釣るために 1万円台で買えるソリッドティップ バスロッド

New ロッド

こんにちは釣具マニアです。

バスフィッシングを始めてバスが中々釣れないとお悩みの方もいるのではないでしょうか?

90年代のバス釣ブームの頃、杭にワーム打っていけばバス釣がれる時代

そして害魚認定されてしまい各地の湖沼で間引かれてしまったバス君たち・・・・

今ではあの当時のように簡単に釣れてはくれません。

そのため手早く、広く、探るか、実績があるがバスがタフなコンディションの所で繊細な釣を展開するかになってしまいます。



今回は実績がありタフなコンデションで使うバスロッドの話し

釣は1に場所、2に地合いというくらい場所と時が大事ですが、1、2が揃っても釣れない人は釣れません。

この前、まぐれで、初の40アップを釣って鼻がピノキオのように伸びてしまったY君、水色がややステインなポイントで釣をする事になりました。

Y君ショボイ(小さい)ワームを投げて必死にロッドをシェィクしています、最近手に入れたブランクがX構造のバーサタイル スピニングロッド

感度ビンビンと自慢です、 初心者なのにハイエンドとは金持ちですな。

釣具マニアはY君の隣りでワームをズルズルと引いております、またY君を挟んでB君もワームをズルズルと引いております。

最初にヒットしたのはB君32cmですが元気なバス君。次にヒットしたのが釣具マニア29cmですが元気なバス君でした。

それを横目に見たY君、ロッドのシェイクがいっそう激しくなります。

更にB君が33cmのバス君を追加、立て続けに30cmのバス君を追加、釣具マニアが39cmのファットなバス君を釣り上げるにいたって

なんじゃこれ!と奇声を上げています。大

「釣具マニアさん!どうやって釣ってるんですか?」

「ああ、ずる引き」

「ずる引き!・・・それだけ?」

「えっ、そうだよ」

「リ・・リグは?」

「ツネキチだけど」

「ツネキチですか、よし俺もそのリグに変えよう」

しばらくすると・・・・

「釣れね~」とY君の奇声がまた・・・

そして・・・なにやらB君に絡んでいるご様子ですが

「おい!B お前どんな釣り方しているんだ!」

「はあ・・ワームずる引きです」

「リ・・リグは?」

「スプリットショットですけど」

「なんだと~ 化石みたいなリグじゃん!分かった俺もスプリットに変更だ」

今度はスプリットに変えてずる引きますが・・・

「ああまたウイード(水草です)に引っ掛った、お、おのれウィード!」

鬼気迫る表情でロッドを激しくシェイク・・・

「釣~れ~ね~」

また奇声が・・・

そして・・・ついにB君に

「貴様! 騙しただろ、俺はバス釣初心者だけどな、それ以外は酸いも甘いもかみ分けてきた男だ!」

「そうすか。自分は海賊王になる男ですけど~」

「貴様~」

まあまあと釣具マニアが仲裁に入りながら

「ロッドが合わないかもね」

「はあ どういうことですか?このロッド高かったんですよ、しかもX構造のブランクですから!」

「ああ流行だからね。Yのロッドは確かに捩れないし高弾性ブランクだから良いロッドなんだけどハングアップオフには向かないかもね」

「ハ・ハングアップ オフ?何ですかそれ、自分知りませんよ」

ココでB君

「Yさん X(エックス)です」

と手を交錯させます

「なにそれ?」

「たぶん・・・バツて事だな」

同じようにワームをズルズルと引いても釣れないY君、さらにロッドが合わないとはどう言う事でしょうか?

釣具マニアもB君もただ底をズルズルと引いていた訳ではありません。

ワームのずる引きは何もないフラットな所でワームずる引きしても釣れません、釣具マニアがズル引きした所はウィードが点在するエリアでワームをウィードに引っ掛けては外していたのです。

何かに引っ掛けて外す事をハングアップオフと言いう T

これはワームフィッシングの基本、ただ水底をズルズルと引いていた訳ではありません。

このハングアップオフに適してるのがソリッドティプのバスロッドなんです。

ソリッドティプロッドとは何ですか 

最近エントリーモデルにも姿を現したカーボンソリッドのティップを持つバスロッド

(中空:チューブラティップはストローのように竿が中空の穂先、ソリッドティップは中身が詰まっている穂先)

柔らかいカーボン素材の普及と共に、穂先を繊細にするために使用される

チューブらで作るよりコスト面で有利なので穂先が柔らかくしたいバスロッドは最近カーボンのソリッドで作られるようになった。

何でハングアップオフはソリッドティップがいいのか

ストラクチャー:石積み、ウィード、冠水した植物などにリグのショット(オモリ)、ノーシンカーの場岩ワーム自体を障害物に引っ掛けて外すと人工的に人がアクションするより

ナチャラルな動きになる。

ソリッドティップは柔らかいが故に引っ掛が軽く穂先が曲がりやすいので、外した時の戻りに興る反発が緩くワームの動きがナチュラウなエビ、チチブなどの水生動物の動きを演出する。

本当に釣れるの?

