こんにちは釣具マニアです。
船釣りですが同じ釣り物でも
釣り場次第でタックルが変わります。
さらに最近は従来のタックル以外にライトタックルが混在するので
範囲が広すぎて
タックルを揃えるのか難しいなってきました。
それでも
自分の通う船宿が決まっていれば、それほど迷う事では無いかもしれません・・・。
ですが
その船宿に自分が釣りたい釣り物が無ければ
他の船宿に合わしてタックルを揃えざるをえません。
そのタックルの中心となるのが
竿でもリールでもなく
プラスチック製のカゴとオモリが一体になったプラビシという
コマセを撒き散らす釣り道具。
船釣りでイサキを釣るには
プラビシのサイズと重さを指定されたものに合わせる必要があります。
なのでイサキの船釣りで有名な剣崎沖 千葉房総方面に絞って
プラビシの事情を話してみたいと思います。
実はイサキの船釣りで使うプラビシは
メーカーなら簡単に選べます。
と言うのは
イサキの船釣りではほとんどの人が
サニー商事のサニービシという物を使っているからです。
これから購入される方は周りと同じように
サニー商事のサニービシを使えば良いのではないかと思いまが・・・
話はそう簡単ではありません。
実はイサキ釣りの使うプラビシは
同じサニー商事のプラビシから選ぶだけなのに
メチャクチャ迷うぐらい種類が多いのです。
何故迷うぐらい種類が多いのか?
その説明をするのに
ある出来事を話して見たいと思います。
有数の有名企業が本社を置く中手町
その中でも
昨年建設された目新しい高層ビルに居を構える
サニーブラウンレタス商事は
プラビシではトップシェアの会社。
サニーブラウンレタス商事で電話で談笑しているのは
プラビシ販売特権課の専売 徳次郎。
当社のメイン商品のプラビシを販売しているが
放っておいても売れる商品だけに切迫感というものが無い・・・。
今日は抜地位(ばっちい)県の釣り道具屋を回って
当社のサニーブラウンレタスビシを10秒で売ってきた。
当社のサニーブラウンレタスビシは欠品すれば必ず注文が入ってくる
高い商品力を持っていた。
なぜならアミエビ・オキアミを使うコマセ釣りでは
圧倒的な釣果を誇っていたからである。
並び立つ物がないプラビシ。
プラビシ=サニーブラウンレタスビシ
と一般名詞化してしまうくらい
船釣り愛好家には認知度が高い定番のプラビシなのだ。
ですからサニーブラウンビシが売れるのは当たり前と言うもの・・・。
そんなサニーブラウンビシを販売するのですから
秒速10秒:12で売れて
楽で楽でしょうがありません。
何しろ・・・釣り道具屋さんに
「プラビシいかかですか!」
「何言ってんだい、あんた注文のメール昨日送ってるだろが」
「ははは・・・ 二日酔いでメール見てなかったもんで・・・」
「なにやってんだかな~ 大名商売じゃないか
別にあんたが営業に回らなくても 注文出すから来なくても大丈夫だよ!」
「そんな~」
「あんた10秒で売れると言ってるそうじゃない」
「ええ~誰がそんな事」
「社長に言っておくよ、営業要らないって」
「ま~ま~、どうですか今日
お姉ちゃんが居る所で きゅきゅう~と一杯!」
とこんな感じで何もしなくても売れてしまうサニーブラウンレタスビシ。
いくら釣れると言っても売れすぎではないでしょうか・・・?
