難しいベイトフィネスは止めて安くて簡単スピンキャストリールを使え

バス

こんにちは釣具マニアです。



皆さんご存じだと思いますが

釣り用のリールは二種類あります。



ベイトキャスティングリールとスピニングリールです。

これ以外にも第三のリールがあるのをご存じでしょうか?



それは

スピンキャストリール

又の名はクローズドフェィスリールと呼ばれるリールがあるんです。



このリールの売りは

操作が簡単で

女子供でも扱える所ですが

皆さん使った事がありますか?



アメリカではそれなりの需要はあるですよ。



自分がこのスピンキャストリールを手にしたの

今を去る事40年前

ダイワのスピンキャストリールでした。



日本でも結構 古くからあるリールなんです。



使った感じはスピニングリールと比べて

そんなに簡単という程ではありませんでした。

とはいえ 

ベイトキャスティングリールよりは簡単にキャストができます。



このリールですが今でも売っています。



それで

このリールと組み合わせるロッドというのは

ベイトキャスティングロッドなのです。



キッパリ!



それが何なんだという事なんですが

つまり

安上がりで、操作が簡単なベイトフィネスになるという事なんです



リールの操作方法はベイトリールに似ていて

軽いルアーが苦も無く投げられるのですから

ベイトフィネス的な使い方ができるとは思いませんか?



いい事づくめのように見えますが

勿論欠点もあります

その原因は後程話すとしまして・・・。



ここのリールは値段も安く

今あるベイトロッドにも装着が可能なので

スピンキャストリールだけを買えば

ベイトフィネスが激安で出来る上に

バックラッシュ等のトラブルが無いのです。



しかもバス釣り初心者でも簡単にベイトフィネスができます。



まずは

ライトアクション、ミディアムライトアクションのベイトロッドをお持ちなら

リールさえ手に入れれば激安で出来るので

ちょっとお手にして見てはいかかでしょうか?



それでは バス釣り初心者が

スピンキャストリールがベイトフィネス的な使い方にメリットが

アリアリの大アリだと気がつく顛末などを話してみましょう。



この前、3LBラインで

40cmを大きく超えるスモールマウスバスを掛けた。



激しくジャンプした時に見たのは惚れ惚れするほと

逞しい魚体であったのだ。



こ、これは絶対取らなければと思った私は

慎重にスピニングロッドを操って

スモールマウスの引き込みに耐えた。



ロッドが大きく弧を描きながら曲がり

ドラグからラインが

チリチリと言いながら引き出される。



この様子を見て

私の周りには多くのギャラリーが集まってきた。



「今、ジャンプしたスモールマウス、マジデカイぜ!(☆▽☆)

「マジかよ俺も釣って見てえ(°◇°;)

「50upあるかもよ(☆▽☆)

「うひょー見て見てえ(°◇°;)



私は注目の的だ

このビックスモールを釣り上げて英雄となるのだ!(*’へ’*)



だがその願いも

プツリと切れた・・・。



テトラにガリガリとラインが擦れらた感触があったと思ったら

フッ・・・と

大きく曲がったロッドが

真直ぐに戻る

手元に何の手ごたえがない・・・。| ̄ω ̄A;



バラしたのだ・・・。(꒪꒪)

周囲からが期待を裏切った白けた雰囲気と

馬鹿にした視線を受けた私。



「断腸の思いだ! 
いとしいあの娘とョ 
朝寝~~するダンチョネ~だ!!!(`ε´♯)

by 八代亜紀 船唄



この時から私は

もう少しラインが太かったらなと思うようになった。



バスは障害物 カバーが好きだ。

なので大物に主導権を握られて

カバーにラインを擦られる事はよくある事だ。



私は思った。

そうだ、ベイトフィネスにしたら

さっきの魚も捕れたかもしれないのだと。



1か月後である

私は大枚をはたいて

ベイトフィネスリールとベイトフィネス用のロッドを買った。



ラインは6lbだ。



3lbの時とは倍の引張強度。



私は取り合えず

ワームの重さを入れると

4g~5g程度になるであろうスモラバを

岸際のテトラとべジテーションが絡む水際にピッチングで静かに投げた。

積もりだった・・・。(ー△ー;)



oh~バックラッシュ!!(꒪ཫ꒪; )ヤバイ

ミスキャストでラインが盛大に膨らんだ。



慌てて、バックラッシュを直すが

面倒臭い・・・。



もう一度投げてみるがバックラッシュが恐くて

狙ったところには入らない・・・。

イライラしてきた!(`ε´♯)



