・。
「ちょっと、PEラインに今すぐい取り換えなさいΣ(ﾟДﾟ|||)」
「でも・・・｜￣ω￣A；」
生活費が切迫しているタンジーには
PEラインの購入費用は大きかった。
「何言ってんのよ」
なかなか購入しようとはしないタンジーに
堪忍袋の緒が切れたのか
フックリリーサーの柄で
タンジーの頬っぺたをグリグリとねじ込むようにするアンナ。
「ああ、女王様もっと・・・( 〇□〇）ﾊｧﾊｧ」
プレイを堪能したタンジーはその後
管理事務所に行ってPEラインを購入する事に・・・。
生活費が底をつきかけたところにこの出費は痛い。
おそるおそる管理事務所で売っているPEラインの値段を見ると
税込みで４２４２円（死に死に）と言う
値札がついていました・・・。
「・・・(꒪ཀ꒪)」
それでも何とか捻出したタンジーですが
会計の時に
「お客さん、ショックリーダーはお持ちですか？」
「へっ・・・」
「ショックリーダーを結ばないと釣れませんが・・・」
そうだったPEラインはショックリーダーが必須であった。
「あのショックリーダーはいくらですか？」
「はい １３８４円 （イザ壊死 ）です」
「・・・Ｏｏ｡｡(￣￢￣*)」
「買うの？」
「買います、買います」
想像していたよりお高い値段になって涙ぐむタンジーですが
女王様を怒らしてならないと
なけなしのお金を払うのでした。
さてPEラインは高額でしたが
使って見ると
アンナのヘロヘロキャストでも確り飛距離がでて
ラインブレイクすることなく
ビックレインボーちゃんが捕れてアンナも大満足。
夜のプレイも盛り上がる事でしょう。
「タンジー！ 今夜はPEラインで貴方を縛って強度テストよ」
「はは、女王様、ナイロンラインも試しましょう( 〇□〇）ﾊｧﾊｧ」
やっぱりバカップルなのである・・・。
という事で
やっぱり女子供にはPEラインが向いている
という事が分かっていただけたでしょうか？
えっ、話が変態過ぎて分からないですか・・・。
それでは
真面目に女子供がPEラインを使う事のメリットをは話してみましょう。
女子供（初心者）がPEラインを使って見てよかった事
女子供がPEラインを使うメリットはかなりあります。
それも、ちょっち良い感じというより
突出して良い感じなのです。
その、突出して良い感じの所が
女子供（初心者）の方にとって
とっても役立つように思えます。
よく彼氏にエリアフィッシングに
連れてこられて釣りをしている女性をみ見ました。
その中でPEラインを使っている女性を見て
これは
女性、子供（初心者）に向いてるなと思った次第です。
それでは
向いてる所を
幾つか話してみたいと思います
それは
- ラインブレイクが極端に無くなる
- ドラグ設定が簡単
- 圧倒的な飛距離
- フッキングの貫通力がある
- エントリーレベルのスピニングリールでも大丈夫
今あげた５つの向いてる所は
ナイロンなどのモノフィラメントラインに比べて
ちょっどどころか
圧倒的に突出してます。
これが
女性、子供（初心者）の技術的に未熟的な所をカバーしてくれるのです
ちょっと女性、子供（初心者）方
食いついてたくれたしょうか？
それでは各メリットの詳細を説明してみましょう。
ラインブレイク（ライン切れ）の心配がなくなる。
魚にラインをブチ切られるのは
精神的にも金銭的にもそうとう痛手になります。
放流している魚の状態にもよりますが
一番ラインブレイクが起きる時は
大きなトラウトが掛かった時です。
大きいのは滅多に釣れないので
絶対に釣りたいトラウトですよね
所が
マイクロスプーンのような０．８ｇ以下のような軽いスプーンを
投げる為には
ラインは細くしないと飛んでくれません。
そして ルアーの動きも感じ取る事が出来ません。
その為
たとえ引張強度が弱くても
３LB（０．６号）以下のラインを使う必要性が出てくるのです。
生きの良い大きめのトラウトにジェットランをかまされると
ラインがぶっち切られる様な事が連発します。
ところが
PEラインはナイロン、フロロ、エステルに比べて
圧倒的な引張強度を持っています。
モノフィラメントライン０．６号で３LBの引張強度なのに
PEラインは１４LBの引張強度ですから
４．６６倍も強い強度を持っているのです。
これだけ強ければ
トラウト如きではラインブレイクする事はありません。
ラインブレイクはルアーを無くす
ラインブレイクは
単に魚を釣り上げる事が出来ないというだけではなく
貴重なルアーも無くしてしまいます。
例えば
良く釣れるお気に入りのルアー。
