こんにちは釣具マニアです。
ラバージグはビックバスが釣れますよね。
でも根がかりが多いのもラバージグ。
そしてバスが釣れる所に限って根がかりしやすいて事です。
1個500円から1000円のラバージグ。
根がかりでロストが10個だと5,000円から10,000円が消えてなくなります。
だったらラバージグを自作したらいいんですよ。
ラバージグを巻くのは簡単なんです。
春の日の事でした。
春のスポーニングシーズンになると浮き浮きしてバス釣りに行く人がいます。
その人はネストを狙うのが好きなバスフィッシャーマン。
彼の名前は今猿 宇狒々。
今日もネストを探してラバージグを打ち込むのでした。
「宇狒々さん、今日もネスト荒らしですか・・・」
宇狒々さんはネスト荒らしが大好きだ。
ネストはバスの産卵床のことだ、バスは産卵床を守るために、産卵床の周りを動かない。
特長は石を円周状に並べているので判る。
ここをラバージグでしつこく、しつこく打つことでスポーニング時期の口を使わない大きいバスを怒らせてバスを釣る方法です。
「ウヒヒ~ ネストを守るバスは大きいからね~」
「産卵床を守るバスを釣り上げたらバスが少なくなっちゃうじゃないですか」
「うるさい!!ビックバスを釣るんだ!! 俺のやる事を非難するつもりか!!(#`皿´)」
「・・・(_ _|||)」
「おっ、産卵床見つけ!」
偏光レンズをとおして産卵床を探していた宇狒々さん、産卵床を見つけました。
すかさずラバージグを産卵床に送り込みます。
ネストを守っていたバス君。
ラバージグの閉じては開くラバーの動きにイライラしてきました。
「ウヒヒ~ イライラしてきた、楽しい~、イライラしろ!」
「・・・・(_ _|||)」
ラバージグのラバースカートが閉じて・・・開いてトントントン
するとネストを守っているバスが・・・。
「食った・・・フィッシュ!」
バシャバシャ!!水飛沫
釣れてきたのは48cmのバス
「ウヒヒ~ ネストは止められんは~」
そんな事を産卵床で繰り返す宇狒々さん。
新たなる産卵床を発見。
この産卵床にいるバスは軽く50cmを超えています。
「でけ~ 50cm楽勝で超えてるぞ~」
嬉々として産卵床にラバージグを送り込む宇狒々さん。
ところがこの産卵床を守るバス、中々口を使ってくれません。
ラバージグを閉じて開いて・・・。
無視・・・。
ラバージグが踊ります~。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/1bb2bbb5b800b119e87bee86c5465aa6_w.jpg)
再度ラバージグを閉じて開いて・・・。
徹底無視・・・。
目の前に。
後ろから目の前に。
右から左に。
左から右にラバージグを動かしますが・・・釣れません。
イライラの宇狒々さん・・・バス以上にイライラしだしました。
そして
ラバージグが根がかり・・・。
またまたラバージグが根がかり・・・ロスト
またまたまたラバージグが根がかり・・・ロスト
30分後・・・産卵床が壊れてきました。
1時間後・・・産卵床が大分壊れてきました・・・。
「&$‘()’==」)(“!)‘%$#!!!!!」
宇狒々さん発狂!!
「・・・・( ̄■ ̄)」
産卵床崩壊と引き換えにかなりのラバージグが根がかりのためドンドン無くなってしまいました。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/1c83843597f7b974a6a01cf19342e1f6_t.jpeg)
そんなバスですが遂に口を使う事態に!
サイトフィッシング(水中のバスを見ながら釣る)なので
バスが口をパクパクするとルアーを咥えたと判断しますが・・・・。
バス・・・口をパクパク。
「来た!!ドリャー!!」
スカッ
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/c649b410ad987afcc3abda296e7028d9_w.jpg)
あくびでした・・・。(⌒_⌒;
「%(()()&$“!%&‘&!!!)」
宇狒々さん発狂!!!