言葉では中々言い表されないが、バス釣りが初めての人に、この種のロッドを貸し与えてバス釣りさせたところ入れ食いになった。

ワーミングの基本ユックリ底を引くではなく、ゆっくり障害物に引っ掛けながら外す事をを線で行う

これはワーミングの基本であり、これをマスターしてから他のメソッドを試すことで釣果は飛躍的に上がるはずです。



本当に釣れます。

先ずは試してください。ハングアップオフに適してるのはサターンワーム

何しろ安いです。

ソリッドティプだからできる事 

底取り感知能力

穂先が繊細な為、小さなショット(がん玉オモリ)でも底取りが容易、すなわち根がかりがキツい、ストラクチャーの状況(例えばゴロタ石が鋭角な物はショットが石に食われやすく根がかりしやすいが、大きく丸い石などはショットを引っ掛りが少ない)

このような時にショットを極小にしながら根がかり回避とハングアップオフを最適化することができるのはソリッドティプならではである。

また極小でも底ガ取りやすいということは水深が深いところでも極小ワームと極小ショットの組み合わせのリグを送り込むことができる

ストラクチャーに引っ掛ける感触は言葉では説明できないが



ストラクチャー(障害物)キツい→→ストラクチャー(障害物)緩い

オモリ小           →→オモリ大



水深が浅い          →→水深が深い

オモリ小           →→オモリ大

水深、ストラクチャーなどの状況に合わせて引っ掛けて外しやすいショットを選択していくが極小側であるほど対応範囲が広くノーシンカー(ワームだけ)でも優位である

ピンスポットでのシェイク 

穂先が繊細な為 シェイク(穂先を細かく震わせてワームにアクションさせる)が微振動にしやすく特にネコリグなどのピンスポットで威力を発揮する

このような事からネコリグ、ダウンショット、ジグヘッドワッキー、ノーシンカーと釣れるリグに最適なのがソリッドティップのなのです。

何々専用と枝分かれさせて何種類ものロッドを販売するのはメーカーの商業的な所もあると思いバーサタイルなロッドだけででもいいと思っていたのですが、昨今のタフコンデションなエリアでバスを手にする近道はこの種のロッドが最適だと思い、とにかく早く多くのバスを手にする事でバスフィッシングを楽しいと感じるようなにればと思いおすすめしました。

1万円台で買えるソリッドティプ バスロッドは2選 

シマノ ゾディアス 264UL-S/2 

ブランクの捩れをなくす為に内、外から高圧力でカーボンテープをエックス状に巻き〆る事で、張りがあり、しゃっきりとした調子のロッド 、シマノが質重視で作ったブランクス

発売以来コスパの良さには定評がありエントリーモデルというよりミドルクラスに近いロッド  

ガイドランクをアルコナイトに落として、トータルのバスロッドの戦力を高める姿勢は評価できる、バスが掛かってからのベリーセクションに入ってからの粘りも中々であり質、重視で作ったロッドです

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メジャークラフト デイズ DYS-S632UL/SFS スピニングロッド 

4軸カーボンなどの高級なカーボンマテリアルを使ったロッド、穂持ちまでは張りがあり

こちらも捩れに強いカーボンブランクス、最新の軽量SIC-Sガイド搭載によりシャープで持ち重り感がないロッド、コストパホーマンスには定評がある

ワインディングチェック、ラッピングなどの装飾を省いてバスロッドとして実戦重視のコンセプト、またこのモデルはブランクスルータイプのリールシート採用により直接ブランクに触れる特別なリールシートを採用、アタリを感じやすい設計になっています。

間違いなく2年前ならミドルクラスのロッドです

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補足として

何故 2ピース?

1ピースロッドは持ち運びに不便で気をつけないとティップを折る可能性が高く最近では運送会社が1.6m以上のロッドは特別料金になるなど移動時のメリットがない、現在ではフェルール(継ぎ)のブランクスの精度も高く1ピースと比べて遜色などありません。ソリッドティップはティップが繊細に作られている為、よりティップを折る可能性が高いので1ピースはデメリットしかありません。

というか何故バスロッドは1ピースはバスロッドが多いのでしょうか?

カーボンソリッドティプは特殊なの?

ゾディアスのタフテックαもDYSのスーパーファインソリッドティップもメーカー独自の名前をつけていますが特殊なカーボンソリッドではないと思います、つまり両機種ともカーボンソリッドティプの優劣はなくガイドなどのセッティングで調子が味付けがされているにすぎない、比べてみればDASの方が少し張りがあるような気がします。

最後に

今回紹介したソリッドティプのバスロッド、穂先が繊細な為、魚を掛けてロッドを立てすぎると穂先が折れます、これは、ハイエンドモデルは折れないだかとかエントリーモデルだから折れるとは関係なく普通にロッドを扱う際に、してはいけないロッドの扱い方です。

大きな魚を掛けて垂直に立てたりすればロッドは折れます メーカーの責任ではないのです。

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