こんにちは釣具マニアです。
寒いですね~
寒さで釣りを敬遠する釣り人が多く
この時期、船宿さんは閑古鳥が鳴いています。
でも釣りマニアは寒さなど関係有りません!
寒さなんて防寒対策さえ確りとしていれば何ほどの事もないはず・・・。
この前の事です
ヤリイカ釣りに行ってまいりました。
船宿のレジに行くと。
「今日は何を釣りますか?」
「ヤリイカ」
「仕掛け等、何かございますか?」
「あ~別にないです~」
「そうですか、じゃあ●●●円になります」
「ところで今日は混んでますか?」
「はあ~この時期は寒いですからね
こんな日に来るのは釣具マニアさんのような物好きしかいませんよ~
暖かくなれば込み合いますがね
今は広々として、お祭りしませんから逆に言えばお得ですよ」
「なにか釣りバカといわれてるような気が・・・」
「そんなことありませんよ!頑張ってください」
何か納得できない店主の言葉を振り切り
ヤリイカの船に乗り込む。
座席を確保して投入機を点検してると・・・
「あの~」
「はい、なんでしょう?」
「私、今日始めてなんですよ」
「ああそうなんですか?」
「シロギスの船に乗り込みたかったんですけど
私一人しかいないので船出せないそうで・・・
それでヤリイカの船に乗ったんですけど」
「シロギスからヤリイカに変更ですか?」
随分と極端に釣り物の変更だな・・・
「ええ、仕掛けとオモリ買って電動リールと竿の一式レンタルです
まあ、隣りに座ったのも縁というもの
ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします」
「ははは・・・・ご指導ですか
まあ、私の腕も初心者に毛が生えたようなものですから」
「いえいえ、そのようなご謙遜を
手前が拝見させていただいたところですが
かなりの腕と推察いたしました。」
「はあ・・・💧」
何か大変な不吉な予感がしてきた・・・。
洲崎沖に到着
船長の合図と共に仕掛けを投入。
仕掛けを落としていると
「どりゃ!!」
目の前にオモリが着水した飛まつが・・・。
「あ~あの~~ドンだけ斜めに投入してるんすか・・・」
「ああ私としたことがすいません
真正面に投げたつもりなのですが貴方様の方まで反れてしまいましたか?
この不始末はどのように償えばと・・・」
「いいです、いいです
このままだと祭りますからまず、仕掛けを回収してください」
「ははっ、適切なご指示ありがとうございます、それでは」
と、仕掛けを巻き上げ始めます。
「・・・・・💧」
不吉な気分をかなぐり捨てて
その後
釣具マニアといいますと
着底直後のアタリを期待して穂先の反応を見ますが
ない・・・・
30m巻き上げて再度落とすと
竿先がフット戻りような反応がありました。
合わせてみると
ズシッと重みが。暫く待ってると・・・
今度は穂先に明確な反応が更に重量が増えてズッシリとしたところで
巻き上げてみます。
むむ最初からヤリイカの3連です。
幸先がよろしい。
「もしもし」
また隣りの人です😵
「私にもアタリがあるかと待ってるのですが
まったくアタリがないように見受けられるのですが
どのようなアタリがあるのですかな」
「そうですね~もたれたり、穂先が戻ったりとかですかね~」
「う~むそうですか」
「レンタルの竿だと厳しいかも知れませんね」
「どのような竿がよろしいのでしょうか」
「9:1か8:2の先調子
掛ける時は先調子でイカが乗ても穂持ちに粘りがあって折れない竿ですかね」
「折れるんですか?」
「折れますよ」
「そうですか・・・」
凄く悪い予感がします・・・。
しばらくして
「あの~先ほどからアタリが出るのですが
イカが乗らないんでようなんで少し見てもらえますか」
「えっ!ああ、いいですよ・・・・」
隣りの人が竿の穂先を真剣に見ております。
「来た!!」
「・・・・💧」
「あれ??また乗りませんでしたよ
先ほどから、これなんですよ」
「・・・それ
ただ船の揺れで張ってたラインが緩んで
穂先戻っただけなんだよね」
「ええっ、違うんですか」
「ええ⤵」
「あっ!もたれましたよ」
「根がかりです」
「ズシリと重いです」
「根がかりだから」
「電動リール レバーオン!」
「まて、まて!!」
「へっ??」
「根がかりという言葉聞こえなかった?」
「イカががり?」
「・・・・・😖底に引っかかっちゃったの分かります?
