ラパラ ラピノヴァ エックス PEライン

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
タックルをバランスを考える上で
捻出できる予算額から
ロッド、リール、ルアー、ラインを
適切な予算配分でタックルを購入するのは中々至難の業である。
自然を相手にする釣りでは普遍の条件などない、
釣り方の好み、地域、季節・・・etc
と様々なファクターで選ぶタックルが変わるからだ。
それでも、昔からすると、ラインに対して
予算配分の比重が多くなってきた来たことは否めません。
特にPEラインを一度味わってしまうと
高額なのが分かっても、もう手放せないのであります。
PEラインはポリエチレン繊維を縒たものですが
引っ張り強度が強く、その為
細くて強いラインができます。
それ以外にもPEラインのメリットは多いのですが
唯一デメリットはコシが無いこと
ガイドなど巻きつき、ライントラブルからのリカバリーが難しく
向かい風などのラインが大きく膨らむ状況下では
ライン捌きには非常に注意を払います。
その欠点をカバーすべく
PEラインにコシを付加したものが
バークレイのファイアーラインと呼ばれるコーティングライン
PEラインに適度な硬さをつけることで
ラインのトラブルをなくすことに成功したこのラインは
コーティングラインと言う新しい分野を作ってしまいました。
最大の欠点は値段が高い事
それでも値段をかけた以上のメリットを享受できるので
予算がラインよりに傾いたとしても
泣く泣く財布の紐を開いちゃうのであります。
値段が高いのにはもう一つ
超高分子ポリエチレンの存在
より分子量の密度を濃くする事で
同じ引張り強度でもラインを細くすることが出来る新製法が
ダイニーマ。
このダイニーマにコーティングしたのですから
値段が高いのも致し方ないのですが・・・
何とかなんないの~~と思うのが釣りバカの人情でもあります。
最近では多くのコーティングラインを見かけますが
やはり値段が高いのが玉に瑕
そんな中登場したのが
Rapala(ラパラ) ラピノヴァ・エックスです。
これダイニーマにコーティングした
正真正銘のガチンコ!コーティングライン。
特徴は値段が・・・・
安いことです!!
安いから・・・もしかしたら
何か問題があるのでは?
との心配があるのでしたら、ご安心を😃
コーティングにより根ズレにも強く、
顕著な糸よれなどのトラブルもなく一日安心して使えます。
ラインの張りはファイアーラインよりマイルドですが
この柔らかさは良いバランスなのであります。
某コーティングラインのようにすぐコーティングが剥がれる事もなく
耐久性も十分高いですから
値段の安さを考えると最強なのであります。
同社のチタニウムブレイドが廃盤に追いやる勢いのラインですが
ここまで安くなる背景には新製法ライン
ウルトラダイニーマの存在があるからかもしれません。
より新しい技術の存在は
ダイニーマを汎用ラインに引き下げたのではないかと
考える次第ではありますが
このRapala(ラパラ) ラピノヴァ・エックスは
釣具マニアにとっては十分すぎるほど高いスペックなのですから
ありがたく使わしていただこうと思うのであります。

お買い得品 1.0号

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