根ずれでハリス切れ、釣果を上げるには強いハリス(魚のバラし対策)

アクセサリー

こんにちは釣具マニアです。



釣りではよくある事なんですが・・・

根ずれによるハリス切れ。

大物ばかり、根ずれでバラしてしまいますね。



原因は何なのでしょうか。

竿、リール、自分の腕?



竿とかリール、自分の腕にもある程度の責任はあると思いますが

直接的な原因はやはりハリスです。



いや~対策と言っても根に擦られるのは防ぎようがない事が多々あるし・・・。

そうですね、掛けたら障害物などに擦られない様に引き剥がすべきなんですが・・・。



大きな魚ほど引き剥がせない。

だから根ずれが起きるのです。

ですから

根に擦られても切れないハリスを使えばいいのです。



「・・・・」

本当にそんなハリスあるのか!と思いますよね。

あるなら悔しい思いをしなくていいのですから



シーガーグランドマックス

ハリスの中で釣り人から絶大な信頼があるハリスです。



その信頼の元となるのが圧倒的な根づれの強さ。

今まで捕れなかった魚が捕れるのですかそれは~もう使うしかないでしょう。



大物の魚はバラしたくないですからね・・・。

でもシーガーグランドマックスは高いじゃないかよ!



そうです高いですよ、でも使わないとどうなるのか・・・

という話をしましょう。



それでは強いハリスを使わなかったばかりに

地獄に落ちてしまった釣り人の話を一つ。



ポリデン化フフットビニールボンというプラスチック原料から作られるラインがある。



この原料の生産を行っているのは世界でもごくわずか。

しかもこの原料から釣り糸作る所はただ一つだけです。



このポリデン化フフットビニールボンを利用して作るラインが

フロロバカボンのパパなのだハリス



根ずれに強いハリス スゴイ ハリスなのだ。

このハリスを作っているのが

呉四新チャン化学工業株式会社(くれよんしんちゃん かがくこうぎょうかぶしきがいしゃ)

略してクレヨである。



クレヨのシーハーハリスは昔からあるフロロバカボン ハリス。

今ではフロロバカボン ハリスはごまんとあるのに

何故か釣り人からはクレヨのシーハー フロロバカボン ハリスだけが凄く信頼され

そして使われているのだ。



しかし

どんな所にもひねくれ物はいるもので・・・。

ヒーハーハリスは高いし

安いフロロバカボン ハリスで十分と言うやつがいた。



こいつの名前が 根須令 床擦れ(ねずれ とこずれ)と言うのだが

ライン界の激安底辺メーカーであるところのサンピンライン好き。



このブランドのハリスだが三一化学工業のラインブランドだ。

余り物の原糸をかき集めて激安でフロロバカボン ハリスを作っている。

だから激安なのだ。



何時もは波止などでアジゴ、木っ端メジナなどを狙っているトコズレ。



今日はまともな餌をパッカンに詰め込んで地磯にきている。



なんでも・・・

40以上のcmのメジナが地磯で簡単に釣れるというのだ。



このような事は数年に一度しかかなく

ある信頼筋からの情報にトコズレは狂喜した。 ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ



木っ端メジナでななく

40cmの大きなメジナが釣りたい・・・。

トコズレはそのために奮発して釣り道具を買った。



撒きえ柄杓もパッカンも竿も新調した。

配合エサもオキアミも揃えて完璧な布陣だ。

これで大メジナが釣れるかもしれないと思った。



ふと視線を上げると

壁にかかったていた色々なハリスが目にはいった。

POPがあり 書かれていたキャッチコピーには・・・

釣り人に絶大な信頼があるシーハー フロロバカボンハリス 
ヒーハー グランドマッチョイn(ー_ー?)ン?



ふ~~ん 所詮モノフィラメントラインは同じ

どれも、これも変らないさ・・・そう思ったのだ。

それなら 

三一化学工業のサンピンラインの方が安いからな・・・。



そして、数分後にはトコズレはシーハーのハリスの事など

淡雪が消える様に忘れてしまったのである。



翌日

トコズレは40cmのメジナが釣れているという地磯に立った。

噂を聞きつけたのか朝の4時というのに、

釣り場を確保している釣り人が多数いた。



「どうやら、ビックメジナが釣れるのは本当のようだ」

と呟くと

仕掛けと撒き餌を作り。

撒き餌を撒いて仕掛けを入れた。



しばらくこんな事が続いただろうか・・・。

浮きが 激しく消し込んだ・・・ベールを倒して竿を立てると

物凄い力で竿が伸されるように曲がるではないか!



