こんにちは釣具マニアです。
ワーミングのリグの中で比較的新しいリグであるジカリグ。
新しいわりにバスはもとより根魚、チニングにも使われるようになりました。
ただジカリグは何でシンカー等を組み合したセットが売ってるのでしょうか？
初めてジカリグを扱う人用なのででしょうか・・・・？
もし色々な釣りを経験した人がこれを見たら。
何故？
と思うのではないでしょうか？
という事で
既製のジカリグになんの疑問を持たないでお金を払う人。
またはジカリグを激安で作りたいと思っている人向の記事になります。
何故ジカリグは組み合わされて売ってるのか？
少なくても今までのバスフィッシングでは
フックとかシンカーとスプリットリングは別々に売ってました。
バスフィッシング用に特別に作られたという事で
権威性でも高めようとしているのでしょうか？
権威性を高めることはモノを高く売る為には重要な事です。
ただそれには唯一性が必要で
代用可能なものがある時は早晩のうちに消えてなくなります。
ではジカリグは代用可能なものがあるのでしょうか？
ここで代用品品に気が付かない人は
釣りを知らない人かバスフィッシングしか知らない人の可能性が高いです。
あの・・・・
普通でしたら、買わないですよ。
買う人いますか？
バスフィッシングメーカーには釣具マニアがこんな事言ってたなんて内緒ですよ！
結論から言えばジカリグは買わないで自作してください。
スナップとナス型オモリさえあればどんな不器用な人でも作れます。
しかも、その方がフックとシンカーが自在に取り換えられので便利なんですよ。
という事で、私がある時・・・見た
ジカリグに関わる釣りの夢についてお話ししましょう。
もちろん夢の中なので現実的ではありませんが・・・
そのセピア色に染まった釣りの夢の話をひとまず・・・。
大正時代のような石造りの建物が立ち並んでる町の中に私は立っている。
どうやら、私は 高級ブランドが並んでる
ハイソサエティな町に身を置いているようだ。
煌びやかというよりは
控えめな照明により淡く照らし出された商品の数々には
気品を持たせるようなライティングがされていて
1クラス上のような演出がされているのだ。
しばらく歩いていると・・・
電柱に町名を表示する標識を見つけた。
金座3丁目と表示してある。
そこから大通りを右に曲がってしばらく歩いていると・・・
釣具店らしき店が見えてきた。
釣りエサのマル一とのぼりがたっていた。
中々の店構えなので入るのに躊躇したが思い切って入る事にした。
中に入ると両手を前の方に重ねて真直ぐ立つていた店員が
澄ました顔で
「いらっしゃいませ」
と言ってきた。
どうやら
老舗の高級釣り道具店に入ってしまったみたいだ。
お店の名前を見ると
屁ノ圀屋釣具店と書いてある。
「・・・・ ｜￣ω￣A；」
どこかで聞いたことのあるような名前だが・・・
釣り道具屋だったかな・・・。
そんな事を考えていると
にこやかな顔の店員が近寄ってきた。
「お客様何かお探しでしょうか」
笑顔とは裏腹に金持ってんのか探るような目つきの店員・・・。
実際に金なんか持ってないんですけど、入ってしまって引っ込みがつかないので・・・
「ジカリグありますか？」
安い消耗品の釣り道具に・・・顔をゆがめる店員。
まるで高級すし店で
かんぴょう巻きだけ頼んで食べるような客を見るような眼である。
そのような目で見られている事に気が付かない様にしている私・・・。
それでも教育された店員は貧乏人は出ていけとは言わない。
そんな静かな間合いが客と店員の間にあったのだが
諦めたような顔をして高級そうなセーム皮に商品を置いて持ってきた。
セーム皮にジカリグを置いて
「当店で扱ってるバスプロ監修のジカリグのセットであります」
ときたもんだ・・・。
と言われて、その気になって～～～。
買うつもりはない。
「あの・・・このジカリグのシンカーですが重さは何号ですか？」
と聞いてみた。
「はいっ・・・なんこう・・・でございますか？」
「ええ何号ですか？」
「梅干しですか」
「そうそう南高梅は酸っぱくて、足の臭いも酸っぱい！
そうじゃなくてシンカーの重さの事なんですけど・・・」
「ああ・・・その何号ですか」
バカにしたように顔を歪めると・・・・
「バス釣りには特殊な単位が使われていまして。
堤防近くの小さい釣り道具店で売ってるナス型オモリとは扱いが違うんでございますよ」
「へ～～ じゃあ何ていうんですか？」
「ええ～ とですね このジカリグのシンカーですが
3/8クソビッチですね」
「・・・・ (￣■￣)」
「何ですかその単位は・・・」
「へっ・・・
公式バスフィッシングソサエティでは
シンカーの重さの単位はクソビッチで表示しております」
