真夏の渓流はウェットウェーディングは超涼しくて初心者にもおすすめ

ウェア

こんにちは釣具マニアです。



最近、渓流釣りで見かける事がある

ウェットウェーディング。



従来のウェーディングと何が違い

そして

何処が気に入ってウェットウエーディングをしているのでしょうか?



最初に見た時はトレッキングに近いウェアだなと思いました。



そして 

釣りの服装としては随分とセンスがいいなとも思いました。

それがウェットウエーディングの服装だったんです。



見た目がカッコ良いので

女性のアングラーにも人気。

しかし ウエットウェーディングの真価は

カッコ良さではありません。



涼しい

動き易い

この2つの機能面の優位性があって

ウェットウェーディングが認知されたのだと思います。



という事でウェーディングは

夏場の超暑い時

勾配が急な渓流を遡行するのに向いています。



見た目がおしゃれとか

一式揃えるのに安上がりと言うのは

2次的な物。



とはいえ

服装の中で

ワークマン、ユニクロでも手に入る物が多く

敷居の低さは半端ありません。



今回は

ウェーダーを揃えるのは敷居が高いと思っていた方

もしくは

夏は暑くて厳しいなと思ってる方に

ウエットウェーディングなら大丈夫です!

という事を

知ってもらいたく記事を書いてみました。



という事で

ある男が夏渓流でウェーディングをしたら

結構ヤバかった話をしてみたいと思います。



ミーンミンミン

セミの声が喧しい梅雨明け

7月末日の○○水系の✕✕川の出来事である。



川を1Kmほど釣り上がってみたけれど

釣れない状態が続いた。(ー ー;)



どうやら先行者がいるのではないかと考えた男は

大きくポイントを変える為に

川から這い上がって県道を暫く歩くことにした。



県道の道は木陰がすくなく

しばらく歩いていたら少し頭が痛くなった。



それでも歩き続けていると

厳しい直射日光を浴びていたせいなのか

PVCウェーダーにより体に熱がこもってるのか

足元が覚束なくなってきた・・・。へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ



噴き出す汗を拭い

「ハア、ハア
畜生! 冷たい水が飲みたい・・・。(꒪ཫ꒪; )ヤバイ

と男は言うと

ついにはペタリと地面に座りこんでしまった。



もう動けなくなってしまったのだ。



「こ、これは熱中症に違いない(|||O⌓O;)

と思った男は

慌てて自分が履いている

PVCのチェストハイウェーダーを脱いだ。



内側がコーティングされた完全防水のウェーダーを脱いで見たら

自分が着ていた服が

汗でべっちょリと濡れて要る事に気がつき・・・



「もう、パンティまでぐっしょりと濡れちゃったじゃないの~。:゚(。ノω\。)゚・。

と思わず声をあげてしまった。



防水どころか

そのまま水に浸かったと勘違いするほど濡れていたからだ。



「もう、やだ~ 汗臭くて 気持ち悪い~(`ε´♯)

と男は言うと着ていたトップスを脱いだ。

ブラはしていない・・・。



そして上半身を裸になると

汗拭きシートで丹念にわきの下を拭い

次に乳首を拭うと

ブラはしていない・・・。



「もう、汗臭いと嫌われちゃう(`ε´♯)

と独り言を言うのである

汗より気持ち悪い男だ・・・。



PVCのウエーダーは

ゴアテックスのような透湿素材のウェーダーと比べて安い。



だが安さの代わりに真夏ではサウナに入っているような

地獄の暑さを味合わないといけない。



さて 気持ち悪い男だが

顔が鬼瓦みたいなのに

くねくね汗を拭くしぐさからオカマに違いない。



鬼瓦の男の汗でも汚いのに

オカマの汗である・・・

そんな薄汚いもので濡れるのなら

最初から清らかな渓流の水で

濡れてしまえばいいのに!( ꒪Д꒪)ノ



と言うことで

ウエットウェーディングなら薄汚い汗で濡れる事はありません。



でも・・・このオカマ男

その後ウエットウェーディングにはまり

でこんな事を言っていました・・・。

「あ~~ん 汗が多い日でも安心!( *´艸`)