なので
なんでこんなに売れるのかについて、もう少し肉薄していきましょう・・・・。
時を遡る事 数十年前・・・
サニーブラウンレタス商事を立ち上げた頃の話です。
オキアミ、アミエビを集魚剤として使う釣りは
歴史を変えるぐらい画期的な釣りでしたでした。
そこに目をつけたサニーブラウンレタス商事。
プラスチックの容器にオキアミ、アミエビを入れてコマセとして
コマセと仕掛けが同調するように工夫した
サニーブラウンレタスビシを販売したのです。
この釣り方は魚が釣れに釣れて
サニーブラウンレタスビシを使う船宿が引きも切らず盛況を極めたのでした。
当然サニーブラウンレタスビシは品切れで入手困難な状況に・・・。
当時のサニーブラウンレタス商事の社長
肉巻 殺羽利(にくまき さっぱり)に
「何とかしてくれ!」
との声が引きも切らづ・・・。
それでも、肉巻きはレタスビシを供給する事はしませんでした。
実は肉巻きにはこの状況を利用して
市場を占有する
ある一案に思い至ったのです。
その一案ですが
まあ聞いてください・・・。
某日 某料亭の一室
肉巻きの周りには各県の遊漁船組合の組合長が。
「肉巻さん、今日はどのような用件で我々を呼び出したのですか」
「まあ、まあ、そう殺気ばらないでくださいよ」
「我々コマセ釣りがせっかく流行ったのに、
サニーブラウンレタスビシが手に入らないので釣りにならない
という客多すぎて怒っているのですよ」
「それは大変ですな」
「何を呑気な! そのクレーム対応に追われて忙しくて
このような所に来ることさえ大変なのだぞ」
屁那川県(へながわけん)遊漁組合の組合長が文句を言った。
「ほんとだぞ、今プラビシは無いから、あんたのプラビシを使っているが
特許が切れて他社が作り出したらどうなさるつもりか?」
と鼻息が荒い罰地位県(ばっちいけん)の組合長・・・。
「まあ、まあ、皆様そう熱くならないで」
「熱くなるなと言っても!」
と怒る遊漁組合の組合長達をなだめて肉巻きはある提案をした・・・。
「私どもは皆さまにある提案をしたいΨ( ̄∀ ̄)Ψ」
「何だね」
「わが社のサニーブラウンレタスビシを直接船宿さんに欲しいだけ卸しましょう(ΦωΦ)フフフ…」
「な、なんと・・・」
驚愕に包まれる遊漁船組合の組合長達・・・。
「船宿でサニーブラウンレタスビシを独占販売するのです」
「い、いいのか?」
「もちろん
皆様は我社のサニーブラウンレタスビシを売って尚且つ
乗船客の集客もできる・・・
サニーブラウンレタスビシ+乗船代の売り上げが手にはいるのです」
「あんた、そんな事をしたら釣り道具屋に殺されないのか?」
「大丈夫・・・と言いたいところですが
そのままでは袋叩きにあってしまうでしょう・・・」
「なら・・・」
「それで一つだけ頼みたい事が有るのですが」
「なんだそれは」
「わが社のサニーブラウンレタスビシを遊漁船指定のプラビシにしていただきたい」
組合長達は肉巻きの提案に皆ポカンとした顔している・・・。
「そんな事しなくても、
サニーブラウンレタスビシしかないのだから意味ないのでは・・・」
「いえいえ、数年後 後発のメーカーが入らないための施策でございます」
「強欲だのう・・・(꒪ཀ꒪)」
「それでですね、ただ、サニーブラウンレタスビシ以外はダメというのは
無理がありそうなので
特別仕様のサニーブラウンレタスビシをお作りしました」
「特別仕様とは」
「これがサンプルです」
「ただ細身なだけじゃないか・・・| ̄ω ̄A;」
「そうですよ( ̄▼ ̄)」
「なんだそれ・・・| ̄ω ̄A;」
不信顔で首を傾げる組合長達に
「違ってるというだけでいいのです y( ̄Д ̄)。oO○」
と自信ありげに話す肉巻き。
「はあ・・・| ̄ω ̄A;」
「このサイズはFRサイズと申しまして」
「FR?]
「ファックしな この レタス野郎!の略です」
「・・・(꒪ཀ꒪)」
「もしかして、あなたの意図を簡潔にいうと・・・
直接船宿に卸すのはFRサイズのみ
他のサイズは釣り道具店という事だね( ̄^ ̄)ゞ」
「・・・」
「独占的に販売できて尚且つ遊漁船組合の指定プラビシにもなる
という事か・・・y( ̄Д ̄)。oO○」
「へへへへ」
「まあ、我々も現状が解消されれば問題ないからな」
「ウィン ウィンという事で( *´艸`)」
「おぬしも悪よの~( ̄▼ ̄)」
「話がまとまったところで・・・
おかみ~おかみ~
揃えておいた別嬪さんを呼んでおくれヾ( ̄∇ ̄=」
と手を叩く肉巻。
「かしこまりました、みんな出番だよ!」
別嬪さんたちが次々と宴の広間にやってきて
嬌声に包まれるまでそう時間はかからなかった・・・。
「あれ~紐を解いちゃだめだってば~キャッ(/д\*))((*/Д\)キャッ」
「どこに手を突っ込んでるのさ~_(≧。≦_)」
「ダメよダメダメ~。:゚(。ノω\。)゚・。」
「10秒で10秒で済むからさ~( 〇□〇)ハァハァ」
という事がありまして・・・。
ブラウンレタスビシは並び立つ物がないプラビシになったのです。
更に市場の専有化が始まると
色々な所でコマセを撒き散らす調整方法が
サニーブラウンレタスビシを題材にして紹介されると
誰もがサニーブラウンレタスビシを買うしかなくなったのでございます。
それ故にサニーブラウンレタスビシは今でも
オキアミ、アミエビを使うコマセ釣りでは
長い年月並ぶものがない地位を誇っているのです!!
