こんにちは釣具マニアです。
シーバスを釣りに行って悔しい思いをした事がありませんか?
シーバス釣りで一番悔しいのは、アタリが有るのに、掛けられない、掛けてもバラす事です。
釣れないにも2パターンありまして、一つはアタリがあるけど掛けられない。
もう一つはまったくノーカンジで何の反応もない。
精神的なダメージはノーカンジよりアタリがあるのに釣れない方。
アタリがあんなに有ったのに!
とか
近くまでシーバスを寄せてきたのに、取り込み直前で逃してしまったり、ましてや逃がしたシーバスが80cmを超えるランカーサイズなら悔しくてたまらないんじゃないかと思います。
アタリが有るほうが面白いですし、掛ければもっと面白い、釣れれば更に面白いに決まっています。
じゃあシーバス釣りで、掛けて、バラさないようにするには、どのようにしたらいいのでしょうか?
はっきり言えば簡単です。
掛けて、逃がさないシステムを構築してください。
自動鬼掛けシステム
この自動鬼掛けシステムについてある日の出来事をお話したいと思います。
どんよりと曇った土曜日の朝。
先日までシトシトと降リ続いた冷たい雨が明け方に小康状態となった、雲が重く垂れ込み、今でも泣きそうな朝です。
釣具マニアの心も空のように暗澹とした気分でした・・・。
今日はGさんと二人でシーバスを釣りに行く予定でしたが、如何しても釣れていけというのが一人・・・。
ほぼ恐喝に近いと言っていいぐらいに強引に割り込んできたのがM氏。
通常だったら前の日に雨が降りようものなら即中止ですが、M氏が行くと言って聞かないので渋々行くことになりました。
何処から聞いたのか知りませんが、Gさんと釣りに行くことを聞きつけたみたいです。
目的は・・・
まあ、言わないで置きます。
朝を迎えて、Gさんと落ち合う場所に行きますと、
すでにタックルの準備をしていたGさん。
釣具マニアだけかと思いきや、後ろにたたずむM氏の姿を発見するとギョッとした後、露骨にいやな顔をしました。
人差し指を立て、クイッ、クイッと釣具マニアに向けて動かかすと・・・
「おはようございます・・・」
「おう!・・・釣具マニア!なんで、マカオがここにいるんだ!」
これからはM氏のことをマカオと呼びます。
「ええと~何んだか、如何してもシーバス釣りに釣れていけと・・・」
「なんで、あんな面倒くさい奴を連れてきたんだよ~」
「だって、シーバス釣りに連れてく約束をGさんとしたと言ってますよ」
「・・・・」
「したんですか!」
Gさんはマカオが釣りが好きだと言うので誘たらしいのですが・・・。
「あんな面倒くさい奴だとは思わなかったんだよ」
「知らなかったんですか!どうするんですか、あれを」
「とりあえずお前が面倒みろ!」
「ええ~、なんで損な役回り背負わないといけないんですか~」
「煩い!」
あんまりGさんが必死で頼むのでしぶしぶ面倒を見ることに・・・。
そんな、こんなが、ありまして、ポイントに到着。
マカオ氏は自前のシーバスタックルにルアーを結ぶと、周りを見回します。
どうやらGさんを探してるご様子。
もちろん警戒モードのGさんは遠く離れた所に移動してしまいました。
マカオ氏
「あら、やだは、あんな遠い所に・・・」
とりあえず、釣具マニアも準備ができたので、ルアーを投げる事にします。
しばらくして・・・
マカオ氏の方に反応があったようで。
「あっ・・・今アタッタしたは!くやし~ なんで乗らないの!」
右手の小指を立てながら悔しがっています・・・。
また暫くして・・・
「来た! あっバレた!なんなのアンタ失礼しちゃうは、外れないでよ!」
どうやら、シーバスは掛かったようですが、すぐにバラしたようです。
今度は釣具マニアの方にアタリがありました。
コツコツというショートバイトの後、コッツンというアタリ。
少しだけロッドを立てるようにするとズンと言う手ごたえがあり。
無事シーバスが乗ったようですが、大した大きさではありません。
1ジャンプを無事かわして、手にしたのは、45cm位のフッコサイズ。
「あら、釣具マニアちゃん釣れたじゃないの、何々、何センチ?」
とうとうチャン付けです・・・・。
「ええと~45ぐらいです」
「そう、まあまあね~私も頑張らないと」
ピンク色に金の刺繍をしたパーカの裾を腕まくりしてキャストを繰り返すマカオ氏。
「あっ・・・また乗らないは」
更に
「あっ、あああ、何で乗らないの」
キィー「悔しい!」o(>皿<)o
「・・・・」
悔しさのあまりフリル付きのハンカチを取り出してかみ締めるマカオ氏
