カルカッタ すべては一体感に

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
嘗めてました⤵
一見した所、異端な形状に・・・
心がですね、あまり躍らない・・・
このベイトリールのドラグノブには違和感がある
スタードラグとは呼べない。
何か出来損ないのヒトデのように小さく
ハッキリしない五芒星のような形だ
Xドラグと言う奴らしいが
私は一目見て興味を失ってしまったのである。
しかし、そのリールを見直したのが
釣り道具衝動買王と呼ばれる
K先輩から使わしてもらったのが切っ掛けなのだ。
1回使つて分かった!
ベイトリールはボディからハンドルが張り出す距離が長ければ長いほど
ハンドルが巻き難い事を。
90年代後半から日本メーカーが発売する
すべてのリールはボディからハンドルまでの距離が長くなってしまった。
ドラグノブは立体型となり
ドラグ内のクリック機構により
さらにハンドルはボディから遠ざかってしまった・・
NEWカルカッタは一目見て違和感があるため
拒否感が先になってしまったが
ロッドにセットして使って見れば
ロッドとの一体感がすばらしいのである。
ドラグをハンドルの外に出すことで
ドラグノブの分だけボディとの距離が短くなる
この効果はハンドルを巻いた時にわかる。
ギアの噛み合わせとかじゃないですよ
ハンドルを巻いたときカクカクしないのです。
もし貴方が利き腕じゃない手でハンドルのリールを巻こうとすれば
その違いは顕著ではないだろうか。
釣具マニアの利き腕は右だが
ロッド操作を利き腕の右でしたい為
リールを巻き手は左だ
もう10年以上のフルタイムレフトなのだが
右巻きと比べて多少カクカクとしてしまう。
三角巻きとういやつなのだが
ハンドルの距離が短いNEWカルカッタはリトリーブのブレがなく
非常に巻き心地がスムーズにできたと言うことなんだ。
それで、このハンドルの操作感を更に向上するために
セットでフレームも改良された
●従来型に比べ同じ糸巻き量なのにボディサイズがコンパクト
●リール中心部よりのサイドプレートまでの距離が短い
●内部機構が少ないサイドプレートは非対称にして極力小さくする
このフレーム構造は
Xドラグによるハンドル距離の短さとあいまっ相まって
パーミング性が改良され驚くほどロッドとの一体感を生み出した。
見た目地味なXドラグですが
日本メーカーの悪しきドラグデザインを一掃してしまような新機軸。
丸型ワンピースマシンカットボディの剛性感は
世間でも認められているものです。
しかしパーミンに難ありの問題を抱えていたことの解決策は
非常に計算された、これでもかの対策が取られて成り立つ
このリールを言い表せばすべては一体感の元に集約されているのでしょうか。
それと(E.I.)超防錆特殊表面処理従来より2倍耐食処理は
ソルトにも使える、
バスに限らず多くの対象魚に試していただきたいものであります。
最後にバス釣りでワームを引く時ですが
ロッドグリップを握りながら中指と薬指をドラグにかけて
リール巻きませんか?
釣具マニアは村上晴彦氏のビデオを見た影響で
よく使うんですが
慣れると片手だけで操作できるため、カッコ良くて楽チンです。
ドラグノブが小さくなったんで
このリールの巻き方が出来ないのが残念ですね
ダイワのスマック機能代わりにも使えたんですが
でもこの反省点は
シマノの最新カワハギ専用リール
ステファーノで解決することになるのでした。

コメント