ジャジャ~~ン
ええと・・・・
だいぶ話を盛ってしまいましたが・・・
品質的に優れているのはもちろん
船宿の基本的なプラビシになっているので
サニー商事のサニービシを使えば間違いが無いという事です。
キッパリ!
イサキ船釣りは船宿指定のタックルに沿う物を
イサキの船釣りですが関東から東海の間では
プラビシが良く使われています。
何処で釣るかで使うプラビシのサイズが変わるのですが
概ね60号から100号までの重さのビシを使っています。
例えば
漁場は御前崎なのか・・・
そして、そして剣崎沖・千葉房総なのか・・・。
ですからプラビシのサイズは通う船宿次第
船宿の漁場としているポイントの水深と潮の速さが違うからです。
では最近同じ漁場に通うのに
プラビシのサイズが違うという事例が有るのはどういった事なのでしょうか。
それを説明するのに
釣行人数が一番多いと思われる
剣崎沖・千葉房総方面を例にとり
イサキ釣りで使われるプラビシのサイズ、重さについて語りたいと思います。
コマセで集魚する船釣りでは
ビシの大きさ・重さというものが非常に大事になります。
船竿のオモリ負荷も
リールの糸巻き量も
ラインの号数も
全部プラビシに合わしたタックルになるからです。
その基準であるプラビシのサイズ・重さが
今、混在してフラフラしています。
いったい船釣りでは何が起きているのでしょう?
剣崎沖・千葉房総方面の船宿はノーマルタックルかライトタックルかノーマルLT混在
剣崎沖、千葉房総方面にでは
3パターンのタックルを指定する船宿さんがあります。
例えば
剣崎沖でイサキを釣るにしても使うタックルが違います。
昔はほとんど同じタックルでしたが・・・
今はそれにライトタックルが加わったという事情があるのです。
この事について説明する前に
当記事のタックルという概念について少しだけ説明させてください。
※船釣りのタックとは・・・
ノーマルタックルに対して
ライトタックルで釣りたいという人が多くなるにつれて
ライトタックルでイサキを釣を釣らせる船宿が増えてきました。
こうして
乗船客がライトタックルを嗜好するようになると
プラビシのサイズか変わってしまったのです。
しかし
すべてのプラビシサイズが簡単に置き換わる事はありませんでした。
例えばAという船宿で
ライトタックルでイサキを釣らせますよ!
