激安腰巻ライフジャケットー国交省承認品と比べた時、安全性の違いと使い方

アクセサリー

こんにちは釣具マニアです。



腰巻タイプのライフジャケットが人気です。



その腰巻ライフジャケット・・・

Amazon等で激安で売っていますが大丈夫なのでしょうか?



従来品はもっと値段が高いハズなのに・・・

今回はこの事について説明していきます。



遊漁船・プレジャーボートなどで釣りをする場合

ライフジャケットの着用が義務付けられています。

あとは沖堤防、沖磯に渡船する場合もライフジャケットの着用が義務付けられています。



どういう事かと言うと

事業者(船宿、渡船)は必ず着用させないという罰を受けるという事です。



もう一度言いますよ。

義務を負うのも罰をうけるのも、着用しなかったあなたではなくて

船長なのです。



えっ! 大丈夫・・・。

激安3000円で買えるウエストベルト式のライフジャケットを買うから大丈夫。



その認識は間違っています。

激安品は遊漁船などでは使えません。



もし、あなたが激安品のライフジャケットを持って来たとしても使えないので

国土交通省承認品のライフジャケットを

事業者が貸し与えなければいけないのです。



何だ貸してくれるのか。(安心)







ただ・・・

借りたことあります?

膨張式にしろ、浮力材のオレンジ色の奴にしても

汗などの薄汚れたライフジャケットを・・・。



これを着用しなければならないのですよ。

潔癖症の人は間違いなく卒倒するレベルです。



船釣り、沖堤防で釣りをする人は持っていないなら・・・

ライフジャケットは必ず着用しなければいけませんが

着用出来るのは国土交通省承認品のみです。



他の認証品は全部NGだと思ってください。

ガッカリしましたか?

まあ船は無理なんですけど・・・。



でも

腰巻ライフジャケットはオカッパリ派にはめちゃくちゃ恩恵があると思いますよ。

だって腰巻の膨張式ライフジャケットって

ライフジャケット嫌な所を全部解決したライフジャケットじゃないですか!



国土交通省承認品なら1万7千円はする人気の腰巻ライフジャケット。

オカッパリしかできないとはいえ

3000円で手に入るのは大きいと思いますよ。l



気になるのはこんな激安で大丈夫なのと・・・

ちょっと心配ですよね。



なので激安認証品が国土交通省承認品と比べてどこまで違うか

理解を深めるための話をしたいと思います・・・。



私は検査官 海の違反を取り締まります。

私は国故鈷古結交省(こっここけっこ~しょう)から派遣された者

海の違反を取り締まります。

名前は 右糞救命丸 浮武(うふんきゅうがん うくだけ)。



今日はある遊漁船を内定調査するためにやってきました。

えっ・・・・なんの内定だって?

実は救命胴衣違反の摘発をする為なんですよ。 (¬з¬)σ



平成30年からライフジャケットの着用を義務付けられたのに

まだ着用してない遊漁船の事業者があるんですよ。

ダメですねえ・・。 ( ̄Д)=3



それで

悪質なのが国故鈷古結交省承認品ではない

激安ライフジャケットなるのもが流行っていて

乗船客とか事業者が激安ライフジャケット偽って承認品のとしてる事が横行している。

その実態等を調べてるんですよ。 ( ゚Д゚)㌦ァ!



見てくださ、私のライフジャケット

「ふふふふ、ふっふふ~~ (ΦωΦ)フフフ…



国故鈷古結交省の厳しい試験をパスした承認品

着用してるのは今流行りの腰巻式のライフジャケットだ。



このライフジャケット

ファッショナブルブルブルしていて ((( ̄( ̄( ̄( ̄ー ̄) ̄) ̄) ̄)))

最近めっちゃ人気。



その人気に付け込んだのが、

激安 シェ~(CE)認定品ウエストベルトライフジャケット

AU諸国認定(え~ゆ~)諸国なのだ。  (((゜Д゜;)))



私はある筋から遊漁船に

このライフジャケットが使われているという情報を掴んだ。 y( ̄Д ̄)。oO



その遊漁船は密輸が多い横派目港から出船している第2うづきゅうめい丸。

第三管区海上保健体育本部と合同で取締を強化して摘発してやる。 ヾ(◎o◎,,;)ノ



私は誇らしげに国故鈷古結交省承認品 

ウエストベルトライフジャケットのTypeAを取り出し腰に巻いた。



うーん何処からどう見ても

相撲取りのまわしと違いファショナブルブルブルだ!



