夜釣り仕掛けにケミホタルが必要な理由と、LED水中ライトが使えない理由。

アクセサリー

こんにちは釣具マニアです。



ケミホタルを仕掛けに取り付けると

穂先の巻き込み防止したり

仕掛けの目印しになったり

夜行性の魚を集めたりします。



つまりケミホタルを付ける事で

3つの役割を果たしてしまうのですから

夜釣ではケミホタル無しでは成り立ちません。



所で最近はケミホタルの代わりにLEDが使われ出しましたが

仕掛けにも使えるのでしょうか?

LEDでケミホタルに似たような物といったら

船釣りで使う水中ライト的な物です。



オカッパりでは使えるのでしょうか・・・・



水中ライトは昔からある物で

これでタチウオ、はたまたアジを集魚すれば入れ食いになる!

と思ってこともありますが・・・・

オカッパリではあまり上手く行かなかったのです。



水中ライトに似ているウミホタルも

アジホルダーに取り付けて

アジを集魚するという触れ込みですが・・・

ちょっと力不足だと思います。



どちらかというと

水中ライトに近い物で

輝度では圧倒的にLEDの方が照らす力が強いのですから

ちょっと、どっち付かずという感じです。



それでもですね

普通のケミホタルに比べて明るさが全然違うので 

暗い中での仕掛けの取り込みは全然楽です。



結論から言ってしまえば

オカッパリで使うならケミホタルの方が安く、軽く、手軽です。



故に

水中ライト比べて仕掛けに取り付けた時の取り回しやすさが全然上。



そもそも水中ライトとケミホタルを同列に置くこと自体が少し変なのです・・・。



その事を話す前に

仕掛けにケミホタルを取り付ける重要性を知ってもらうために

何も用意無しに夜釣りに突入してしまった人の話をいたしましょう。



昼間の茹だる様な暑さが和らいできたと思ったら・・・

太陽がだいぶ傾いて夕方になってしまった。

今日は釣果が思わしくない・・・。



堤防から帰る人が多くなり

堤防に来る人も多くなった

釣り人の昼と夜との入れ替わりが始まったのだ。



魚が釣れない

臭儀与 漬次郎(しゅうぎょ つけじろう)は暮れなずむ空を見上げながら

帰るか、釣りをするか迷っていた・・・。



「まだ1匹も釣れていないのだぞ( ̄Д)=3



と独り言をつぶやくと

小型のランタンを取り出して

夜釣りに突入する事を決意した。



もしかしてと思ってランタンを用意したのだが

漬痔瘻は自分の用意周到さを誇りたい気持ちだった。Ψ( ̄∀ ̄)Ψ



さて

薄暗い空がやがて・・・真っ暗になると

誇らし気にLEDランタンの

スイッチを入れる。



LEDランタンは小型でも明るくパッと周囲を確り照らしてくれたので

これだけの明かりがあれば十分だと思われた。( ̄▼ ̄)



試しにその明かりを頼りに仕掛を作ってみると

何の問題もなく作れた。

これなら夜釣りもば大丈夫という自信が溢れてきた。・.。*・.。*(〃´∀`)☆・.。*・.。*



作った仕掛けを暗い海に投入すると

余裕をもったせいか小腹が空いていることに気が付き

クーラーボックスにまだ残っていたチーカマを食べた。y( ̄Д ̄)。oO○



そんな事がしながら、しばらくは何もないまま 時間が過ぎ

緊張した気持ちが弛緩した頃・・・。



急にガタっという音とともに

置いておいた竿の竿尻が持ち上がったのが見えた。



「はうあ!! ふれひひ o(゚д゚o≡o゚д゚)o

と驚きのあまり変な奇声を上げる漬痔瘻



慌てて竿に駆け寄り、間一髪で竿尻を抑えると

期待に胸を膨らまして竿を立てる!

「・・・( ̄■ ̄)」



何の手ごたえもない・・・。

膨らんだ期待は風船のように萎んでしまった・・・。



そして

竿が海に引きずり込まれることは防いだ事にホットするどころか

悔しさがこみ上げてきた!



