渓流ルアーの超人気丸型ABUに映えで対抗できるのはカルカッタBFSのみ

渓流

こんにちは釣具マニアです。



渓流ルアーですが最新のリールより

クラシックなリールが人気です。



スピニングタックルではABUカーディナル33。



ベイトタックルにはABU1500・2500。



カーディナル33は復刻版が今でも販売しているのですが

丸型ABUの1500・2500

今やオークションでしか手に入りません!



特に1500・2500の左ハンドルモデルになると

状態の良いものは15万以上が相場の人気リール。



人気があるとはいえ

あくまで 重量のあるルアーを投げる事が前提なので

軽いルアーをキャストすることは想定されていません。



ところが渓流で使うルアーはヘビーシンキングミノーで5g

スピナーで3.5g

と軽いルアーです。



渓流ルアーのベイトリールはこれらのルアーを扱うために

特別な仕様のブレーキシステムを備えたベイトフィネスリールが有利



それでは、何故 最新のベイトフィネスリールより

性能の劣る丸型ABUなのでしょうか?



答えは見た目です。

渓流ルアーは『映えと萌え』です。



このような見た目の理由で使う道具を決めている人が多いのです。



ですから

映えもしくは萌えさえ満足できれば

たとえばABUでなくても

満足できるベイトリールが組めると思います。



生産台数が少なく

後から人気が出たようなアンティークなものは数が限られています



手に入れることは難しく

状態に関しても自分で選ぶことができません



それなら

アンティーク=高級感に入れ替え変えてみてはいかがでしょうか?



そのような高級感が溢れるベイトリールがあるのかといいますと・・・

これがあるんですね。



高級感を溢れるベイトリールは

カルカッタコンクエストBFS

これしかありません。



細かいところまでディティールにこだわり

使用感は高級感に溢れたベイトフィネスリールです。



丸型 ワンピースマシンカットボディから生れる高級感、存在感

現在手に入るベイトフィネスリールの中で

間違いなく映える事では一番のベイトリール

となるでしょう・・・。



えっ! 本当にABU1500、2500の代わりになるくらい

映えるかかですって・・・。



それではアンティークを求めてつつも

一目で

高級感溢れる マシンカットのナイスなボディにやられて

現代の丸型ベイトフィネスリールを使い始めた男の顛末をお話ししましょう。



ここはアンティークな雑貨店。



この雑貨店ではアールデコピン調(●♡∀♡))ヾ☆*。

貴重なアンティークな物がそろっているとの噂を聞きつけて来たのであった。



私は単なるアールデコピン調好きではない。



私がこのお店に食指動かしたのは

雑貨店といいながら

ベイトキャスティングリールなどの出物があるという話を聞いたからだ。



そうです、私は雑貨狙いではなく

アールデコピン調のあるベイトキャスティングリールを探している。



渓流で映えることに関して絶対的な存在感があるそのリールは

人気に反して出物が少ないのだ。



だから私はもしかして!

という期待を込めてこのお店に訪れたのであった。



御託はここまでにしておこう・・・。

アールデコピン調の

ベイトキャスティングリールが有るや否や!



私はドアを開けた

カランスコバッコンブリブリ ♪♫

心地よい音がしてドアがが開いた。 (❁´ω`❁)



「いらっしゃいませ」

店主のソプラノのような声が響き渡る。



「こんにちは、
ここには 素晴らしいアンティークの製品があると聞いてやってきましたよ
なんでも アールデコピン調の品々では天下一品だとか」

「お褒めいただいてありがとうございます
ごゆっくり見て行ってください」

「では、お言葉に甘えまして」

しばらく高貴で気品のある数々の品物をみて歩いた・・・。



しばらくして

花瓶の横にある 異様に存在感がある物が目に入った。



「・・・・あ、あった!!! ヾ(◎o◎,,;)ノ

私はある品物見つけ飛び上がるくらいびっくりしてしまった。



な、なんと期待して来てみたものの半信半疑だった私

今ではオークションでもなかなか見る事がなくなった

アールデコピン調のベイトキャスティングリールが

ここにあるではないか!



