ウキフカセ 仕掛けが沈まない時の3つの対処法。

磯、堤防

こんにちは釣り具マニアです。



始めてウキフカセではほとんどの方が半誘導仕掛けで釣りをします。



これでも釣り自体が初めての人が使う

固定仕掛けに比べれば大分進歩しているのですが・・・



この半誘導最仕掛けで

最初に突きあたるのが仕掛けが沈まないという現象。



フカセウキで仕掛けが沈まない(馴染まない)のは

非常にストレスが掛かります。



特に波風が強いとなかなか仕掛けが馴染まないので

ガン玉をどんどん重くして沈めるのですが・・・

それと反比例するように魚は付け餌を喰いません。



このような仕掛けが沈まな(馴染まない)問題を解決出来るのは

潮受けゴムという

安い釣り道具小物。



思うのですが

ウキフカセ釣りは仕掛けに使う小物類が結構重要。



クソ安い小物とバカにしてはいけません。

なぜなら有ると無いとでは大違い。



それ以外にも

環付きのウキだったり

ウキに付ける全層ホルダーだったり

安くてもメチャクチャ便利なものがあります。



今ではこのような小物類の重要性が分る様になりました。



今回は半誘導仕掛け

フカセウキ初心者が陥る仕掛け馴染みの対策として

バージョンアップして

全誘導仕掛けについても説明します。



ウキフカセ釣りをしてみたいと思っている方

付け餌の気持ちになった体で

仕掛けが馴染まないというのがどういう事か説明しますので

どうか・・・どうか・・・

嫌にならないで最後まで記事を読み進めていただけるようお願いします。



私は夢を見ていた・・・

私は今、海の中を漂っているオキアミ。



さて今日の私は中々沈んで行かない・・・。



「早く沈まなければ!」

と言う気持はあるのだが焦れば焦るほど沈まないのだ・・・。



目標の棚までだいぶ残しているのに

同僚のオキアミ達は確りと沈んで行く。



オキアミAは

私の横を通り過ぎながら沈んでいくと

私を訝しそうに見て

「何故? 沈んで行かないのだ」

と言いながら沈んで言った。



先に沈んでいったオキアミ達は

下に待ち受けていた魚達にパクパク食べられているのに

私はと言えば

沈みもしないでただ漂いその様子を眺めているだけなのだ。



海の上

外の方からは

「えええ~~い 何故今日は何で沈まんのだ!」

苛立った声が聞こえてきた。



三流ウキフカセ師だ。



私は何とか沈もうと頑張っているのだが

全然涼沈む事が出来ないのだからしょうがないじゃないか!

お前が工夫しろ!

と思っていると・・・



すると三流ウキフカセ師は私を引きあげて

「沈まぬらな、沈めて見せよう ホトトギス」

と言って

重たいガン玉をいくつも取り付けると私を再度海に投げ込むのだ



付けすぎのガン玉のせいで

私が急速降下するように沈んでいった・・・。



しかし

そこに仲間のオキアミの姿はない・・・。

そして 魚の姿もない・・・。

私は沈む所を間違えたようだ。



魚達は撒き餌の方をばかりに関心をもって

付け餌の私の事は一顧だにもしないのである。



この状況の怒り心頭の三流ウキフカセ師。



仕掛けを回収すると針から引きちぎり

「この 用無しオキアミめ!」

と叫ぶと

あろう事か海にたたきつけたのでした。



「ビチャ!」



私はと言えば

「何をなさいます、理不尽な!」

とも言えずにただ沈んでいくばかり・・・



すると何処からともなくメジナが現れて

私を捕食すると美味そうにモグモグのモグと食べるのでした。



仕掛けから解放されて

ああ、これでやっとこれで皆と同じになれる。



無理やり沈められる仕掛けに付けられるのはこりごりだな

今度生まれ変える時は

ナチュラルに皆と同調できる軽量仕掛け付けられたいものよ。

と思うのでした。



ウキフカセの大前提は棚に仕掛けが落ちる事

ウキフカセ釣りでは

仕掛けが魚のいる棚まで届く事が大前提です。



つまり 沈まなければ話にならない

ということなのですが・・・・



風等色々な影響で沈まないという事が多々あります。



ガン玉を重くすれば仕掛けが沈んでいくのですが・・・・

重たいガン玉を打って仕掛けを沈めると

ウキフカセ釣りを始めたころです。



初心者らしく

ベーシックな半誘導仕掛けでウキフカセをしていました。



磯釣りというより堤防での釣りですが

仕掛けが馴染まない事が良くありました。



棚に届かなければ釣れないのですから

ガン玉を重たくしていく訳です・・・。



活性の高い時は

木っ端メジナ、子アジ、小鯖ぐらいは釣れるのですが

さすがに生き延びてきた大きな成魚は

見向きもしてくれません。



軽ければ沈まない。

沈めなければ魚は釣れない。



それでも魚を釣る人はいる訳ですよ。

どういうこと?