無くしたら手に入らない物もあります。
廃版、人気商品、人気カラー
ラインブレイクによるルアーロストはかなりダメージになります。
ドラグの設定が適当でも大丈夫
エリアトラウトで使うスピニングリールは
ラインブレイクが起きないように
リールのドラグ設定はかなりシビアになります。
細いラインを使うのですから
どのぐらいのドラグ設定にするか気を使います。
でも４倍以上の強度差があるPEラインなら
そこまで気を使う事はありません。
強めのドラグで攻めましょう。
ドラグが滑ってラインが出されると
糸ヨレが発生しますしね
そういう事も含めて
女性子供（初心者）に向いているのです。
安物のスピニングリールでも大丈夫！
ハイグレードのスピニングリールはドラグが優れています。
ベアリングが入っている物もあり
滑り出しがスムーズでドラグの調整幅が細かい。
なんでこの様なドラグになっているかと言うと
細いラインで切れないようにしているからで
値段も３万円は下りません。
ところがPEラインを使う事でこのようなドラグは必要なくなります。
なったって４．６倍の引張強度ですからね
最初の滑り出しが悪かろうが、
ドラグ調整が多少適当でも
確り、キッチリビックトラウトは捕れてしまいます。
そなるとドラグに多少難がる
安いスピニングリールのドラグでも何とか成ってしまいます。
女性、子供が高額なスピニングリーを買うとは思えないので
安いスピニングリールを選びますよね。
という事で
やっぱりPEラインは女性、子供に向いてると言わざるを得ません。
感度が圧倒的に違うからPEライン
エリアフィッシングを何年もやっていると
ルアーの引き抵抗の変化で
水が流れてるだとか
反転流が有るとか
水中の様子が分かるようになってきます。
また、魚がルアーの後ろ付いた感覚もあります。
モノフィラメントラインで
このような感覚を掴むのは難しいですが
PEラインの場合は誰でも感じる事が出来ます。
エリアフィッシングを始めたばかりの
女性と子供が分かるという確証は有りませんが
ルアーに魚がタッチするショートバイトぐらいなら
PEラインだと残らず手元に伝わります。
この情報は特に重要で
魚がアタリが分る事で
ルアーのスピード
レンジ
カラー
アクションなど
どれが合っているかアタリの数で判断する事ができるからです。
皆さん想像してください。
たとえ小さくてもアタリがわからないなら
どこで、何に魚が反応したか分ず
カラーもレンジもスピードも絞り込めません。
釣れるパターンが掴めない訳です。
慣れてる人は多少の違和感だけで
経験からアタリと判断する事は出来ますが
始めたばかりの女性と子供には難しい。
ですがPEラインを使うと
誰でも等しく分かるのですから
やっぱりPEラインは女性、子供に向いてるラインなのです。
圧倒的な飛距離のPEライン
PEラインは他のモノフィラメントラインに比べて
コシが無い分
ガイド抵抗が少ないので飛距離が出ます。
また引張強度が圧倒的に強い為
更に０．３号、０．２号と超細くする事ができます。
（それでラインブレイクが起きない強度がある）
細くなった分、飛距離は間違いなく上がります。
例えば
ルアーが軽いからとポンド中央に届かなかったルアーも
届くのですから
軽いルアーで攻められなかった所
つまり
竿抜けも攻められるようになります。
大きなポンド程、釣果は変ります。
アワセが弱くても確りフッキング
女性、子供の場合
フッキングが確りできてない人が多いように思えます。
それでもロッドポジュションが上向きの場合は
何とかフッキングする事が出来るのですが
これが
ロッドポジュションが下向きの場合になると
フッキングが上手くできないようです・・・。
と言うのは
下向きの場合
巻き合わせ+ロッドを下に捌く動作が難しいらしく
掛からない、掛かったとしても掛かりが浅くバレてしまう。
というような事が頻発します。
竿捌きと巻き合わせができないのが原因ですが
もう一つ
フックが刺さらないのというのも原因です。
PEラインは全然伸びないですから
多少竿捌きリールの捌きが悪くても
不慣れなフッキングの部分を補完してくれる
それがPEラインなのです。
女子供（初心者）にはPEラインは使い辛いと思う所
さて今まではPEラインのメリットだけ話しましたが
PEラインにもデメリットがあります。
まずはその中で
女性、子供（初心者）が特に扱いづらい所を上げてみましょう。
ショックリーダーを結ぶのが面倒臭い？
ある程度釣りをされた方は大した事は無いと思いますが