今まで経験したことがない引きにトコズレは驚愕した。

もう大慌てだ・・・。



「あわわわわ・・・ (|||O⌓O;)

言葉にならない声しか出ない。

急に魚が方向転換して右に走り出した。

それとともに変な感触が伝わってくるではないか?



ガリガリという感触が・・・ (꒪ཫ꒪; )ヤバイ

なんだ、何が起きたのだ。



すると・・・

急に無重力ように竿に掛かっていたテンションが何の前触れもなく無くなった。



仕掛けを回収するとハリスが切れている。

プッチンプリンではないか・・・。



「これは、いったいどいう事なのか・・・」

茫然とそんな事を思っていると。



トコズレの横で別の釣り人が竿を曲げた。

右に左に走られている。

トコズレは思った。

こいつも俺と同じようにハリスを切られるに違いない。



そんな思いと裏腹にしばらくしてメジナが浮いてきた。

メジナは水を吐き出すと難なく隣のタモ網に入っていった。



驚愕するトコズレ



「なんでこいつはハリスがプッチンプリンしないのだ?」

このように思ったトコズレは

メジナを釣り上げた釣り人に聞いてみた。



「もしもし」

「ハイハイ」

「先ほどから拝見させていただいているが、なにゆえにハリスが切れないのであろうか?」

「そうですか・・・あなたはハリスが切られたのですね」

「ええ」

「これを見てください」

釣り人はメジナを釣り上げた仕掛けのハリスを持って目の前に突き出した。



「手で触ってみてもらえますか」

「ハイ・・・あっ! ザラザラだ」

「これは、一体何が起きたのでしょう」

「これはですね
ガ~リガリ君、ガ~リガリ君、ガ~リガリ君~♪ですね」

「はあ・・・」



「わかりましたか!」

「ええと・・・何が? | ̄ω ̄A;

「もう一度言いますよ!
ガ~リガリ君、ガ~リガリ君、ガ~リガリ君~♪ ソーダ味!」

とまた歌いだした、変な人のようだ・・・・。 (꒪꒪)



「ええと・・・大丈夫ですか? ( ̄■ ̄)」

「ハリスが?」

「いえ・・・あなたの頭が | ̄ω ̄A;

「失礼だな、私はこのハリスの状態が根に擦られてギザギザになってるのに切れないで、メジナを釣り上げた、このハリスが強いから、根ずれしてもハリス切れしないので
メジナが釣れたんですよ・・・という事を素人あなたでもわかり易いように簡潔に話したつもりです。」

なんだ・・・ちゃんとした理由があるじゃないか・・・。

そして

トコズレはガリガリ君の歌だけは余計だと思った。



「多分100中100人は分からないですよ・・・」

「話の続きをするぞ。」

話しが噛み合いません。

「・・・・ ( ̄■ ̄)」



「このガリガリに擦られても切れないのが
ヒーハー グランドマッチョイというハリスなのだ」

閃光のようにPOPの表記が頭に閃いた。

(釣り人に絶大な信頼がある
シーハー フロロバカボン ハリス グランドマッチョイ)

あのハリスなのか・・・。 (☆▽☆)



「人の話を聞いているのか! グランド マッチョイは根ずれに強いハリスなのだぞ」

「うううむ・・・ (꒪ཫ꒪; )

「高いけどなスゴイハリスなのだ」



・・・やっと掛けた大メジナ。

トコズレは釣り道具の金の使い方を悔やんだが後の祭り。



糸の端っこを掴むような限られたチャンスは

ハリスの違いで消えていったのでありました。



皆さん、大物を掛けるチャンスはそんなにありませんよ。

チャンスを掴むためにハリスは強いハリスをお使いください。

魚がバレるハリス切れの原因は根ずれ

ハリスの原因には色々あります。



シンプルに魚の引きが強すぎて引張り強度を超える負荷がかかって切れたとか・・・。

でも そんな事はよっぽど細いハリスを使ったり

タックルバランスが悪い時だけ。



バランスのとれたタックルなら

リールのドラグなり、竿の弾力なりでかわせる事の方が多い。



本当に厄介なのは根ずれによるハリス切れなのです。

根ずれだけは警戒していても かわす事が難しいからです。

根ずれはテクニックで防げる?

海中には根とかケーソンなどの触れれば

ハリスが切れそうな障害物が色々と入っています。



そういう周りには魚が付いて居るので、

そのような障害物周りで釣りをするしかありません。



当然仕掛けに掛かった魚は障害物の周りを泳ぎ回るので

ハリスが障害物に擦られて切れ易くなります。



障害物をかわす様にロッド操作をすればいいじゃないか!

