こんにちは釣具マニアです。
エリアトラウトにも
PEラインが使われるようになって
ルアーフィッシングのほとんで
PEラインが使われるようになってきました。
さてメインラインがPEとなりますと
必ずショックリーダを結んで
ラインシステムを組まなくてはなりません。
それで
気になるのが
使用するショックリーダーというもの。
ショックリーダーは専用の物が出ておりますが
道糸と売られているモノフィラメントラインと
それほど変わりが有りません。
ですから何かしらののナイロンかフロロのラインを使えば
それがショックりリーダーになる訳です。
あとは
ショックリーダーの種類と太さと長さを気にして使えばOK。
まず ショックリーダーの種類ですが
巷では色々な
専用のショックリーダーなる物が売られています。
ショックリーダーの種類は多き分けると
ナイロンとフロロラインですが
売られているのはフロロラインが多いかと思います。
そして結構お高いお値段で売られています！
ショックリーダーはハリスと違い
メインラインに比べて太い物です。
ですから そんなに高品質の者が必要なのか？
とちょっと思ったりします・・・。
で結論からいうと
目立たないモノフィラメントラインなら
何でもショックリーダーとして使えます。
トラウト用
シーバス用
ショアジギング用という物など関係ありません
極端な話
ショックリーダーはメインラインに対して
太い物を選んであげれば
もうそれがショックリーダーです。
ということは
ショックリーダーとして売られていない物でも
ナイロン、フロロラインなら使えるという事です。
これは すべてショックリーダーを組む
ラインシステムにも言える事。
今回はですね
ショックリーダーは専用で揃える物という
既成概念には捉われず
あり合わせでも
大丈夫ですと言う話を
皆さんに納得していただけるよう話をしていきたいと思います。
という事でまずは専用ショックリーダーと
ボビン巻きラインの会話を聞いてみましょう・・・。
「こんにちは 私はフロロカーボンライン言いますね(´∩｀。)」
と自己主張したい所だが・・・
安物故に
ユーザーから目だない所に置かれたラインがある。
そのラインとは
釣り道具屋の陳列棚のその下に
床に置かれて山積みにされた
ボビン巻きラインなのである。
こいつらは、とにかく安い。
他な高額なハリス、ショックリーダーと呼ばれるラインは
一番目に付く所に置いてあるのに対して
ボビン巻きラインは床に山積みだ。
釣りラインにもヒエラルキーがあって
ボビン巻きラインは最も最下層の物なのだ。
さて・・・
そんなヒエラルキーが凝縮されたラインコーナーに
ふらりのお客がやって来た。
「エリアトラウトでPEライン使うんだけど
やっぱりショックリーダーが必用なのかな」
「そうみたいだぞ」
「そうかー」
と言うと
陳列棚を見回して店員さんを呼んだ。
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンの店員はΨ(￣∀￣)Ψ
「PEラインはどれがいいですかね～」
と言う質問に
「そうですね～～おすすめはダークネスラインのトラウト ファックです
売れてますよΨ(￣∀￣)Ψ」
と答えた。
「ほうほう ショックリーダーは？」
「そうですねイレバのヒーハーショックがお勧めですヾ(￣∇￣=」
「じゃあそれ下さい」
とこの二つを何の疑問を挟むことなく購入していくお客たち・・・。
それを歯がゆく見ていた物たちがいた。
ボンビー巻きラインで有る。
そのお客が何かの不注意で
床に山積みのボンビー巻きラインを蹴とばしてしまった。
「あっ！ すいません」
「あ～ いいです 安物のボビン巻きですから（ー△ー；）」
とボンビー巻きを馬鹿にする発言に
陳列棚に飾られている エリートラインたちは
蔑むようにクスリと笑った。
