こんにちは釣具マニアです。
海釣りでは一番釣れるのは船釣りです。
次に釣れるのが沖磯、筏、沖堤防あたりだと自分は思います。
それに比べて地続きのおかっぱりは
圧倒的に釣れないという事が皆様分かっていますでしょうか？
そのおかっぱりに
デカくて重たいクーラーボックスを持っていく事が
本当に必要な事なのでしょうか？
まだ車に積み込むのならクーラーボックスの大きさについて
それ程気にならないでしょうが・・・。
電車釣行の場合はクーラーボックスのような大きな荷物を持って移動する事は
苦痛以外の何物でもありません。
という事でそのような苦痛を伴わないよう
軽量なソフトクーラーを使った電車釣行について
記事にしてみました。
電車釣行をする理由はたった一つです。
それは飲酒。
釣り場で海の景色を眺め
釣りをしながら
冷えたビールをグビグビと飲んで
酒のあてを頬張る。
釣り以外にもこのような素晴らしい事ができるのです。
しかし
重く、大きく、硬い ハードクーラーボックスを持って
移動するのはかなり大変。
という事で
ハードクーラーと比べて
１クラス上の上級国民感まで漂わしてしまう
ソフトクーラーの使い道の話をします。
ソフトクーラーですが
氷から保冷剤に変えていく事で
電車釣行では使い易いクーラーボックスになるんです。
皆さんソフトクーラーを使えば夏の釣り場での飲酒は完璧ですよ。
えっ！嘘ばっかり・・・
もし高級なビックフィッシュが釣れたらどうすんだと・・・・。
大丈夫です
そう言う事も含めてソフトクーラーの運用は考えています。
なので炎天下のなか
飲酒目的で
ハードクーラーボックスにビールとあてを入れて
釣りに行った男が
どのようなめにあったか
という話をしなければなりませんかね・・・。
真夏の炎天下。
カゲロウが立った真っすぐに伸びた1本道の先に
逃げ水が見える・・・。
俺は先ほどからずっと
この逃げ水を追いかけている。
額から滝の様な汗が流れてきて
着ているオックスフォード生地のシャツが汗を吸って
体に纏わりついて重たい・・・。
「はあ、はあ、ぜえ、ぜえ・・・。」
俺は一体なんでこんな事をしてるのだろう・・・・
肩に掛けたバンドが食い込むほど重たい。
そんなクーラーボックスを恨めしげに眺める。
あと１ｋｍほど歩けば
目的地の焼け石に水海岸が見えるはずである・・・。
この海岸は景色が良いと評判の海岸
岸からすぐに急こう配のため水深もあり釣れる魚も豊富だ。
この焼け石に水海岸で
チンチンに冷えた缶ビールとハイボールを痛飲して
ボロニアソーセージとフィッシュアンドチップスを貪り食う・・・
予定なのだ。
もちろん
釣りもするつもりだ・・・。
実は先ほどから
頭がジンジンして意識が朦朧としてきた。
現のようでもあり
夢、幻を見ているようでもあり。
遠く薄れ行く意識のなかで
俺はボロニアソーセージをかぶりついている夢をみた・・・。
「もし、もし」
「・・・」
「もし、もし、大丈夫ですか？ 死んでませんか？」
遠くから・・・俺に問い掛ける声が聞こえてきた。Ｏｏ｡｡(￣￢￣*)
「もし、もし、あっ！息はあるみたいだぞヾ(°∇°*)」
だんだんと意識が確りしてくると
俺を見下ろす二人の男が見えた。
「あれ？ あなたたちは・・・（*ｘ＿ｘ）」
「俺たちが道を歩いていたら
道のわきにあんたが倒れていたんだ」
二人の内、テンガロンハットを被っていた男が話しかけてきた。
「あれ？ 俺は焼け石に水海岸で
ボロニアソーセージを食べていたはずでは・・・n（ー_ー？）ﾝ？」
「ボロニアソーセージの夢を見ていたのか
この炎天下であんたは熱中症にかかって倒れていたんだぞ」
と言うと・・・。
男は肩に掛けたバックから
水を取り出して俺に飲めと渡してきた。