そんな私は周囲が目に入らなくなるほど集中力が落ちてきた。



やけっぱちになった私は

キャストがだんだんと荒くなり

背後で大きくせり出すように生えている

ブッシュに気がつかなかったのだ・・・。



ガサッと音がすると

ブシュシュシュシュー

全てのラインが膨らむ盛大なバックラッシュ!



スモラバが背後のブッシュに引っ掛かってしまたのだ。



私はその場でへたり込むと

「ダメだ~~ベイトリールを使った事なかったし
全然釣りができないよ~~。:゚(。ノω\。)゚・。

泣きながら大声を上げてしまった。



そこに通りかかったて声をかけたのが

虚無僧姿の変な男



「そこもと、だいぶ難渋しているとお見受けするがお
困りであるかな?y( ̄Д ̄)。oO○

と声をかけてきた。



「お困りも何も
ベイトフィネスが難しすぎて釣りができないのです」

涙ながらに訴えると



虚無僧の変な男は

「何~~~(# ゚Д゚)つ

というと



手持ちの尺八を

フィ~~~と鳴らすのでした。

やっぱし変な男です。

「・・・( ̄■ ̄)」



この虚無僧の尺八は変わっていて

尺八にはトリガーハンドルにスピンキャストリールが取り付けられ

尺八の先から

枝が生えるようにロッドのブランクスが伸びていた。

どうやら、尺八兼用の特注ベイトロッドらしいが・・・。



「ベイトフィネスが難しくてお困りのようですな
拙僧が一つご教授してしんぜよう。( ̄ー ̄)

「結構ですヾ(◎o◎,,;)ノ

「・・・( ̄■ ̄)」



数秒の沈黙の後・・・

「なに! どうしても教えて欲しい、
そんなに懇願されれば教えなければならいなΣ(゚Д゚|||)

「言ってないって!ヾ(◎o◎,,;)ノ

と否定すると



「我が尺八グリップに乗っている物を見ろ!」

と無理やり頭を持たれてグリップの方に向かされると

そこには

見た事が無いリールが載っているではありませんか。



「これはな スピンキャストリールと呼ばれる
米国では霊験あらたかなリールである」

「はあ・・・| ̄ω ̄A;

「霊験あらたか故にな 女子供まで扱えて
バックラッシュが起きないのだ」

「はあ・・・| ̄ω ̄A;



「また分らぬか! 喝~~~ツ!これこそが
難しいベイトフィネスリールの
救世主で有らせられるぞぇ~~( ꒪Д꒪)ノ

「ハハハ~~~m(_ _)m

と勢いに負けて思わず頭を下げてしまった。



私の前に差し出されたスピンキャストリール

その救世主の姿は

金属のフェースに覆われたフロントカップが目立つリールだった。



そして フロントカップに特徴的な穴が・・・

そう・・・アナルそっくりではないか

「アナルそっくりですね( *´艸`)

「貴様!救世主様に対して何たる雑言!」

というとグリップの尺八を

またフィ~~と吹くのであった。



アナルはいいからこのスピンキャストリールを使いなされ

操作方法は簡単

ベイトリールのようにクラッチを押す

ロッドを振りかぶる

リリースポイントで押した指を離す

ルアーが飛んでいく

着水間際でまたクラッチを押すとラインの放出がとまる

もしくは 

着水後ハンドルを回してクラッチを切る



ムムム、操作はベイトリールらしく

そしてキャストフィールはスピニングリール。



これなら、俺にもベイトフィネスができそうである。

「驚かれたかな、スピンキャストリールを付け替えるだけで
あら大変! 
誰でも簡単トラブルなしでベイトフィネスができますヾ( ̄∇ ̄=

「ほえ~~~(°◇°;)