心の中で・・・正体見たり枯れオカマ。
こういう時は何故か最悪の方に物事が動くようで、普通は釣れないのになぜか釣具マニアだけ釣れてしまいます。
なんたって釣具マニアのシーバスシステムは自動鬼掛け捕獲システムですから。
投げていたルアーを巻き始めの直後、フッと抜けるようなアタリが有るとズンと手元に手ごたえが・・・
適当にハンドルまわして無事取り込み終了。
バレマセン・・・いやな予感がしてまいりました。
「とにかく早く逃がさなければ!」
フックを素早く外して、シーバスをリリース。
と後ろから・・・
悪寒を伴う冷気が
「ちょっと、アンタだけ何で、コソコソと釣れては逃がすを繰り返してるのよ!」
「いや~なんか釣れちゃって・・・」
「自分だけシーバス引っかけて、嫌なタイプだは!」
「いや・・・」
「なあに~ 今の人に見えないようにコソコソ逃がして、何釣れたの」
「ええと、フッコが・・・」
「フッ子を釣っておいて振ったのね!」
「ええと、何を言ってるのか・・・」
「さっきも引っかけたでしょう」
「はあ・・・」
「手癖の悪い人ね、引かけておいてコソコソ逃がすなんて」
「釣りですから」
「なあに~あなた 今、聞き捨てならない事を言ったわね」
「・・・・」
「一回釣ったらもう飽きて逃がす訳なの!」
「フッコですから・・・」
何か話がかみ合わないような気がします・・・
「それに~、何で貴方だけシーバスが取れるのよ、上手いからじゃないわね、白状しなさい!」
「はあ、私のロッドはモアザンブランジーノ、ソフトティップなロッドでしてシーバスの吸い込みが弱いような時にティップが自動的に掛けてしまうようなロッドなんですよ、デーモンティップなんて言われてまして、まさしくシーバスにとっては悪夢のようなロッドです」
「何ですって!デーモン○○ポ! まあ、まあ! やだぁ~何そのロッド( 〇□〇)ハァハァ」
「あの・・・モシモシ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)」
「はっ! もしかしたら釣れるシーバスはメスばかりだとか!」
もう本当にバカだろうコイツ・・・。
「すいません、オスかメスか分からないですけど・・・・」
「何しろ釣具マニアが悪逆非道を繰り返した事には変わりないはね、罰として貴方のタックルを貸しなさい!」
因縁つけて人のものを召し上げる魂胆らしい・・・。
「いや~」
「な~に~、貸さないと言うの」
「・・・・」
「いい子ね言われたとおりにするのよ、でないと、私の脇で挟み殺すわよ!(#`皿´)」
「どうぞ」
「フォーフォフォフォ、これでシーバスが釣れるわよ、
ついでにGさんも・・・(*/∇\*) キャ」
ヒゲ面の頬が少し赤らんでます、悪夢ならは早くさめて欲しい・・・。(_ _|||)
さて、釣具マニアのシーバスロッド、ブランジーノを手にした悪魔のオカマ。
気合が入ったのか化け物の本性をまるだしです。
「ドッセィ!」
うねる様な二の腕の筋肉を剝き出しにして、ロッドを大きく振りかぶるマカオ氏
極限まで曲がったブランジーノから弾き飛ばされたミノーは弾丸のようにぶっ飛んでいきます。
素早くラインスラッグを取り、リールを巻き始めると・・・・
「来た!」
と言う声と共に。
遠くで水飛沫と共に現れたのがシーバス。
あきらかに、70後半。いや80cmは超えてるか知れません。
マカオ氏、リールのドラグをフルロック状態にしてシーバスが抗うのもなんのそのブランジーノが極限まで曲がていきます。
俺のブランジーノが折れたらどうすんだよ!このオカマ野朗と心の中で叫ぶ釣具マニア。
そんな人の心配を他所にゴリ巻きで強引に岸まで寄せると・・・・。
脇にぶら下げていたフィッシュキーパーをシーバス君の口にぶち込んで強引に持ち上げます。
フィッシュキーパーにアゴを挟まれたシーバス君。
アゴが脱臼したようになっています。
南無阿弥陀仏・・・。
「う~ん 釣れたは 釣具マニア、このロッドでシーバスを掛けて、掛けて、掛け捲って、私を袖にした男を鬼掛けしてやるは」
オカマが野獣の本能を剝き出しにすると実に気持ちが悪い・・・。(´∩`。)
シーバスを持ちながら勝利の踊りを踊るマカオ氏
そこにランカーシーバスが釣れたのを目撃して戻ってきたGさんですが
シーバスを掴んで踊るマカオ氏の異常な姿にかなりビックリした様子です。
「あら、Gさん、」
マカオ氏、Gさんを発見して更にうれしくなったのか
デデスケ♪デデスケ♪と腰をくねらすと
お尻を突き出してGさんにラブアタック!