女性、子供（初心者）の方にはショックリーターを結ぶFGノットは
かなりハードルが上がると思います。
これは超引きが強い青物等で使う物に使うノット。
エリアトラウトではもっと簡単なノットでOK。
サージェントノット（トリプル）、電車結びなどの
簡単なノットで済ます方を多く
それで済んでしまいます。
２，３分のレクチャーを受ければ結べるものなので
面倒という事はありません。
なお結束強度を上げたい方は
FGノット、SGノットなの面倒くさいノット
を習得していただければいいわけです。
注意！PEラインは厳冬期のラインが凍る時には向かない
デメリットの最後ですが
これがPEライン最大のデメリットだと思います。
厳冬期の山上のエリアフィッシングでは氷点下になる事があります。
厳冬期がオンシーズンのエリアフィッシングでは
トップガイドとPEラインが凍る事があります。
これがPＥラインに取ってかなり厄介です。
まず
どのような状態になるかと言うと
ラインい付着した水分をトップガイドが
こすり取るためトップガイドに氷が付着します。
その氷が
ラインを傷つけるのです。
モノフィラメントラインなら
それ程問題になりませんが
このような状態の時は
非常に切れ易いラインなので
簡単にラインブレイクしてしまいます。
またプラスで
ブレッデッドラインのPEラインは
吸水し易い特長を持っています。
吸水したラインは凍るので
凍ったPＥラインはもはや本来のPＥラインではなく
切れ易い、飛ばないのダメダメラインになってしまうので
使う事はお勧めできません。
厳冬期のPＥラインの対策
温暖化のため氷点下で凍るのは早朝だけです。
北海道は東北は別ですが。
凍結防止剤もありますが
効果が薄い上
無理に使って高価なPＥラインが高切れするのはもったいないと思います。
そんな事をしなくても
関東以南の場合は
太陽が差し込んで２時間もすれば
ラインもガイドも凍る事はありませので
気温が上昇てから
PＥラインを使えば何の問題もありません。
早朝はモノフィラメントライン
（ナイロン、フロロ、エステル）を使用してください。
変えスプール、又はサブのスピニングリールを用意して
気温が上昇したら（トップガイドに氷が付着しなくなったら）
PEラインを使えばいいのです。
PEラインのバックラッシュ
PEラインは低いテンションでスプールに巻かれると
バックラッシュが起きやすくなります。
特にマイクロスプーン等の軽いルアーは
低いテンションでスプールに巻かれるのでバックラッシュが起きやすくなります。
対策として
たまにラインにテンションを掛けて巻いてあげる。
スプールのラインを触るとふわふわなのが分かるので
すぐにテンションを掛け直してください。
ダイワのスピニングリールにする。
ダイワのスピニングリールはシマノと比べて
同じ完全並行巻きでも
クロスラップするのでPEラインが食い見難くなります。
シマノとダイワ
どちらのスピニングリールか迷っている方は
選ぶ基準にしてみてはいかがでしょうか？
エリアトラウトおすすめPEライン
超実績のあるラインメーカーの物で
品質重視の方は８本撚り（X8）
なるだけ安い物をお求めの方は４本撚り（X4）を厳選しました。
ラインの太さですが
女性、子供（初心者）の方は太めの０．３号から始めるのがお勧めです。
VARIVAS(バリバス) スーパートラウトエリア インフィニティPE X8 75M
VARIVAS(バリバス) スーパートラウトエリア インフィニティPE X8 75M Amazonはこちら
シーガー(Seaguar) ライン PEライン シーガーPEX4 ルアーエディション
シーガー(Seaguar) ライン PEライン シーガーPEX4 ルアーエディション Amazonはこちら
東レ(TORAY) ライン トラウトリアルファイター PE
東レ(TORAY) ライン トラウトリアルファイターPE Amazonはこちら
まとめると
PEラインは女性子供（初心者）に向いているラインである。
理由
技術が伴わなくてもラインブレイクしない。
ドラグ調整が適当でもなんとかなる。
安いスピニングリールでも問題なく魚が釣れる。
へろへろキャストでも飛距離が出る。
フッキングし易い。
PEラインの最大のデメリット
氷点下ではラインが切れるので使えない（ほぼこれだけ）
釣具マニアの報告でした。
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