やっぱり気持ち悪い・・・。



何故ウエットウェーディングなのか

正直、真夏のウェーデイングは死にそうになるほど暑くなります。



服の上からPVCのウェーダーを履くのですから

暑くなるのが当たり前です。



湖のような所で常に腰上まで立ちこんでいれば

暑くはななりませんが

河川でのウェーディングは

踝からやや上がぐらいまでしか浸かりません。



水深が膝以上になると

水の流れにより歩行困難

または流されてしまう可能性があるからです。



良く鮎釣りの人が腰上まで水に浸かるのを見たことがありますが

死亡されている方もいるようです。



つまり 河川でウェーディングする時は

ほとんどは足元ぐらいしか水の中に立ち込めないので

水で冷える事は無いのです。



これで暑くならない方がどうかしています。



PVCのウェーダーで

頭痛がしたり

頭がくらくらして朦朧としたことがあるので

大枚をはたいて

ゴアテックスのような透湿素材のウェーダーを買ってみましたが

この状況は変わりませんでした。



汗で服がべちゃべちゃに濡れる事は無くなりましたが・・・。

これに比べてウエットウェーデイングはすごく涼しいのです。

暑い日でも安心のウエットウェーデイングの訳

ウエットウェーディングは濡れる事を前提にした

ウェーディングです。



風通しが良い速乾性のウエアを着るので

PVC、ゴアテックスと比べて熱が全然こもりません。



防水機能を捨て

濡れる事が前提なので

涼しくて逆に快適なのです。



極端かもしれませんが

水着で川遊びをしてるような感じです。



ですから

寒い時期には向いていません。

夏限定のウェーディングといっていいでしょう。

涼しいだけじゃないウエットウェーデイングのメリット

涼しさだけだったら

ウエットウェーデイングが

これほど受け入れられなかったかもしれません。



ウエットウェーデイングには他に

  • 見た目がカッコ良い
  • 安上がり
  • 動き易い

という3つのメリットがあります。



従来のウエーダーの欠点が見事に解消されています。



この3つについて

もう少し詳しく説明してみましょう。

ウエットウェーデイング見た目がカッコ良い

釣具メーカーのフィッシングウェアと言うのは

メチャクチャダサいものです。



ダイワだけはその点で抜けていますが

シマノのウェアのダサい事

他も押しなべて似たり寄ったりですが・・・。



ウェットウェーディングはアウトドアメーカー

ファストファッションメーカーなど

幅広いファッションメーカからチョイスして

コーディネイトする事が出来ます。



センス次第ですが

貴方のセンスならきっと映えると思います。

ウエットウェーデイングは安上がり

ウェットウェーディングを構成する服は

足元の

ウェーディングシューズ

ソックス



アンダーウエアは

タイツ

ショートパンツ



あれば絶対安心

⑤ゲーター



トップスは

長袖の服が一般的です。



どうしても釣り道具メーカーの物が必要になのは

①ウェーディングシューズだけで



後はホームセンターの作業着であるはワークマンとか

ファストファッションのユニクロとか

アウトドアメーカーのモンベルとか

それに類似する所ならどこでも手に入りもます。



モンベルは別にして

コスパの良い服の代名詞みたいな所から

チョイスできるのですから

安く揃えることが事が分かってもらえると思います。



ウェットウェーディングは動き易い。

山岳渓流のような急こう配の所を登る時ですが

従来のウェーダーでは

どうしても膝の所でウェーダーが突っ張ってしまい
足が上がりません


目測を誤って踏み外したりすることがあります。



その点ではウェットウェーディングはタイツのため

急こう配を登っても

膝が突っ張る事がありません。



そもそもトレッキングの服装に似ているのですから

そいう所で得意なのが分かると思いいます。



ウエットウェーディングのメリットばっかり謳ってきましたが・・・

勿論デメリットというのもあります。

ウエットウェーディングのデメリット

ウエットウェーディングは

濡れるのが前提がウェーディングスタイルです。



ですから

  • 春・秋の水が冷たくなる時期
  • 水質が悪い所でのウェーディング

には向いていません。



汚れた内水面・都市型河川の河口域でのウエットウェーディング

ウエットウェーディングは濡れるのが前提



だとしたら霞ヶ浦、北浦などの水郷

都市近郊の河川

都市部の河口域など

水の透明度が悪く汚れた所に

浸かりたくい無いですよね。



暑くても完全防水のウェーダーを選びます。



皆さん水着で泳ぎたいと思うのは水が綺麗だからです。

川なら上流から中流の清流のような所に限ります。

精神衛生的にも向いていません。

冷水時のウエットウェーディング

ウェットウェーディングは厳冬期はもとより

春秋の渓流にも

秋の鮎釣りなども向いて居ません



冷たい水に漬かって

そして

濡れるというのは結構体力をもっていかれるのです。



完全に夏仕様と割り切って下さい。



また湧き水が豊富なスプリングクリークは

夏場でも見合わせた方が良いでしょう。



湧き水は真夏でも水温が15、16℃です

この水温でのウエットウェーディングは20分で限界ですよ。



唇が紫色になって

暫く釣りをする事が出来ませんから。

補足ウエットウェーディングは真夏だけの期間限定

テンカラ等で源流域で季節を問わず

ウエットウェーディングをする方はいます。



源流は登山という色彩が強く

道なき山や谷を踏破するために

動き易い

ウェットウェーディングのような服装にならざるを得ないのです。

ウェットウェーディングの服装