「しかも 激安 鱒レンジャーのベイトロッドの組み合わせれば
渓流ルアーも始められるますよ

「おおお~~~ヾ(◎o◎,,;)ノ



「お得ですよ! 渓流ルアーシーズンが始まると
品薄になるので購入するなら今です」

「は、早く買わなくては(((゜Д゜;)))

虚無僧は尺八通販という

鱒レンジャーのベイトロッドとゼブコの33マイクロのセットの申し込み用紙を差し出すと

尺八を吹きながら去っていくのでありました。



尺八にアナルか・・・

下ネタ好きな奴だなと私は強く思った次第です・・・。( ̄^ ̄)ゞ



今でも簡単に手に入るスピンキャスリール

スピンキャストリールは渓流ルアーで見直されました。



安く、何時でも売っていて

ベイトキャスティングリールのような操作方法でありながらも

誰でも簡単に扱えるからです。



値段が高く

そして入手困難なABU2500のようなオールドリールと違い

今でも簡単に手に入ります。

※渓流ルアーで使えるからこそベイトフィネスでも使えるという事になるのです。


お値段はというと

3000円から高くても1万円までと非常にお手頃価格。



手に入れやすいメーカーは

スピンキャストリールのトップシェア

米国のゼブコが有名で

スピンキャストリールの信頼性は抜群です。



日本ではダイワでスピンキャストリールを出してますが。

ただ・・・40年たっても

当時と構造的に進展した所が見受けられません。



最近だとワタチャンプというメーカー。

聞いた事が無いかもしれませんが

中華釣具の中では

釣りの事を知ってると思える数少ない中華製釣り具メーカーです。



後は

ABUのスピンキャストですが

オールドはクソ高く

安く手に入る物はメチャクチャ チープです

スピンキャストがベイトフィネスの代わりになる理由

スピンキャストリールはベイトロッドのトリガーハンドルに

そのまま装着できます。



操作方法が

クラッチのオンオフでラインをフリーにできる構造で

ベイトリールに似ているからです。



もしお手持ちのベイトロッドで

ライトアクション(L)、又はミディアムライトアクション(ML)と組み合わせると

ベイトフィネス的な使いか方ができます。



しかも

ラインが放出される仕組みは

スピニングリールと似ているので

軽いルアーでもバックラッシュ無しで

ルアーを飛ばせる事ができます。



もう一度このリールの特長を言いますが

女子供でも扱えるのがスピンキャストリールの最大の特長です

直に扱いに慣れます。



逆にベイトフィネスはというと

ブレーキ設定、使用ルアー、ラインの太さ

使用するベイトキャスティングリールに

そうとう気を使わなければなりません。



メチャクチャ面倒くさいですね・・・。

全てがバラ色みたいな話をしましたが

このスピンキャストリールにも苦手な事があります。

スピンキャストリールが苦手なこと

今までいい事とずくめの様な話をしてきましたが

スピンキャストリールは万能ではありません。



そんなに優れていたら

スピンニングリールとベイトキャスティングリールに

肩を並べるくらい普及していたに違いないからです。



苦手な所いくつかあって

  • ラインキャパが少ない。
  • パーミング性が悪い
  • PEラインとの相性が悪い

と大まかに分けて3つくらいはあります。



スピンキャストリールはラインキャパがない

スピンキャストリールのラインキャパは少ないのが特長です。

スプールの幅が非常に狭く

ラインキャパがありません。



ゼブコの33マイクロですと

日本基準に直すと6LBで82mというラインキャパです。

少ないですね・・・。



スタンダードのゼブコ33ゴールド、プラチナだと

14LBが110m日本のポンド基準に直すと)というラインキャパです。



あれ? 意外と多いと思いませんか?



