トップが釣れないと嘆くなら、バスの夜釣りとビッグバド

バス
出典 楽天

こんにちは釣具マニアです。

バス釣りの魅力はいくつがありますが、やっぱり楽しいのはトップウォーターでしょう。

水面を割ってバスが飛び出してルアーを咥えるさまは非常で興奮しますよね。



一度トップウォーターでバスが釣れてしまうと、ほぼ確定といっていいくらいに、キ印 バスフィッシャーマンに直行です。



本日はトップウォーターでバスが釣れないとお嘆きのP君。

ペンシルベイトもまともに動かせない初心者です。



P君はどちらかと言うと不器用な感じで・・・。

太り気味で運動神経もあまりいいとはいえない。

これからはP君のことをパッコンP太郎と呼ぶ事にします。



茹だるような夏の夕方。

とあるバスフィッシングポイントの岸際にパッコンP太郎と釣具マニアが降り立った。

昼間の照りつける夏の強烈な暑さは少し和らいだようだが、まだ周りにこもった暑さと、草いきれの蒸すような暑さが残っている。

少し吹き出した風も生ぬるく、風と共に聞こえて来る牛ガエルの鳴き声が夜の帳の下りる幕開けのようだ。



「釣具マニアさん、本当にトップでバスが釣れるんですか?」

蒸し暑さのためか汗びっしょりのパッコンP太郎、ハンカチでしきりに汗をぬぐっている。

「たぶん釣れるけど、お前がペンシルベイトは動かせないからな~
でもトップで釣りたい~ なんて難しい注文をつけるからな~ どうだかね~」

「そこを何とかお願いしますよ釣具マニアさん」

額から滝のような汗をタラタラと流して顔がヌラヌラと光っているパッコンP太郎を見ていると。

なにかウシガエルが喋っているような錯覚に捉われてしまう釣具マニア・・・。

目を擦ってもう一度見ると、パッコンP太郎に戻っている・・・。

蒸し暑い夜とウシガエルの声がパッコンP太郎をウシガエルに見せたのでしょうか・・・。



「釣具マニアさん、どうしたんですか? ボーとして、早く釣りましょうよ」

「ああ、そうだったね、じゃあこれをつけて」

差し出したルアーを見て、少し顔ゆがめるパッコンP太郎。

「なんですか、このおもちゃみたいなルアーは」

「これか、ビッグバドだ」

「釣具マニアさん、本当に釣らせる気あるんですか~」

「アホ抜かせ、あるに決まっているだろう、このビッグバドは歴史があって、実績も十分なルアーだぞ」

「だって空き缶にブレード付けただけのルアーじゃないですか」

「ふふふ、知らないのだなパッコンP太郎、ビッグバドは1世紀も生き抜いたルアーなのだぞ」

「はあ~爺が生まれる前からあるなんて妖怪みたいなルアーですね」

ヌラヌラと滴る汗をぬぐうパッコンP太郎、どちらかと言うとお前が妖怪だろうと思いつつ、100年生きた妖怪に変身したウシガエルを想像してしまう・・・。



「まあ。使ってみなよ、ただ撒きで音がするように引けばいいから」

「そうですか、じゃあ、使ってみますね」

納得できないようなパッコンP太郎、とり合えずラインにビッグバドを結ぶと夜の湖面にビックバドを投げてみます。

ぺコン、ぺコン、パッコン、ペコン。

夜のしじまに ビッグバドの音が鳴り響く。



釣具マニアもビッグバドを投げ込んで。

ペコン、ペコン、パッコン、ペコン。

二人でペコン、パッコン、ペコン、パッコン・・・。

ウシガエルがゲロ~、ゲロ~、ゲロ~。

ペコン、パッコン、ゲロ~、ペコン、ゲロ~。

変なアンサンブルだ・・・。



ペコン、ゲロー、パッコン・・・・ボシュ!

???

「ゲッ!な、何か来た!」

パッコンP太郎の慌てたような声が聞こえてきた。

「つ、釣具マニアさん、でで出ました~」
なぜか、トップウォーターで水面を割って出た時だけ、釣れたではなく、出たと言う・・・。



「出たか!バスかな?」

「うわっ!結構引きますよ~」

「やはり出ると大きいなビッグバドは」

岸際でドッパン!と水飛沫をあげたビッグバス。

パッコンP太郎が重量感のあるビックバスの引きを何としのいで、手にしたの46cmのビックバスでした。



バスを持って呆然とするパッコンP太郎

「釣れちゃった・・・」

「やはりデカイのが釣れるなビッグバドは」

「釣具マニアさん釣れちゃいました・・・」

「ルアーは見かけによらぬ物だね~」

その後1時間続けたがビッグバドに出るバスはいなかった、今日はこれで終了と言う事になった。



パッコンP太郎、氷をタップリ入れたクーラーから炭酸ジュースを持ち出してきて乾杯しようと炭酸ジュースをさし出した。

満足感も手伝ってかジュースをゴクゴクと美味そうに飲むパッコンP太郎。

「ぶは~ 釣具マニアさん凄いですねビッグバド!」

「そうでしょ、そうでしょ」

「パッコン、パッコン、と音がしていたと思ったら、音が出なくなって、ブシュ! という捕食音がしたと思ったら、ロッドが重くなりました」

「イヤーそこのところが興奮するんだよんね、止められなくなっちゃうよ」

「そうですね、私ビッグバド即効で買いますよ」

「パッコンP太郎もキ印バスフィッシャーマンになるな(¬з¬)σ



「へへへ~」

プピ~、パプ~♪

「・・・・( ̄■ ̄)」
「・・・・(・∩・)

「何今の? ビッグバドの音・・・」

「さあ~何ですかね~」

「ププッパピー、ゲフッ♪」

「・・・・ ( ̄■ ̄) 」
「・・・・ (・∩・)

「なんだ、違う音のするルアーか?捕食音までしたぞ」

「ぐるゴロゴロ~♪」

「・・・・ ( ̄■ ̄) 」
「・・・・(・∩・)

「パッコンP太郎 お前の方から音がしてるんだけどな~」

「・・・・・(_ _|||)

ピップ~♪

「パッコンP太郎なんだこの音はn(ー_ー?)ン?