ウェットウェーディングの服装は

ウェーディングシューズ、ゲーターを抜かせば

一派的に売られている物を使います。



つまり安上がりなんですが

とはいえ

何でもよい分けではありません。

という事で

どんなものが良いのか具体的に触れてみましょう。

ウェーディングシューズ

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ウエットウェーディングに最も必要で

最も高い装備がウェーディングシューズ。



ワークマンやユニクロには売ってませんので

ウェーディングシューズは釣り具メーカーの物を選んでください。



と言うのは

川の石に付いている苔のせいで

ソールがフェルトで出来ている物でないと

滑って釣りにならないからです。



ですから似てるからといって

トレッキングシューズはNGです。



たとえブロックパターンが大きく溝が深くて

もゴム底は滑ります。



どうせ濡れるのだからとビーサンというのは論外

小石が入って痛くて歩く事さえままなりません。



iウェーディングシューズは

ネオプレンソックスを履いた時の脚のサイズになるので

1サイズ大きくなる可能性があります。



ベストは実際に履くネオプレンソックスを履いた状態で

ウェーディングシューズのサイズを決めるのが一番。



渓流を遡るのですから

靴のサイズが合わないのが最悪です。

おすすめはリトルプレゼント

予算が少なくても割と良いがフィッシングウェアを作っているメーカーです。



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ネオプレンソックス

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ダイビング用で十分です。

砂利の侵入、靴の中の足がズレないよう防止します。



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インナーソックス 

出典 Amazon

必須ではありませんが

インナーソックスを履いてからネオプレンソックスを履きます。



足は常に濡れた状態なのですが

それでも

ネオプレンを直履きより

乾き易いインナーソックスを履くことで

ふやけて柔らくなった皮膚を守ります。

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タイツ

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吸水し難く、乾き易い物なら使えると思います。



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ショートパンツ

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速乾性のあるショートパンツ。



このような化繊のショートパンツは何処にでも売っていると思います。

持ってる物、安い物、見た目が気に入った物、ワークマン、ユニクロetc

そんなに気張らなくても大丈夫です。



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ウェーダー ゲーター

出典 Amazon

ウェーダー ゲーターは

膝と脛のプロテクターです。



何から守るためにあるかといいますと

藪漕ぎした時の草木です。



結構鋭い物もあって

ゲーターなしだとウェーダーが裂けてしまう。



特に透湿素材の

高額なウェーダーが裂けるのは勘弁してほしい所です。



ウェットウェーディングの場合は

裂けても安いタイツ止まりです。



しかし

山岳渓流のような所では

はいずり上がる時

岩の角に擦れたり

膝を軸にして上る事もあるので

脚を守るために絶対必要です。



鮎が釣れるような中流域になると藪漕ぎする事も少なくなるので

必要性は薄れてきます。



刺のある草木に引っ掛かって裂けたとしても

安いタイツならダメージは少ない。



見た目大げさすぎて省きたくなりますが

ゲーターは砂利が靴の中に侵入するの防ぎますので

予算が許すなら購入する事をおすすめします。

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ゲーター状況に合わして揃えればいいのではないかと思っています。

ウェットウェーディング トップス

出典 Amazon

渓流で使うトップスは長袖が基本です。



草木で皮膚が切れるというのもありますが

最も重要なのが虫対策

皮膚を刺されない様にする為です



速乾性のあるトップスは何処でも売っています。

ごく一般的なウェアなので

すでにお持ちの方は買う必要はありません。



そして持っていない人は買ってください。



因みにトップスの上に

Tシャツをやポロシャツ他のウェアを合わせるのは

貴方のセンスという事になります。

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まとめると

従来のウェーダーだと真夏は暑くて地獄。

ウェットウェーディングは真夏でも涼しい。

ウェットウェーディングは安上がり。

ウェットウェーディングは見た目がカッコ良い

ウェットウェーディングは動き易い

冷水時のウェットウェーディングは向かない。

防水性がないので汚い水には入りたくない。

ウェーディングシューズ、ゲーターは専用の物を使おう。

ウェットウェーディングの服装は何処にでも売っている服で済む。



釣具マニアの報告でした。

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