ドゥーユーアンダースタンド?」
「ノープロブレム」
「イカ竿は良く折れるんですよ気を付けてください・・・」
こんな調子ですっかりリズムが狂てしまいましたが又しばらくすると・・・
「あれ?」
関らない、関わらないと・・・
「重いですよ」
知らない、知らない・・・
「レバーオン!
ああ!もしかしたら乗ってるかも知れません!!」
無視、無視・・・。
「ああ、来た来たイカだ!イカだ~イカ、イカ」
うるさいな~もう・・・。
「ドリャ~」
「ウワッ!!」
隣りの人、慌てたのかイカが掛かってる
スッテが十分手元に来る前に
大きく手繰って放り投げると
空中で「の」描くように回転させるじゃ有りませんか!
足がぶちきれたイカが釣具マニアの方に飛んできます。
べチョ!!
「ああ良かった、海に落ちなくて」
「ちゅちょっと、ロデオじゃないんですから
振り回さないでくださいよ!!」
「すいません、今度から気お付けます~」
飛んだ厄日である
その後隣の方も何杯かイカを追加されたようです・・・
釣り上げたイカを見つめてご機嫌なご様子。
「これがヤリイカか~
今日は刺身で一杯といくか
ねえ、ヤリイカ刺身で食べると美味しいですよね」
と自分が釣り上げた
ヤリイカを釣具マニアの方に突き出します。
「そうですね、釣りたてのヤリイカは
一人で何杯もペロリと食べてしまうほど美味いですよ」
「そうか~シロギスじゃなくて正解だったかもしれないな~
私、ヤリイカに嵌ったな~専用の道具買い込むか~」
「そうですか、釣り道具屋さんで1式買ってください」
「電動リールと竿は何がいいですか?
「まあ予算もありますから」
「なるたけ安くていいものがいいんですよ
お勧めなんか教えていただけるとありがたいです」
「まあ、素人の私より釣り道具屋さんで聞いたほうが・・・」
「そう言わず」
「じゃあ、リールはシマノのプレイス3000なんかで~」
「ほうほう、プレイス3000」
「竿はどんなのがありますか?」
「電動リールと違って選択肢が多いのですが
貴方のような方はシマノベイゲーム ヤリイカがお勧めです」
「ベイゲームですか?」
ええ8:2調子なんですか
グラスソリッド穂先で目に出るアタリが非常に良く出ます
掛ける穂もちを持ちでありながら
穂持ちにねばりがあるので折れにくい竿です。」
安物のヤリイカ竿は穂先から穂持ちの作りが安普請
中期的に考えればこのクラスをチョイスしておけば
後々の不満はないと思いますよ。
値段はそこそこですが
中級クラスとしては軽いですし
安くてココまで作りこんだな見たいな竿です。」
「どんな名前の竿ですか」
「その名はベイゲーム」
「ベイゲームじゃなくてもベイゲーム」
「・・・・」
シマノは大手メーカーですが値段を考えても
ベイゲームはコストパホーマンスが良いシーリーズが多い。
性能はバッタ物、大手のエントリークラス比べると
大きな垣根を越えたような
1段ステップアップ性能差を感じる事でしょう。
ベイゲーム ヤリイカ先調子も同じく
ステップアップしたような感じで
暫く使い込んでも後悔しない作りとなっています。
ベイゲームXヤリイカ Amazonはこちら
シマノ ベイゲームXヤリイカ Yahooショッピングはこちら
コメント