私は常習屋でセットで買った釣り道具を片手に

第2うづきゅうめい丸に乗り込んだ。



「ええ~~~、 救命胴衣を着用してください、または、お持ちでない方いますか~~~」

船長がライフジャケット着用を呼び掛けている、ちゃんとしてるではないか。 ( ̄▼ ̄)



「救命胴衣を皆さんが着用しないと私は違反した場合2点原点にされるのですよ~
再教育講習も受けなきゃいけなくなるんですからね~
5点以上減点されたら免停ですからね~~
責任とってくださいね~ Σ( ̄ロ ̄lll) 

随分と生々しい事を言う船長だ・・・ (꒪꒪)



数名の乗船客がこの生々しい発言で驚いたように手を上げた。

「持ってないんですか、じゃあこれを着用してください。」

面倒くさそうにライフジャケットを渡す船長。



渡されたのは・・・

自分では着用したくないほど薄汚れたショルダータイプのライフジャケット

遠くから見るだけで香ばしい匂いがしてきそうです。 (꒪ཫ꒪; )ヤバイ



顔をしかめつつライフジャケットを身に着ける乗船客・・・。

洗濯は・・・Oh! ファブリーズ。



船はゆっくり走りだした。

潮風に吹かれながら

私はせめて腰巻タイプだったら救われたのにと思った。



しばらくしてから、

私は香ばしい匂いがするライフジャケット着用した乗船客に近づき

そして問いただした。



「兄さんそのライフジャケットには桜の模様が入っていなさるのかえ」

「はあ、なんですか・・・サクラの模様ですか?」

どうやらこの被告は承認品にはサクラマークが付いている事さえ知らないようだ。

それなら、少々荒っぽいがサクラマークの確認をすることにしようか。



「・・・」

「船から飛び降りなさい ヾ( ̄∇ ̄=

「はあ? ( ̄■ ̄)」

訳の分からない命令に戸惑う乗船客・・・。



「船から飛び降りろと言っている y( ̄Д ̄)。oO

「あんた、頭がおかしいのか ( ̄^ ̄)ゞ

ボカリ! =͟͟͞͞=͟͟͞͞三❆)’дº);,’:

いきなり乗船客を混紡で殴りつける 浮武検査官。



気絶した乗船客を海に突き落とします。

バッシャ~~ン

「うわ~~~ ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ

ブシュ~~ウ



膨らんだライフジャケットを確認すると

「なるほど自動膨張式か・・・でもサクラマークが見当たらないな ((((*。_ 。)_

と独り言をつぶやいてます。



いきななり乗船客が落水したので船長がすっ飛んできました・・・。

「あんた何をするんだい (((゜Д゜;)))

ごもっともな発言です・・・。



「おうおう、船長この膨らんで飛び出たライフジャケットに
サクラ模様が見当たらないぞ」

「あ、あんた誰なんだ!」

「俺は国故鈷古結交省から派遣された派遣社員の検査官 Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

「派遣なのかい!」



「そうなんだ、このままだと更新できない、やばいのだ・・・・
実績を上げるために摘発する」

「己!更新の為に摘発されてたまるか! 
ここまで来たら証拠を隠滅するだけだ!おう!おめえら、やっちめえ」

チャチャラ スチャラチャチャ スチャラチャチャ スチャチャ

パッラパー スチャチャ~ ♪  o(゚д゚o≡o゚д゚)o

大立ち回りの遊漁船でした・・・。



ええと実際にこんな事で大立ち回りになる事はありません・・・。

また、乗船客をぶん殴る検査官もいません。



遊漁船に乗るには国土交通省承認品のライフジャケットが必要

そして

安い腰巻ライフジャケットはNGです。

激安 腰巻ライフジャケットに命を預けて大丈夫?

Amazonなどで販売している激安ライフジャケットがあります。



人気の腰巻式(ウエストベルト)がなんと! 3000円台と破格の値段。



普通腰巻ライフジャケットは17000円ぐらいはします。

この値段差は何なのでしょうか?

