TICA江戸マゴチ 船頭が絶賛

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
マゴチが釣れているとの事で
マゴチの船に乗った。
釣具マニアの竿は船の中小物の万能竿
某有名メーカーの安物である。
一緒に同行したK氏はマゴチ初挑戦であると共に
釣自体は10年のブランクがあるのだが
マゴチ釣に行く動機が
親戚からもらったマゴチ竿を使いたかったらしいのである。
「釣具マニア、これがもらった専用のマゴチ竿よ!」
「・・・・随分古い竿のようななんですが・・・」
「そっか古いのか」
「ええ古いですね、
う~んグラスロッドでもフェノール樹脂の時代の竿ですかね、
うーんガイドリングが白いですよ、
しかもティップ近辺はワイヤーガイドと
30年以上昔かな~」
「値打ち物かな!」
「フッ・・・値打ち物ね」
「なんだよその馬鹿にした笑いは~」
「使えば分かりますよ」
「・・・・」
その日は船中トップがトモで3本の竿を操ていた方が
マゴチ12本で絶好調
釣具マニアは4本の自己最高記録。
K氏はといいますと
「釣具マニア~ライン巻いてるとゴリゴリするよ~」
「PEライン使ってるのにワイヤーガイドの竿を使うからですよ」
「そっかーなんかエサのサイマキが
生きてるやら、死んでるやら心配なんだが
よくわからんのだよな~」
「そんな古いグラスロッドじゃ、サイマキの動きどころか
アタリも分かりませんな~」
「・・・あのさ~
船中で俺だけ連れてない様な気がするんだが?」
「気がするじゃなくて、貴方だけが坊主ですから」
「う~、やばいよ、やばいよ~」
時間は流れ
「・・・?・・・・」
「??・・・・・」
「あれ?・・・・」
「・・・重い?・・・」
「Kさん!聞いてみてください」
「こうか?」
「あんたの耳を竿に近づけるじゃない!!
知っててやってんだろ!
竿をユックリ立てろて言ってんだよ!」
「なんだよ心に余裕が無い奴だな
よっこらしょ!!
ウン!重い!来たでしょこれ」
う~ん、唯一のボウズのクセに
ベテランなのか初心者なのか分からんような余裕です
でもK氏の横の方の竿も曲っているようす。
どうやらマゴチ君はK氏と横の釣り人のエサを食べていたようで・・・
K氏は二人で釣ったマゴチを握りしめて離さない様子ですが
二人の共同作業で釣りました(気もい)・・・とはいかないでしょうな。
しかし船頭の、その人の竿しょぼすぎて
先に食っていてもマゴチのアタリわからないから
譲ってあげての
裁定により55cmマゴチは
無事K氏のもとに行く事になりました。
K氏
「やった!俺が釣った55cmのマゴチ!
釣具マニア見ろ!」
子供の対応
隣の釣り人
「よかったですね、自分は今日3本上げているんで
気にしないで遠慮なくどうぞ」
大人の対応
その後、気分が落ち着いたのかK氏
船頭の言葉が気になったご様子です。
「所で釣具マニア、船頭の「しょぼい竿」発言だけどひどいよな!」
「いや、Kさん、超しょぼいです」
「・・・・・」
そしてナイスタイミングで突っ込みを入れる船頭
「お客さんのしょぼい竿じゃ、
今度は坊主かもしれないよ、
その竿じゃ魚のアタリとれないですよ」
「・・・・う~ん竿買うかな」
「お客さん、TICAで出してる江戸マゴチという竿は
安いのにマゴチのアタリがよく分かって
乗せてからも面白いので良い竿だよ~
竿買うならお薦めだから」
「TICAの江戸マゴチね~、その竿買うか!」
「竿がまともになっても、しょぼい腕は変わらないかも~」
ビタッ!
「うわKさん死んだサイマキ投げないでくださいよ!」
「うるさい!!💢」
マゴチの専用竿はだいたい2万から3万の価格帯が中心です
2万、3万でも竿全体ががダルすぎて
アタリが鈍いものもある中で
TICA江戸マゴチは実売価格12000円。
まずはブランクスのトップがカーボンソリッド
カーボンソリッドが付いてると感度が良いように感じます。
確かにグラスのソリッドに比べれば振動を減衰率は低い、
しかし振動を伝えるセクションはトップだけでは無い
トップから伝えられた振動は穂もちの部分を伝わり手元にまで伝わるのですから
トップ以外のブランクスが感度が悪くてはだめです。
トップにあったグレードのブランクスが必要で
その為その竿のクオリティ全体がよくなければ
たとえカーボンソリッドトップであろうとも
あまり感度のよくないだるい竿になってしまう。
その為、感度が高い穂先を使うほど
穂先以外のブランクスに品質はよくしていかなければならない
やはり感度の高い竿は値段が高くなるのだ。
所がTICAは釣具マニアも周囲の認識も1流ブランドとしての認識はない
台湾のサプライヤーメーカーであるのだが
安くて品質のよい船竿を作るのである。
カーボンソリドの感度を生かそうとすれば
3万近くなってもおかしくはないはずだ、なのに
江戸マゴチは12000円の激安で
船頭の言うようにあたりがシャープにでるのである、
しかも1流釣メーカーの高額ロッドにも負けない
これは
これは穂先以外のブランクスの質も良いと言う事。
おっと!肝心な事を言い忘れていた
江戸マゴチがカーボンソリドの掛け調子と
グラスソリッドの乗せ調子の2種があるのだが
記事に書いているお勧めの竿は
掛け調子。
その後
K氏が買った江戸マゴチ掛け調子は
マゴチ専用竿なのだが気に入りすぎて
他の釣物にも使う中小物の汎用ロッドになりそうな勢い。
実はすでに会社の中にTICAフアンがおりまして
安いのにTICAの感度は凄いといっている御仁がおりましたが
周囲はバッタモンロッドだろと相手にしていませんでした・・・
使わしてもらえば
いやー本当にアタリの出方がシャープなんですよ
安いし汎用竿として優秀なので
釣具マニアもネットでポチとすることにします。
江戸マゴチ 225 掛け調子
エサがサイマキのような勝負が早いえさに絶大な効果。
軽量・細身でありながら、大物もきっちり掛けられる高バランス設計。
カーボンソリッド穂先採用でゲーム性を追及した掛け調子。
オールFUJI製ガイド仕様。TOPガイドは糸にやさしいSIC製ガイドを装備。
軽量でグリップ力に優れた、FUJI社製スケルトンリールシート採用。

江戸マゴチ 235 喰わせ調子
メゴチのような食い込みに時間がかかるエサには乗せ調子。
軽量・細身でありながら、大物もきっちり掛けられる高バランス設計。
グラスソリッド穂先採用で伝統的なマゴチ調子を継承した喰わせ調子。
オールFUJI製ガイド仕様。TOPガイドは糸にやさしいSIC製ガイドを装備。
軽量でグリップ力に優れた、FUJI社製スケルトンリールシート採用。

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