俺は急に喉の渇きを覚えて
男の手から水の入った冷たい水をひったくると
喉を鳴らして飲んでしまった。
「ゴクゴク う、うめえ(☆▽☆)」
ペットボトルに入った水は
良く冷えてとても美味かった。
普通のバックから取り出された水が確り冷やされているとは・・・
意識がハッキリすると
そのことが不思議と気になってきた。
「なんでこんなに冷えているんだいヾ(◎o◎,,；)ﾉ」
俺は不思議に思って聞いてみた。
「なんでかって？」
男は俺の質問に驚いたような顔をしている。
「クーラーボックスだから冷えるのが当たり前じゃないかy(￣Д￣)｡oO○」
「クーラーボックスn（ー_ー？）ﾝ？」
「ああ、そうか！
このバックはオシャンティに見えるけれども
実はクーラーボックスなんだ」
オシャンティ・・・だと
そんな言葉が男の口から洩れるのが気持ち悪かった。(꒪ཀ꒪)
気になったので詳しく聞いてみる事に
「ただの バックにしか見えないが・・・」
「ソフトクーラーボックスというのを知っているか？銀色の奴だ」
銀色の奴～
「あの野暮ったい奴か？」
「銀色のソフトクーラーボックスだが
持ってるだけでホームレス感が半端ないだろう( ꒪Д꒪)ノ」
「た、確かに・・・」
「そこから、缶チューハイにイカの燻製および柿ピー
はたまた、チーカマなんか出した日には・・・」
「外で飲んでるアル中のホームレス！！(((゜Д゜；)))」
「そうなんだ!」
「風光明媚な焼け石に水海岸だから銀色の奴でもなんとかなるが・・・
釣り場によってはホームレス感が半端ない所もある」
「た、たしかに・・・」
「そんな所で銀色の奴を使ってみろ」
「メチャクチャ下級階層の人間みられる！ｹﾞｯ!(꒪ꇴ꒪|||)」
「そうなんだ
いいか、ここのところは重要だからよく聞いてくれ」
その真剣な表情に
唾を飲み込む俺・・・。
今まで気が付かなかった
重要な事を俺は知る事になるのだろう・・・。
彼は真剣な目で続きを話し出した。
それは・・・
「ソフトクーラーボックス外見の違いで
上級階層の人間が息抜きに景色を眺めて
酒を飲んでいように見えるのか
それとも
下級階層の人間が自分の不憫を呪って酒におぼれて
無様な姿をさらしてる様に見えるのかが変わってしまうのだぞ( ꒪Д꒪)ノ」
「げげえ～～～、た確かに～～～(((゜Д゜；)))」
「それでは、重たいハードクーラーボックスに氷をぶち込んで
途中で熱中症で倒れた私は・・・」
「ただの馬鹿だ」
ガ～～～ン
その出来事があって以来
私は見た目はカッコ良いソフトクーラーを愛用している・・・。
もうすぐ焼け石に水海岸に到着する予定だ
到着したら冷えた地ビールに枝豆でも食べるかな・・・。
水平線を見ると
青い空に白い入道雲が伸びている
真夏に海釣りをしながら、冷たいビールを飲むのである
至福の一日の始まりだ。
釣りもするけど・・・。
クソ重たいハードクーラーボックスを使う理由
釣り道具屋さんで売られているクーラーボックスは
何故硬くて重たいのだろうと思った事がありますか？
自分は釣り用のクーラーはそんなものだろうと思って
別段気にせずに使っていました・・・。
よくよく考えてみると
大きくて、重くて、硬くて 持ち運びに苦労してるのに
使い続けるのはおかしいと考えるようになりました・・・。
調べてみると・・・
釣れた魚を鮮度よく持ち帰るには
どうしても
この手のクーラーが必要というのが解って・・・
渋々ながら今でも使っています。
とはいえ
釣り専用のハードなクーラーボックスは重すぎます。
軽いソフトクーラーの何処かを犠牲にすれば
鮮度を保てる
クーラーボックスになるのではないか？
という虫のよい考えの元
色々調べたり試したりしました・・・。
結局、魚をピッカピカの鮮度で持ち帰るには