「俺としたことが~~o(>皿<)o



せっかく掛かった魚を逃がしたが

アタリがあったのだ、もう一度アタリがあるはずだと

気を取り直して仕掛けを巻き取る漬痔瘻。



すると!

急にリールのハンドルが巻きずらくなったではないか!



しかし 先ほどのアタリで

アドレナリンが出まくりの漬痔瘻

興奮のためそんな事は意に介さず

さらに、さらに、リールを巻くのであった。((((*。_。)_



やがて・・・。

パキッ

という音と共にさらにリールのハンドルは耐え難いほどに重くなった。



もしかして故障?

いやリールは何ともない?



これは 何かおきたなと思った n(ー_ー?)ン?



どうやらトラブルの原因は

ランタンの明かりが届かない穂先なのかもしれない。

暗い不安に襲われる漬痔瘻・・・。



ランタンの光が届く所に穂先を持ってくると

まあ! 何ということでしょう!。:゚(。ノω\。)゚・。



この前新調したばかりの竿が破損しているではありませんか!

穂先にヨリ戻しを巻き込んでしまい

無残にも穂先が折れ曲がっているです。



ガガガ~~~ン。(꒪ཫ꒪; )ヤバイ



この時、漬痔瘻

ランタンの明かりだけで釣りができない事をはっきりと自覚したのです。



見渡すと

周りの人々は仕掛けに、なにか妖しく緑に光る物が憑りついています。



部屋を暗くした時

家電から漏れるLEDの光りのような・・・。

隣にいた人も

ほのかに光るものを付けているのでちょっと聞いてみる事に・・・。



「もしもし、そこのあなた(´∩`。)

「ハイハイ、何ですな」

「あなたが今、使っている仕掛けが
所々ほのかに光っていますが それはLEDみたいなものですかな(´∩`。)

「これですか?
似たようなものですが少し違います」



「違うとは?」

「LEDは電気で輝きますが、これは化学反応で輝きます( ̄~ ̄)

「それを仕掛けに付けているのですか」

「そうです、仕掛けの上部に付ける事で
穂先の巻き込み防止の役立つのですy( ̄Д ̄)。oO○

「むむむ・・・」



「付かないと。今あなたが起きたようなバカバカしいことが起きてしまうのですよ」

「き、気が付いていたのか?」

「ええ、ポッキリ ポッキーの枯れた音が響き渡りました、フフフ( *´艸`)



冷やかすような笑い声に少しむかついたが

「もしよろしければ、私が予備に持ってきたゲリホタル 37mmを」

と言われ

たちまち期待に胸を膨らませる漬痔瘻37歳であった。



「分けていただけるので?」

と期待を込めて聞いてみると

「と思ったが37mmの予備がな~~~い」

と上げてから下げるような返事が返ってきたではないか!



これに、びっくりした漬痔瘻

「どういう事?」
と聞いてみると

「光る物を付けた場合は無暗に上げたり下げたりしてはいけない
という教えを心に刻んでもらうために
あえて気持ちを上げたり下げたりしてみました(ΦωΦ)フフフ…

と言うではないか・・・。

結果。



「馬鹿にしやがって!!」

「何をする、痛い! あれ~~」

と静かな夜の堤防に揉め事の喧騒が響き渡ってしまうのでした・・・



夜釣りにはランタンだけではなくケミホタルも必ず用意しておきましょう。



仕掛の取り付けにLEDではなくケミホタルを使う理由

夜釣りでLED等の水中ライトを使うのもアリかもしれませんが

所詮 船釣りで使う物です。

以下のような理由で使う事を止めてしまいました。



銅突き仕掛で・・・

仕掛の中間点に取り付けると 

どうしても重心がオモリと水中ライトに分散されてしまい

キャスト性能が悪化する。

(バスでスプリットショットリグというのがありますが、
ワームとシンカーとの重心が分散されるせいか、キャスト性能が悪いのと同じ)