み・と・肛門、ウフッ
ウインク、バッチリ!(●♡∀♡))ヾ☆*。
「・・・・・(_ _|||)」
「Gさ~ん、ねえ、こんなに大きなランカーシーバスがつれたの~」
「・・・・(_ _|||)」
「あなたのデーモン○○○で私を掛けてんラブ み・と・肛門(●♡∀♡))ヾ☆*。」
デーモンティップだろ・・・(_ _|||)
それを見たGさん急にUターンをして逃走してしまいました。
鬼のような表情にになったマカオ氏。
ちきしょう~私の鬼掛けロッドで必ず獲ってやるからな!
いつからお前のロッドになったのだと呟きつつ
げに恐ろしや~(_ _|||)
オカマが振り回すデーモンティップ・・・・。
ブランジーノがボラギノールになったらどうしよう・・・。(*_ _)
ブランジーノのデーモンティップが
ウンコ臭くならないように祈るばかりです。神様ァァーー\(。´□`・。\)助けてェェ
ショートバイトでシーバスが掛けられない
シーバス釣りをしていると、アタリがあるのに乗らないことがよくあります。
コンとかコツコツというようなアタリです。
このようなアタリはあまり乗りません。
正直、悔しいと思いませんか?
アタリを掛けたい、そして獲りたいと思うのは至極当然の事ではないでしょうか?
もし獲れたらシーバス釣りは何倍も楽しくなるでしょう。
カーボンソリッドティプに頼る選択枝
ショートバイトを即掛けするテクニックを磨くのは正直難しい。
誰でもできることではないし、テクニック云々するより、掛ける確立が上がるシステムがあるなら、そちらの方が合理的です。
今もメイン扱いされていませんがすが、シーバスの口にルアーのフックを乗せやすいシーバスロッドがあります。
穂先の部分を柔軟にして、シーバスが弱い力で吸い込んでも吸い込みやすくしたのがカーボンソリッドティップを持つシーバスロッド
カーボンソリッドティプもグラスソリッドティプも対して変わらない
ソリッドティップにはカーボンのソリッド、グラスソリッドの2種類ある。
グラスもカーボンもソリッドティップは柔軟なのだが、シーバスロッドには
カーボンのソリッドティップが使われている。
柔らかさはグラスの方が上なのだが、カーボンは感度がいいからと言うのがカーボンソリッドティップを使う理由のようだ。
高感度のソリッドリップはない
カーボンソリッドティップは思ったほど感度が良くない。
カーボンなのだから振動がギンギンに伝わると思うのは間違いです。
なぜなら、通常のチューブラの穂先のように接着剤(レジン)の量を多くはできない。
カーボンソリッドはレジンの量を少なくすると硬くはできる。
もちろん振動も伝わりやすいのだが、反面硬くなることで折れやすい特徴がある。
樹脂量が多くないと折れる
実際使われているカーボンソリッドティップの樹脂量は45%ぐらいで、通常のロッドのレジン量に比べれば結構多い。
それならチューブら穂先でもいいのではないかと思うのだが、ソリッドを使う理由は穂先の直径ほ細くすることにある。
細く柔らかくしたソリッドの穂先の繊細さは中が空洞のチューブラと呼ばれる穂先では再現ができない。
だからソリッドなのだ。
シーバスの吸い込み力が弱いからショートバイト
シーバスの吸い込みが弱いのがショートバイトの正体。
シーバスは吸い込みが弱い時と強い時があります。
一番代表的なのがバチ抜けと呼ばれるバチ抜けシーズンのアタリ。
バチ抜けとはゴカイ類が砂から這い出してして水中を漂うように泳ぐ。
3月から4月がバチ抜けシーズンとなるが、ゴカイ類を捕食する時は吸い込みが弱いのでショートバイト連発する。
何でこんな事がおきるかと言いうと。
例えば、ソーメンをすするのに強くすする人はいないでしょう。
対して太くて腰がある讃岐うどんは強い力で吸いますよね。
いずれにしても食べ物と向き合った時、人は吸う力を予め決めていると言う事ですね。
バチはゴカイです遊泳力もなくミミズみたいに細長いので弱い力でも吸い込みやすい、シーバスにとっては素麺みたいなもの。
バチ抜けシーズンのシーバスはルアーと向き合っても弱い力吸うと決めているんですね。
反対にイワシなどを捕食してるような秋の荒食いシーズンの場合は吸う力が強くなるのでアタックした時の当たりはガツンと大きくなるので掛けやすくなります。
吸い込みが弱いのはバチ抜けだけではない
吸い込みが弱くなるのはバチ抜けシーズンだけではありません、自然の変化でもシーバスの吸う力は大きく変わります。