命を守る物だけに格差の理由が気になります。



ハッキリ言えば試験項目と検査項目が違うようです。

ようです・・・とハッキリしないのは

激安は認定基準がよくわからないからです。



国土交通省承認品はどのような試験検査をしてるか分かりますが

激安腰巻ライフジャケットはEU諸国の CE認定品

そのため試験、検査項目がハッキリしません・・・。



とはいえ

オカッパリの釣り人達

河口、港湾、堤防などで見かけますがライフジャケットをしている人はほとんどいません。



理由は大げさな、ダサい、目立ちすぎらしいですが・・・。



その中で装着するのに最も抵抗感がない腰巻ライフジャケットが激安

低価格だからしてみるか・・・と手にして

ライフジャケットを使う人が増える意味は物凄く大きいと思います。

安全性から見るライフジャケットの使い方は2通り

遊漁船で使えるのは国土交通省承認品だけ。



CE認証品は・・・というと

国内で使うライフジャケットの認定には入っていません。



じゃあ何処で認定されているのかと言うと

EU諸国では認定されているようです。



と言うことは

外国で外国基準の検査・試験を経ているのでしょう。

法令で指定された、船舶などでは使えませんが

ある程度の安全性は有ると思えます。

オカッパリで使う分に何の問題もありません。

激安ライフジャケットにはCE認証:EU諸国、CSS認証:中国
その中でもCE認証品が安全性が高いと思われているようです。


もし遊漁船でも使う事を検討されているなら

値段が高いですが国土交通省承認品しかありませんが

オカッパリで釣りをするかた方は激安の腰巻ライフジャケットはありだと思いますよ。



えっ!なんですか・・・ふむふむ・・・。

国土交通省承認品は高いからバレなかったら
激安ライフジャケットで遊漁船に乗りたい。



ちょっと待ってください!

遊漁船で使える為にはそれなりの理由があるのです。



陸から遠く離れた海上

陸から落水した場合。

遠く離れた海上の方が

ライフジャケット耐久性、浮力の持続時間、安全性が求められると思いませんか?



国土交通省の満たす基準ですが

これを見てください。

このメーカーはダイワ、シマノの膨張式ライフジャケットのサプライヤーを

務めてきたメーカーです。



これだけの試験と検査をして晴れて

国土交通省承認品となるのです。



激安によくあるCE認証品・CSS認証品ですが

EU諸国・中国の認定基準のようですが・・・ どのような試験と検査を経て

認定されるかよくわかりません。



ある程度の試験等をしたものとの位置づけですが

国土交通省承認品までの検査・試験はしていないと思います。



なぜならこのような手間暇がかかる基準を守るとしたら

激安で販売できるわけがないからです。



結局のところライフジャケットの使い方は二通りしか無いのです。



1、船はもちろんすべての所で使える

義務化されて承認されたライフジャケット(国土交通省承認品)



2、オカッパリでしか使えない

その他の色々な基準のライフジャケット



命を預けるもどうも・・・遊漁船で使えるは 国土交通省承認品だけです。

国土交通省承認 腰巻ライフジャケットは形式TYPEに注意

船に乗るための腰巻ライフジャケットが欲しいと言う人は

激安腰巻ライフジャケットは使えないという事は分かってくれたと思います。



ただ国土交通省承認品を購入すれば万事解決という訳ではありません。

ちょっとだけ注意が必要です。

形式は4種類TYPE次第で使えない 

国土交通省認定品ライフジャケットの形式は大きく分けて

TYPEA、D、F、Gの4タイプあります。

高階救命器具株式会社HPより引用


釣り道具屋さんで売っている

腰巻タイプので見かけるのはほとんどがTypeAです。

なんでTypeAばかりを売っているかと言うと・・・

何処で使っても問題ないからです。



遊漁船で使えるのはTypeAだけとも言えます。

船釣りに持ち込むライフジャケットとしては必須のものとなります。

腰巻ライフジャケットが人気な理由

昔は固形の浮力体が使われているベスト方式のライフジャケットでした。



今では小物の収納が必要な釣りだけに使われています。

例えばウェーディング、磯釣りベストのような。



使いたくないけど使わざるを得ないから使っているという感じ。



それ以外はすべて膨張式のライフジャケット

腰巻ライフジャケットが好まれ使われています。



理由は3つ

  • くそ暑い日に装着して暑苦し物は着たくない
  • ファッションを阻害しない
  • 携帯性が高く持ち運ぶときにガサにならない


くそ暑い日に暑苦しい物は着たくない

夏場の海、特にくそ暑い堤防でウエアを羽織りたいと思いますか?



