カルカッタ ベイトフィネスの草分け

優良釣具販売評価
釣具マニアです。
まだベイトフィネスの黎明期に発売されたのが
カルカッタコンクエスト50/51
黎明期ゆえに、このリールは過小評価されていましたが
一部、上級者のアングラーからは超絶賛の声。
コンセプトがあまりにも時代を先取りしていたんですね
ベイトフィネスがもてはやされる昨今になりますと
このリールの凄さに多くのアングラーが気づいた訳です。
ベイトフィネス用のリールはサイズが小さい
特にカルカッタコンクエスト50/51のようなサイズは
小さいがために耐久性、加工精度に問題が発生しやすいのです。
でも、このマイクロ小型両軸リールを作ったのは
超絶精密機械加工では世界に名だたるシマノ
どこがすごいのか・・・は
記事が長くなるので省略しますが
(他の記事に書いたような記憶が・・・・)
これだけ小型なのに耐久性、精密さが半端無いことです。
特に軽量ルアーを遠投するには
スプール径のミクロ化と軽量化は必須。
特に30mmのスプール径は他社と比べて
最も小さく、キーとなる部分で
軽量ルアーを扱う上で多くの重要な恩恵を与えてくれます。
そして30mmスプールの小さいスプール径をサポートする
加工技術には
生半可なことではないのです。
まずは
回転制度
スプール径1ミリの差は意外と目視でも
ハッキリ分かる
そして小さい為に回転に与える軸心の振れにたいしても
高い精度が要求されます。
駆動系
今では多くのメーカーが右に倣ている
ハンドル側のプレートが2重になる構造
このダブルリング構造は小型化により比例して小さくなった
大口径かするメインギヤを(スーパーシップ)を収める為のものですが
マイクロ化されたギアを比例して小さくすることなく
ハンドル負荷を押さえ、
それと無理なくギア比を上げて
巻き上げ速度を修正することが出来たんですね。
剛性ボディ
耐久性は定評あるワンピースマシンカット
高い剛性を持ちます、
パーミング性は丸型でもサイズが小さいので良好
遠心ブレーキ
最後にベイトフィネスは広いオープンエリアでルアーをぶっ飛ばして
探る釣ではありません
軽量ルアーを精度高くコントロールキャストする事がきも、
低回転でも伸びしろが多いシマノのSVS遠心ブレーキは
軽いスナップでルアーの飛ぶ軌道もコントロールしながら
綺麗にスーと伸びてきます。
ロッドとの相性もありますがフィネス専用ロッドを使えば
間違いなくバックラッシュも少なく扱い易い
スピニングよりやや太いラインで高いコントロール精度が
ベイトフィネスリールのブレーキシステムはSVSが
一番向いているように思います。
10年前まえのリールでありながら
基本構造が確りしている為にベイトフィネス用では
色あせことながないのは、マイクロ小型両軸を支える
真似の出来ない機械加工精度。
1級品と呼ぶに相応しいリールであり、
世に丸型ワンピースマシンカットリールは色々あれど
シマノカルカッタコンウエストのプレミアム感は
抜けて凄いです!

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