レオン LEON ベーシックスプーン

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
だだ漫然と長い間釣りをしても
釣りは上達はしないようです。
と言うのは、
この二人を比較してのことなんですが・・・
いつまでたっても上達しないアングラーY君
そして
たった、2年で格段にレベルアップした釣れ釣れ女子Kさん
Y君は釣り歴は長いベテランアングラーだ
彼の特徴は
「道具頼み!」
なのである。
あのルアーが釣れるといえば、買いに行き
このロッドが釣れるといえば、買いに行く
そして
使って見るが・・・
そんなには釣れないのである・・・
「あのルアー駄目だな~
何かメーカーの宣伝に乗せられた感じ~」
その言葉が彼の口癖だ
そして皆、彼に対して思うことが
「考えて釣れよ!」
この他人頼みな
いい加減な性格が災いしてか、彼は常に金欠なのだ。
この対極にあるのがK女子
女子らしく自分のお金の使い方に慎重
たとえば
最初は少しルアーを買う。
周りのベテランアングラーから、
なんで、そのルアーを愛用してるか疑問に思えば聞く
そして、実践
いろいろとフィードバックした情報から
自分に必要な釣り道具に集中投資。
結果、魚が釣れるだけではなく、
資産の運用まで若いのに手堅く金持ちだ。
特にK女子はエリアフィッシングを得意としている。
愛用のスプーンはレオン(LEON)だ
ワイヤレットを見れば
レオン(LEON)と後は数種類のスプーンだが
カラーの選択肢は充実している、シンプルな構成。
そしてY君といえば
樹脂製の白いボックスの中に
乱雑に投げ込まれたルアーには規則性もなく
自分が何したいのか、判らない構成。
当然、釣り場では両者の釣果は歴然に・・・・
「釣具マニアさん!
今日は雑誌で評判の釣れ釣れルアーを
何種類かゲットしてきました。」
「お前、いつもそんな事ばっかり言って
魚釣れないじゃないかよ~」
「いや、いや、試して見なくちゃ何も始まらないですから」
「この前、釣れるルアーと言ってたルアーは使わんのか?」
「この前の・・・はて?
覚えてないと言う事は~
釣れない駄目ルアーという事で
タックルボックスの片隅ですかね~」
「・・・お前さあ、
Kさんを少しは見習えよ
同じルアーを使い込んで、
女の子ながら結構、魚釣るぞ!」
「Kね、ケチなだけですよ
新しい事に挑戦しようとする気概がないだけですよ~」
「・・・・物はいいようだな😵」
「さあ、この新ルアーでオレのミラクルステージがはじまるのだ~😃」
そういってる間に
対岸でさっそくK女子のロッドが曲がってるではありませんか!
「おお早速、魚を釣ったぞ
あの子、本当に上手くなったな~」
「フン! いいポイントに入りやがって」
Y君の事は放って置いて、K女子に続くべく
スプーンをキャストするのだが・・
「おっ!アタッた・・・また、アタッた・・
さっきから乗らないな~
明確な食いアタリが来ないんだよな~
レンジ上かな~」
「えっ!釣具マニアさんそんなに当たりますか?
俺なんてノー感じですよ~」
「そお?アタるけどな?」
「レンジどこですか?」
「中層より上かな~」
「う~釣れ釣れ新ルアーなのに
俺だけアタンないよ~」
「その、ルアーどんなレンジが得意なんだよ!」
「レンジですか?・・・」
「他にも派手なアクションとか、
地味なアクションとかあるでしょ!」
「アクションですか・・・
いや釣れるアクションとしか・・・」
「お前ね~釣れるアクションて何なんだよ!」
「いや・・・魚が釣れるとしか・・・」
「あっ!またKさん釣ってるよ」
「えっ・・・・💧」
「う~ん、Kさんに聞きに行こうと~」
「やや、釣具マニアさん!
なんですか、恥ずかしくないですか、
娘ごときに釣り方教えて貰うなんて」
「Y、世の中で一番生産性の高い行為とは何か知ってるか?」
「な、何を言い出すんですか、
そんなの知りませんよ」
「真似をする事!
じゃあね~~」
「この節操なし~」
という事で早速K女子の元に
「Kさん相変わらず、どんなエリアでも手堅く魚掛けるね~
この小父さんにも、ほんの少し教えてよ
どんなパターンで釣ってるのかな~」
「あら、小父様~
ロッジのランチは小父様持ちという事で
教えてやってもよろしくってよ」