幻のアシベ!社(ASiB)のベイトキャスティングリールが

無造作に置かれている・・・。



それを見て

私は経絡秘孔を突かれたようになってしまった。

しかも

傷ひとつない、状態は最高のSクラス

滅多にお目にかかれない綺麗な状態である。



「店主、こ、これは!?」

「ほうほう、それを見つけたところを見ると
あなたは渓流ルアーファンですね (ΦωΦ)フフフ…

「そうです、私は渓流ルアーファン、
この幻のリールは売り物でしょうか?」

「ええ、お売りしますよ」



「おいくらでしょうか」

店主が人の足元を見るよな卑しい笑いをたたえて

「5千万円でございます。」

「・・・ (꒪꒪)

私は凍り付いてしまった・・・。



「お高いとお思いですが?
それではハンドルを見てください。
これは世にも珍しい左ハンドル仕様なのですよ y( ̄Д ̄)。oO○

「ゲゲゲッ~~、
は、初めてみました、まさかこのような綺麗な状態の現物があるとは」



「ですから生半可な価格ではね・・・」

わたしはこの時気が付いた・・・。

こいつは見せびらかして自慢したいだけだ・・・。



売るつもりは絶対ないと気が付いた。



私はそのお店を肩を落として後にした。



自慢じゃないがアシベ社!(ASiB)のベイトキャスティングリールは

状態がCクラスの物も持っていない。

つまりカラッキシなのだ。



状態がDクラスなら何とか手に入れられそうだが

映えて自分が萌えるのは

新品に近い物ではないとダメだからだ。



ああどこかに、映えて、萌えるような

渓流ルアーに合うベイトリールはないだろうか・・・。 ()´д`()



そう考えなながら

夜の坂道をトボトボと歩いていた・・・。



すると電柱の陰から一人の男が出てきて

「もしもし」

「ハイハイ」

「あなたは先ほどASiBアシベ!社のベイトキャスティングリールが
物凄く欲しがってた人ざんすね」

「そうですが・・・なにか?」



一体どこで見ていたのだと驚きに包まれつつも

「アンティークなものは
高級感で代替できるということをご存じでしょうか?」

「はあ・・・・」
一体この男は何を言っているのだろうと思った・・。



「なにを言っているかわかりませんか?」

「なんのことでしょう?」

「これを見てください」

その男から差し出されて一つのベイトリールを私は見てしまった。



「な、なんなんですか! このリールは (☆▽☆)

「これですか 下野の高級ベイトキャスティングリール
カッタルイ コンチキショウ TNBです」

「おおお~~~この高級感が半端ない・.。*・.。*(〃´∀`)☆・.。*・.。*

「でしょう!」



「細部までこだわり作られたこの高級感」

「なるほど、なるほど」

「これはアシベ!社と同じ丸型ですが
ボディはアルミマシンカットボディで剛性感が半端ない奴です」

「おおおお~」



「この剛性感から生れるシルキーな巻き心地は
同社のどのベイトキャスティングリールのすべてを上回ります」

「なんと!使用感まで高級といいなさるか!」

「そうです! しかもTNB能力が半端ありません」



「何ですかTNB能力とは」

「糖尿ナンボのもんじゃい!能力です」

「はあ・・・? そんな能力必用あるのか ( ̄■ ̄)」



「ありますとも、
小型の渓流ルアーをテンポよくトラブルなく投げ続けるには
糖尿なんぼのもんじゃい!能力が必要なんです」

「だから糖尿と何が関係あるんだよ!」

「実はテンポよく釣れそうなスポットにルアーが入ると
高揚感から糖尿なんて治ってしまうという能力です」

「本当か!」

「スピチュアルです」

「・・・ ( ̄■ ̄)」



「とにかくこのマシンカットから醸し出されるリールを使ってみなされ
さすれば渓流でまっこと映えるであろう」

「はは~~して そのベイトキャスティングリールおいくら万円?」

「5万円」

「買った」

「売った」



ということでアシベ!社のベイトキャスティングリールはなかなか

手に入いらなかったのですが

代替えできるものが一つだけあったとは幸いです・・・。

渓流ルアーが人気と共にABUの丸型リールが人気爆発

渓流ルアーの人気が上がるにつれ

ABUの丸型小型リールの需要が増えました。



原型は40年前の古いリールですが

20年前の第2次バスブームで再び人気になりました。



第2次バスブームでは復刻版が出ましたが

バスブームの終焉ともに

忘れられた存在となりました。



それでも 一定層の根強いABUファンにより

愛好されていたせいで

価格もそこそこの値段で取引されていました。



それが渓流ルアーの人気と共に

ABU1500、2500の人気も急上昇。



言っても旧型リールです。



最新のベイトキャスティングリールのベイトフィネス機(BFS)に比べると

使い難さは否めません。



そんなリールが何故最新のリールを押しのけて人気が爆発したのでしょうか?