ガサになっても重たいクーラーボックスと
氷の組み合わせが必要なのだ
という結論に至りました。
所で使い道がなくなっしまった
と思っていたソフトクーラーですが・・・
釣りの趣向を変えると
中々使えると思うようになってきたのです。
それは釣り場での飲酒。
ご承知のように飲酒しての移動手段は電車に頼るしかありません。
電車釣行で重たいクーラーボックスは苦労する
電車釣行の目的の一つに
釣り場で酒を飲むというのがあります。
車を使えば飲酒運転になってしまいますからね・・・。
悩みの種は通常のクーラーボックスが重たくて
持ち運びに苦労するという事です。
でも暑い日に
冷たいビール、缶酎ハイを痛飲したい。
そのため
冷やすクーラーボックスは絶対欠かせないもの・・・。
なんとかならないのと思うじゃないですか。
クーラーボックスの重たさの原因は
分厚いパネルと沢山ぶち込まれた氷。
特に氷の重たさは何とかしたいものです。
クーラーを冷やす保冷剤と氷の違い
魚の鮮度を保つには瞬間的な冷やす力が必要です。
一番冷やす力があるのが
ブロック状の裸の板氷に海水を入れる事。
瞬間的な冷やす力はこれが一番だからです。
ですが
板氷を入れたクーラーボックスを持ち運ぶのは
非常に苦痛で体力を使います。
さらに塩を含んだ海水を入れれば冷える力はもっとUPしますが
それと反比例するように
氷と海水でタプタプになったクーラーボックスは半端なく重たい。
船から船宿に戻る距離でさえ
持って移動したくありません。
ということで
その氷の代わりに保冷剤という物を検討してみました。
というのは
保冷材は瞬間的な冷やす力は氷に比べて劣るのですが
長時間冷やし続けるという特徴があるからです。
長時間冷気を供給する能力は優れているという事は
保冷剤を小さく、そして軽くしても
保冷時間だけはある程度稼ぐことができるという事です。
ソフトクーラーボックスと保冷材を組み合わせると
ソフトクーラーボックスの利点は
軽量である事
です。
なので持ち運びやすいクーラーボックスです。
コンパクトな保冷材は
平たくできるソフトクーラーに入れると
更に効力を発揮します。
というのは平たくする事でクーラー内部の容積が小さくなります。
小さくなった容積は少ない保冷力で済むので
より長時間冷やす力が持続します。
例えば
このまま
目的地の駅から降りた時に
食材を入れて重たいが・・・
軽くてもこの段階で保冷材も十分な能力を維持しています。
このように食材を現地調達すれば
重たい物を持つ時間は少なく
少ない保冷力でも釣り場で冷たい物が飲食できるという訳です。
所で肝心な
持ち帰りたいほどの魚が釣れたら
どうするのかという事ですが・・・。
釣れてしまったら
釣りは止めてとっとと持ち帰りましょう。
釣れるか分からないのに重たい物を持ち歩く？
おかっぱりは魚が釣れるか、釣れないか全くわかりません。
雑魚は釣れますけど・・・。
釣れる確率が船釣りと比べて全然低いからです。
その おかっぱりの為に
重たいクーラーボックスを持ち歩くのは
果はたして合理的な事でしょうか？
本当に持ち帰りたい高級魚は
たまにしか釣れません。
それなら
ソフトクーラーで十分だと思いませんか。
もし持ち帰りたいほどの魚が釣れたらですが・・・
スカリに入れて活かしておくか
魚が釣れた時 ソフトクーラーで持ち帰るための下処理
ソフトクーラーで釣れた魚を持ち帰るには下処理が必要です。
ヌルで生臭い魚を
そのままソフトクーラーの中に入れたくないからです。
樹脂製パネルのハードクーラーは
後で洗い流せばいいですが・・・・
ソフトクーラーは樹脂のフィルムで内張しているくらいですから
直接入れる事には抵抗があります。
外側が繊維ですから匂いが染みつきます。
