2ピースバスロッドの最強化が始まった事情を徹底解説

バス

こんにちは釣具マニアです。

バスロッドは何故か高額になれば、なるほど1ピースのロッドしかない、他の釣りではどうなのだろうか?キャスティングをするロッドは例えばシーバス、ショアジギング、投げ釣り、アジングロッド、フライロッドなどはロッドがセパレート化してるのにである。

1ピースロッド信者であるK氏、釣り道具はフラッグシップモデルが大好きで、つまり、バスロッドは自動的に1ピース、1ピース信者となるのですが・・・。



「釣具マニアこの前、子供にロッド使わせたら竿折りやがってさ、結構高かったんだぜ」

「あんた、高額ロッドしか持ってないでしょう、踏みつけにでもして折ったんですか?」

「違うんだよな車の中に何本かおいて置いたら助手席の子供の横が丁度、ロッドティプみたいな感じでさ」

「アルアルですね」

「それで、肘に巻き込んだか何だか知らないが、パキット・・・」

「折れましたか」

「折れた」

「2ピースロッドだったらね~」

「だって性能悪いじゃないか、だからバスプロだって使ってないだろう?」

「毒されてますね」

「何だよ?」

「いや広告、宣伝てやつに、上手く誘導されてるますね」

「意味深だな」

「真実を知りたいと思いますか?」

「大げさだなお前」

「もし真実を知ってしまったらFBIの捜査官が来るかも知れないですよ」

「はあ?大丈夫かお前、釣り道具の話だよな」

「真実を知ったら・・・もう後戻りができないかもしれません・・・・」

「Xファイルの見すぎじゃあないの・・・・・」

「真実は隠されてるんですよ・・・」

下から顔に懐中電灯を点灯させてことに・・・。

「お前、貞子みたいな顔になってるぞ」

「いひひひひ~」

「深夜の車中で何を始めたいんだよ!」

助手席にまで到達した、バスロッドのティプを摘みながら

「これも、1ピース~ロッドが1本~、またこれも1ピース~ロッドが2本~」

「いや・・・・釣具マニアロッド数えなくていいから」

「し・ん・じ・つ・を・つ・た・え・よ・う~~~」

「イタコかお前は!鼻水も出てるぞ!」

「本当は~2ピ~スの方が製造~コスト~が~かかる~から~1ピ~スを売りたい~」

「・・・・・」

「ぐはっ!くく苦しい!だだ誰じゃ我の邪魔立てをするのは!!」

「おいおい・・・」

「もう、時間が無いのじゃ!ハアハア・・・」

「寝不足か?」

「今後は~1ピースの~輸送コストが~増大して~メーカーが、2ピースを~作る事になるにじゃ~」

「終了?」

「ヘイ・・・・」

「・・・・たったそれだけ?」

「へい・・・・」

「前フリだけはご立派だが」

「・・・・」

「何か言う事は?」

「テッテレ~♪」

「鼻水は拭いとけよ」

「へい・・・」



他の釣りではロッドは2ピースなどセパレート化しているのに、何故か高級バスロッドだけは1ピース路線を突っ走っています。

フラッグシップモデルは全て1ピースモデルで、2ピースを探してもエントリモデルばかり。

1ピースはフェルール(継ぎ)が無いので綺麗に曲がるから性能が良いというのが理由みたいですが、実際に使ってみると1ピース、2ピースの違いは分かりません。

実際エントリーモデルより少し上のシリーズでは1ピースと2ピースが並行ししてモデルを出してるいますが、使用感の違いなどは有りません。

2ピースバスロッドがフラッグシップにない理由

バスプロ

1ピースロッドはバスプロが使っています。

これだけで、ブランドですね、バスプロがいいと言えばそのロッド絶対で、やはり売れます。

なぜバスプロは1ピースを宣伝するのでしょうか?

メーカさんの希望なんです、そして宣伝する方はメーカーのサポートを受けてます。

逆に言えば2ピースは宣伝して欲しくないロッドだと言えますね。



何故でしょうか?



2ピースの方が製造コストがかかるからです。

考えてみれば、1Pは1本のブランクを作れば良い、2Pはバット側とティップ側2本のブランクを作らなければならない。

さらに、ロッドを1本にする継ぎの加工をしなければいけません。



バス雑誌でも1ピース バスロッドを凄く押します。

雑誌の収益は広告収入で成り立っています。

メーカーが売りたくない物は宣伝したくないですよね?

だって、広告収入減ったらどうするんでしょうか?



本場アメリカのバスロッドは全部1ピースだ!なんて話を聞くこともありますが・・・

アメリカと日本の生活空間は違うんじゃありませんか?

広い家に、デカイガレージ、デカイ車。

1ピースでもあまり邪魔じゃありませんが・・・。

日本は狭い家にガレージはなし、車も小型車中心で移動は電車を利用する人もいるし、自転車だって利用する人もいます。



生活空間の事情が違いすぎる。



正直1ピースは部屋に置いて置くだけで邪魔だとか、持ち運びに気を使うなんて思ったこと無いでしょうか?

