こんにちは釣具マニアです。
船竿は汎用竿が良く売れる。
故に多く作られるわけです。
一番人が使うので、問題があると評判が悪くなり易い。
だから、エントリーモデルとはいえ気が抜けないのです。
ダイワの船竿でエントリーモデルといえば早舟でした
東京湾の小物船竿の代表的な位置づけです。
釣具マニアが所有してる早舟Ｖは銀のブランクカラーと
ステンレスの板シート。
現在は板シートよりグラつきのない
ダイワオリジナルのスクリューシートに変わりました。
日進月歩の釣具業界
今ではエントリーモデルでも昔と比べると非常に進化している。
その訳ですが・・・・。
五目釣りがしたいと言うので
前々から船釣りに行きたいと言っていたズルムケさんを誘うと・・・。
「行く～、絶対行く～」
と小気味よい返事が帰ってきた。
週末に五目釣りに行く事になった。
メンバーは釣具マニアとズルムケさん。
そして、小物釣りが大好きなもう直ぐ年金がもらえる嘱託Ｓだ。
ところでズルムケさんですが・・・
釣り未経験なのにタックルを揃えるとやる気満々なのである。
「釣具マニアさん！あっしは～
釣り道具屋さんで一式そろえますから何買うか指導お願いっす。」
釣具マニアの横にいた嘱託Ｓ氏、ズルムケさんのやる気を感じて
「えっ、おっちゃん、いきなり揃えるなんて
男気があるね～」
「当たり前ですよ、人の使った使い古しの小汚い道具なんざ
使えますかって！初釣りは新しい道具じゃなきゃいけねえ」
「ズルムケさん・・・意気込みは大変心強いのだけど
一度使ってみてから買ってもいいじゃないかと・・・
ほら車だって試乗してから決めるじゃない」
「・・・それも一理ありますね～
それじゃ釣具マニアの小汚い釣り道具を借りてやっても良くってよ」
「あ～はいはい・・・💧」
そして・・・風もなく晴れ渡った週末。
船宿で手続きを済ませていると・・・。
だみ声の・・・
「おはようござんす」
という声が聞こえてきます。
「釣具マニア。今日は天気が好くってよかったぜ
あまり眠れなくて、寝不足だんべがな～
それでだな～朝めしがな～」
ズルムケさんはしゃべりだすと止まらないので・・・。
遮るように
「ズルムケさん、乗船手続きしないと船が出ちゃうよ！」
「釣れ釣れ五目だんべがな＝、いくら？」
「ハイ・・・、９５００円になります。」
とばたばたと乗船する事に。
「ところで釣具マニア
わいのキスタックルをお願いするだでな～。」
「あ～はいはいじゃあ、これね」
「・・・なんかこの竿古臭いな」
「えっ！まあサクラの竿だからな・・・
高いんだけどな～う～ん、じゃあ予備竿あるから好きなのに決めてよ」
「うい～す！」
と予備竿を眺めること５秒。
「おでのは、この竿にするだんべかな！」
ズルムケさんが選んだのはブラックのブランクカラー
ワインディングチエックがメチャクチャカッコええ！竿。
黒に見えても実はグレー、外側にX状に巻きしめたカーボンテープが
竿をさらに精悍に見える様にしている。
今では当たり前の多点Ｋガイドだが 当たり前に感度も抜群なのだ。
「まあ・・・そうなるのかな見た目が今時だからな」
横から顔をだした嘱託のＳ氏
「若い者の好みなんじゃろうな～
所でいつのまにサクラなぞ買いおってからに
素人の親父にはもったいない竿じゃないか
枯淡を理解している、もう直ぐ年金ご馳走さんのワシが使ってやろう」
と人の竿をひったくると自分の釣り座に戻り支度しだした。
「おいおい！リールを取り付けてんじゃねえよ！」
「ああ、確かにトウモロコシは炭火焼きにかぎるな」
「誰がそんな事聞いてるんだよ！
都合のいいときだけ呆けんじゃねえ！」
「ふん💢」
「うわ！！＆％＄＃！”’青イソメ投げるんじゃない」
「ざまあみろ！」
「・・・・・💧」
爺に釣竿を取り上げられたので昔から使い慣れた竿を出して
ポイントに付くの待ちます。
ポイントに到着
錘は30号の胴突き仕掛け。
底を少し切ったところで誘いを入れてみると
クンッと小気味のよいアタリが・・・
「か～いい引き味のレンコ鯛これだから釣りはたまらん」
横の嘱託もう直ぐ年金よろしくねのＳ氏も
２５ｃｍのレンコ鯛を釣って。
「塩焼きじゃ」
とはしゃいでいます。
横のズルムケさんもレンコダイがヒット！
なんと、これまた２５ｃｍの塩焼きサイズ。
最初からテンション⤴アップお祭り騒ぎ。
その後好調をキープしたまま
釣具マニア、Ｓ氏釣り続けますが・・・
ズルムケさんはなぜか
魚に針を飲み込まれてもたもたとしています。
「げげっ😖また！また飲み込まれちまった
針外すの大変だよ～」
完全に手返しが悪いパターン
ワンテンポあわせが遅い感じです。
「ズルムケさん意図的に合わせを遅くしてませんか？」
「アタリがあって合わすと針掛かりしないんだよ・・・」
「それでさあ・・・待ちすぎなのかな～飲み込まれちゃうんだよ」
最近の竿は安くて結構感度が高いのだ。
ブランクスの進歩もあるが・・・
それよりパーツであるガイドと言い、リールシートと言い
このパーツのお陰で格段に魚のアタリが判り易くなっているのだ。
エントリーモデルでいいのかな・・・
と思うほどの高いレベル。
今の人には当たり前に思うだろうが
毎年、性能が向上する釣り道具。
有名メーカーのエントリーモデル
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