夜釣りの覇権はどちらが握る? ケミホタル VS LED釣具(竿先編)

アクセサリー

こんにちは釣具マニアです。



夜釣りで使用される事が多い

ケミホタルとLEDの釣り道具。



ケミカルとLED(発光ダイオード)ですが

同じような使用用途に使われます。



ケミホタルもあるしLEDもある。



どちらも使われているという事は

それぞれ

メリット、デメリットがあるからです。



結論からいってしまうと

ケミホタルは安くて使い捨てにできる気軽さがあります。



対して

LEDの釣り道具は高いですが

発光する持続時間が長く

電池交換をすれば長期使用が出来ます。



継続的に使いたいならLEDを使います。



その場限りにしたいならはケミホタル。

継続的に使えて持続時間が長い物はLED。



夜釣りで使う釣り道具にはこの二つがよく使われていますが

ケミホタル、LEDの光る釣り道具の種類は半端ないので



色々な光る釣り道具の中で

今回は竿先に使うケミホタルとLEDにスポットを当てていきます。

すこし寄り道して、暗い夜空に淡く輝く竿先のケミホタル

およびLEDが好きな男の話をいたしましょう。



海が暗くなり始めている・・・。



私はバックから一つの釣り道具を取り出した。

初めて使う新兵器だ.



スイッチを入れるとそれは赤く光った。



暗くなり始めた夕マズメの空に凶星の様に赤く輝く物をみて

思わずニンマリしたのは



光るものが好きな

光憑藻乃 先造(ひかるつきもの さきぞう)という

夜釣り 愛好家だ。



彼は釣りが好きだ

でも、いくら好きだからとはいえ

毎日夜釣りに行く訳にはいかない。



なので

普段は夜になると

光る物を恍惚として眺めていたりする。



その光るアイテムだが

今まではポキッ!

と折って化学変化で光る物を愛用していた。



しかし これは一旦光らせてしまうと

時間経過とともに、輝きは失せてやがて全く光らなくなる。



その時間は約4時間

しかも毎日毎日光らせる度に捨てているので

お金がかかってしょうがなかった・・・。



そんなある日・・・

釣り道具屋さんに光る物を買いに行くと。



「毎度~ 今日もパミカのブリブリライト すぐタッチですか?ヾ( ̄∇ ̄=

と馴染みの店員さんが声をかけてきた。



「そうそう、夜釣りに行かなくても
こいつが光るのを見ないと落ち着かなくてね~Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

「それじゃあ お金もかかるでしょう?」

毎日プリプリライトを使っている事を知っている店員さんに言われて・・・

「そうなんだが・・・()´д`()

と暗い気持ちになってしまった光憑藻乃



「相変わらず竿先に短冊とプリプリライトをつけて
光が揺れる様にして楽しんでいるんですか?( *´艸`)

物凄く変わった楽しみかたです・・・。



よっぽど夜釣りで光る竿先が動くのを見るのが好きなのでしょう・・・。



「本当の夜釣りでは短冊は結ばないがね・・・( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

光憑藻乃さん 竿先が光るのがそんなに好きなら
ケミカルは止めてLEDにされてはいかがでしょう?」

「LED! そんな物もあるのかね!!!(°◇°;)

驚きの提案である。



「発光時間が最長80時間と物凄く長くなるので、
明け方までず~~と 交換無しで光り続けます」

「な~~~に~~~(((゜Д゜;)))



「ところで光憑藻乃さん 光る色は何が好きですか」

「好きもなにも・・・緑だけにきまってるではないか」



「実はパミカから新しく出したブリブリライトのLEDマルチカラー
赤、緑、青と好きな色に変えられるのですよ」

「それは聞き捨てならん発言だぞ!
そんな事が出来るものか!
俺を謀るつもりかヾ(◎o◎,,;)ノ

光憑藻乃・・・少しパニック気味。



「まさか~ 実は色が変わる事で見やすさまで変わるんですよ」

「な~~に~~(((゜Д゜;)))

さらにパニックになる光憑藻乃



「プリプリライトLEDは
マズメ時は赤に
暗くなってからは緑か青に変えることで光る竿先が見易くなるんですよ」

「そ、そのLEDはいくらだ」

「600円くらいですね」

「マ~ジ~(((゜Д゜;)))



「そのプリプリライトLEDですけど、ちょっとだけガッカリなと事があります」

「どういう所だ?」

「LEDなので太い穂先にしかつきません」

「そうか~~ そこら辺はケミカルとの使い分けが必用になりそうだな~」



でも置き竿でそれだけ長時間光るなら
朝までずっと交換無しで光るから楽だな~」

「お値段もケミカルの4倍ですから光憑藻乃さんのような
毎日光っている物を見るのが好きな変態は
すぐに元がとれますよ( *´艸`)

「そうそう、光るのが好きな変態はLEDだね~~( ̄▼ ̄)



「はっはっはっ・・・

なに~~~!(`ε´♯)

失礼な発言に気づいて憤慨する光憑藻乃



「光らせたいのは食って、眠って、するのと同じくらい大自然の欲求だぞ!
だから 体中にプリプリライトLEDをつけて
踊り狂いながら夜釣りをしよう
と思うのは自然な事とだo(゚д゚o≡o゚д゚)o

踊り狂うから変態呼ばわりされると思うのだが・・・。



「どうだ君も一緒に!」

「あんたいったい何なんですか!」

「私か? 私は光るおじさんです・.。*・.。*(〃´∀`)☆・.。*・.。*

「光るおじさん、光るおじさん、光るおじさんたら、光るおじさん♫へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ♫」

「・・・(꒪꒪)

流石プリプリライトLED

光るおじさんが嬉しそうに踊っています。



竿先にスタンダードなケミホタルをつける人はいない

スタンダードなケミホタルを竿先に付けている人は

それほどいません。



スタンダードなケミホタルとは何なのでしょうか?