釣具マニアも最初は1ピースロッドが中心でした、思い入れがある趣味ですからロッドを眺めてニヤニヤと悦に入ったりしていますが、時間経過とともに正気に戻ると使い勝手が悪いな~なんて感じたりします。

使いたいロッドは1ピースばかりでしたが、竿だけでも軽く200本超えるとなると事情が違い売り払ってしまいました。

もし逆に日本でエントリーモデルの1ピースがあったら売れるか?何てことも考えたりします、安物がただ扱い難くなったのでは購買意欲は湧かないでしょう。

高品質のロッドは1ピースしかないので買うしかないという気持ちもあると思うんですよね。



最近2ピースバスロッドの事情が変わった。

最近ですが2ピースを取り巻く事情が変わりました。

ニュースなどでよく放送してると思うのですが流通コストが増大してると・・・。

1ピースは宅急便などの運送メーカーが特別料金を設定するようになりました。

理由は持ち運びが不便で気を付かうらですね、何かの拍子にロッドを折りやすいでしょうし。



170cmを越える竿は運ばない

宅急便が長い竿は運ばないと言い出しています。

今後は運ぶにしても特別料金が課せられますが・・・



1万の輸送コスト増



竿1本運ぶのに輸送コストが1万円上乗せされます。



えっ!輸送コストを上乗せすると、エントリーモデルがミドルモデルみたいな価格になっちうじゃん!

そうです、メーカーも小売も、ユーザーも運ぶたびに高額な輸送コストが上乗せれていきます。



メーカーは2ピースバスロッドに力を入れ始るのではないか?

はい!それは、もう始まってますよ、ナノカーボンを身にまとって。



最強の2ピースバスロッドはダイワから。

ブラックレーベルSGと言うバスロッドのシリーズがあります

今年デビューした竿ですが、ナノカーボンをコンポジットしたモデルです。



ナノカーボンについて

ナノカーボンはカーボンの蜘蛛の糸と呼ばれるほどダントツに強い繊維です。

柔軟性があって高強度ですが、すごく高額な素材だったために今までは使われませんでした、ところが最近フラッグシップモデルにコンポジットされるようになったんですよ。



ナノカーボンをコンポジットするとロッドはどう変わるか?

ストローを想像してください。

ストローはパイプ状になってますよね。

これが一般的なロッドの状態です。

曲げると曲がりますが曲げ続けると円は楕円へと変わり、さらに曲げ続けると楕円が直線になり折れますが素材が柔らかいので割れることはありません。

(ちょっと大げさですがこれが低弾性カーボンです)

次は硬いプラスチック、塩ビパイプみたいな物を想像してください、これがストローのように薄かったら少し曲げただけで、折れる前に割れてしまいますよね(これが高弾性カーボン)

高弾性カーボンを使うと薄くて軽くて張りがあるロッドができますが、このようなに引っ張るより曲げる力には脆い傾向があります。



感度が欲しい

ストローをまた想像してください。

ストローで机を叩くとあまり手元には響かない。

塩ビパイプで机を叩けば手元にビンビンと響きますよね、ロッドはこの感度が欲しいんですよ、でも感度を上げようと高弾性素材を使えば使うほど脆いロッドができてしまいます。

これを一気に解決したのがナノカーボです。



ナノカーボンを混ぜる事で張りと軽さを維持しながら曲げに強くなります。



そう感度が良くて強いロッドができるんですよ。

分かりますでしょうか?



例えばオリンピックの金メダルを取るようなアスリートは持っている筋肉の質が違うんです、努力しても越えられない壁を越えるのは圧倒的な気肉の資質です、カーボン繊維でも同じ事いえます。いくら製造上の努力をしようとも越えられない壁を越えていくのは圧倒的な素材の資質なんですね。

このナノカーボン素材は高いロッドにしか混じって降りませんでした。

シマノならワールドシャウラ、ダイワならスティーズ。

でしたが・・・ついに出ました最強の2ピースバスロッドが。

ダイワのブラックレーベルSGシリーズはナノカーボンをコンポジットしています。

その中に2ピースモデルがあります。



ベイトキャスティングモデル

ブラックレーベルSG 662MXB-ST

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ブラックレーベル SG6102M+RB

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ブラックレーベル SG7012MHXB-FR

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スピニングモデル

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ダイワ ブラックレーベル SG642L/ML+XS

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2ピース最強バスロッド

おすすめロッドは

ベイトならSG 6102M+RB 

スピニングならSG642L/ML+XS

両方ともバーサタイルロッドですがナノカーボンをコンポジットした理由が分かります、感度がビンビンで特にゴロタ石周りのハードボトム

根がかり厳しいところを回避しながらルアーを通した時の操作性とネガかり回避能力が素晴らしい。

ナノカーボンだからこそパワーが1クラス上なので少々思いルアーをキャストした時に腰が抜けたような事が無く遠投性能が高いのも素直に凄いと思いますよ。

正直2ピースレベルではないです。

2ピースバスロッドが1、2年後 フラッグシップモデルになる幕開けだと思います。

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