と始めたら・・・その船宿が盛況になってしまった。
タックルの定義でも説明しましたが
今日からライトタックルに変更しますと言われて
常連客が素直に
「ああそうだね~それじゃ竿もリールもプラビシも買い替えよう」
とは言ってくれません。
だからといって
従来型のノーマルタックルを使う常連客の方たちを
蔑ろにすることもできません。
新たに釣り道具を買い直さねばならないからです。
こうして
剣崎沖・千葉房総方面のイサキに使うプラビシの種類が
いくつにも分かれてしまったのです。
今までは決まっていたプラビシのサイズも
決まった物ではなくなったのは
このようにライトタックルが登場したからです。
なので
②イサキのライトタックルを指定する船宿
③ノーマルタックルとライトタックルの混在OKの指定をする船宿
というように3つのパターンを指定する船宿が生れました。
特に③の混在した状態では仕掛けを降ろして
オマツリが発生しないか不安です。
確かに従来のお客に新規のライトタックルのお客を加えて集客した方が
船宿は盛況になると思いますが・・・。
実はイサキに限った事ではなく
最近の船釣りでは③の混在パターンが少なくありません。
従来のアジビシ130号ビシと
ライトタックルアジ 40号ビシの混在する事例まであるのです。
実際に乗船して感じたのは
別に違うタックルでもオマツリしないな・・・
という事でした。
なので
アジほどタックルに差が無い
イサキの船釣りでは混在しても問題なく釣りができるのです。
イサキ剣崎沖・千葉房総方面プラビシ事情
①②③でプラビシの指定についてですが
①従来型ノーマルタックル
プラビシの重さ60号から80号
プラビシのサイズがLかFLとイサキビシ
ノーマルで一番使われているのがプラビシはFL 60号
②ライトタックル
プラビシの重さが40号
プラビシのサイズがFL、イサキビシ、ライトイサキビシ
③ノーマルLT混在
①②どちらでもOK
ただし
使用するラインの号数はプラビシに必ず合わなければいけません。
プラビシがノーマルタックようなら
PEラインは太いPE3~4号を使い。
②はプラビシが小さく軽いので
PEライは細いPE2号を使います。
このようにプラビシのサイズ、重さに応じて
PEラインの太さも変えるのは
PEラインの太い細いで潮受けが変わるからです。
これで
プラビシのサイズも違っても仕掛の流れ方が同じようになり
オマツリは意外とおきません。
①②③船宿を決めるのも、タックルを決めるのもあなた次第ですが
決めかねてる人の判断材料として
自分の周りの人たちがこんな感じで決めてたよ
というのを掲載したいと思います。
プラビシサイズを選ぶ動機
プラビシのサイズを選ぶのはあなた次第ですが
3つの動機から選んでいました。
A、気に入った船宿の指定タックルに合わせる
今まで通ってサービスも良く知り合いの常連客もいるとなると
タックルに関係なく
気心の知れた船宿でイサキを釣りたいはずです。
その気持ち通りその船宿でイサキを釣りましょう。
B、釣り味が楽しいライトタックルから選ぶ
従来の釣りを席巻するほどライトタックルは楽しい釣りです。
もし、イサキ釣りをライトタックルで是非とも楽しみたい!
という感情が抑えられない人は
通っている船宿があろうが、なかろうが
ライトタックルでイサキを釣った方が後悔しません。
C、持っている竿とリールが使える
イサキ釣りに使えそうな竿とリールを持っている場合
軽い気持ちでイサキに釣りに手を出すというのもアリです。
すでに道具が揃っているので、お試し感覚で挑戦できます。
何しろイサキの船釣りタックルは
在り来りの船釣りタックルできる釣り物。
道具を持っているという動機だけでイサキを釣るのはありなので、
ぜひ実行してください。
知らないままでいるより
軽い動機でイサキ釣りを始めたら面白いし
イサキの食味をよくすっかり気に入ってしまった。
知らないままでいる事の方が損ですよね。
さてタックルか決まれば、後はプラビシを選ぶだけになります。
プラビシのサイズと重さ
プラビシとはオモリとプラスチックが一体化しものです。
プラビシはアジビシと違い
号数だけではなくサイズと重量(号数)で種類が分かれます。
例えばサニービシの場合なら
コマセの容量がFLサイズとしたら
重さは 40・50・60・80・100・120・130・150
の8種類もあります。
サニービシをサイズ順に並べると
一つのサイズに重さが違う物が6種類から8種類もあるのです。
これだけのサイズと重さのバリエーションがるのはサニービシだけ
他社には有りません。
これだけでもサニービシが圧倒的な市場占有率を誇っているのが分かりますが
サニー商事のプラビシの種類はこれだけに留まらず。
アミエビ用に専用設計されたイサキ専用のライトイサキビシ、イサキビシ。
ライトタックル用に専用設計された
サニーチビライト、サニースリムマークⅡ、サニーライトFL
のラインナップまであります。
特にサニービシFLサイズは
千葉遊漁船組合の船宿指定の専用サイズになっています。
サニービシがトップシェアな事情
