シロギスの船釣りのコツを教えます。80匹確実に釣れる方法

船釣り

こんにちは釣具マニアです。



何かをするにしても最初から上手く人なんてそうはいません。



例えばシロギスの船釣り。

乗り合船に乗れば釣れると思っていたのに

周りの人だけ釣れて悔しい思いをしたことはありませんか?



釣具マニアも最初のシロギス船釣りの釣果は悲惨でした・・・。



5月の連休明け、乗合船の混雑を避けての釣行。

シロギスは船に乗ればユルゲーです的な気分で挑んだのでしたが、

まずは最初から躓きました・・・。



船長の初めてください、の合図に仕掛けを投入、シロギス君を誘うべく竿を上げたり下ろしたりして、魅惑の誘いを入れれます。

「シロギスちゃん早くきてきて~」

などと魅惑の誘いに念を込めつつシロギスのアタリを待ちますが・・・。

シロギスが釣れるのは周りの釣り人ばかり。

「来た~、20cm超えてるよ~」

などの歓喜の叫び声を聞きつつ。

「何故、何故俺だけ来ないんだ~」と心の中で叫ぶのでしたが・・・・。

「来た~、一荷だ!面白いよ~」

やはりシロギスが釣れるのは周りの釣り人ばかりです。

「き~さ~ま~何故釣れん!」と心の中の叫びは念から怨念へと変化し始めています。

「また来た~入れ食いだ!」

船中お祭り騒ぎですが・・・釣具マニアはと言いますと。

「・・・・・」お通夜ですね。

何かおかしいと思い仕掛けを巻き上げて確認すると、なんと仕掛けが道糸に絡みついているではありませんか!

あせる気持ちを抑えつつ仕掛けを解く事15分、再度、餌を付け直して仕掛けを投入!

「・・・・・」

アタリが来ません!

まさかと思い仕掛けを回収すると。

「絡まってるやないかい!」

何故だ、何故と自答煩悶の繰り返し・・・

そのうちに穏やかであった潮の流れが速くなると、なぜか仕掛けは絡まることはなくなったのですが、潮が早いせいか、すぐにオモリが流れてしまい釣りづらくなってきました・・・。

それでもたまにポツポツト釣れるようになったシロギス君ですが、今度は針を飲み込んでしまい、針を取るのに四苦八苦してまいりました。

「ええい!また飲みやがってシロギスが、貴様卑しいんだよ、口先にかかれっての、とイライラしながらシロギスを外すと・・・。

「あっハリスが切れた・・・」

「こら!シロギスめ!3本針が1本になったじゃないか!」

と発狂しそうになる心を抑えつつ、仕掛けを交換しようとしますが、慌てているのでかしょうか・・・、無理に仕掛け巻きから取り出したので、すでに絡でるではありませんか。

「マジ・・・」

深呼吸して落ち着けと心の中で念じつつ仕掛けと壮絶な格闘を続ける事15分やっと仕掛を解く事ができました。

「ちきしょ~今度は仕掛けを投げて広く探ってやるぞ!」

とアンダーハンドキャスト!

道糸を張って誘いを入れながら巻いてくると何やら重たい手ごたえが

「来たー」

シロギスらしくない重たい手ごたえ

「ビックフィッシュ!」

期待を胸にリールを巻くと

リールのドラグ音がチリチリと鳴るではありませんか!

「船長~ 船長タモ~!」

と船長を呼ぶと・・・・

「あの、お客さん、お祭りしてますから・・・」

「へっ・・・・」

周りを見回せばミヨシの釣り人が曲がった竿を指差して

「仕掛け外すのでリール緩めてください!」

「へっ・・・どうもすいませんでした・・・」

「いいんです、そちらこそビックフィッシュじゃなくて残念でしたね」

「あっ・・・それは・・へへっ・・・・」

完全に迷走しております、迷い道をひたすら目的もなく歩む長い道のりが際限も無く広がる荒野のように・・・。

絡まった仕掛けを解くのに10分、仕掛けを取り替えるのに10分、計20分が無駄にすぎていきました、気が付くと眩いばかりの日差しも茜色に染まりだし・・・。

「すいません、この辺で終わりにします」

と船長の沖上りのアナウンスが響き渡ります・・・。

「・・・・!!!」

疲・労・困・憊!!