「決まりなの？」
「ハイそうですよ」
さも当たり前のような顔を不思議そうな顔に変えてつぶやいた・・・。
「その公式バスフィッシングソサエティで決められた重さの単位を
分かるように説明してもらえませんか？」
「はあ・・・ (￣∇￣;)」
小ばかにしたような顔で店員が説明しだした。
「いいですか
1クソビッチがですね～ ２８.３５ズルムケ ゲリビッチ（ZGB）です。」
「・・・ (￣■￣)」
「わかりましたか？」
「あの・・・・シンカーの重さはどのくらい種類があるんですか？」
「ええとですね1/8クソビッチ、1/4クソビッチ、3/8クソビッチ、1/2クソビッチ、5/8クソビッチ、3/4クソビッチですね」
「・・・ (￣■￣)」
「一番使うのが3/8 KBです」
「・・・・ (￣■￣)」
と言ったところで夢から覚めてしまった。
昼酒なんかたまに飲むから眠ってしまったようだ。
悪酔いならぬ悪い夢をみた・・・。
そういえば明日バス釣りに行くことになっていた。
消耗品のシンカーも足りないので近くの釣り道具屋さんに買いに行こう。
財布を持って冷たい水を飲んでから悪夢を振り払うように出発した。
近所をしばらく歩いて、マル九の のぼり はためく釣り道具屋が見えてきた。
私が通っているお気に入りの釣具店だ。
店内に入り顔見知りの店員さんとあいさつしてから
数種類のナス型オモリをかごの中に入れるのだが・・・・
一番使うナス型オモリが無いではないか！
「店員さ～ん」
「は～い 何でしょう」
「いつもここに置いてある 3/8 クソビッチのナス型オモリください」
「はあ・・・ (꒪ཀ꒪)」
決めつけないで俯瞰するような感じて眺めてみましょう。
あなたが素晴らしい物と思っていた物が実はたいしたものではなかったりします。
なぜかバスフィッシング業界は専用をうたい文句にする。
バスフィッシング向けに特別に開発しました。
こういう装いで売る事で高く売れる。
ジカリグも同じで
特別に開発したバスフィッシング専用の物を使うように誘導する。
昔はそれで良かったのですが
今は昔のバスフィッシングバブルではない。
ちょっとこちらの動画を見てください。
ロシアのバスプロでしょうか・・・。
ジカリグを作るのにスナップを使ってます。
日本のように専用の物などを使ってません。
一般人じゃないですよ、服装からみてもバスプロじゃないですか。
バスフィッシングは他の釣からの転用
バスフィッシング自体は
そもそもが釣りなのだから
釣り方の原型を少しカスタマイズしてることが多い。
これを専用に見せるには
少しアレンジしてロゴいれたりとバスフィッシング風にすればいい。
例えば
有名なのがコンバットスティックのエアリアル。
原型はキス竿からきている。
キス竿はいくらでも釣り道具屋に安く置いてあったが
エアリアルは購入希望者が殺到して、予約して1年たっても手に入らない。
この手の商売が忘れられずに
今でもバスフィッシング風に装う事で高い商品を販売している。
工作と言えないレベル ジカリグは釣り小物で簡単に作れる
釣り量販店で小物を集めるだけでジカリグと似たようなものがでます。
ロウ付けのスプリットリングをスナップに・・・。
長ナスのようなシンカーをナス型オモリに・・・。
スナップを開いてナス型オモリと環付きのフックを通してスナップを〆るだけ・・・。
たったのこれだけです。
ジカリグは海外製釣り小物で激安で作れる
釣り量販店は昔から釣り小物を作っているメーカーの物で品揃えをしている。
品質は良いのだが小物でも高い。
小物の中でも針などはクオリティが必要なのだが
参入障壁が低い物がある。
ジカリグで使うスナップとナス型オモリである。
これらの物は海外製で十分なのだがECでしか手に入らない。
という事はECで売ってる激安スナップ、ナス型オモリを買えばいい。
これで簡単に誰でも激安でジカリグが作れてしまいます。
釣り小物は海外製を使う（品質の参入障壁が低いから）
スナップは今まで聞いたことのないメーカーのスナップが激安で売っている。
品質は心配することはない。
最近はこのくらいの簡単な釣り小物は品質が良いのです。
消耗品だし日本のメーカーと比べてもそんなに差がない。
サイズは＃０ ＃１が使い勝手が良いように思う。
スイベルがあると糸ヨレが無い
スプリットリングとスイベルにシンカーとフックがセットされたジカリグがあるが・・・
それならスナップ付きスイベルを使えば良い。
激安海外製がある1個アタリ/19円60銭
これも激安でボールベアリング入りだ！ クオリティも高い。
これなら糸ヨレも少ないでしょう。
ちょっと待って！バスフィッシングのシンカー重量単位が特殊