と言う人がいます。



確かに、竿の操作で根に魚が近づかないようにする事は可能です。

ですが 隠れ根だったり。

想定外に魚が大きすぎて主導権を奪われたり。



そもそも、魚は根に付くものでしょう。

根に戻ろうとする魚を

100%かわし切れる事などは無いと思います。



そのような時は擦られる事が当たり前として考えた方が現実的ですよね。

根ずれ対策で太いハリス

根づれによるハリス切れを防ぐためには

普通ハリスを太くする事で対策とします。



ただし、ハリスを太くするほど魚はハリスを見切り

見向きもしてくれません。



魚の様子を見ながらハリスを太くしていくのですが・・・。

細すぎては根ずれで切られて

太すぎて見向きもされない・・・。

というジレンマに陥ります。

チャンスはそんなに無い、だからハリスは強い方がよい

もし、ハリスが細くても根ずれに強かったら・・・。

なんて考えたことなかったですか?



根ずれさえ無かったら、 俺はリールのドラグと竿の弾性を使いながら

魚を捕る事が出来るのに!

なんて思った人もいるはずです。



例えば

メジナを狙っていました。

そのサイズは今まで釣った中で最大サイズですが

大きい故に主導権が奪われて翻弄され、最後には

根ずれして切られてしまいました。



残念だけど今回は諦めよう、次があるさ・・・。

皆さん、本当に次は有るのでしょうか?



チャンス自体ないかもしれませんし。

もしあったとしても

何もしなければ、次も同じような事になるでしょう。



大物が釣れる確率は上げるには

シンプルに強いハリスが必要ですよね。



簡単に言うけどそんなハリスがあるかですか・・・?

あるんですよ、これが。

昔から揺るぎなく使った人が強いと言っているハリスがあります。

それはシーガー ハリス 今でも最強と言われています。



少しだけ脱線しますが

耐摩耗ではナイロンが上と言う人もいます。



それなのにクレハのフロロカーボンが根ずれに強いと言われるのは

何故なのでしょう。

半信半疑のクレハ シーガーハリス

フロロカーボンとナイロンラインを比べると

ナイロンラインの方が摩擦に強いと言いわれてます。

結束強度も引っ張り強度も強いうえに摩擦にまで強いナイロンライン。



なのに

ナイロンのハリスをさて置いてクレハ シーガーハリスばかり注目されています。

ハリスは何故フロロカーボン?

結束強度が~

引張強度が~

この強さはナイロンもフロロカーボンも関係ありません。



あるのは、吸水性の違いと比重だけです。



要はナイロンだから○○はOK、 △△はダメとか

フロロカーボンだから○○はOK △△はダメとか

このような事ではラインの強さを比較はできないのです。



理由は

原糸と加工次第では全く別物になってしまうから。



もちろん根ずれの強さも同じです。

ですからフロロカーボンが強いという話ですが

クレハのシーガーグランドマックスが

えぐいくらいに根ずれも、引張強度も、結束強度も強いから

フロロカーボンは根ずれに強いという話になってしまうんですね。

強いハリスと思ったのは根ずれに強い事だった

各社色々と強いフロロカーボンハリスと呼ばれる高額ハリスを出しています。



結束強度が強いとか。

引張り強度が強いとか。

摩擦に強いとか。

いろいろな謳い文句をつけていますね。



でもよく考えてください。

結束強度ならハリスとヨリ戻しの結び目から切れた経験があるのか!

・・・と言われると。

そんな事はあんまり無かったのでありませんか?



引張強度なら強い引きに耐えられずハリスが途中で切れた事があるのか!

・・・と言われると。

そんな事はあんまり無かったのでありませんか?



このような事は

竿の弾性を使うとか。

リールのドラグが滑らせれば回避出来たことです。



では

根ずれはどうでしょうか?

ケーソンの切れ目に擦られる・・・。

岩礁帯のエッジとか、貝殻のエッジとか・・・。

竿とかリールでは回避できませんね。



皆さんがハリス切れる一番の原因は根ずれではありませんか?



皆さんは大きな魚が掛かって

根にハリスがガリガリと擦られて切れたというと経験していませんか?