これについては後で解説しますので

マイクロでの話をさせてください。



スピンキャストリールに使うラインは

ナイロンの6LBです。

背伸びしても8LBと言ったところでしょうか・・・。



何しろスプール幅が無くて

並行巻き機能が無いのがほとんどですから・・・。

でも 

ベイトフィネスで8LBぐらいなら全然アリです。

飛距離は必要ないですから

スピンキャストはパーミング性が悪い

スピンキャストリールは現代のトリガーハンドルに付けると

パーミング性が悪い。

感覚的にはABU4600のリールを付けてパーミングしている感じです。

昔の丸形リールを握っている感じ)



現代の丸形ベイトリールでもロープロフィール化してるので

それに比べれば握り辛さがあります。



対策としては

昔のオフセットグリップのベイトロッドに取り付けるというのがありますが・・・

高額なチャンピオングリップを買ったり

オフセットグリップを中古を捜すのも現実的でありません。



ここで 先ほど話したゼブコ33プラチナ、ゴールドの登場です。

(スピンキャストのスタンダードサイズ)



14Lbラインが110m巻けるのですから

ラインキャパが足りないとは言えませんが



しかし

ラインキャパが多い=本体のサイズが大きい

なので

パーミング性が悪いのです。



何でこんなものをアメリカ人が作ったかというと

手が大きいからです。

日本人向きではありません。



それでもパーミング性でゼブコを押すのは

ゼブコはリールフットが短く握り易いからなんです。


日本人向けはゼブコの33マイクロあたりで

我慢していただくしかありません。



後、ゼブコ並みにリールフットが短いのはワタチャンプ



パーミング性を考えると日本人ならゼブコのマイクロか

ワタチャンプのBeesかFrogをおすすめします。



ダイワはリールフットが高くパーミング性が悪いので

NGです

自分は選びません。

スピンキャストリールはPEラインの相性はよくない・・・

スピンキャストリールでPEラインは使えますが

あんまり相性は良くありません。



というのは

スピンニングのラインローラーの代わりになるのが

ピックアップピンで

この部分に問題があるからです。

出典 Amazon


このピックアップピンですが

現代のスピニングリールのラインローラーのように

進化していません。



つまり 巻き取の際の

ラインに与えるダメージが大きいのです。



もう一つは

ライン放出時にもダメージを与えます。



スプーツのエッジ ロータ フロントカップ フロントカップリングと

4箇所、接触しながらラインを放出するからです。



スピニングリールのスプールエッジ1箇所のみと比べると

スピンキャストリールは4倍もラインにダメージを与えています。



摩擦に弱いPEラインは

巻き取と、放出で

ダメージがスピニングリールより大きいのです。

古くなったPEラインを使い続けると

さて・・・

このようにして毛羽立ったPEラインを使い続けると

スピンキャストリールのカップの中で

膨らんでラインが絡んで詰まり易くなります。



「あんた!スピンキャストリールは
バックラッシュを起こさないかと
言ったじゃないか!」

と言われそうですが・・・

ベイトキャスティングリールのバックラッシュに比べると

メチャクチャ少ないのでご勘弁。



すいませんが更にもう一つ・・・。

特にPEラインにリーダーを結んだ時のコブが厄介です。



何しろ放出時は4箇所接触しますから・・・

という事で

モノフィラメントの

ナイロンライン、フロロラインでの使用をおすすめする次第であります。

ハイ・・・。

スピンキャストリールでベイトフィネスをする利点

デメリットばかりの話してしまいましたが

メリットがあるからベイトキャスティングリールの代わりになります。



メリットは

  • ベイトキャスティングロッドをそのまま利用できる。
  • ベイトフィネスリールの様なピーキーなセッティングを必要としない。
  • スピニングリールのように左右ハンドルを入れ替えられる。
  • バックラッシュが少ない。
  • ベイトフィネスリールより価格が圧倒的に安い。
  • 構造が簡単でメンテナンスが楽。