「ここ、これは出すね・・・・(A;´・ω・)フキフキ

ゲフッ

「炭酸水がちょっと・・・」

プッピ~、ゴロゴロ~♪

「朝少し食べた物が古かったですかね、山芋もその~( 〇□〇)ハァハァ

ゴロロロ~♪

暗くてよくわかりませんが、気が緩んだからなのでしょうか、どうした?パッコンP太郎!

暗くてわからないが、全身が震えているよう・・・。



「ちょっとお腹の調子が~我慢してたんですけど~アヒッ!
ビッグバドで釣れてしまうし~、我慢が~」

スピ~プッッ♪

「あうっ!!(>д<;)

「どうした!パッコンP太郎!(°◇°;)

「・・・・出ました(*x_x)

「何が・・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

「ビッグな方がドバット・・・・()´д`()

「ゲッ!・・・・Σ(゚Д゚|||)



ビッグバドを使ったパッコンP太郎。

ビッグバドは大きいバスを引きずり出しますが・・・。

パッコンP太郎が出したビック、ドバットはいりません・・・・。

これ以降P君がパッコンP太郎と呼ばれるようになったのは言うまでもありません・・・。



トップウォーターに出る確率

トップウォーターに出る確率は少ない。

理由はバスが水面に出る事は危険だからです。

大型の鳥などに攻撃される可能性があるから。



特に警戒心が強く、長く生き抜いた大きいバスほど水面には警戒心を持っています。



このようにスレたバスは通常は安全で底にいるような生物を捕食します。

人がたまに違う物を食べたがるように、バスも食べたい物の意識が変わることがあります。



この意識の変化が重要でタイミングが合えば高確率でバスが釣れる事があります。



トップウォーターでは非効率な昼間のバス釣り

昼間にトップウォーターのプラグを引いている人がおります。

かなり限定的な状況でなと真昼ではバスは警戒して口を使いません。



限定的な状況とは雨の降り始め、降り終わり、誰も攻めていないバージンポイント。

垂れ下がった植物から落ちる虫を強く意識している時などで、昨今のようなバスがスレた状況

では中々めぐり合えない。



朝マズメ、夕マズメ?

基本的に忠実にならマズメ狙いです。

マズメは必ず1日2回は誰にでも平等に訪れます。

バスだけではなく、魚の活性が高いにのはこのマズメ時

大きな釣れる要因の一つですが、最近はマズメ狙いで釣り人がバスを狙う物ですから、マズメも釣りづらくなってきた、バスは生きていく為に学習するのです。



真夏の夜にバス釣り

真夏は夜になると気温が涼しくなりますよね。

人もそうですが、暑い時は食欲が無くなりますし、動きたくないですよね?



バスも同じで涼しくなると動きが活発になります。

あんなに岸際にいた釣り人も夜になると帰ってしまいます。

バスは活発になり、警戒心を解除してしまうんですよね。

そしてバスは暗い水中よりわかりやすい水面を意識するようになります。



夜に強い向かないトップウォーター

夜は見えません。

だから目視でトップウォータープラグが動いている状況を把握しながらロッドを操作をするト

ップウォータープラグは向いていません。



例えば、ペンシルベイトはドッグウォークさせたり、ダイブさせたり、などはルアーの動きを

見ながらロッドを操作します。



見えないと、どんな動きになってるかわからないですよね。

動いているかもしれないし、いないかもしれない・・・。

見えないと操れないトップウォータープラグは全てダメです。


夜に向いてるビッグバド

ビッグバドが一番釣れる動きをするのは、ゆっくり動かす事です。



ゆっくり動かせって・・・



見えないから、ゆっくりどうかわからないでしょう?

という事になりますが・・・。



ビッグバドは音が出る動きでただ撒きするのが適正スピードです。



何が言いたいかと言うと

暗くてよく見えなくても、音を頼りにちゃんと動いているか確認する事ができます。


もう一つ、ビッグバドのブレードが尻を叩くペコン、パッコンという音はかなり響きます。

遠くに投げても音がするのがわかりやすいので非常に動いてる事が確認しやすい。

遠くに投げても音がわかりやすいので非常に動いてる事が確認しやすい。



実はこの音ですがバスも寄せる効果がある。

暗い夜でもビックバドの水を押す波動と音でバスに存在をアピールする事ができるので

夜に非常に良く釣れる唯一のトップウォータプラグです。



ここらアタリが1世紀近く生き残ってきた理由ではないでしょうか。



ビッグバドだと何故かビックバスが釣れる

まだルアーの動きが確認できる明るい夕マズメにトップウォータプラグを投げる。



何回か投げてみるけど釣れない。



こんな時にビッグバドを投げ込んで引くと簡単にバスが水面を割って出るようなことが何度もありました。



しかもです。バスのサイズがみんなデカイ。

デカイバスは警戒心が強いはずなのになんだこのプラグはと思います。



出典 Amazon
へドン ビックバド 楽天市場はこちら

ヘドン ベビーバド Amazonはこちら

へドン ビッグバド Yahooショッピングはこちら

まとめると

・トップで釣りたいなら真夏の夜を狙おう

・夜はビッグバドが使いやすい

・ビッグバドはデカイバスが良く釣れる。

・デカイバス釣った事が無い、それなら使って記録更新をしようです。



釣具マニアの報告でした。

コメント