プラカゴは色々なメーカーが作っておりますが
特にオモリと一体化したプラビシともなると
製造販売しているのは
サニー商事とダイワだけ。
この2社の中でイサキの船釣りでは
基準となるのが
サニー商事のサニービシ。
サニービシは独占といってもいいぐらい多くの人が使っています。
ライバルのダイワのプラビシが劣っているとか、高いという訳ではなく・・・。
サニー商事のサニービシが遊漁船組合から指定されていたり。
他を圧倒的に引き離す種類の豊富さだったりと
なかなか他ではできない事になっています。
その象徴がFLという船宿が作らせたサイズ。
(県の1日使うコマセ使用量のためにサイズ規制)
多くの船宿で推奨・指定されています。
それ以外にも理由があって
自分がサニー商事のサニーカゴを使うのは
イサキ釣りのコマセの調整方法等が
サニービシを基準にして説明されているからです。
特にコマセの絞り方で釣果が違うイサキ釣りにおいて
掲載されている方法は参考になります。
なので
サニービシを使わざるえません。
サニービシによるコマセ撒き量の調整方法
サニービシの調整方法は下記のようなものですが
イサキにの船釣りでは
次のようなコマセの撒き方を推奨されています。
サニービシには上部と下部でコマセ量の調整を行います。
上部の調整窓をトップドラフト呼び
下部の調整窓をサブドラフト言います。
トップドラフトは主に水を引き込む水流をおこす窓。
サブドラフトは主にコマセを吐き出す窓。
となっており
シャクる事でトップドラフトから吸い込んだ海水を
サブドラフトからコマセと一緒に放出します。
吸い込む海水量とコマセの放出量を別々に調整する事が出来るサニービシは
かなり細かい調整ができます。
これはダイワのプラビシも同じです。
船釣りでのイサキ定番調整方法というのがあって
サニーカゴを使っての調整方法が掲載されています。
サブドラフトは全開放。
トップドラフトは最初1/2から
様子をみながらトップドラフトを順次絞り
最終的には1/3まで絞ってコマセを撒きます。
イサキはコマセを撒きすぎると食い渋りになって釣れなくなってしまうからです。
FL・イサキビシ・サニービシのサイズは何が良い
千葉房総・剣崎沖ではノーマル、ライトタックルで
使われるサニービシですが
FLサイズのサニービシ
ライトタックル用のサニーちびライト
あとは
イサキビシというアミエビ専用のビシがあります。
ノーマルタックルで使われるサニービシFLサイズ
千葉外房・剣崎沖ではノーマルタックルの場合
FL60号というサイズがよく使われます。
県によるコマセ量の規制のためですが
大きさは
Lよりコマセ量が少ない物をという要請で作られたという話。
FLはLサイズと比較して細身の形状の為
シャクリ易いプラカゴを作って欲しいと船宿に要請されたという話があります。
どちらにしても
シャクリ易いスリムなFLサイズはイサキ釣りでは有利な事は確かだと思います。
イサキ釣りは
ドバっとコマセを撒く釣りではなく。
チョボチョボと・・・
少ない量を満遍なくに撒く釣り。
したがって、シャクリの回数が多くなるため
スリムでシャクリの抵抗が少ないFLサイズが好まれるのです。
いくら船宿指定されたからといっても
確りした理由がなければ長続きしないはずです。
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イサキ専用に特化したイサキビシとは
イサキビシとサニービシの違いは
イサキビシはアミエビ専用のプラビシという事です。
イサキビシはアミエビをコマセとした専用ビシ
FLはアミエビ、オキアミ両方使える汎用的なビシ。
イサキビシは同じプラカゴですが
FLと違いサイドドレーンがメッシュ状になっていて
ここからもアミエビがこぼれる様になっているのです。
コマセの調整方法は同じですが
イサキが1匹掛かった後の追い食いを即す目的で開発されました。
イサキは針掛をすると下に下に突っ込んで
丁度いい感じでプラビシを揺らすのです。
それを利用してプラビシからコマセが洩れるように撒かれるので
他のプラビシに比べて
一荷でイサキが釣れる確率が上がります。
アオキアミが使えないので汎用性はありませんが
イサキが一荷で釣り易いプラビシとして人気。
特にライトタックルのイサキビシ40号はもちろん
ノーマル60号を好んで使う方も
イサキが良く釣れると人気です。
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まとめると
プラビシはイサキに関係なくサニービシがおすすめ。
ほとんどの人がサニービシを使っている。
遊漁組合指定の特別サイズがあるくらいサニービシは信用がある
イサキの釣り方を紹介するメディアはサニービシを基準として紹介している。
剣崎沖・千葉房洲ではFL60号、40号・イサキビシ60号、ライトイサキビシ40号、ちびライト40号がよく使われている。
釣具マニアの報告でした。
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