一番多いハズですよ。



そしてハリスが切れて魚をバラしているはずです。

しかも大きな魚ばかり・・・。



このようなガリガリと擦られるときに耐えてしまうハリスが
強いと言われるハリスなんですよ。

普通フロロカーボンは一旦傷がつくと

その部分から縦に裂ける様に切れていくので

根づれには弱いはずです・・・。



所が

シーガーグランドマックスは傷がついても裂けていかない。

原糸が違うとフロロカーボンは根ずれに強くなるのですよ。

シーガーグランドマックスのライバルは

このような感じのハリスに

サンラインのブラックストリームと言うハリスがあります。



いったいどちらが強いのでしょうか?



ブラックストリームは樹脂加工と同じ

表面にゴムのような樹脂で覆い 傷に対して強くしている。

つまり フロロカーボンではではなく 表面のがゴムが

傷に対して対応しているのです。



対して

シーガーグランドマックスは原糸から違う。

表面からコアまで全部フロロカーボンでできている。



このようなラインが作れるのは

原糸から作っているクレハだからできる事です。



他のラインメーカはフロロカーボンの原糸を仕入れて

加工しているのに対して

クレハは最終製品がハリスになる事を想定して原糸を作っている



クレハのハリスはクレハ以外には作れない、真似できないという事。

ブラックストリームが根づれに強いと言っても・・・

アプローチはクレハと違って付け焼刃な感じは否めません。

グランドマックスとブラックストリームの評価は

シーガーグランドマックスは

販売してからの年数も違えば今まで使われてきた数も違います



これだけ実績のハリスと最近根ずれに強いと言われてきたハリス。

皆さんはどちらを使いますか?



自分は長期の実績と、多くの人が使ってる方を選びます。

もし使ってダメだと思ったらその後は使わないからです。

そのようなハリスは長期間売れないはずです。



値段はブラックストリームシーガーグランドマックス

しかも

値段はシーガーグランドマックスの方が安いですよね。

シーガーグランドマックスは値段が高い?

出典 Amazon

シーガーグランドマックスはハリス2号で2000円もすると言うけれど・・・。

この値段は高いと思いますか?



出来るだけ早く疲れさせて魚を浮かせる。

根に近づかない様にする。

大きな魚ほど、このように扱う必要がります。



そのために

ウキフカセ釣りでは魚を浮かしやすい竿とか。

レバーリールを揃えたりします。

値段は1セットで7万円くらい。



そんな値段のタックルは簡単に買える人もいるかもしれませんが

普通の人は買えません。



そんなところにお金を掛けるより強いハリスにお金を掛けた方

よっぽど安く 魚が捕れます。



バス釣りでリーダー、磯場のルアーフィッシング、ウキフカセ、フライのリーダー

ヘチ釣り、前打ち、落とし込み。

ほとんどの釣りで使えます。

使うハリスの長さはヒトヒロ(1.5m)からフタヒロ(3m)。
シーガーグランドマックスは60m巻き。

もしハリスをフタヒロ 3mずつ使ったとしても
20回は使える。

1回あたり 100円

エサ代にもならないほど安い金額。

出典 Amazon
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シーガーグランドマックスのデメリット

シーガーグランドマックスの最大のデメリット

他のハリスに較べて高い事

価格は実売2000円もします。



自分は波止でのんびりアジゴ、木っ端メジナ、サヨリ、コノシロ等を相手にするよ。

と言う人は根ずれで切れるような事はありませんし必要もない。



安いナイロンハリスなら500円です。



さらに安く済ましたいなら、

100m巻きのルアー用ナイロンラインのクリアを使えば事足ります。



このような釣りではシーガーグランドマックスを使う必要もないし

メリットはありません。

シーガーグランドマックスとFX

シーガーグランドマックスには

別にFXというハリスがあります。



グランドマックスにしなやかさをプラスしたハリスで

根ずれの強さに関しては同等



今はグランドマックスよりFXを使う事が多くなってきました。

理由は巻き癖が直るから

普通フロロカーボン系は張りがあるゆえに

巻き癖が直らないんですよ。



皆さんは針のチモトにハリスを結んで失敗したことがありますか?



上手くいかないと豚の尻尾みたいになるんのですが

引張ると真直ぐになるんですよ。

初心者はフロロカーボンラインの硬い張りが使いづらいなんて いう人が多くいますから

このようなしなやかなフロロカーボンがおすすめです。



シーガー グランドマックスFX

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まとめると

魚をバラすハリス切れ、原因は根ずれだった。

根ずれしても切れない強いハリスで魚のバラし対策。

根ずれに強いのはシーガーグランドマックス。

ハリスとしては値段が高いが、効果を考えると一番リーズナブル。

最近はグランドマックスにしなやかさをプラスしたFXが人気。



釣具マニアの報告でした。

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