こんにちは釣具マニアです。
居酒屋さんで酒を飲んでる時にちょっと盛り上がってしまった話をしたいとお思います。
最近釣りにはまって、いろんな釣に手を出し始めたF氏。
釣り道具を買うたびに嫁さんの冷たい視線にさらされるのが今の悩みみたい。
当然ながら宴席での話は釣りに使う小遣いを、どのように効率的に使うかの話が中心となるのですが・・・・
「釣具マニア~この前なリール買ったんだけどさ、嬉しくてリールのハンドルをクルクル回していたら嫁に見つかって、あんた、それ何!て言われて、正座よ!俺」
「はあ・・・なるほどね」
「それでね、自分は家事とか子供の面倒みて何も好きな事してないのにとか、冷蔵庫買い換えなきゃいけないのにとか、言う訳よ」
「よくあるやつね」
「それでさ、小遣い減らすとかまで言われちゃって・・・・」
「しょうがない、ひっそりと生きていけよ」
「人事だと思いやがって!」
「そういえば管理釣り場でトラウト釣りたいとか言ってたな、まあ、それも儚い夢と消えるか」
「誰が諦めるか、俺にはヘソクリ君があるんだ!」
「よくあるやつね」
「更に他の釣もやりたいのだ、俺の新たなるビックステージを目指して」
「頑張れ、頑張れ」
「そこでだ、どうすればいい?」
「何がよ」
「だから、何で俺の新たなるステージに君がプレゼンなるものをしないのかと」
「お前のステージにプレゼンできるものは無い」
「ないのか、本当に無いのか、いいんだな、お前のあの事をバラしても」
「・・・・あります!凄く良い提案があります」
「話してみたまえ釣具マニア君!聞いてあげよう」
形勢が逆転してしまいました・・・
「アジングなんていかがでしょう?」
「聞いたことがあるぞ、面白いか?」
「実に楽しいです、しかも貴方様の管理釣り場で使うロッドと共通化することが可能です」
「なんだと!まさにタイムリーな! 俺の望むナイスな提案であるぞよ」
F氏、さらに酔っ払って赤くなった顔に欲望の色をたたえ、脂ぎった顔をギラギラとさせながら酒とドブが入り混じったような臭い息吹きかかけます。
「ところで少しお値段がはるほうがいいのかなと思いますが?」
「何だ!安物使いが高いロッドを買えだと」
完全に上から目線になっています・・・
「いえいえ、あの~感度が無いと少し・・・結局は共有ということを考えますと安い買い物では無いかと・・・」
「では有体に申せ」
「いくつか候補がありますが、少しお調べしたてからご報告をさせていただきます。」
「一両日には決めてまいれ」
「はは~」
・・・いつか地獄に落とす。
アジングロッドと管理釣り場のロッドはブランクの細さ、長さがなどの外見が似ているので同じようなアクションのように思えるかも知れません、しかし、管理釣り場用のロッドはスローテーパー寄り、一言で言えば柔らかく作られていて、それに比べて最近のアジングはフォールを伴う縦の釣りが多くロッドは感度を優先した先調子気味の張りがあるロッドが主流となりつつあり両者を比べるとフィーリングは別のロッド。
数年前は似ていました。
アジングのフォールに特化したロッドは近年のメソッド、スタンダードは昔ながらの横の釣り
共有化するなら横と縦どちらを選べば良い?
管理釣り場と共用なら横の釣りが得意なアジングロッドがおすすめ、アクションが似ています。
横の釣りは釣れる?
もちろん釣れます、 釣れなければ横の釣りのロッドは作りませんし、釣り方としては横の釣りの方が易しい対して 縦の釣りは近距離中心の障害物狙い、数は釣れますがアジの大きさは小さ
縦の釣りはできるの
もちろんできます、横の釣りに寄ってるだけ
価格的は高いの
フォールが中心の縦の釣りのロッドは感度をあげる為、最新の素材が使われ、必然的にロッド価格が高くなるが、それに比べて横の釣りは乗せ優先となる為、高いカーボン素材を使わなくても良いロッドは作れる
激安でも大丈夫?
アジングロッドはあまり安いロッドは選べない、横の釣りでも、ある程度の感度が必要で安物は軽いジグ単がどこら辺の水深にあるのがわからいし、アタリが有るかさえも分からない。
管理釣り場での使い心地は
アジングロッドの方が多く売れるのが現状、必然的にエリアロッドよりメーカーは力を入れているのでコストパホーマンスの良いロッドが多数存在する、エリアにおいてもコストパホーマンスの高さが感度、掛け易さ、水深の把握、ロッドの振りぬきの良さとして顕在化する。
具体的にはどんなロッド
エリアはスプーン中心、アジングはジグ単中心の横の釣りと考えれば必然的にアクションはウルトラライトかスーパーウルトラライトが共有化できる。
大手メーカーからしか選べない
高級ロッドか激安品の2極化してるため横の釣りで共有化できるのはミドルクラス以上の大手メーカばかり。
長さは
管理釣り場のレギュレーションを考えれば6f半から7fまで、アジングロットとしては近距離、中距離まで探れるスタンダードな長さ
ダイワ、シマノ、ジャッカルが狙い目
シマノ ソレアSSアジング S610SUL-S
バネのようなブランク、細くてもしなやかな筋肉で粘りと強さがあるロッド、価格より1クラス上のブランク、引いて釣る横の釣りのエキスパート。
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ダイワ 月下美人 AJING71UL-S
どちらかと言うと少し先調子寄りのロッド、それでもソリッドティプのせいかロッドが勝手に乗せてくれる何でもロッド
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ジャッカル ライトゲームモデル BRS-64UL
ジャッカルのロッドは品質管理が確りしていて、アクションに癖が無く投げやすく、尖がた所がないロッドばかり、このロッドもユーザー目線で作られており何にでも対応できる懐の深いロッド、64ULにバットパワーをあげて、長くなった68UL+も 合わせてお勧めします。
アジングロッドを管理釣り場で使って思うこと
今も昔も変わりませんがメーカーは○○専用をうたい文句に専用ロッドを発売していますが。実際共有できると思えるロッドは多く、代用できるパターンは多く存在します。
もちろん専用ロッドの方が使い安いのは確かなのですが、ある特定条件化では専門外のロッドが効果を発揮して、驚くべき釣果をたたき出したりします。またこの事実を元に専門外のロッドを使ったメソッドが流行るとこれが、専門ロッドとなったりするので釣りは面白いです。
釣りは決め付けない方が釣果をたたき出しやすい事が多く、競争の無い世界になるので、今ご自分のお持ちのロッドで色々と工夫されてはいかがでしょうか。
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