アルバトロス Fulafula

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
LTの船竿が折れた・・・
軽量化したための弊害と思われる。
軽量化は時代の流れなのだ
別に軽いことに越したことは無いのだが
価格も安く、軽かったので
使って見たのだが、
折れちまったい😖
この折れた竿を眺めつつ
竿の軽量化には
二つのアプローチがあるなと思った。
低レジン、高弾性プリプレグ、マルチコンストラクション
カーボンの巻き数が多い
コストをかけた
軽いながら強い竿。
カーボンプリプレグの巻き数を少なくして
軽量化した薄いブランク。
資材品と加工工程を少なくした
低コストの軽い弱い竿、
一つの素材で竿の調子を出すのが理想だけれども
無理なカッティングパターンで作られた竿は
簡単に折れてしまう物なのかと・・・・
そんな時、船釣りをしたいという初心者がいましたので
LTアジにでも行こうかという話になった。
浅場で釣るLTは水深が浅い20mの所から
アジを釣り上げるので
水深の変化にさらされないため
元気に水面まで抵抗を続けるアジの引きが楽しめる。
初心者にも簡単で面白く
東京湾のアジは食味も豊かなのである。
私は前回の反省もあり
今度は丈夫な竿を買うことにした。
私がLTアジ用に新しく購入したのは
アルファタックル
アルバトロス Fulafula 180ML
時たま太陽がかげるような
初夏の沖合いである
なぜか、本日はアジの機嫌が悪いのか
昼頃になっても
船中ポツリ、ポツリしか15cmくらいのアジしか釣れない
私も同じようなサイズのアジ4匹と大きい白ギスのみ
連れの何人かも似たり寄ったり釣果。
初心者A君は完全に暇をもてあまし気味で
クーラーからビールとつまみを取り出し
グビグビと飲みだす始末だ。
「釣具マニアさ~~ん、釣れませんね~ 」
グビグビ ゲフゥ~
「僕の竿も全然曲りませんよ~~」
「俺もよくないよ、竿おろしなんだけどな~」
「釣具マニアさん、釣り竿新調したそうですね、
フラフラでしたっけ?面白い名前ですね~~
僕もね、買ったったんですよ、
錘負荷みてねLT用に買ったんですけどね~
今日、よく見たらマルイカ用なんて
竿に表示されているんですよ~」
グワッハッハ~ッ グビグビ ゲフッ~
「7割引で4380円ですから~~マ~いイカ~~」
「・・・・お前ビール何本目だ」
「4本目くらい~~でぃ」
グビグビ
「・・・・・」
そしていきなり
「小便!」と言うと
胴の間の便器に小便をするA君の酔っ払った歌声が・・
「🎵おいらの竿をアルバトロス フルフル🎵
🎵切れが悪いなもう一度アルバトロス フルフル🎵」
「・・・・」
酔っ払いは無視して釣に専念することにした。
午後1時を回る頃
みよしでアジがヒットしだした。
私のアルバトロス フルフルに
もとい!
アルバトロス Fulafula もアタリがあり
強烈に絞めこまれた
どうやらサバのようなので
竿の力を信じて強引に巻くと
竿は綺麗な弧を描きながら
魚を水面まで余裕のトルクで上げてきた
水面に顔を出したのが40cmを超えるマサバ!
船長がタモいる~の声を制して
リーダーをもって船中に引き上げる
余裕である。
再度アジビシにミンチを入れて
竿をシャクルと今度は
アジがヒットしたようで
引きを楽しみながら水面に顔を出したのは25cmの良計
その後2時半の沖上がりまで
アルバトロス Fulafula はアジの引きを楽しましてくれたのである。
アルバトロス Fulafulaの初期型は
オールカーボンソリドのブランクスを採用しておりました。
オールソリドのためか粘り、しなやかさには定評がありましたが
ソリド故に持ち重り感があり、それが欠点でありました。
その点を改良したのが
今のアルバトロス Fulafula 。
カーボンソリドの調子をだすために
トップからベリーまでブランクスの2/3をカーボンソリドとして
軽快感のある操作性を手に入れるために
バットをチューブラトップとしてワン&ハーフで継ぐ構造
ワン&ハーフは並継のためバット側の外径を
1プライ分太くするため
低コストでバットを強くする事ができます。
構造上バットからベリー元まで
急激なテーパーになるので
操作性も軽快さがでるが、
ベリーからトップまでのテーパーはなだらかにする事が出来るので
カーボンソリドの粘りとしなやかな調子は
そのまま手に入れることができるのである。
実際巨サバが急に走り出してもソリドの粘りで魚に追従して曲ってくれて、
バットはワン&ハーフのチューブラのためか、
強いリフティングパワーが存在する。
魚に追従しながら
1直線に水面まで持ってくることができたし、
その間のやり取りは余裕のトルクで
竿の耐久性を実感することも出来た。
またアジビシをシャクッた時に変にアジビシが跳ねずに馴染むので
アジビシをシャクッても違和感なく疲れなかったのは
ソリッドブランクの特徴でしょうか?
折れないような耐久性に高い竿ということで
ソリドブランクスの特徴がある
アルバトロス Fulafula を買ったのだが
値段もこなれていて
良い買い物をしたようだ。
今流行りのライトタックルゲームは魚の引きが楽しいですよ
専用ロッドと違い適合範囲の広いロッドですから
1本持ってる色々と楽しめるのが吉ですな。
先調子を設定する事で、タイラバ、マダイ・アオリイカのシャクリ釣り、スズキ、マゴチ・LTヒラメ等の喰わせ釣り、ライトタチウオ、アマダイ等の誘い釣り、カレイ、浅場根魚等の底物、マルイカ、ライトコマセetc…あらゆるライトフィッシングをカバー。
テンヤマダイ&タイラバをメインに据えたスピニングモデル180L-SPを含むL(錘負荷10~40号)は150、165、180の3レングス4アイテム。
ML(15~60号)とM(20~80号)は165、180の2レングスをラインアップ。
150L

165L

165ML

165M

180L

180ML

180M

180L-SP

210L

210ML

210M

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