こんにちは釣具マニアです。
釣りをしていればライントラブルはつきものです。
ガイドにラインが絡んだり。
穂先にラインが絡んだり。
自分にラインが絡んだり・・・。
そして一番多いのがリールがらみのライントラブルですね。
特にPEラインは一度トラブルと修復するのが難しくなります。
このライントラブルですが何が原因でライン絡んだりバックラッシュしたり
高切れしたりするのでしょうか?
原因はラインのテンション不足。
リールに新しいラインを巻いたときテンション(張り)が不足していませんか?
リールにゆるゆるに巻かれたラインのテンション不足がライントラブルの大半です。
貴方は手とか足とか使ってラインに思うようにテンションを与えて巻けていませんよね?
もしそうだったら高速リサイクラー2.0を使ってみてください。
ライントラブルは大分少なくなりますよ。
本日は無風でお日柄もよく。
ジグ単(ジグヘッド)などを投げつつアジetcを狙うつもりです。
今日の同行者はちょっと性格が緩いルーズ君です。
性格が緩いだけではなく自分に対しても甘いローズ君
彼がアジングをすると一体どんな釣りになるのでしょうか?
「釣具マニアさんおNEWのアジングタックル買ったんですよ」
「そうなの・・」
「釣れますかね」
「う~ん、ルーズ君、リールに巻いてるラインは何号?」
「PE0.6号」
「厳しいな~」
「え~つ 何処が厳しいですか!」
「PEラインにしては太すぎる・・」
「0・6号で太いですか」
「0・6号で太いです」
「じゃあ何処まで細くすれ良いですか!」
「コンマ3ね」
「コンマ3ですか・・・」
「お前には信じられないかも知れないがジグ単は0.8gの軽量ルアーだぞ」
「いいですよ~だ そこは俺の腕と度胸と愛嬌で乗り越えますから」
相変わらず認識が甘いようだ・・・。
「どれも不足していると思うけどな・・・」
ふん と鼻を鳴らすルーズ君、度胸とやらを見せてもらえる事に・・・。
「それでは俺が男気を見せてガッツリと投げてやるぜ! てやんでぃべらぼうめ!!」
急に男気を振りかざして度胸のあるところを見せようとしております。
「・・・・( ̄■ ̄)」
ルーズ君 男は度胸のフルキャスト。
ロッドがブシュと唸りを上げて振られると・・・
度胸溢れるジグ単が飛んで行くはず・・・だ
ポッチョリ。
ジグ単が手前に・・・。
そして
ラインがカモジのように絡まっています・・・・モモリ
「あでっ?」
ルーズ君モモリのラインは切り捨て。
今度は反省したのでしょうか、なにやらラインに話しかけています。
ちょっと近づいて聞いてみる事に・・・。
「ねえ、ねえライン子ちゃんは可愛いね~ おとなしくしてね~ 僕も頑張るから君も頑張るんだよ・・・」
今度は愛想を振りまいているつもりでしょうか?
「・・・・あびない( ̄■ ̄)」
十分ラインに言い聞かせたのでしょう自信たっぷりのルーズ君
2投目をキャスト。
ポッチョリ・・・。
そしてモモリ~
「何で~ 君はあんなに可愛かったのに!!_(≧。≦_)」
ルーズ君可愛がっていた背信のPEラインに怒りをぶつけております。
ルーズ君の愛嬌は受け入れられなかったようです。
ここでまたモモリのラインを切り捨てる事に。
今度はキャストの仕方を修正するために さかんにシャドーキャスティングを繰り返しています。
「・・・・( ̄■ ̄)」
「こうか、ここで腕を畳んで頭はキープ!で フォロースルーはこんな感じか」
「・・・・( ̄■ ̄)」
シャドーキャストを繰り返すルーズ君ですがちょっとぎこちない。
ロボ見たい。
「・・・・( ̄■ ̄)」
「ではキャストを修正したので力まずに・・・」
ちょっと力を抜いてキープキャスト気味に投げた3投目・・・。
ポッチョリ・・・
手前に落ちました、ラインも・・・ありません3投目はライン自体が少なかったのです。
ルーズ君の背中があまりにも哀愁が漂ってるので
「ルーズ君、君の腕は分かった、俺のPEライン0.3号をあげるよ」
「OK グーグル Ψ( ̄∀ ̄)Ψ」
「・・・・ず、図太い( ̄ー ̄;」
さて最初の1匹までがかなり遠い物となりましたが・・・。
0、3号に巻き換えたルーズ君。
今度こそはとジグ単をキャストします。
「どりゃ~」
モモリ~モモリ~。
スプールからかもじのようにラインが絡んで出てまいりました。
「何でやねん!!(# ゚Д゚)つ」
ルーズ君 東京育ちなのに関西弁です。
「ラインのテンション不足だな」
「ラインのテンション不足?」
スプールに巻かれたラインがゆるゆるの~、ズルズルで巻かれているから、ラインが前のラインを拾って絡んで出てしまうんだよ。
「早く言ってくださいよ」
ルーズ君リールに巻いていたラインを空きスプールに移して再度巻きなおすことにしました。
「はあ、やっと、巻いたぞ」
ルーズ君やっと巻いたラインですが・・・触るとフカフカのさわり心地
「う~ん 白いっていいな~ フカフカな手触り~」 ハミング♪ (☆▽☆)
「ルーズ君、これじゃダメだぞ」
「もう、これでいいですよ~」
「さっきから、ライントラブルが多いのはラインが太いとか、技術が無いとかじゃないんだ、リールに巻いたラインのテンション不足が元凶だ」
「だって緩くしか巻けないもん」
「ルーズ君・・・基礎が腐っているのにいくら上を補強しても家は傾くだろう?」
「話が飛びますね・・・」
「スプールにラインを巻く作業は基礎工事と同じなのだ」
「はあ・・・分かりました、じゃあどうやったら緩い性格の俺でもラインがキッチリ巻けますか」
「高速リサイクラーを使え」
「なんですかそれ」
「緩い性格の貴方でもラインがキッチリ巻けて未来が明るくなる幸福のラインワインダーです、今なら100万円の所50万円です。( ̄▼ ̄)」
「・・・・(_ _|||)」
「さあ未来を変えましょう~( ̄▼ ̄)」
「・・・・(_ _|||)」
「更に幸運の壷がもれなく( ̄▼ ̄)」
「釣具マニアさん・・・」
「高速リサイクラーで人生も巻き換えてください・・・今なら40万円にヾ( ̄∇ ̄=」
ボカッ!!