「いや~今日は釣れたね~」

などとニコニコ顔で華やぐ船中、そしてメモ用紙を持ちだしなにやら船長が確認する姿が・・・

そして

「船長に肩を叩かれて、お客さん今日は何匹釣れました?」

きました釣果確認が・・・

「えっ・・・十hふぃdです・・・」

「ハイ??」

「あのだから。15匹です!」

「・・・・15匹・・・ですね・・・」

どうやらスソ(一番釣れない人のこと)決定の雰囲気です。

釣れた釣れたの人の声、諸行無常の響きあり・・・でした。

船宿の釣果情報で100匹(一束)釣れましたなど情報があるから自分も簡単に釣れるとは限りません。

いくら船釣りだからといっても正しい事をしなければシロギスは釣れないのです。

シロギスの船釣りの正しい事ってなによ。

テクニックが必用なの?

もしかしたら奥義みたいなものが必用。

ザックリ言ってしまうと大した事はしなくても大丈夫。

重要なのは手返し

というわけで具体的にシロギスを釣る手法を解説したいと思います。

シロギスの船釣りで手返しを早くする方法 

仕掛け絡みを減らす

まず船釣りで仕掛を投入する際、竿下に垂直に落としていませんか?

仕掛を垂直に落とすから道糸に仕掛が絡まるのです。



何故仕掛を垂直に落とすと絡むのか?

竿下に垂直に落とすと道糸と同軸線上に落ちていく事になる為、

仕掛と道糸が絡みやすくなります。

仕掛を絡ませない方法は?