高級感がない最新のガンダム型ベイトリール

古い丸型に比べたら最新のベイトリールはの方が

飛距離、スプール回転の制御ではズバ抜けた性能です。



もちろん古い丸型リールも最新の軽量スプールに換装して

現代でも使えるようにしていますが・・・

目に見えてスペックを上げられるのはスプールぐらい。

最新式のベイトリールに比べて様々な点で劣ります



なのに渓流ルアーでは丸型ABUが超人気がなのは

最新のリールはガンダムみたいな形のロープロファイルリールでは映えないからです。



映えない理由をもう少し掘り下げてみましょう。

ABUの丸型リール1500・2500人気の秘密

ABUの小型丸型リールは1500・1601・2500・2601・3500

左ハンドル仕もいれ様て5モデル。



このなかで人気がないモデルが一つだけあります。

それは3500

型番から見たら2500より大きそうに思えますが

それは違います。



3500のラインキャパは2500とほとんど変わりません。

それなら3500という型番はどういう意味を持つ型番なのでしょう?



3500という型番の位置づけは2500の廉価版という位置づけ。

廉価版だから人気がないのかと思いきや・・・

実は廉価版という事を知らない人がほとんどなのです。



また2500と比べて内部機構はそれほど変わりがないのに

なぜ人気が無いのでしょう?



実は丸形ABUの左のサイドプレートに問題があると思っています。



3500は他の丸型と違って

サイドプレートがパーミングカップになっているのです。
出典 Amazon 3500ではないがパーミングカップの4600

気が付いて見れば

たしかに渓流でパーミングカップは映えません。



出典 Amazon 1500,2500と同じサイドプレートを持つ6500クラシックは人気が高い

クラシックな雰囲気が好きなABUファンは

渓流で映えないものには興味がなかったのです。

パーミングカップは人気がない?

ABUの丸型パーミングカップは本当に人気がないのでしょうか?



実はそんな事はなく

型番が違うものはパーミングカップでも人気が高いものもあります。

パーミングカップという形が嫌われていたわけではないようです・・・。



それならなぜ小型のABUだけ

パーミングカップが敬遠されるのでしょう?

渓流ルアーロッドのリールシートに合わして映える

渓流ルアーのロッドは映えることを気にしています。

その証拠は他のルアーロッドにのない仕様。



ほとんどの渓流ルアーロッドのリールシートには

木目が美しいウッドのリールシート

ニッケルフィニッシュをしたパーツを組合したものを使っています。



これは渓流で映えるからなんでね。



その証拠に渓流で使うフライロッドもこのようなリールシート装備。



そして合わせるフライリールもハーディ、オービス、ビルバランなどの

クラシックなフライリールを組み合す事が好まれているのは

渓流で映えるからですね。



性能より映えることを優先する事例は他にもあります。



五十鈴工業BC420SSS このベイトリールも渓流ルアーの人気と共に

入荷したら速攻売り切れています。



値段だって5万はする高級リールなのに

入荷した瞬間から蒸発するようにSOLD OUT・・・。



シマノ、ダイワの一流メーカーが研究を重ね

最新の機能を盛り込んだリールがあるのに

五十鈴工業のようなニッチなリールが高いにも関わらず売れるのは

渓流で映えるからです。



このように五十鈴工業のベイトリールは

最初から映えることをコンセプトにして作っています。



そして

コンセプトが受け入れられたから高くても売れる。



もちろんシマノ・ダイワの最新のブレーキシステムに比べれば古いかもしれませが

一つひとつ一つの部品が映えることを想定して作られており

まるで高級オーディオのアンプみたいに

独特の高級感を醸し出しています。



ABU1500、2500も五十鈴工業も

共通することはクラシックなイメージが醸し出す映え。



とはいえ

ABU2500・1500は欲しくても出物が少ない・・・。



五十鈴工業の丸型リールも生産台数が少なくて手に入らない。



左ハンドルモデルABU2601・1601は希少すぎて相場は15万以上・・・。



ベイトロッドは種類も多く選択肢も多いのに

映えるベイトリールを手に入れることはかなりハードルが高そうです。

映えるベイトリールの代用できるリールは?

