サンライン FCベーシック

アクセサリー
出典 Amazon

釣具マニアです。

釣具マニアの
机の引き出しを開けると
大量に・・・もとい
ややストックされたラインがある。
大半は1回使って残ったラインなのだが
これってストックと言うよりも
食べ残しを
冷蔵庫にしまうのと同じなのかもしれない。
ただラインが食品と違って
腐ることはない・・・と思うでしょ。
実はナイロンラインは腐ります。
というより
ナイロンラインは強度が劣化がするのだが
特に格安で細いナイロンラインほど劣化する
(300mボビン巻きとか100m400円とか・・・)
樹脂加工がお粗末なのか
急激に引張強度が劣化しやすいのだ。

ナイロンラインの劣化する原因は
温度、光とか色々あるのだけれど
一番劣化する原因は吸水劣化。
ただ釣りでラインを水に触れさせない事など不可能
吸水したナイロンライン強度は
急降下するように劣化するのです。
軽く合わせただけでプチッ!
魚さんが強く引張ってプチッ!
ドラグが滑る前にプチッ!
ついでに血管もプチッ!
そう言う訳で食い残しライン以外は
ストックしないのだが
(早く捨てろよ・・・
と言われても根が貧乏性なので
中々捨てられない)
フロロカーボンラインだけは大量にストックしてる。

理由は劣化しないからなのだが
フロロカーボンラインで大量のストックしている銘柄は
サンラインのFCベーシック。
300m巻きのボビン巻きで
1000円位で買えてしまう
100m300円と経済的にも優しいラインなのだ。
サンラインFCベーシックだが
フロロカーボンラインだけあって
吸水劣化しません。
ただ、このフロロカーボンラインを使うまでには
色々と紆余曲折がありまして・・・・。

数年前
某河川 11月初旬
川バス狙い
釣具マニアのリールに巻かれていたのは
某総合釣具メーカーのフロロカーボンライン
その年の9月に買ってリールに巻いてから
3回目の使用になる。
「釣具マニア~このポイント釣れるの~」
「疑うのか、この場所は地合いが大事なんだぞ」
「そうなのか、まだバス釣れんぞ」
「今2時ジャストだから
あと30分でココに群れてる
ベイトを食べにバスが回遊してくるかさ」
「本当~~」
「本当、本当」
20分後・・・
バシャ!!
「今なんかライズしたね・・・」
「うん、そろそろ始まるかな」
するとグンという
アタリと共に穂先が曲がったではありませんか。
「きた~~😃」
結構良い引きです
右に走ったバスが方向転換して左に走ったとき・・・
急にテンションがなくなりました。
「アデ?・・・・」
「如何した釣具マニア?」
「バレタ😞」
ラインを巻いてみると
切れたラインがそよそよと
風に棚引いてるではありませんか。

「むう・・・
秋の風
流れるラインの
肌寒さ

一句できました」
「句を読むんじゃない句を!!😠」
「ではもう一句」
「止めんか!!
ちきしょう・・・
何で切れるのかな」
「あっ来た!!」
今度はN君のロッドが大きくしなります
「うひょう~引く~
ドラグ出る~」
釣れたのは38cm尾ひれが発達した川バス君
魚来て
僕だけ釣れる
秋の夕暮れ

字余り
できました!」
「てめ~・・・」

これから悲惨でした
Nが釣れて釣具マニアがラインブレイクの連続
「おかしい・・・」
ラインを引張て見ると
プチッ
「・・・💧」
簡単に切れるではあ~りませんか!
某有名1流総合メーカーの990円で購入した
フロロカーボンライン 3ポンドは
引張っただけで
簡単に切れるまで劣化していたのです。
東レの有名フロロラインは高額なので
避けたのが失敗
安物買いの銭失いと反省しつつ
「フロロカーボンラインは吸水劣化しないんとちゃうんか!!」
と叫んでしまった。

「それは糞ラインですな~
どうせ自社で生産してないんでしょうが
俺のはサンラインのボビンラインだけど
去年から巻いてるラインだぞ」
「うそ・・・」
「サンライン FC ベーシックは
名前にベーシックと付くだけあって
フロロカーボンらしフロロカーボンラインだ
値段は300m1000円
よろしくね!」
「何がよろしくだ
こうなったらドラグをズルズルにしてと」
それで魚掛かりました
「ドラグが出る~~」
「大きい?」
「・・・・ギルでした😖」
コオロギの
泣き声似てる
ドラグ音

おそまつ」
「・・・😵」

フロロカーボンラインを使う最大の理由は
感度にある。
次に耐久性の高さも使う理由なのだが
フロロカーボンラインの中には
吸水劣化してしまうものがあります。
理由は分かりませんか
原糸の原料である
ポリフッ化ビニリデンだけではないのかもしれない・・・
本来フロロカーボンはナイロンと比べて
圧倒的に劣化しないのが特長だからだ。
寿命も安物ナイロンラインと同じ位い
ひどいものもある
値段もそれなりに高かったりするのにも
なおさら腹が立つ。

サンライン FC ベーシックは
300mボビン巻きのフロロカーボンラインだ。
ベーシックだけあってフロロの特長は確りしてるのである。
感度、耐久性はまったくといって問題ないラインで
何回も使用して
何年のストックしているのだが
やはり吸水劣化も含めて
劣化はまったくといっていいほどない。

数回、釣行してもラインはプチッ!と切れたりしない。
ただフロロにもデメリットはある
分子構造が縦型であるためか
必要以上に張りが強い
また引張強度はナイロンに比べて
弱い傾向にあるので若干太くなる。
今までスピニングリールに巻いていたナイロンラインより
ポンドテストを1ランク落とすのは
上のような理由で
リールのスプールになじみ難いからなのだ。

なじみが悪いと言う事だが
実釣ではバックラッシュというライントラブルを引き起こす。
特に外国メーカのスピニングリールは
今でもスプールに順巻きするものがあるが
コイツにフロロを巻くほど悲惨なものはない
あっという間にライントラブルに見舞われてしまい
釣りどころではないのだ。

ところで最近はシマノ、ダイワとも
この国産2大メーカーのリールは
非常にライントラブルに関して研究しているのか
ローター周りに絡んだり
バックラッシュが起きる事はほとんどないといっていいほど無い。
某外国メーカーのスピニングとは雲泥の差だ
特にダイワは本当にローター周りのトラブルが少ない。
そのためこのデメリットも
日本のダイワ、シマノのスピニングリールを
使えば気にすることは無いと思っているのだ。

感度も良いし、耐久性も高い
シールも付いてる(これは要らないという人が多いのだが・・・)
つまらん小細工をせず
素のフロロカーボンだけで勝負してるところに好感が持てるのだが
やはり安いのが良い。

最後にサンライン FCベーシックの使い方ですが
道糸以外の使い方でも使用しています。
フロロカーボンラインである事から
屈折率が水に近いこともありハリスで使用したり
フロロカーボンの張りの強さから
仕掛け作りに使ってるが
並のフロロカーボンハリスと比べても
ほとんど差は見受けられないのだ。

しかし
専用の高額フロロカーボンハリスと比較すると
やはり違いがでる
差が出るのが糸よれ。
余り気にしなかったのだが
ヘラ釣りのハリスに使用した時に
決定的になってしまった。
針のチモトが豚の尻尾のようになってしまい
浮きに出るアタリを吸収してしまったのだ。
ヘラはナイロンの方がいいですな。
そんな訳で使い所を間違えなければ
こんな使えるラインはない訳です。

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