それを聞いて ボンビー巻きラインは堪忍袋の緒が切れた。
「馬鹿にするなアル！
同じ原糸で
同じ工場で作られて
ボンビー巻きラインの何が悪い(｀ε´♯)」
と怒りの声を上げたのだ。
陳列棚の中でも
エリート中のエリートであるショックリーダーが蔑むように
「ふっ・・・俺たちはエリートさ
太さの精度が違うんだ
お前たちは 精度が悪いB級品だろうがy(￣Д￣)｡oO○」
とライン精度がエリートの証といってふんぞり返る。
さらに怒ったボンビー巻きラインたち
「馬鹿にするな！
同じ飯を食って
同じクソして何が悪い(｀ε´♯)」
と言って発狂するのだ・・・。
いや・・・
飯も食わないし
糞もしないだろうラインだから・・・。
「とにかく、ボビン巻きでもでもショックリーダーになれるね」
「ふっ・・・なれる物ならなってみろ」
と殺伐とした様相になってきた。
そんな所に現われたのが
釣り歴３０年のエキスパートアングラーの
液洲 羽裸造（えきす ぱらぞう）。
ボンビー巻きラインを掴むと
「おうおう、これ、これ ショックリーダーなんてさ
こんなんでいいんだよね
太いんだからさあ精度なんて関係ないからなヾ(°∇°*)」
と同行の初心者にボンビー巻ラインを渡す。
「えっボビン巻きで大丈夫なんすか！」
驚いた初心者の同行者に
「馬鹿！ コンマ二桁以下の精度がちょっと狂った所で
ラインが切れるか！( ﾟДﾟ)㌦ｧ!」
「じゃあ専用のショックリーダーとは何なんですか」
「騙されて買うラインだよ」
凍りつく陳列棚のエリート気取りのショックリーダーたち。(|||O⌓O;)
ガガガ～～～ンとショックを受けたようだが・・・
ショックリーダーだけに
ショックは吸収してね！(～￣▽￣)～
ショックリーダーと道糸（メインライン）の違い
ショックリーダーと言っても
素材自体はそれほ変わった物を使ってはいません。
ぶっちゃけナイロンかフロロのモノフィラメントラインで
何処も違う所はありません。
なので 道糸（メインライン）もショックリーダーとして使えます。
極端な話ボビン巻きのラインでも問題なく使えます。
唯一気にする所は目立たない色の物を選ぶくらいです。
ということは・・・
お手元に丁度良い太さのナイロン、フロロラインが余っていたら
それは問題なくショックリーダーとして使えます。
ショックリーダーの種類
ショックリーダーはフロロラインと思われているようですが・・・
自分はナイロンの方が
ショックリーダーとして適性があるように思えます。
本当の所
ナイロン、フロロどちらをショックリーダーとして適性があるのでしょうか？
結論からいうと
理由は
フロロラインは１２号（４０ポンド）あたりから
どんどん結び難くなります。
ラインが硬いからです。
それに比べて
ナイロンラインは柔らかいので結んだ時に締め込み易くなります。
その境界線の太さが１２号（４０ポンド）なのです。
扱いやすいのはナイロンラインのショックリーダー
結んだショックリーダーを
スピニングリールに巻き取った場合
スプールに馴染み易いのは柔らかいナイロンラインです。
だいたいショックリーダーとして使うラインが
太くなるほど長くなりますが
それに反比例するように
スプールの馴染みが悪くなります。
何が言いたいかというと
大きな魚、力が強い魚になるほどショックリーダーは太くなり
リーダーのスプール馴染みも悪くなる訳で
フロロラインより柔らかいナイロンラインを使いたくなります。
そいう事から言うと
ブラックバス、エリアトラウト、シーバスはナイロンかフロロ
ショアジギング以上はナイロンラインで
ショックリーダを組むのが自分ではやり易いと思います。
なので自分はナイロンラインが
すべての釣りのショックリーダーになると思っています。
（道糸でもハリスでも必要な太さが有ればOK）
ショックリーダーの太さと長さ
ショックリーダーの役割はキャステイング時のショックを吸収。