また 底物を釣る様な仕掛けでは

ケミホタルに比べて

根掛かりで紛失してしまった時の損害が大きい。



遠投カゴサビキで・・・

根掛かりは有りませんが

同じようにキャスタビリティが悪くなります。



仕掛けがほぼ銅突き仕掛に似た構造ですから

遠投カゴウキのせいで前述の様に遠投性能が阻害されているのに、

更にLED水中ライトを取り付ける事で

キャスタビリティがもっと悪くなる。



発光輝度が中途半端

ケミホタルより明るいが集魚灯より全然暗い



走光性のある魚が光が強いほど集まるとは一概に言えないのです。



後で細かい説明をしますが

光る事で、目立つことが重要なので

オカッパリで水中ライトを使っても

余計タチウオ等が釣れるという事にはなりません。



以上LEDを止めてケミホタルを使う理由ですが

水中ライトの代用ならウミホタル 、ケミホタル75、100、120

水中ライトに較べて軽いので投げやすく

根掛しても損失が少ない。

ケミホタル、LED水中ライトは集魚灯と比べると光量が違う

ご自分の周りにある家電を見てください。

暗くするとボタンの存在を示すようにLEDが光っていますね。



それとは別に

天井を見上げると周りを照らす照明器具のLEDがありますね。



存在を知らせるためのLEDと周りを照らすLED

少し大げさですがこの違いが水中ライトと集魚灯の違いです。



ボタンの位置を示すように光るLEDにはタチウオとかアナゴが集まり。



周囲を明るく照らすのLEDにはアジとかイカが集まります。



ケミホタルとLED水中ライトではアジを集魚する事ができないのです。

光が無いから目立発光する物に魚が集まる

明るい時には光の反射で興味を示す魚は多いの知っていますでしょうか?



同じ種類の魚でも

性格の違いで強く反応したり、逆に警戒したりもします。



夜行性の魚にも同じでように何か光る物に興味を示して寄ってきます。

基本的に昼と同じ考え方です

夜は光が無いので反射する代わりに

自立発光して目立つ物に、興味をもったにすぎません。



水中ライトの方が明かりが強いから

余計に走光性のある魚が寄るという事は無いのです。



ケミホタルとかLEDの水中ライト程度の明るさではその辺りが限界なのです。

集魚灯にアジが集まるのは明るいから?

常夜灯が灯っている堤防には

夜になると魚が良く集まります。



これは光が水面を照らしているからですが・・・・

光は間接的な物でしかないのです。



魚が光に興味があるのではなく

光りに集まってくるプランクトンに興味があるからです。



こういう所にはプランクトン目当てに

アジ、メバルが良く集まります。



プランクトンを集めるだけの光の量ですが

照らす明かりが眩しくて直視できないぐらいの明かりが必要です。



ですから

光に集まるからといって

ケミホタル光に集まると思うのは早計なのです・・・。



ケミホタル程度の光でプランクトンが集まると思いますか?



集魚灯の実例を挙げてみましょう。


自分がケミホタルを使っていた時の事です。



その 数m横でバッテリーから集魚ライトで

海面を照らしている方がいました。



結果はどうなったと思います?



