シケイダー バスチューン 6月最強ルアー

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
霧深い山上湖
湖面を漂う霧と湖面全体を覆うように
静かに響きわたるノイズのような鳴き声が聞こえますと
もう夏の幕開けを感じます。
この鳴き声の正体は春ゼミ。
春ゼミが鳴き出す頃になりますと
釣具マニアはいそいそと春ゼミルアーを持ち出して
6月の山上湖にバス君たちを釣りに向かいます。
今を去ること数年前
何故か手漕ぎボートがすべて出払ってたため
濃霧漂う湖面にコーヒーカップ足漕ぎボートで
飛び出した3名の釣具マニアご一行
濃霧の為、岸際を確認しながら
岸際に並行にルアーを入れながら
進んで行きます。
セコイ小さなワームを使い
バス君を数本釣り上げるも
1名だけつれない君が・・・
「俺だけ釣れないじゃないか!」
「お前のルアーお大きすぎなんだよ
もっと小さいワーム使えよ!」
「はっ?俺はなセコイ釣が嫌いなんだよ
男はラバージグでカバーからバスをぶち抜くもんでしょ!」
「それで結果はでたのでしょうか? 」
「・・・・・」
「釣れて無いようですな、単に不器用なだけとか?」
「うるさい!」
といつものようにうるさいメンバー同士の釣りですが
目の前の静かな湖面に虫が落ちて暴れているのを発見。
すると
急に湖面が割れて虫が吸い込まれました。
「・・・・・・バスだよな」
「バスだ・・・・・」
「あそこにも同じように水面で暴れてる虫がいるぞ!」
「よし、至急目標物を捕獲するんだ!」
「ラジャー!!」
急行したコーヒーカップボート3人組が
湖面で暴れてる虫をすくうと
手の中にいるのは小さなセミ。
「セミだね・・・」
「うん、セミだ」
「小さいね・・・」
「小さいセミだ・・・もしかするとこれ春ゼミかもしれない」
「春ゼミ?」
「本で読んだことがあるぞ
今、湖面中に溢れてるノイズのような音があるだろ
これ春ゼミの鳴き声かもしれないな」
「・・・春ゼミみたいなルアーあったら釣れるかな・・・」
「・・・・つれるかもしれんな・・」
「あのね、俺さトラウト用のシケイダールアー持ってきてんだよね~
お前ら持ってる?」
「持ってない・・・」
「あのさ、俺だけ釣れてないから
このルアーは俺だけが使うからね!」
「それは男の釣りなのか?」
「・・・・・」
「オオッとあのオーバーハングした下に投げよう」
「無視かよ!」
とY君がセミルアーをキャスト
ルアーは吸い込まれるように見事にスポットに入ります。
そして1点シェイク!
ボコッ!
「$#$#!@?%!! 来たー!」
「気持ちいい~」
今度は反対側のウイードの面辺りにもキャスト
ゆっくりと波紋をたてながらウイードの面を引いてくると
ボコッ!
「またまた来た~~」
「・・・・」
数時間後
「あっ、イテテテテッ」
「如何した?」
「足攣った!!」
「ジャ、今日は釣り終了だね、帰ろう帰ろう」
「まてまて、釣具マニアがコーヒーカップボート漕げよ!」
「俺も足攣ったんだよ!!」
「何~~、Nが漕げよ!!」
「二人漕ぎのコーヒーカップボートだから一人じゃ無理だよ」
「コーヒーカップボートで釣りなんかするからだぞ!!」
「お前が乗るて言ったんじゃないか!!」
「何~・・じゃ、白鳥のボートにするか?」
「一人で釣ってろ!」
午後ワームに釣り勝ったY君の
セミのハードルアーはトリックトラウトシケイダー
トラウト用のハードルアーでY君は爆釣したのですが
このトラウト用のセミルアーをバス用にチューンしたのが
シケイダーⅡバスチューン。
今ではこちらの方が釣れるので
バス釣りに使っております。
使い方はオーバーハングの奥に入れて
シェイク!
セミ君が水面でもだえる様にすると
釣れます。
ウイード面ではゆっくりと波紋とノイズをたてながら広く探ります
釣れます。
トップなのに釣れます。
6月では山上湖、野池、スモールマウスでも最強ルアーで
ノイジー系のセミルアー
春ゼミの大きさとマッチした35mmサイズは
1点シェイクが得意なルアー
外観はベリーにシーソーフックハンガーと
両脇に二つのトリプルフックがあり
リアとあわせると
合計3つのトレブルフック仕様になっていることが特徴です。
シーソーフックハンガーはトップルアーのすっぽ抜けを
防止する新仕様ですが
バスも掛ける代わりに他のストラクチャーもよ~く引っ掛ける
諸刃の剣みたいな構造。
水面直下のウイード、ハングした木なども引っ掛けるので
釣りのスタイルは回収が出来る前提で
ボート、フローターで釣るならば
安心です。
最低限ウェーダーを着用して
ルアーを入れる岸際をねらった方が
使い込めてルアー本来の実力を発揮すると思いますよ。

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