そば屋で蕎麦をすする人、カツ丼大盛りを食べる人はおのずと口の使い方が違います、食欲のあるなしでもシーバスの吸い込み力はかわるのです。
人が食欲がない時があるように、シーバスも食欲がない時があります。
目の前に食事を出されたから少し味見でもしようかぐらいのときは吸い込みの力が弱いのはシーバスも同じ。
そして、このような時にもショートバイトは頻発します。
ソリッドティプ+化学研磨フック=自動シーバス捕獲
ソリッドティプには僅かな力でフックが刺さるようにしてあげましょう。
化学研磨の日本製フックが一番抵抗なくシーバスの口を捉えやすいです。
針先に僅かな力が掛かっただけでシーバスの口を貫通すればつれる確立は更にUPします。
メーカーはオーナーか、がまかつ
メジャーメーカーのルアーはこの2メーカーのフックが搭載しれているが、問題は何回か使用するとフックの先が鈍るので頻繁に針先を研いで置くようにしましょう。
ただオーナー、がまかつの交換フックは高いですね、マルト(土肥富)は120年、明治から続く釣り針メーカーです。フック交換におすすめです。
フック交換におすすめ マルトの安い国産トリプルフックダイワ ソリッド ティップ はデーモンティップ
正直 試すなら、ダイワのシーバスロッドがおすすめです。
10年以上前にダイワが送り出したモアザンのソリッドティップは捕獲率の高さから、デーモンティップと呼ばれた。
ダイワは操る人のサポートするようなロッド作りをします。
つまりロッドがその人の足りない所を補ってくれる作り方をするのが得意なメーカー。
ロッドが勝手に掛けてくれるようなティップの作り方もダイワのロッド作りに反映されているからです。
シマノに比べてダイワは釣りを知っていると云われている。
試すなら ダイワ ラブラックス AGS
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バチ抜けの時に・・・
タフな時はシーバスの吸い込みは意外と早くて吐き出すのも早い。
したがって半信半疑だけど試してみたい人でも
実際ける確率があがるとなるほど納得してくれます。
モアザンはな~ 値段が~という人はラブラックスAGSで試してみてください。
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ダイワのモアザンブランジーノこそが本当のデーモンティップ
デーモンティップはソリッドだけに感度が良いとは言えません。
ただ、感度が良くてもシーバスを掛けなければシーバスは釣れませんよね。
シーバス釣りはワーミングと違いルアーを泳がして釣る速い釣りです。
ボトムタッチなどの感度よりシーバスをフックに乗せる事を優先します。
値段が値段だけに手にするのが難しいと思いますが、こんなに高くても価格以上の仕事を間違いなくします。
ラテオより費用対効果が大きすぎると言っても過言ではありおません。
まずモアザンブランジーノ以外にソリッドティップを持つMLクラスのシーバスロッドはありません。
それだけで他には代用ができないロッド。
他のロッドはLかLLアルションしかなく専用化しているので狭い範囲のパターンでしか使えません。
モアザンブランジーノが究極の何でも対応ロッドの所以はMLライトのパワーを持ちながら鬼掛けできることなのです。
秘密はソリッドを支える穂もちからベリーセクション
ここの部分がフルフレックス。
つまり力を加えるほど曲がりの頂点がバッド側に移動する作りになっています。
このような作り方のロッドは手間も時間も技術も必要。
モアザンブランジーノはその為、軽いルアーから重いルアーまで扱えるルアーウェイトの幅の広さを手にしました。
1本でいろんな重さのルアーが扱えると言う事ですね。
他のロッドと違いフッキングの際、MLのパワーがシーバスのアゴを捕らえやすくします。
他のロッドと違いデーモンティップと呼ばれるのは乗せ掛けがにストレスがなく使い手がリニアに反応できる事なんですね。
遠投性能の高さ、キャスト精度の良さ、ソリッドティップ特有の投げにくさがないのもモアザンブランジーノのデーモンティップの特長
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ある意味、究極のバーサタイルロッドです。
釣具マニアの報告でした。
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