手に入れられないのが映える渓流ベイトリールです。



クラシカルなイメージのリールはなかなか手に入りませんが

高級感にコミットしたリールならあります。



それは細部にいたるまでこだわり続けて

高級感を醸し出しているのは

カルカッタコンクエストBFS以外に他ありません。

丸形マシンカットのベイトリールの種類は多いけど・・・。

クラシック=高級感に置き換える

日本のベイトリールの中で

カルカッタコンクエスト BFSが浮きでできます。



丸形ワンピースマシンカットモデルのベイトリールの種類は沢山あるのに

何故シマノのカルカッタ コンクエストなのでしょう?

ダイワの丸柄ではダメなのでしょうか?



アルミマシンカットボデイは初代カルカッタが初です。



それ以降似たようなマシンカットベイトリールが出るなかで

  • サイドプレートを開く感触
  • ハンドルを回したた時の感触
  • クリックノブを回した時の感触
  • キャストした時のスプールが回る感触

感触に拘り

高級感が出るように細かいところまでディティールに拘り続けたのがシマノです。



ダイワは実釣での評価は高いですが 高級感では今一歩シマノに劣ります。



誰が使っても釣り易いダイワのリールとは違い

そういう所に長い間コミットしてきたリールは

シマノの中でもカルカッタが一番です



クラシック丸型ABUとか五十鈴工業の代わりになりえるのは

カルカッタコンクエストBSFしかありません。

カルカッタコンクエストBFSのベイトフィネスとしての能力

出典 Amazon

丸型ABUは復刻で20年前

原型では40年前以上の古いリール。



ベイトフィネス用のスプールを変えたところで

ベイトリールで投げるルアーは重い物の時代のリールです。



それに比べてカルカッタ BFSは

名前にBFS(ベイトフィネス)と付く通り

軽いルアーをキャストする事に特化したリール。

BC420

世界でも1,2位を争う釣道具メーカーが

ベイトフィネス用に開発した最新のブレーキシステムが

劣る分けがないではない。



使うと分かりますが

一言で言うと超快適。

軽いルアーが失速することなくスッーと飛んでいくのが分かります。



間違いなく

高級感の映え。

使用感による萌え。

が兼ね備わっていている。



古いベイトキャスティングリールに比べ釣る能力は圧倒的に高い。

カルカッタコンクエスト BFS Amazonはこちら

ABU1600、2600左ハンドルモデルは15万円 カルカッタBFSの左ハンドルは?

出典 Amazon

渓流ルアーのベイトリール丸型ABUの左ハンドルモデルは

生産も少なく流通していないので

程度の良いものは15万以上はします。



渓流ルアーが流行る前はそんなに高くなかったのですが・・・

渓流ルアー人気のお陰でどんどん値段があがって

今では高額で取引されるようになっています。



確かに渓流ルアーでは短い距離をテンポよくルアーを入れるには

ベイトリールの左ハンドルは手返しがよく有利。



しかし この金額は異常値ですよ。

値段と現物のつり合いが取れていません。



それに引き換えカルカッタコンクエストBFSですが

左ハンドルでも値段は上がりません・・・・。

カルカッタコンクエスト BFS 左 ハンドル  Amazonはこちら

まとめると

ABUの丸型ベイトリールが渓流ルアーで大人気。

丸型ABUが人気なのは渓流で映えるから。

映えることを求めている証拠は
渓流ルアーのロッドリールシート、五十鈴工業のベイトリールが人気なことで分かる。

手に入るベイトリールの中で
映える=高級感に置き換える事ができるのはカルカッタコンクエストBFSのみ。

最新のベイトフィネスリールは特化したブレーキシステムを備えている、
実釣で劣るわけがない。

カルカッタコンクエストBFSの左ハンドルは普通に買える。



釣具マニアの報告でした。

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