「ははっ・・・ランチね」
「お腹がペコペコだわ~」
「はい!わかりました、お願いします」
「あら、物分りがよろしいのね
わたし、素直な性格てっ嫌いじゃないわ」
「あの・・・釣り方を~」
「あら、そうね、よろしくってよ
あたしの得意なレオンを中層まで沈めて
ゆっくり表層まで巻き上げる感じで
結構合わせやすいアタリが連発するわ!」
「ほうほう」
「カラーはローテしたところ
明るめのグリーンが抜群の反応なのよ!」
「グリーンか~~」
「ほ~らほら、来てるは、来てるは、魚の群れが!
私のルアーに掛かりなさい!」
ビシッ!
「ヒット!
ホ~ホッホッホッ、暴れるわね
結構、腰が入った魚ね~
ホラホラいい子ちゃんね、
私のロッドにチャンと従うのよ!」
しばらくして・・・
「・・・・あの、
そろそろランディングしたほうが・・・
魚がテロテロだよ」
「あら、もう終わりなの、
根性のない魚ね!!」
実はS気があるのかK女子は、
釣りになると人が変わる
「さあ、レオン!もう一度魚をお掛けなさい!」
ビュッ!
片方の手を腰にあてがいロッドを振る姿は
鞭を自在に操る女王様のような・・・
「釣具マニアさ~~ん、パタ~ンわかりましたか~」
と気になっていたのかY君が近づいてきます。
「あら、Yさん、相変わらず貧果に喘いでるようね~」
「うるさい!」
「ふふ、口先で強い事を言っても
結局は私におすがりしなくてはならなくってよ」
「ぐっ・・・・」
「釣具マニアさん、何か言ってくださいよ!」
「いや~今、女王様モードだからね~」
「と言ってもですね~」
「あ~横でグチャ、グチャ、ウッサイね
ロッドで打つわよ!」
「・・・・・・💧」
「困った女の子ですね~」
「いや、世の中、そういう
物好きな奴も多いんだよな」
「へっ」
「いや、魚もさ!特異なルアーに反応する固体もあるじゃない」
「はあ・・・きわもの好きということですか」
「まあ、標準的なルアーではないけどな」
「でもKの好きなレオンは極めてオーソドックスな
パイロットルアーなんですけど」
「自分にない物を求めるんだよ~
常識的な物が好きとかでさ、
現にこの前の制作会社の人もさ~」
「聞いたことあります・・・
また常識的な男みたいですね
そんな感じのを何人か
ローテーションするみたいで~」
「カラーローテーションに近いってか・・・」
「レオン扱いされた男ってあれですかね~
あのスプーンみたいに
トコトン使い込まれちゃうんじゃないですかね~」
「レオン・・・可哀そうだね」
「レオンの好みが・・・可哀そうです。」
「そこ、聞こえてるわよ!
いい加減にしないとセクハラで訴えるわよ!」
「やばい、ランチがどれだけ払わされるのかわからなくなる~」
「はは、高い授業料になりそうですね小父さん」
「てめ~」
レオンは形状は何の変哲のないオーソドックスなスプーン
その為、釣具店に置いてあるルアーの中で
存在感がなく埋没してしまいがちですが
このレオンは真摯な姿勢のルアー作りで有名な
アングラーズシステムのスプーンだけに
実はギミックにとらわれない、
真っ向勝負なスプーンなのだ。
見た目で人をひきつけるより
堅実なアクションで魚の方を惹きつける事を重要視。
アクションまでも保守中道と言いましょうか
ハイバーストとPALの中間的な存在で
目立たない代わり、
確実に安定した魚釣れっぷりで
長時間に渡り
魚を掛け続けます。
その為カラーローテーションしたときの
魚の反応の違いが見極めやすく
中間的なアクションの反応から
他に最良と思われるルアーアクションを導き出しやすいのだ。
スプーンはあれも、これもと、脈絡もなく選ぶのではなく
同じスプーンでカラー違を揃えて
カラーローテーションした方が
魚は釣れる様になると思いますよ
レンジはルアーのスピード、
ロッドの角度などで、ある程度、調整が効きますし
そのようにして釣りをした方が
勉強になるし見えてくるの物も多い。
レオンは基本性能が高い為
使い込むことで
ルアーの実力を余さづ出し切れる気がします。
表層から中層レンジのスプーンで
しかも
値段も安くてカラーを揃えるのに最適ですから。
1.0g

1.5g

2.1g

2.5g

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