なので
血抜きして、内臓をだして、鱗を落として
内張のフィルムに背びれが刺さらない様にヒレを切らなければなりません。
でも、このような下処理は
実はそんなに難しい事ではないのです。
ガチで釣りをする人もここまではします。
なぜなら
キッチンバサミを使えば簡単だからです。
さてここまでする事が面倒だと思わなかった人はあと一息です。
このタイミングで保冷力を上げるのです。
保冷剤にコンビニで氷をプラスすると冷やす力は強くなります
後は魚はビニール袋に入れて持ち帰れば鮮度は保てます。
自分はこの方法で
青物、シーバス、大型カレイ、大型のレインボートラウト等を持ち帰っております。
おかっぱりで良い魚が釣れ続ける事は少ない
スカリをお持ちでない人は
釣れたからといって
途中で釣りを止める事に抵抗感がある人もいるかもしれません。
しかし、おかっぱりで
そんな魚が釣れることは滅多にないので
釣りを続けてもその日の釣果は変わりません。
ご立派な魚が岸に寄るのはほんの少しの間だけ・・・
おかっぱり釣行に適したソフトクーラーボックスと保冷剤
ソフトクーラーに入れる保冷剤を
何にするかが重要な事となります。
保冷材に求める事は
軽くて、コンパクト、そして保冷時間が長い事。
ソフトクーラーに求める事も保冷剤と同じ
ただ一つ保冷剤と違うのは
ソフトクーラーの見た目にホームレス感がない事です。
これは自分だけが感じたことかもしれませんが
ソフトクーラーボックスから酒を取り出して飲んだ時
ホームレス感があるあるものは避けたいのです・・・。
ソフトクーラーボックスはバックタイプで
もちろん保冷力は必要です。
軽さも必要です。
でもそれ以外に
持ち歩いても恥ずかしくない
ワンクラス上人に見られる（上級階層感がある）
もしも・・・
このような銀色の奴で
ちょっと薄汚いロケーションで缶チューハイ飲むのって・・・
ヤバくないですか？
という事で
AO Coolers(エーオークーラー) キャンバス ソフトクーラー
保冷力では最強と名高いソフトクーラー。
ソフトクーラーの中では断熱効果が一番高いポリウレタンをはじめ
５層構造になっている耐久性の高いソフトクーラーです。
AO Coolers(エーオークーラー) キャンバス ソフトクーラー 楽天市場はこちらAO Coolers(エーオークーラー) キャンバス ソフトクーラー Amazonはこちら
ソフトクーラーに入れるのはハードタイプ－１６℃の保冷剤
ソフトクーラーと一緒に使う保冷材の条件は
保冷材はハードタイプ。
この条件が揃っているなら
ほとんど大丈夫です。
この二つが揃っていると保冷時間が長くなるので十分という事ですね。
その中でもコスパが良く売れているのが
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 氷点下パック GTマイナス16度 ハード
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 氷点下パック GTマイナス16度 ハード Amazonはこちら
ソフトクーラーボックスは野外で使う時
見た目に拘らないとホームレス感が増してしまう物です。
見た目には十分気を付けましょう。
ソフトクーラーについてまとめると
ガチで釣れた魚をいれるのはハードクーラーボックスには敵わない。
飲酒と釣りの時にソフトクーラーが使える。
ソフトクーラーは保冷剤との相性が最高に良い。
釣れた魚を持ち帰るのは下ごしらえが必用。
銀色の奴はヤバイ雰囲気があるので見た目に気を付けよう。
見た目の良いソフトクーラーから酒を取り出しても退廃的な感じにはならない。
釣具マニアの報告でした。
コメント