集魚ライトにはバンバン釣れて

アジの群れが群がるのに対して

自分のケミホタルには何の反応もありませんでした・・・。



全部集魚ライトにもっていかれた訳ですね。



それだけではなく、

ちょっと試し事がありまして・・・。

集魚ライトから一番近くの境目の

暗い所に

仕掛けを降ろさせていただきました。



照明で集まっている横の暗所でも
多少のおこぼれ的にアジが釣れるかという事を実験したい。

という主旨を説明して

10分ぐらい竿を下ろさせてもらったのです・・・。



気になる結果ですが

横であんなにアジの群れが見えているのに

釣れないんですねこれが・・・。



もちろん光が当たって明るい所ではアジは釣れていました。



これからいえるのは

所詮ケミカルの光ではマーキング程度にしかならない

という事です。



効果がないとは言いませんが

ケミホタルおよびケミホタルに近い輝度のLEDでは

気持ち程度の釣果にしかならないと思うのですよ。



なので

アジを集魚する場合

バッテリーを用意して水面、水中を継続的に明るく照らす必要があります。

高輝度集魚ライトを使う場合の注意

集魚灯に照らされた横の暗部では思ったように魚が釣れなかった

という話をしうました。



これは

集魚灯に照らされた所は釣れて

暗部では釣れなという状況です。



見方にもよりますが

この状況は周りの魚を全部集魚灯が持って行った

そのせいで 

自分は釣れないと考える人がわりといます。



そうじゃなくても

自分の横でバンバン入れ食いでは平静にはいられないわけですよ。



トラブルを避ける為にも

混むんでいる所での使用は止めた方が良く地域によっては禁止されている所もあります。



実用にあたっては相当の注意が必要です。



集魚の話はここまでにしますが

集魚目的以外に仕掛けに取り付けるというのは

どのような理由があるのでしょうか?

仕掛けに取り付けるのはトラブル防止と扱い易さの為

天秤仕掛け、胴突き仕掛け、サビキ仕掛け、遠投カゴサビキ

仕掛けに取り付けるのは

  • 穂先への巻き込み防止
  • 仕掛の回収が簡単

のためです。

穂先への巻き込み防止

仕掛の一番上には必ずヨリ戻し、スナップ付きヨリ戻しという

金属の接続金具が付いています。



明るいうちは見えますから

ヨリ戻しが穂先のガイドに巻き込まないように注意する事が出来ます。



しかし

暗くなりヨリ戻しが把握できなくなると

誤って穂先のトップガイドに巻き込む可能性があります。



そのような巻き込み防止に

ヨリ戻し上部にケミホタルを取り付けて

穂先の巻き込む事を防止する事が出来ます。



実は仕掛けの回収はこの1か所だけでは不十分

もう1か所取り付ける必要があります。。

仕掛の回収が簡単にするには

明るいうちに仕掛けを回収する場合を思い出してください。



リールを巻くに従い最初に顔を出すのがヨリ戻しです。

夜ならばケミホタルが付いている所

ここで どこまで仕掛を巻き上げるかについて

見当をつけているはずです。



次に抜きあげた仕掛けを手元までに戻す動作を思い描いおてください。

仕掛け上部のケミホタルはつかみ難いですよね。



仕掛けを振り子のように戻すのなら

掴むのは下側の方がつかみ易いと思いませんか?



仕掛けを戻しても暗くてわからなかったら

手元に来てもキャッチ出来ません。



このように戻ってきたきた仕掛けをキャッチする所に付けるのが 

2個目のケミホタルです。



この2個目のケミホタルは手前に戻る様に動いているものですから

出来るだけ明るい物を使いましょう。



アジホタルにウミホタルの組合せが

明るくて分かり易くキャッチし易かったです。

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集魚する場合はケミホタル、LEDどちらを使う。

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集魚灯を使わないで

ケミホタルを使うなら

集魚する魚はタチウオ、アナゴだけになります。



船釣りで真下に落とすなら別でしょうが

オカッパリの場合はLEDは使いません。



使うのはケミカルのケミホタル、またはウミホタル。



ルミカという事なら

ケミホタル37mmはいかかでしょうか。



というのは

37mmのケミホタル大きさの割に発行する持続時間が長いのです。



上部はケミホタル37

下側はアジホルダーにウミホタル50

遠投カゴサビキ、サビキ、トリックサビキ、胴突き仕掛けでは

この組み合わせが一番使い易かったです



もう少し節約したい方は

37mmはケミホタルの類似商品に多く出回っています。



輝度と持続時間はルミカに比べて劣る所はありますが

所詮、使い捨て

だから安い方が良いという人には打ってつけのケミホタルだと思います。

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まとめると

仕掛に取り付けるのはケミホタルの方が扱い易い。

LED水中ライトをオカッパリで使うのは無理ゲー。

アジ等の集魚はケミカル程度の光では難しい。

集魚ライトを使う時は最大限の気の使い方をしましょう。

ケミホタルは仕掛けの2箇所に取り付ける。

ケミホタルのサイズはコスパがよい37mmがおすすめ。



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釣具マニアの報告でした。

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