結構メリットがありますね。



それでは

各メリットについて詳しく説明していきましょう。



ベイトフィネスリールの様なピーキーなセッティングを必要としない

スピンキャストは回転維持のためのメンテナンス、ルアーウエイト、ブレーキ調整など

ピーキーなセッティングをしなくても扱えます。



何しろ女子供でも使えるというのが売りですから。



ベイトフィネスとして使うので

3gから10g程度のルアーを扱うと思うのですが

リール側の設定で気を使う事がありません。

ベイトキャスティングロッドをそのまま利用できる

スピンキャストリールだからと

専用のロッドを組み合わせる必要はありません。



お手持ちのライトアクション(L)のロッドか

ミディアムライトアクション(ML)があればそれで十分です。



無ければ

メーカーのエントリーモデル。

釣り具の卸し、販売店のオリジナルブランドから選べば

安くタックルが組めます。

なにしろ ロッドの品数は多いので苦労はしません。



リールも安く、ロッドも安く、ラインも安い

安上がりベイトフィネスです。

スピンキャストリールは右左ハンドルを入れ替えられる

ベイトフィネスリールと違い

スピンキャストリールでは

左右ハンドルが入れ替えられます。



パートタイムレフトの方でも

ワーム、スモラバは左ハンドル。
クランクベイト、バイブレーションなど巻物系は右ハンドル

左右のハンドルが入れ替えられるのでリール1台で済みます



それに比べて

ベイトフィネスリールはハンドルの取り換えができないので

右、左2台揃えなければならないですし

リールを取り換えるのも面倒ですよね。

スピンキャストリールはバックラッシュが起きない

スピンキャストリールのライン放出の仕組みは

スピニングリールと近い物があります。



その為

ベイトキャスティングリールによくある

スプールの回転数とラインが放出されるスピードが同調しないと起きる

バックラッシュが置きません。



そもそも

ベイトキャスティングリールは重たいルアーが投げやすいリールなのに

無理に軽いルアーを投げるのですから

ベイトフィネスではバックラッシュが起きやすくなります。



そいう点で

スピンキャストリールを使ったベイトフィネスでは

そようなトラブルを気にする事が無いのです。



初心者でも安心してベイトフィネスが楽しめると思います。

ベイトフィネスリールより価格が安い

ベイトフィネスリールはスプールを軽量化したり。

ブレーキを精密にしたり

スプールの回転を良くしたりと

エントリークラスのベイトリールに比べれば

特別な作り方をしています。



簡単に言うとファクトリーチューンされたベイトリールなので

お値段がそれなりにお高いです。



ところが

スピンキャストリールはワタチャンプなら3000円台

ゼブコでも6000円台で買えて

非常にリーズナブルです。

スピンキャストリールは構造が簡単でメンテナンスが楽

ベイトフィネスリールは部品点数が多く

メインギアまでたどり着くまで

面倒です。



それに比べればスピンキャストリールは

メインギアまでのアクセスが容易
オイル、グリスを塗り替える事が簡単

メーカーに依頼しなくても自分でメンテナンスができます。



メンテナンスはいつまでも調子よく使うための基本なので

長い間快調に使えると思います。

スピンキャストリールの太さライン

スピンキャストリールでベイトフィネスをする場合のラインについて

少しだけまとめたいと思います。

まず、PEラインは使いません。



そして

日本人の手の大きさからパーミング性を優先すると小型サイズに行きつきます。

ラインキャパはナイロン、フロロライン

6LB、8LBの使用となります。

スピンキャストリールはどこのメーカーが良い?

スピンキャストリールを使った

ベイトフィネスの件について説明をしてまいりました。



では、スピンキャストリールの

何処のメーカーのどんな機種が良いのか

気になりますよね?



