ファントムAT底上げされたエントリーモデル

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
昔は、ダイワの低価格帯のクオリティはと申しますと
それほど、お買い得とは思えなかったのですが。
ここ数年は申しますと
急激にコストパホーマンスが上昇しております。
高級品の製品は流石の一言でしたが
低価格帯で各社が凌ぎを削るように
新製品をリリースした為でしょうか
老舗のメーカーに良くあることですが
ダイワの製品が出遅れた感がありました。
しかし時は
釣り道具はバブルを経て
大格安製品時代へ！
低価格品の売り上げ比率が分厚く推移してくると
ダイワさんもマーケットには従うしかないのです。
エリアフィッシングのトラウトロッドに目を向けますと
なんと実売価格で１万アンダーのファントムＡＴなる
ロッドが発売されています。
さりげなくガイドリングははＳｉｃ
そしてガイドフレームはと申しますと
ラインを選ばず糸がらみ防止と遠投性能を両立させた
最新のｆｕｊｉ　Ｋ－ガイドを装備しています。
グリップ周りはコルクとウッドでまとめられたセパレートハンドルで
トラウトロッドらしいテーストです。
しかしこのロッドの感心する所は
パーツではなくブランクにあります。
この価格帯にしてはチューブラながら
しなやかなティプと軽くブレの無いブランクは
他社の１万オーバーのトラウトロッドに比べて
カーボンブランクの素材のよさが窺い知れます。
調子はスローな乗せ調子なのですが
ティプをしなやかさを維持しつつも
ベリー部にやや張りを持たせ
初心者には扱い辛い
ノセ調子特有のフックセットまでの
一連の流れをストレスなく行えるように
バランスの取れたブランクスに仕上がっています。
生産国はベトナム、ダイワのエントリーモデルは
１万アンダーの価格帯が多いのですが
このエリアトラウトロッドにか限らずよく出来てると思いますよ。
56UL
小規模のエリアを中心に手返し良く、軽快なロッドワークが自慢のショートモデル