仕掛を少しキャストしてください。

キャストといってもそんなに遠くに投げる必用はありません。

フリップキャスト

目先に軽く送り込むぐらいで十分、オモリを持って2,3mぐらいまでキャストしましょう。

何故絡まない

少し先に仕掛を振り込む事で仕掛はカーブを描きながら落ちていきます。

もう少し言葉で説明すると

重いオモリの後ろを棚引くように落ちていくといった表現でしょうか、

道糸と仕掛が同軸線上にならない為、仕掛がらみは起こりません。

シロギスに針を飲まれて外すのに時間が掛かる 

シロギスに針を飲み込ませないように早合わせするより

飲み込ませてく確実に取る事をおすめします。

要は飲み込まれた針を簡単に取り出せばいいのですから・・・

まず、針はずしは使いません。

使わなくても簡単に手早く飲み込まれた針を外す方法があるからです。

外し方のポイント

1.シロギスの腹を上向きにする。
2.人差し指と中指でシロギスのエラブタを抑える。
3.飲み込まれた針のちもとを持ってねじりながら口から強引に引っ張る



シロギスは死んでしまいますが

針を飲み込んだシロギスはどうせ死にます。



食べる前提で釣りをしてるいのですから

供養とおもいそのシロギスを美味しく食べてください。

手返しを総括

どれだけトラブルを少なくて、仕掛を釣れる状態で海中にいれておくかですね。

タックル

PEライン

PEラインは0・8号が標準です。



シロギス船釣りで使うPEラインは安くても問題なく使えます。

4本網で号数対応表を参考に0・8号のPEラインなら

激安で変えるので参考にしてください。



因みにシロギスのように底を釣る様な魚はラインマーカーは必要有りません。

下記の激安PEラインの記事を参考にしてください。

リール

リールはダイワ、シマノで言えば2000番代が中心になります。

安いリールでも十分使えます。

ですが

一か所気を付けないといけない所があり。



PEラインはスプールからラインがはずれ

ローターに巻き込んでしまうことがあります。



こうなると修復するのに多くの時間が費やされるので

スピニングリールはダイワならエアベール、シマノならワンピースベール付きの

スピニングリールがおすすめです。



シロギスの船釣りに使うスピニングリールの詳しい記事に



19ストラディック参考になる記事。

船釣りで誰でもできるシロギスの誘い方

遠投

シロギスを広く探る時はアンダーハンドで投げます。

沖にアンダーハンドで投げ、底を取った仕掛に誘いを入れます。

誘いはできるだけ大きく竿煽ってください。

そして、できるだけゆっくり落とします。

補足

遠くにある仕掛けは自分が思ったほど動いてはいません

ただ底を少し移動してるに過ぎないので

仕掛けを浮かせるには

大きく竿を煽るのは必要があるのです。



このイメージのギャップを埋めるために竿を大きく動かしてください。

何故そんな事をするかと言えば

シロギスな底にべったり張り付いているのではなくて底から少し浮い泳いでいます。

ですから目の前に餌を漂わして口を使わせてあげましょう。

シロギスは潮が早い時こそ誘いは簡単

潮が早い時は底をとっても

オモリが浮きあがって流れてしまい底だ立ちを取り直すのが大変。



先ほど説明しましたがシロギスは少し浮いている層で泳いでいるとの話をしました。

一旦底立ちを取ったらオモリが浮いても無理に底立ちを取る必要がありません



潮に流されてオモリが浮いても底立ちを取らずにそのままキープ。

潮に流されて仕掛が浮き上がってもそのままの状態を維持しましょう。



仕掛が浮いたほうがシロギスの目先に仕掛がはいります。

しかも浮いたオモリが潮に流されて揺れる事は仕掛を誘う事にもなるので

そのままキープするだけでシロギスは掛かります。

潮が緩い場合の船下

シロギスは浮いています。

竿を大きく(腕まで使って)煽ってゆっくり落としながら底を取る

この繰り返しでOKです。



ここでシロギスの竿ですが

大きくあおることが必用なため

短めな竿は使いにくいです1.6mのショートロッドより

1.8、それより2.0mのシロギス竿のほうが誘いやすいですよ



シロギス竿の価格は安くてもOKです

高価なショートロッドより安いロングロッドのほうがシロギスは釣れます。

誘いがし易いのはレングスが長いシロギス竿

竿の長さが2m以上のシロギス竿は少なく

プロマリンのシロギス竿だけです。



代用が聞かない貴重な竿の割りに値段は激安です。

出典 Amazon
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仕掛

仕掛は市販の片天秤仕掛、胴突き仕掛か、時間の無い人は船宿で購入しても問題なく釣れます。

胴突き仕掛

オモリも上に仕掛があるので餌が自動的に中に浮いてる状態になる、アタリが明確だが食い込みが悪い、また投げづらい。(胴突き仕掛けは船宿では購入できない可能性があるので、事前に釣り道具屋で購入しておく必要があります)

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胴突き仕掛けの場合、枝針がある関係上、仕掛けの垂らしのを多く取る必要があります、この仕掛けを使う場合は竿が長い方が扱いやすい。


出典 Amazon

胴突き仕掛けが扱いやすいキス竿です。

要望が多かった180のレングスを持ったキス用のベイトロッド。

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片天秤仕掛

チョイ投げ、などに使われる最もポピュラーな仕掛、キャストしやすく、仕掛が漂うので食い込みが良い。

今までの解説したこの方法で80匹は確実に釣りましたボート釣りでも同じように効果があります。

実はご近所40匹、自分の40匹で80匹以上は必要ないので、沖上りまで時間があっても釣りを止めてます、大体が沖上り1時間から2時間あまり時間を残して釣りを止めてしまうので100匹(1束)は釣れると思いますよ。



釣具マニアの報告でした

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