根ずれなどの防止によりラインが切れる事を防止します。
つまりPEラインの欠点を補うための物です。
先ほどから、ラインの太さの誤差の話をしましたが
誤差が大きいボビン巻きラインの欠点を補うには
だけで解決します。
リーダーを長くする理由は
ラインの伸び幅を多くしてショックを吸収し易くするため。
リーダーを太くする理由は
単純に誤差で太さが細い所を補うため。
これだけで
専用のショックリーダーを買う意味は遺失します。
対象魚別 ショックリーダーの太さと長さ
メインラインのPEの太さに対して約５倍の太さです。
人それぞれ ラインシステムを組み方は
多少違いが有る思います。
あり合わせのラインでショックリーダーを組む場合
ちょっと太く
ちょっと長くするのがコツ。
エリアトラウト
ショックリーダーの長さ８０ｃｍ
０．３号なら１．５号（６ｌｂ）
ショックリーダーの長さ８０ｃｍ
アジング・メバリング
同上
ブラックバス
シーバス
リーダーの長さ２ｍ
ショアジギング
リーダーの長さは５ｍ
と言う感じです・・・。
ショックリーダの代用になりうるモノフィラメントライン
ショックリーダーと謳っているラインは
巻き量が５０ｍと少ないのに結構高いです。
ボビン巻きでも
原糸事態ははナイロン、フロロ同じ物なので
ショックリーダーとそれほど変わりがありません。
ぶちゃけナイロン、フロロラインなら
どのよう物でもショックリーダーになりえる訳です。
と言っても
闇雲にショックリーダーとして使うのも不安でしょうから
参考のために
お手頃価格なラインを上げておきます。
シーガー フロロマイスター
バスフィッシングでメッチャ使われているメインラインです。
フロロのボビン巻きにしては
ソフトで扱い易く人気があります。
専用ショックリーダー５０ｍに対して
フロロマイスターはボビン巻きの３００ｍもありますから
専用ショックリーダーと比べて６倍の巻き量がある訳ですね。
それで・・・
お値段はそんなに変わりがないわけです。
１釣行毎に取り換えたとしても
多分使いきれません・・・。
シーガー フロロマイスター 楽天市場はこちらシーガー フロロマイスター Amazonはこちら
VARIVAS(バリバス) スーパートラウトアドバンス
ライトラインよにおすすめしたい代用として使えるナイロンラインです。
ボビン巻きに比べれば安くはないですが
他のラインと比べて同じ号数でも
１クラス上の引張強度があります。
０．４号のような細い号数からあるので
メチャクチャ細いPＥラインにも対応できます。
ライトラインは
太さの誤差による強度不足が
時にラインブレイクとなって現れる事があります。
そんな時
強度の安定性を求めるならこのラインがおすすめです。
エリアトラウトでメインラインとしてもショックリーダーとしても使えます。
バリバス スーパートラウトアドバンス 楽天市場はこちらバリバス スーパートラウトアドバンス Amazonはこちら
サンライン（海平）
激安です。
ですがボビン巻きの安いナイロンラインの中でしなやかで
一番扱いやすい。
巻き量は５００ｍもあるのでフロロマイスターと比べて
さらに安く手に入ります。
スピニングリールのスプールに馴染みやすいですし
太くなっても結び目の締め込みが確りできます。
エリアトラウトのショックリーダーとしては使いきれない量ですが
小物釣り、ヘラ、等でも使えるので
一つあればいろいろと使い回せます。
サンライン（海平）楽天市場はこちらサンライン 海平 Amazonはこちら
まとめると
ショックリーダは専用の物を買う必要は無い。
ショックリーダーとの違いは太さの誤差が大きい事。
太さの偏差を補うには１クラス上の太さを選ぶかショックリーダーの長さを長くすればよい
フロロマイスター、スーパートラウトアドバンス、海平などショックリーダーとして使える。
釣具マニアの報告でした。
コメント