バスフィッシングで使われるシンカーはOZ表示。
バス釣り用品を使ってる皆さんもOZ表示に慣れていますよね？
ところが
ナス型オモリの重量表示は号数。
バスフィッシングで使われるシンカーと単位が違います。
完全に同じものはないが近いところが分かれば
バスフィッシングをやってる人はナス型オモリも選びやすい。
という事で換算表を作ってみました。
ナス型オモリのオンス換算表
| シンカーOZ表示 | OZ=グラム | 近似値 | 号数 | 号数のグラム |
| 1/16 OZ | １．７８ｇ | ≒ | 0.5号 | １．８８ｇ |
| 3/32 OZ | ２．６６ｇ | ≒ | 0.8号 | ３．００ｇ |
| 1/8 OZ | ３．５４ｇ | ≒ | 1号 | ３．７５ｇ |
| 3/16 OZ | ５．３１ｇ | ≒ | 1.5号 | ５．６２ｇ |
| 1/4 OZ | ７．０８ｇ | ≒ | 2号 | ７．５０ｇ |
| 5/16 OZ | ８．８６ｇ | ≒ | not exist | not exist |
| 3/8 OZ | １０．６３ｇ | ≒ | 3号 | １１．２５ｇ |
| 7/16 OZ | １２．４０ｇ | ≒ | not exist | not exist |
| 1/2 OZ | １４．１７ｇ | ≒ | 4号 | １５ｇ |
| 5/8 OZ | １７．７２ｇ | ≒ | 5号 | １８．７５ｇ |
| 3/4 OZ | ２１．２６ｇ | ≒ | 6号 | ２２．５０ｇ |
| １ OZ | ２８．３５ｇ | ≒ | 8号 | ３０．００ｇ |
スナップのジカリグのメリット
ロウ付けされたリングにフック、シンカーがセットされてるけど・・・。
これでフックとシンカーが取り替えられの？
こう思いませんか？
交換できないですよね。
リングが開かないと・・・。
もしくは普通にスプリットリングだとしても交換するには交換用のペンチが必要です。
気軽には交換できません。
バスフィッシングでは水深、ストラクチャー、
はたまたバスの食性でワーム大きさと種類に合わしてフックもシンカーも常に変更します。
組み合わせも千差万別ですから・・・何種類持てばいいのでしょうか？
スナップなら簡単にシンカーもフックも交換して
現場で実釣に即した物ができるじゃないですか？
既製品に何のメリットがあるのか分かりません。
ジカリグと一緒に語られることが多いフリーリグ
ジカリグと似てる事から比較されることがあるフリーリグ。
簡単に言えばテキサスリグのバレットシンカーの代わりにナス型のシンカーを使うだけ。
フォール中にワームがシンカーから離れてフリー状態を演出することが
バスには効くのですが
そのためフリーにする誘導範囲をシンカー止めゴムで決めます。
このシンカー止めですが・・・ウキ止めゴムで良くないでしょうか？
ほとんど同じですよね。
さらに激安のジカリグ作り
小物調達でECを利用する場合送料がかかります。
高額な買い物なら気になりませんが、
小物釣具になるとイメージ品代の6割プラスの送料ががかかります。
自分の場合はAmazonをよく利用していますが
プライム会員なのでプライム商品なら発送費が0円です。
ここでよく聞かれるのは、プライム商品は送料を品代に入れてるんでしょう？
という疑問。
他のECの品代を比べてみても品代に含まれていないのは一目瞭然です。
もしAmazonプライム会員に入ってなかったら
お試し1ヵ月無料になるので
その間送料無料でお取り寄せすることをおすすめします。
1ヵ月後は退会してしまえば済みますから。
解約は5分もあればできますよ。
映画も無料で見れるので送料を無料の1ヵ月間Amazonの無料映画でも楽しんでください。
送料無料で映画も無料。
自作したセット当たりのジカリグ価格
スナップの場合：1セット当たりのジカリグ
21円56銭＋お持ちのバスフック。
普通のスナップ付きスイベルの場合：1セットアタリのジカリグ
25円36銭＋お持ちのバスフック。
ローリングスイベルの場合：1セットアタリのジカリグ
33円27銭＋お持ちのバスフック。
フリーリグの場合：1セットアタリ
14円83銭＋お持ちのバスフック。
まとめると
ジカリグはまともに買うな
スナップを使えばその場で簡単にフックシンカーが交換できる
バスフィッシングの重量表示は面倒くさい換算表でナス型オモリを使おう
釣り小物は海外製釣り小物でさらに激安
Amazonプライムで送料カットさらに激安のジカリグを作ろう。
釣具マニアの報告でした。
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