という事で

独断と偏見で選ばしていただきます。



まず、スピンキャストリールの主要なメーカーは

ゼブコ(スピンキャストリールでは有名)
ダイワ(国内有名メーカー)
ABU(昔・・・世界的に有名、今はそこそこ有名)
ワタチャンプ(聞いた事がないかも・・・新興中華メーカー)


これらのメーカーを比較検討するために

  • 巻き心地
  • ギア比
  • パーミング性
  • デザイン、見映え

等を定性的(感覚的に)語っていきたいと思います。



偏見バリバリです・・・。

巻き心地

巻き心地ですが4つのメーカーとも全部悪い・・・。



しいて上げれば

ゼブコの一番高いモデルΩProは滑らかです。



お値段は1万円を少し超える程度で

質感が最高ですが

巻き心地は

国産のダイワ、シマノのスピニング、ベイトリールと比べると劣ってしまいます。

ギア比

ゼブコのΩProをまた持ち出してしまいますが

最高機種なのに3.4:1メチャクチャ低いギア比・・・。



ギア比が高い物でゼブコバレットでもギア比5.1:1

しかしアマゾンで3万円近い価格です。



とはいえこれでもギア比が低いと思いますよ

誰がそんな高いリールを買うねん!

と思いますね。



他は4.3:1あたりのギア比の物が多く

値段的には手にできる価格です。



現在のハイギアを使い慣れてるい方は

もどかしいのではないでしょうか?

これがスピンキャストリールのギア比の現状です。

パーミング性

スピンキャストリールは大きなサイズですと日本人にはデカすぎます。



スタンダート的な中型サイズでもデカイくて

パーミング性を求めるなら小型にならざるを得ない。



その中でも更にリールフットが高く握り難い物がある。

ダイワのスピンキャストです。



消去法でパーミング性ではゼブコ、ABU、ワタチャンプとなります

デザイン、見映え

見た目で選ぶとしたら

現代的なデザインはワタチャンプ

ステンレスの質感が全面に出ているゼブコでしょうか。



それに比べて

ABUのMax Xはギア比は高いが

大きくてチープ感が漂ってます・・・。



見た目ならゼブコとワタチャンプを選びます。



価格・コストパホーマンス

大体3000円台後半から6000円台後半の

お手頃価格の機種で比べています。



その中で性能に対して価格が安いコスパの良いなと感じたのは

ゼブコ33マイクロ

更に半額程度のワタチャンプがお買い得感があります。

この2機種は割安感があって手が出しやすいです。



総合的に言って手にしたいスピンキャストリールは?

各メーカのお手頃価格のスピンキャストリールを

感覚的に表したのが下記の表になります。

ゼブコダイワABUワタチャンプ
巻き心地
パーミング性
ギア比
デザイン・見た目
価格コストパホーマンス


これらから

自分ならゼブコか ワタチャンプを選びたいと思います。

ゼブコは名が通っていけど・・・中華メーカー ワタチャンプは使えるの?

スピンキャストとして実績あるメーカーと言えば

ABUとゼブコでは無いでしょうか?



それに比べてワタチャンプ・・・

ABU、ゼブコのような実績がありません。



ワタチャンプのスピンキャストリールは

中華製なので信用できないと思いきや・・・

かなり完成されたレベルのリールなのでビックリします。



中華製にありがちな釣りを知らないんじゃないの?

という事がありません。

実釣経験を踏まえて作られた感があります。



耐久性はまだ未知数ですが

スピンキャストリールとしてかなり優れています。

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ゼブコ

ゼブコには色々種類があって迷うと思いますが

有名な機種と言えば33シリーズです。



その中でも日本人の手に合うのがゼブコ33マイクロ

渓流ルアーでも良く使われています。

グレート鱒レンジャーCT40と相性もバッチリ。

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シルキーな巻き心地は期待できませんが

ステンレス材を使用しているところが多く

耐久性は高いと思っています。



このリールもメインギアのアクセスが容易で全バラが簡単

ゼブコ(Zebco)33 マイクロ

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まとめると

ベイトフィネスは難しい。

難しいベイトフィネスもスピンキャストリールを使うと簡単になる。

スピンキャストリールは安上がり

スピンキャストリールはPEラインとの相性が悪い。

スピンキャストリールはパーミング性が悪いので小型の物を選びたい。

小型のスピンキャストリールは渓流ルアーでも使える。

スピンキャストリールのフットが短いとパーミング性が良くなる。

ギア比、価格、デザイン見た目、パーミング性を総合すると
ゼブコ33マイクロかワタチャンプBees/Frogがお勧め。



釣具マニアの報告でした。

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