と思うじゃないですか・・・。



悩ましいのは重くすればするほど

撒き餌と同調しなくなります。



せっかく撒き餌を撒くかいもありません。

しかも海中の漂い方が非常に不自然です・・・。



これでは見切られてしまっても無理はありません。

では釣る為には具体的には

どうすれば良いのでしょうか?

ウキフカセ釣りで仕掛けが沈まない原因は何?

フカセウキで仕掛けが沈まない原因は

風と波です。



海釣りでは当たり前に風が吹いて、波が発せします。



風と波がある時のどうすれば仕掛けが馴染むかについて

対策を話して行きます。



対策は3つあります。



  • 潮受けゴムを使う。
  • 環付きのウキに変更する。
  • ウキペットを全層ホルダーに変えて全誘導仕掛けにする。


仕掛けが沈まない(馴染まない)関係なく潮受けゴム

風が有ろうとも、無かろうとも

潮受けゴムは使います。



理由は

  • 仕掛け絡みをなくす。
  • クッションになりウキを傷つけない。
  • 魚のアタリが出やすくなる。


潮受けゴムを付けるメリットはこれだけあります。



さらに仕掛けが馴染むようになるのですから

潮受けゴムは付けた方が絶対よいウキフカセ釣りの小物です。



値段も安いのに

その効果は半端ありません。

それでも 沈みが(馴染み)悪い場合もあります。

フカセウキを環付きにする

中通しウキは糸がらみが少ないウキです。



ですが 

風の影響で仕掛けが沈まないのは

中通しウキのせいでもあります。



仕掛けが沈まなければ魚が釣れないので

そういう場合

中通しウキを止めて

環付きのウキに変える事をおすすめします。



環付きのウキは中通しウキに比べて

風の影響を受けにくいウキ。

そのままでは使えないので環にウキペットを付けて使います。



風の影響は大分緩和されるのですが・・・

当選ながら仕掛け絡みは

中通しウキに比べて悪くなります。

仕掛け絡みと、馴染みを解消する潮受けゴム

仕掛け絡みを解消するのに

カラマンボウと言う物をウキ下に付けます。



カラマンボウの付けるゴム管を潮受けゴムに変えるだけで同じ働き

カラマンボウはそのままで

上のゴム管を潮受けゴムにするだけ。



絡み防止の役割も担わせる

仕掛け馴染みに効果がありますので

取り付けない方が損する釣り道具。

環付きウキと合わせて使用する事でより扱いやすい仕掛けとなります。

超軽量仕掛けは全誘導仕掛けにチェンジ!

全誘導仕掛けは軽量仕掛けでも沈む(馴染みやすい)仕掛けです。



なんで そこまで軽量にしないといけないかですが・・・。

オキアミだけを海に撒くと分かります。



魚は何の違和感もなくこのオキアミに飛びつきます。



所がウキフカセ仕掛けにオキアミを付けて海に

投入すると

撒き餌のオキアミは食べるのに

付けエサはパスしてしまうとという事に何度も出会います。



特に食い渋りの時は付けエサには全く興味を示しません。



これは ガン玉が重く付けエサの落ち方に違和感があるからです。



なので見切られない為に

撒き餌に近い条件:極力仕掛けを軽くした

餌を沈めなければなりません。



こうなると

環付きうウキと潮受けゴムの併用だけでは

仕掛け馴染みには役不足です。



なのでもう一つの対策を打つ必要があります。



それはウキ止めを使って一定の棚を探る半誘導を止めて

仕掛けを全誘導仕掛けに変えるのです。

全誘導仕掛けでは軽量仕掛けを落とす全層ホルダー

出典 Amazon

仕掛けを取り換える事になりますが

環付きウキの場合は

水深などに合わして、0からBに変えます。



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アタリもウキで取るのではなくて

ラインの走りや穂先に出るアタリで合わせをいれるのです。



ウキは全誘導仕掛け専用の0。B

ウキペットを全層ホルダーに変えまますが

水深にあわして浅場から深場と使い分けます。



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全層ホルダーによる浮力調整は

それほど気にする必要性はありません。



それより

全誘導仕掛けでは

竿の穂先がソリッドである事の方が重要で

アタリが穂先に出るので釣り易さが全く違います。



磯竿選びに迷うっている方は

全誘導仕掛けにした時の事を考えて

ソリッド穂先の磯竿を選んだでは如何でしょうか。





磯竿が中クラス以上はソリッド穂先になっいているのは

全誘導仕掛けに対応する為なのですから。

まとめると

堤防で手軽にウキフカセをするとしても潮受けゴムは必要。

仕掛けが沈まない(馴染みが悪い)時は環付きのウキに変更。

更に仕掛けを軽くしたいときは全誘導仕掛け。

全誘導仕掛けには全層ホルダーそして磯竿はソリッド穂先が使い易い。



釣具マニアの報告でした。

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