ラバージグも大分ロストして残り僅かに・・・。
「てめ~ バス」
「・・・・( ̄■ ̄)」
我を失っています。
「もう止めましょうよ」
「うるさい!!」
「ネスト壊れてますよ」
「俺は外来魚を退治しているんだ!!」
「・・・・| ̄ω ̄A;」
宇狒々さん構わずにラバージグのネスト攻撃。
すると・・・。
バスが・・・口をパクパク。
「今度こそ来た!! ドリャー!!」
激しく曲がるロッドブランク、遂に釣れたみたいです。
「やっぱりデカイ~」
ボキッ・・・ロッドが3分割・・・。
「・・・・( ̄■ ̄)」
「・・・・( ̄■ ̄)」
どうやら・・・釣れたのは地球のようで・・・。
何時のまにやら 変わり身に術・・・。
「あの~宇狒々さん、俺のラバージグ使います?」
「やかましい!!」
春なのに木枯らしが吹いたスポーニングシーズンでした。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/c5539e625f331b5acc50e4cc9f330529_w.jpeg)
ネストクラッシャーがロッドクラッシャーに・・・・。
ラバージグは釣れるルアーですが根がかりすると費用がかさみますね。
だから
安く済ましましょう。
秋の夜長に・・・自分で巻くと安上がりですよ。
釣れるけど根がかりが多いラバージグ
大きなバスが釣れるラバージグ。
ジグにラバーを巻いただけのこの単純なルアーはバスが良く釣れるんです。
ブレイクラインなどをフットボールジグでボトムパンピング。
ただカバー周りはスナッグレス性能が劣るので根がかりしてしまう確立が高いです。
ブラシガード付を使えばいいのですが、それでも根がかります。
でもラバーが開いたり、閉じたりするこのアクションはビックバスが良く釣れます。
釣れるなら使いたいですよね。
ラバージグを自作したら根がかりしても安心
根がかりを気にしてルアーを送り込めないとバスは釣れません。
できれば根がかりを気にせづに使いたい。
釣れるバスも大きいですから。
それならロストする事を気にしないようにすれば良い。
ラバージグは自作すれば安く作れます。
400円から1000円するラバージグが一回道具を揃えれば、
1個120円ぐらいで作れるようになるんですよ。
素材に掛かる費用の大半はジグヘッドだけ。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/411n7UBaMML.jpg)
ブレイクラインをリアクションで探るフットボールタイプ。
根がかりし易いようなところですり抜けが良いアーキーヘッドのラバージグ。
スピニングタックルで数が釣れるスモラバまで簡単に作れます。
ラバージグの自作は意外と簡単
ラバージグはジグヘッドにラバーを巻いて糸で止めてしまえば簡単にできます。
ヘッドに塗装する、しないは自分のこだわりですが
量産したいならヘッドの塗装をしなくても釣れ方は変わらない。
基本ラバーの色はブラックとブラウン
ヘッド塗装より、ラバーの種類を多く揃えましょう。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/71dgFc0wPIL._SL1500_-1024x1024.jpg)
基本色のブラックにパープル、グリーンを混ぜたり
基本色のブラウンにレッド(完全にザリガニパターンですよね・・・)混ぜたり
組み合わせは自由自在です。
ファインラバーの巻き方
フライタイイングをなさっている方はラバージグを見ただけで簡単に巻けると思います。
ジグヘッドにきし麺みたいなファインラバーを巻きつけて、アロンアルファを垂らして
糸で止めて 、アロンアルファを垂らして 後 ラバーラバーを引っ張って鋏を入れると・・・。
このラバーが裂けるチーズみたいに裂けるです。
これでラバージグがほほ完成。
後は広がったラバーを少し切って成型するだけ。
実に簡単です。
ラバージグを自作する道具たち
ラバージグを自作するにはいくつかの道具と素材がいります。
素材:ジグヘッド
ファインラバー
スレッド
アロンα
道具:バイス
ボビンホルダー
ハサミ
使えないタイイングバイス
ラバージグですがラバージグを自作するのにタイイングバイスを使っている人が多いです。
自分もタイイングバイスを使っています。
でもタイイングバイスなら何でもいい訳ではありません。
①ぺディスタル タイプはNG
ぺディスタル タイプは文鎮の重さで本体が動かないようにしています。
ラバーを手で引っ張るために文鎮の重さ程度では固定台が動いてしまうので使い難い。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2019/09/13008987837_1.jpg)
②クランプ式はやめよう
Cクランプで机に止める
一見良いように思えます・・・自分も使ってますし。
ただ2,3000円のこの手のタイイングバイスは先端のジョーの出来があま良くなくて、
挟んだジグヘッドがズレるんですね。
大きめのストーリーマーにテンションかけて巻いただけで
シャンクが動いてしまいました。
自分のは値段高いタイイングバイスを使用していますが
フライを巻く前提なので買いました。
しかしCクランプで安くて良いタイイングバイスは無いのが現状です。
③ベンチバイス 釣り道具じゃありません
釣り道具じゃありません(笑)
フライも巻けません。(笑)
だけどラバージグは巻けます。
机にガッチリ固定、挟んだジグヘッドのシャンクもガッチリ固定、びくともしません
値段は1000円をオーバーするくらい。
使えるタイイングバイスは高価
タイイングバイスはCクランプで机に固定するバイスは高価なものが多く
2万円以上は覚悟する必要があります。
ぺディスタルタイプでラバージグが巻けるようなバイスは全体が重いもの
例えばダイナキングのバラクーダ・・・8万円超えます・・・。
フライで現在お使いの方ならかまいませが・・・
新たに自作しようとする方には現実的ではありませんね。
ベンチバイス 38mm
ホームセンターで売っているベンチバイスの小さい物が
ラバージグを巻くのにうってつけです。
ガッチリ固定できて、2000円超えるぐらいです。
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/06/81p6ILZqZpL._AC_SL1500_-677x1024.jpg)
ベンチバイス 38mm Amazonはこちら
※Cクランプを机に止めると痕が付くのでラバーシートなどでを噛ましましょう。
もう一度、道具おさらい
ベンチバイス・ハサミ、
フライ用のボビンホルダー安物(必須じゃありません手巻きでもOK)
![](https://kakuture.com/wp-content/uploads/2020/06/61NfgvrCbxL._AC_SL1500_-1024x844.jpg)
ボビンホルダー Amazonはこちら
まとめると
ラバージグは釣れる。
釣れるけど根がかりが心配。
心配ならラバージグを自作。
安い値段で道具は揃う
ラバージグはフットボール・アーキーヘッド・スモラバ用のラウンドなど重さ違う種類違いが大量生産できる。
ロストしても安心。
大量生産したラバージグでバスをたくさん釣りましょう。
以上釣具マニアの報告でした。
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