少しだけ説明させてもらえば

いろいろな夜釣りシーンで汎用的な使い方をする

昔からあるケミホタルです。

出典 Amazon


類似品もたくさんあり。



今ではそのようなケミホタルを

竿先に取り付けるには少し問題があると思われています。



というのは汎用竿先に着ける事を考慮してない故に

仕掛けが絡むという事がおきてしまうのです。



とはいえ 

暗い中

穂先の動きを頼りにするような釣りでは

穂先が見えない事は致命傷になります。



そういう事もあって

汎用より輝度があって

仕掛け絡みを少なくするために作られたのが

竿先専用に開発された

ぎょぎょライト ワンタッチ



どんな竿先にも無理せずワンタッチで取り付けられて

穂先を折るリスクが少ないです。



仕掛け絡みが無いので

穂先を折る心配がありません。

つまり専用のギョギョタイトワンタッチとは・・・

穂先を折らない様に作られた竿先ライトなのです。


夜釣りではどんな竿を使いますか?

皆さんは夜釣りではどんな竿を使いますか?



よく夜釣りで使われる竿は

ルミカのギョギョライトワンタッチを見ればわかります。



ギョギョライトワンタッチには

対応する竿の種類

磯竿用とか対応できる穂先のφが記載されています。



という事は

竿の種類または穂先の太さで

ギョギョライトを変えなければならないという事が分かりますね。



ギョギョライトワンタッチには

SS、S、M、L、LL、3Lの6種類のサイズがありますので

書かれている竿の種類を抜き出してみましょう。



ギョギョライト サイズ竿の種類
SS前打ち、ヘチ竿
S磯竿
M投げ竿(ちょい投げ~EX)
L4mの振出し投げ竿(EX~CX)
LL4mの振出し投げ竿(AX、BX)大物竿
3L中通し竿

これだけ竿先にケミホタルをつける需要がありますが・・・

問題は発光時間。


ぎょぎょライト ワンタッチは

発光時間が3,4時間とそんなに長くはありません。



つまり一晩中釣りをしたい人には物足りない発光時間です。



釣り物によっては2時間程度で十分の釣りもありますが

取り換えが必要な釣り物もあります。

交換・使い捨のケミカルか 永続的に使い続けるLEDか

ギョギョライトにするかLEDにするかは

発光する持続時間の長さで決めればいいと思います。



しかし持続時間はLEDの方が圧倒的に長いのに

ケミカルのぎょぎょライトを使うのは何故でしょうか?

前述の竿の種類に穂先の径と発光時間を加えて表を作ってみました。



ギョギョライトの種類竿の種類穂先の径Φ発光時間
SS前打ち、ヘチ竿φ0.6~1.4mm3時間
S磯竿φ1.4~1.7mm4時間
M投げ竿(ちょい投げ~EX)φ1.8~2.3mm4時間
L4mの振出し投げ竿(EX~CX)φ2.4~2.9mm 4時間
LL4mの振出し投げ竿(AX、BX)大物竿φ3.0~3.5mm4時間
3L中通し竿φ3.6~4.1mm5時間


ギョギョライトLEDは

ギョギョライトの種類竿の種類穂先の径Φ発光時間
M投げ竿φ2.3~2.7mm60時間~100時間
L投げ竿φ2.8~3.2mm60時間~100時間

ぎょぎょライトLEDは

ケミカルタイプの投げ竿用に相当する種類だけです。



これからわかるのは

持続時間の長さが必要とされるのは投げ釣りの置き竿だけ言う事です。



確かに夜に置き竿は

夜から朝まで7時間から10時間

竿を置いて車の中でアタリを待つ事が多いですね。



それに対して前打ち、ヘチ釣りは探る釣りですから

夜に釣り歩いたとして

2.3時間ぐらいの釣りではなないでしょうか?



磯釣りも夜通しの釣りはしませんし

トリック、サビキで磯竿を使ったとしても

地合いの時間は2時間ぐらいでしょうから

ぎょぎょライトの発光時間が4時間もあれば十分という事になります。



この事から

置き竿は釣りの時間が長いからLED

それ以外はケミカルの発光時間で十分と考えれば

釣り方の違いで

ケミカル、LEDと使い分ければいい訳です。



ケミカル、LED 竿先ライトの値段

ギョギョライトLEDマルチカラーの価格は600円ぐらい

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ぎょぎょライトワンタッチ120円

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価格差は4倍の開きがあります。

ですが・・・

4回以上使えば元は取れます。



なので夜釣りガチ勢は

1シーズン4回以上夜釣りで置き竿をする人は

ぎょぎょライトLEDはかなりお得な竿先ライトだと思います。



そして、ケミカルを夜釣りで使う場合は

置き竿以外の夜釣り。

地合いが分かってる時の3.4時間



マズの延長で2,3時間で使うのが良いと思います。

使い分け方をまとめると

夜釣りをたまにしかやらないなら人なら安いケミカルで十分。

夜釣り大好き、夜を徹して釣りをするという人ハードユーザーはLED。

投げ釣りの置き竿はLED

投げ釣り以外の釣り物はケミカル。



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釣具マニアの報告でした。

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