「ホゲッ!!」
ルーズ君もお金には緩くなかっようです。
リールのラインテンション不足からくるトラブル
リールに巻いたラインにテンションが掛かってないとどのようになってしまうだろうか?
ベイトリール
ベイトリールの場合はラインテンションが不足して巻かれると、糸がみが起こる。
スプールに巻かれたラインが緩いと強く巻きこんだラインは食い込んでしまうので、キャストした際、ラインは回転したスプールから離れる事ができず、糸切れを起こしてしまうのだ。
特にPEラインでは顕著に起こる。
スピニングリール
スピニングリールでテンションが掛からない状態でスプールに巻かれると必ずと言って良いほど、キャストした際後ろのラインが前のラインを引っかける
バックラッシュがおきる。
何でラインテンション不足になるのか
リールのラインテンショ不足は二つある
2、リールに新しいラインを巻きつけるときにおきるラインテンション不足
1はルアー軽いので引き抵抗が少ないので緩く巻かれる。
ただラインが放出された部分だけをテンションを掛け直せば解決する。
2はスプールの軸に巻かれたラインが最初からテンショが不足しているので巻きなおすしかない。
なんでこのような事になるかと言うと、一定テンショを掛けるような機材を使わずにラインを
巻いているからです。
一定のラインテンションでラインを巻くには
多くの人はラインは一人で巻いていると思います。
機材を使わないで一人で巻くにはラインスプール鉛筆などで軸を作り、ラインに布などを巻いてテンションを掛けるか。
ラインスプールに軸を作らずにガンガン巻くか
どちらにしてもまともにテンションが掛かっているとは思えません。
高速リサイクラー2.0
ラインを巻く機材を使うと一定テンションでラインが巻けるので
機材を使って巻くようにしましょう。
手伝う人がいればラインワインダーの変わりにできますが・・・。
たぶん趣味の釣りに行く貴方のラインを巻くことを手伝ってくれる人は居ないとお思います。
もしかして手伝ってくれる人はいたとしても常にではありませんよね。
ラインワインダー
リールに一定のテンショをかけるにはラインワンダーが必要です。
- ラインワインダーには中国製で安いもの
- 第一精工のリサイクラー
の2種類があります。
中国製のラインワインダーは吸盤で固定しますが、吸盤が上手く機能しないことがあります、つまり固定が不安定です。
第一精工のリサイクラーはクランプによる固定です。
クランプ固定は確実に固定できて動きません。
かなり強いテンションを掛けてもラインワインダーが動かないので
使うなら絶対クランプ式です。
少々値段的には高くなりますがクランプ固定の第一精工の高速リサイクラー2.0をおすすめします。
高速リサイクラー2.0にできること
第一精工の高速リサイクラー2.0はラインをリールに無くだけのリールワインダーではありません。
リールワインダー以上のことができる優れものです。
- ラインに一定テンションを掛けながら巻くことができる
- ワインダー側でも巻き取れるのでライン交換、潮抜きなどのメンテナンスができる
- 古くなった(PEライン)の裏返しにできて使える
高速リサイクラーが優れている所
- テンション調整幅が広い。
- シャフトがロングシャフト、ショートシャフト2種類 普通のスプール、連結スプール、ボビン巻きスプール全て対応できる事
- クランプ式なので固定が確実。
- ワインダー側で3.5:1高速巻上げが可能、ハンドルがあるので巻き替えが楽。
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高速リサイクラー2.0で得した事
PEラインの裏返しを使用
古くなったPEラインでも使っていないスプールの芯側は新品の状態です。
新しい芯側を外に古い外側のラインを芯側に裏返す事古くなったラインも新品のように使えます。
これでラインの寿命が倍に増えました。
PEラインの裏返し手順
リールから①の空スプール⇒①の空スプールから②の空スプールへ⇒②の空スプールからリール
このような手順を踏むことで、芯側の使用していないラインを外側にする事ができるので今まで古くなって捨てていたラインの寿命も2倍長持ちになります。
巻けないリール
※最期に注意事項ですが電動リールまでは使えません。
電動リールはテンションの掛け方がもっと強く、テンション調整もかなり精密です。
理由は二つ
- スペック通りのラインキャパが巻けない。
- 一部のリールのカウンターが狂う
電動リールだけは釣り道具屋さんで巻いてもらったほうがいいと思います。
電動リールで使えるようなワインダーも売っていますが、かなり高額です。
買うメリットはないと思います。
最期に
釣行前夜リールにラインを巻こうとしてスプールをカランカランと大げさに音をだすのは家族
にも迷惑だし、巻いたとしてもラインテンション不足でトラブルだけです。
まとめ
リールのライントラブルはテンション不足で起こる。
ラインワインダーはクランプ式が確実に固定できる
高速リサイクラー2・0はラインメンテナンスとしても有効に使える
PEラインも長持ちして経済的
釣具マニアの報告でした。
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