ゴールデンミーン シンフォニア お買い得品

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
最近頻繁に登場する釣具の中卸が販売するロッド
コンバットスティックで有名なエバグリーンの親会社、
中央漁具が販売する低価格オリジナルブランドです。
オリジナルブランドの低価格ロッドとしては
他社に比べ先行して販売しているせいか、
クオリティは高く、登場して以来
オリジナルブランドの火付け役を担ったブランドです。
ガイド、リールシートなどのラッピングなど
見た目はかなり綺麗な処理をしておりまして、
とてもオリジナルブランドとは思えないでき。
釣具マニアが感じたのは
中国の普及した製造技術がここまで良くなったかと感じたロッドです。
昔の釣りの卸ブランドのロッドはカーボンプリプレグの多層化されてにですし、
ある程度素材が単純だとしてもブランクスとしての性能に妥協をしていれば
そこそこの釣りは出来るロッドでした。
ゴールデンミーン シンフォニアですが
ブランクスは積層され単純さはもうありません
さらにコンバットセカンドジェネレーションのテーストが色濃く残る
美しい塗装にも
目が惹かれます。
チューブラ穂先のロッドですが
ティプはしなやかでベリー以降はものすごくシャープ。
有名メーカーでこのロッドよりも
もったりと重く感じられるロッドが多くある中で
振りぬけ、ブレがなく振動が収束する様は
かなり上の部類にエントリーできるモデルではないかと
驚くほどクオリティが高い。
素材事体が良くなったこと、
ブランクスの設計が新しくした事によるものと推察しますが
アクションはレギュラーファースト気味で
スローなアクションのメバルロッドと比べると
かなり硬めな印象です。
パーツはfujiのハードガイド
正直ブランクと、パーツのバランスが悪いのは良くあるのですが
逆なロッドも珍しい。
実質的には完成品の実力が発揮できるのは
ゴールデンミーン シンフォニアのような
ブランクスにコストをかけることですが
実際の購買層は見た目に惑わされる所も多く
メーカーも市場経済に乗らざるを得ないので
パーツの比重を高くするのですが・・・
ハードガイドは実釣で十分なガイドですが
海外と違い日本ではSicのガイドリングが装着していないと
製品としての格が下のような気持ちになってしまうのでしょう。
それでもロッドとしてのコストの比重をブランクス側に重くして
ロッド自体のパホーマンスを限られた範囲であげようとする試みは
ゴールデンミーン シンフォニアを手に取れば
格安の中卸のロッドとしては実釣上
なかなかお目にかかれない最上級のお買い得品だとわかるはずです。

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