首から肩にかけて羽織るショルダータイプのライフジャケットでさえ煩わしいです。

さらに浮力体で分厚くなったベストのライフジャケットなんて

なお更着用したくありません。



その点、腰巻タイプはウエストベルトのように腰に巻くだけなので

暑苦しくありませんね。

膨張式ウエストベルトライフジャケットはファッションを阻害しない

腰巻タイプのライフジャケットは

腰に巻いてるだけなので

あなたが気に入って来ている洋服を覆うような事はありません。



一番ライフジャケットの中で目立たないので

釣りでライフジャケットを着用してもあなたの服装の邪魔にはならないのです。

携帯性が高く持ち運ぶときにガサにならない。

固形の浮力材が入ったベスト 膨張式でもショルダータイプは

持ち運びでガサになります。



その点腰巻タイプはウエストベルトに毛は生えた程度ですから

ライフジャケット中で携帯性は一番です。

これは激安でも国土交通省承認品でも変わりはありません。

腰巻ライフジャケット 膨張式でも2種類がある

膨張式の腰巻ライフジャケットは膨張の仕方が2種類あります。



面倒くさいですね・・・。

でも

それぞれメリット・デメリットがあるので、しょうがないかもしれません。

自動膨張タイプ・手動膨張タイプのメリットデメリット

どのような物かと言うと自動と手動で別れています。



簡単にいうと・・・。



落水した時に自動的に膨張するタイプ。

落水した時に手動で膨張するタイプ。

があります。



それぞれに強烈なメリット・デメリットあり。

自動膨張タイプ 

デメリット

落水しなくても水が掛かっただけで膨張してしまう事がある。

※膨張した後エアカートリッジを交換する必要があるので金が掛かります



メリット 

落水後、気絶しても自動的に膨張するので溺れる心配がありません。

手動膨張タイプ

デメリット 

落水して気絶した場合ライフジャケットは膨張しません。



なので着用したかいもなく・・・

溺れ死ぬ可能性があります。



メリット 

水が掛かっただけでは勝手に膨張することはありません

釣り船に激安腰巻ライフジャケットを持ち込んだ場合

あなたがもし承認品ではないライフジャケットを持ち込んだとしても

船長がいちいち乗船客のライフジャケットが

承認品かどうかという事を調べないでしょう。



また持ち込んだ あなたには罰則規定はありません。



ただし

何か事故があって、バレた場合は船長が

罰則として処分されることになります。



俺が罰を受けないからいいや・・・

ではなく



陸から遠く離れた場合の落水事故の場合

海で漂う時間がより多くなると予想はされます。



泳ぎに自信があったとしても

遊漁船で30分から1時間は海上を走る沖での落水、遭難は

陸からは遠く、潮の流れも速く

冬の場合は冷水で体温を奪われ

厚着なら水を吸うため体が動かしづらくなるでしょう。



少しぐらい泳ぎが上手くても長時間泳ぎ続けられない事もあるのです。



ですから

命を守る上 耐久性などに、より配慮が求められます。



国土交通省承認品 TypeAが必要だと思っています。

オカッパリで落水するのとは訳が違うのです。

国道交通省承認 TYPEA ウエストベルトライフジャケット

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オカッパリだけでもライフジャケットを着用する意味は大きい

河口、堤防、港湾等で比較的なだらかな所で

ライフジャケットをしている人をあまり見かけません。
※(テトラの上でウキフカセ釣りをしている人のみが磯用ライフジャケットを着用しているのを見かける)

でも何らかのトラブルで落水する危険性はある訳ですね



今まで 着用しなかったのは、義務になってない事もありますが

暑苦しい、見た目がダッサ、荷物になるだったのではないでしょうか?



激安でも腰巻ライフジャケットはこの3つを解決しています。

激安とはいえ安全のために着用してもいいと思いませんか?

その安全のために3000円は安いと思います。



CE認定品 ウエストベルト ライフジャケット

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結局は命は自己管理なのです。

まとめると

腰巻ライフジャケットは気軽で使い易いですよ。

船で使えるのは腰巻ライフジャケットは国交省承認TypeAだけです。

それ以外の色々な認証品の激安腰巻ライフジャケットはオカッパリだけ。

激安でもCR認証品はEU諸国認定なので信頼がある。



釣具マニアの報告でした。

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